倒れた銀次の背に足を乗せ鼻息を荒くするヴィータ。
その光景を唖然と見つめる岸本
そして、その光景を一心不乱にスマホで取り続けるはやて
「よくやったで、ヴィータ・・・それにしてもまさか銀次君を倒せるなんてほんまこの幼女強かったんやな?」
「おう、一対一の戦いに置いてベルカの騎士に負けはないぜ」
そう答えるヴィータだが、やはり主にほめられるのはうれしいらしく顔がニヤけていた。
「そうだな、私も将としてうれしく思うぞ」
そこで、しゃしゃり出るシグナム
しかし、それを温度を感じさせない瞳ではやてはシグナムを見た。
「何言ってんねん。自分銀次君起こす事も出来ひんかったやろ?そんな者を将とは呼べへんやん。せやからシグナムは今日から烈火の騎士やで」
「「な、なんだと(ですって)!?」」
はやての言葉にそれまで黙っていたシャマルとザフィーラは驚く
シグナムはその言葉に一瞬で呆然自失になった。
「手な訳で今日からヴィータは鉄槌の将やで、頼めるか?」
「任せろはやて!!!あたしがこの身に変えても絶対に守ってやるからな。」
「んっふっふ。じゃあ任せたで~、じゃああとはツイッターで・・・」
そういうとはやては先ほど撮った写メをアップし、一言つぶやいた。
『銀次敗北なぅ』
その結果世界中からとんでもない奴らが海鳴市に終結することになるとは夢にも思わなかったはやてであった。
☆
「た、大変よ。すずかとなのはこれ見て」
「どうしたのアリサちゃん?」
「銀次のバカが赤毛の幼女に負けた画像がツイッターで流れているのよ」
「な、なんで一体どういうことなの?」
「私にもわからないわ。でも、画像を上げた仔狸のコメントに銀次敗北なぅって書いてあるから何かしら巻き込まれた可能性はあるわね。時間も10分前で・・ってこれスーパーの近くじゃない行ってみましょうすずか」
「待ってアリサちゃんいく前にフェイトちゃんも呼ぼうよ。もしこの画像が真実ならかなり危険なの」
「そうね。あの娘がいれば安心ね。」
アリサは納得したのか首を振る。
しかし、すずかは首を横に振る。
「あの娘はまだ家の子猫に対して行った事を謝って無いからやだ」
非殺傷設定だかなんだか知らないけど魔法を子猫にぶつけた件はまだ許してないすずかであった。
そして、その言葉にそういえばそうだったと思い出すアリサ
「じゃあ、その件もこのさい謝らせてやるの。」
なのははそういうと鼻息を荒くして、両手をぐっと握る。
どうやら本気のようだ。
☆
とある男がそれを見たのは偶然だった。
赤いおさげの幼女が地面にうつぶせに倒れている白髪の少女の上に足を乗っけている画像
ほんの少しだけ気になり調べたのがきっかけだった。
だが、いくら調べても赤いおさげの少女については”何も判らない”ということが判った。
大して地面に倒れいている白髪の少女だと思っていたら、実は少年だった。
この少年を調べたらなんと自分の知り合いの息子だと判明した。
男は娘がいることは知っていたが、息子が居るとは知らなかった。
だからこそ、男は知りたいと思った。
坂本ジュ李と坂本銀次
戦ったらどっちが勝つか?
男の胸に去来するのはかつて最強と呼ばれた化け物を倒すために自らが作り上げたもの
通称深道ランキング
男は口角を少しだけあげて、作戦を練る