リンディ艦長の足の痺れがようやく取れた。
そのことにクロノさんもほっとしていたに違いない。
そして話し合いが始まる。
まず事の発端であるユーノ君がジェルシードを地球に21個落とし、その回収に一人で現地に赴いたと
「そして封印に失敗し、さらにジェルシードにフェレットにされるなんて尽いてないよな?挙句の果てに運動神経がマイナス方向に振り切ってるなのはちゃん巻き込むんだもんなぁ~。よかったなここが裁判所じゃなくて、有罪確定だぜ?」
「違うからね!?僕はジェルシードに願った訳じゃなくて魔法でフェレットになったんだからね!!っていうか銀次も僕が人間に戻るところ見ていたじゃないか!!!」
「運動神経がマイナスになんて振り切ってないの!ちょっと苦手なだけなの・・・それに確かに最初は巻き込まれたけど、今は私の意志でやっているの」
ユーノは息を荒げ銀次に突っ込みを入れ、なのはちゃんはなんだか分らんが何かを決意したみたいだ。そういえば昔から何故か良い子ちゃんに拘っている変わった子だと思ったが・・・ま、所詮は他人の家の子だ。俺には関係ねーな
「まぁーユーノの言い分は良いとして、なのはちゃんはそれで怪我しちゃったら大変なんじゃねーの?ねぇ恭也さん」
「そうだな、まぁーもし何かあったら、その場合はユーノの命と原因にはキッチリけじめを・・・・まて、そういえばなのはがユーノをつれて来たとき額に傷跡があったな。あの時は転んだと言っていたが、詳しく聞こうか!!!」
ゾクゾク!!!なんだ?今背筋に急激な悪寒が走ったぞ?
「そ、それはジュエルシードとは関係ないの!!封印し終わって飛んで帰ろうとしたら、何故かなのはに石が飛んできたの。だからユーノ君を苛めないでお兄ちゃん」
なのはちゃんの涙目上目遣い
「うっ!?わかった今回はなのはに免じて許してやる」
妹の頼みでユーノの命は無事繋がることができた。
「っほ」
「所で銀次おまえは何故震えてるんだ?」
「いやぁーそういえば俺あの日外に出て、とある能力を身に着けた後に石を空に投げたんだよね。なんかその後聞き覚えのある声が聞こえたんだけど、何か・・ってあぶねぇ何しやがる恭也さん」
話している途中でこの人小太刀で切りかかってきやがった!!一体全体どういうことだってばよ!?
ってなぜか場の空気がかなり下がっている。
しかも、俺の後ろに居たフェイト、アリシア、プレシア、リサ、すずか、アリサ、アルフについでのはやてなんか既に遠くに離れてみんなあちゃーって顔しているし
「さて、銀次覚悟は出きているな?人の妹に傷を付けたんだ五体満足で居られると思うなよ?」
やばい恭也さん目がマジだ
そんな中一人の世紀末な服装のクロノさんが前に一歩出た
「二人とも艦長室では無く模擬戦室でやれ」
この野郎余計な事言いやがって!!!俺が生きてたら帰ったら絶対に鉄山靠してやる
そんなことを考えていたら俺と恭也さんは光に包まれていた。
デバイスを向けているのがクロノさんなので犯人であることは確定である。
「この野郎余計な事しやがって絶対に鉄山靠してやるーーーーーーー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、現状だ。
俺の正面には現代に甦った忍者のような剣士が居る。
鋼のシスコン番長こと”高町恭也”さんだ
普段だったら俺と恭也さんの実力はどっこいどっこい何だが・・・今日に限っては非常にまずい。
剣士は守る者が居れば強い
そして
じゃあ俺はというと念能力を使えば身体能力だけは互角に持ち込めるかもしれないが・・・あの神速っていう訳の分らない奥義を使われたらと思うと震えが止まらない。
「ハァァァ」
恭也さんの気合の入りまくった剣筋が・・・・って首狙いかよ!?
「ぬぉぉぉぉぉ」
俺はそれを上体を逸らし何とか避けるも前髪がはらりと切られていた。
「もらったぁーーーーー」
そして、もう一方の小太刀が振り落とされる。
「やらせはしなぃぃぃぃ」
俺は小太刀が体に触れた瞬間に体を横に回転させて避ける。
そしてそのままの勢いで胴回し回転蹴りを放つ
死角から美しい弧を描いた俺の踵が恭也さんの顔面に当たる・・・・・ことはなかった
「無駄だ」
一瞬にして影も形も無くなり、俺から少し離れた場所に恭也さんはいた
「もはや神速というより瞬間移動じゃねーか」
マジで愚痴の一つも零したいぜ。
こっちははなっから念能力を使っているのに動きなんて影ぐらいしか見ない。
大して向こうはまだまだ余裕がある
さて・・・どうしたものか?
死に際の集中力も発動させて過去の出来事を思い出す。
後の先を取る?・・・んな事やったら俺の首が飛んじまうわ!考えるな感じるんだ?・・・斬られて死んじまうわ!!見えないものを見ようとする?・・・速すぎて見えないのに何をって・・・あった一つだけ方法が、しかし間に合うのか?違うな出きなかったら俺に未来は無い。
「やるしかないなら・・・・やるしかない」
両手の平にオーラを集める。
イメージするのは妖怪仕置人の渡辺威狩
開け、開け、開けぇぇぇぇ
「何をしているのか知らんが無駄だ。」
恭也さんが殺気っと共に切りかかった瞬間だった。
今までほとんど見えない動きが俺には止まって見えるようになった。
右の小太刀で首を狙い、左の小太刀は脇腹を切りつける動き
俺はそれを生身の腕で受け止めた。
「なっ!!!あの速度を止めるとはやるじゃないか・・・・」
恭也さんが驚いたのは一瞬だったがすぐにまた離れた。
「言っておくけど恭也さん・・・今の俺はさっきまでの俺より16倍強いぜ」
今まで散々ボコられたんだ。たっぷり仕返ししてやるぜ。
「ほぅそれは面白い冗談だ」
不適に笑う俺を見て恭也さんもまた目をギラギラと輝かせた。