あけましておめでとうございます。
こんな駄文でよければこれからもよろしくお願いします。
その日八神はやてはそわそわしていた。
初めて出来た友達に自分の誕生日を祝って貰うために、それとなくそして大胆に告知した。
~回想~
「なぁ~銀次君。私明日は誕生日やねん。だから・・・私の事を崇め奉って祝って欲しいやけど」
ぐっふっふ美少女はやてちゃんの上目遣い+涙目のコンボやでぇ~お馬鹿の銀次君を釣るなんて朝飯前やぁ!
内心では腹黒な事を考えていた。
それに大して銀次ははやてを一瞥して、ため息を吐いて答えた。
「明日は・・・予定がなんも無いから良いよ。面倒だけど」
その一言ははやてに取ってかなり複雑であった。
回想終了
なんや思い出したらムカムカしてきた。なんで誕生日の私がため息つかれなあかんねん。
しかもなんで私は銀次に君なんて付けてるんや!?呼びすてでええやん。
思っている事とは別に料理を作り始めるはやてであった。
時刻は17時を過ぎた頃だった。
はやては目の前にある大量の料理を見て、正気に戻った。
そして、自身の才能に喜びと恐怖を抱く。
無論料理はプロ顔負けの出来であるが、それとは別に冷蔵庫の中身は綺麗さっぱり無いからである。
「まぁ~作ってしまった物はしゃ~ないし・・・銀次君が全部食べてくれるやろ・・・ってまた銀次に君って付けてもうた。」
そんなときにピンポーンとインターホンが鳴った
はやては玄関に向かいドアを開ける。
「遅いで・・・ぎん・・じ・・・くん?えっと自分なにしてんねん?」
そこには首根っこを捕まれ暴れる二匹の猫と服がボロボロで顔が若干赤く蒸気している何故か色っぽい銀次がいた。
「うぃーーやべえぞーこの猫変身してんぜー」
「やばいのは銀次君の方や!!!なんや酔っ払っているんか?っていうか小学生の分際で飲んじゃああかんやろー」
はやての叫びに二匹の猫もさらににゃーにゃー叫び激しく抵抗をする。
しかし、猫がどんなに暴れても銀次は平然としており、業を煮やした猫は銀次の腕を爪で引っかく
「あぁん、痛えじゃねえか」
「にゃにゃあああああああああ」
哀れ猫の爪は銀次の腕を引っかく事は出来たが、その代償は大きく爪が剥がれてしまった。
「まぁーなんでもいいやはやてはやく中入ろうぜ。」
「うぇい!!せ、せやなこっちやで」
「あぁんお邪魔しやっす~」
こうして八神はやての誕生日パーティーは始まった。
五時間後そこにはもはや(大量の料理)何もなかった。
ただ、リビングに酔いつぶれてるはやてと二匹の猫・・・元い二人の大人リーゼロッテとリーゼアリアと銀次が居た。
そのそばには翠屋のシュークリームが転がっていた。
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おまけ
銀次が酔っ払っていた理由
前日にはやてから誕生日をすると聞き、翠屋に向かい桃子さんにシュークリームを頼んだ。
そのとき桃子さんに悪魔的な悪戯心が芽生える。
「銀次君・・・この服を着てくれたら良いわよ」
そう言って取り出されたのはフリルが大量に着いたメイド服
「なんで?」
「かわいいのが悪いと桃子さん思います。」
無論美人に弱い銀次が目をキラキラさせる桃子の頼みを断る事はせず、さっさと着替えに行った。
銀次が戻ってきたときカウンターには桃子の姿は無く、何かをやり遂げた美由紀の姿があった。
「あれ、桃子さんは?」
「うん?ちょっと用事があるって言ってたよ。それにしても銀君メイド姿もかわいいねぇー」
「でしょ!?でしょ!?めっちゃファンキーじゃない!?」
「いやいやモンキーでしょ」
「いや~ベイベでしょ~って邪魔しちゃ悪いからもう帰るね」
「うん、また来てね。」
銀次が翠屋を出てから5分後、厨房では顔を真っ赤にして倒れている桃子と士郎が発見された。
二人のそばにはシュークリームとアルコール度数96%を誇るスピリタスが空っぽの状態で転がっていた。