あ~良く寝たー。
なんやお酒ってあんなに気持ち良く眠れる物なんやなー。
はっはっは誕生日だったから、はやてちゃんもはっちゃけちゃったんやな。
だって、目が覚めたら黒いパッツンパッツンの薄着でピンクと金と赤て銀の四人が私に膝立で頭を下げている。
・・・その後ろには逆さに釣るされてる銀次とアリアとロッテ
うーん、どうやら幻覚が見えてるようやな!
「お目覚めになられましたか主。我ら闇の書の守護騎士ヴォルケンリッターが来たからにはもう安心です。この不届き者の不法侵入者を直ちに排除します。」
そう言うと、ピンクはどこからか炎を纏った剣を取り出して銀次に向ける。
「恨むなら自分を恨むんだな。」
私が止めるまもなくピンクはそれだけ言うと銀次を切ってしまった。
ピンク髪もといシグナムは困惑した。
回避された訳でも、防がれ訳でも無い。
渾身の一撃を叩き込み、ずしりと手応えもあるのに関わらず、切られた当の本人は今だにすやすやと寝息立てている。
「なんて頑丈な奴だ。ならばヴィータ」
「任せろシグナム。今すぐアイゼンの頑固な汚れにしてやる」
赤髪のもとい少女ヴィータはどこからかゲートボールに使われるようなハンマー取り出す。
「ちょっ!!ちょっとまってぇ~な。」
さすがにそれを見てまずいと思ったはやては急いで止めるも、振るわれたハンマーは銀次の顔面目掛けて振るわれた。
「あぶねーじゃん」
パリンと何かが割れる音と銀次の声が聞こえたのは同時だった。
シグナム達は目を疑った。
鉄槌の騎士ヴィータの一撃を片手で止めている。
目の前の銀次に魔力を使った形跡は一切無い。
ならば、答えは一つ
生身の体で岩をおも壊す一撃を止めたのだ。
その事実に気が付くとシグナムは獰猛に笑い、銀次に剣を振り落とす。
「やめい言うってんのが聞こえないんかぁ~!!」
はやての声が響き渡り、シグナムは振り落とす剣を止めるも、一瞬遅く銀次の頭に直撃した。
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その後は守護騎士全員2時間ほどはやてによる説教が続いた。
「まぁ~みんな反省したから銀次君許したってくれへんか?シグナムとヴィータも謝罪しなさい」
「む・・・すまない」
「・・・悪かったな」
シグナムとヴィータは銀次に謝罪するもその顔は不満たらたらであった。
「まー次からは気を付ければ良いんじゃね?」
「な、何言ってんねん!?銀次君シグナムに斬られて、ヴィータにハンマーで殴られたんやで!?私が言うのもアレやけどもっと怒ってもええんやで」
「っつってもなぁ~。別段怪我も何にも無いし問題ないっしょ?」
「いやいや、自分十分偉い事になってるで・・・」
はやての言葉道理に銀次の体には未来シグナムにより袈裟切りにされた痕と今回シグナムに逆袈裟に斬られたため、×字の痕がくっきり残っているのだ。
「まぁ~死んで無いから問題無し!!!はいこの件は終了じゃあ俺はそろそろ帰るぜ。」
「そのボロボロのシャツ着て帰るんか?リスティ警部呼ぶ?」
はやてがうきうきしながらスマホを握ると銀次はげんなりしながら答えた。
「いや、それは勘弁して欲しい・・・あ、そうだはやてなんかTシャツない?」
「Tシャツ位ならあるけど、女物のしかないで?」
「うん?問題ないべ。おそらく身長は俺の方が低いし、かわいいし、やせてるし、あとかわいいし」
「ちょお待とうか?自分今なんでかわいいって二回言ったんや?なんや重要な事やから二回言ったんか?あんまり調子乗ってるとしばくで?」
銀次の発言に自称超絶美少女はやてはしずかにキレる。
「主はやてなら私にお任せを」
銀次をぶちのめすチャンスだと思いシグナムは進言するも
「シグナムは黙ってて」
年齢9歳の少女とは思えない低い声により、シグナム驚き黙ってしまった。
「ええやろう、そこまで言うならまたびっくりさせたる!!女子力高いはやてちゃんなめんなよ」
はやてはそれだけ言うと財布を手に取る。
「で、どこに向かうんだ?」
「商店街や」
はやてと銀次は商店街に旅立つ。
黒いピッチピチの守護騎士を共に連れて・・・・
次回予告
事件が終わっても少女達の戦いは終わってはいなかった。
不屈の心を胸に秘め、気になるあの子に
リリカルマジカル高町なのはがんばります。
理想の世界を守るためなら、修羅になるのも厭わない!!
拳闘少女フィジカルフェイトがんばります。