はやてを救うために魔力蒐集を初めて六ヶ月が経過した。
と言っても、なのはちゃん、フェイト、ぷれしあのおかげでだいぶ・・・いや、かなり余裕があったみたいだから、実際はたいした事はしていないんだが・・・つっても、俺は両手が複雑骨折しているから強制入院させられて結局何もして居ない。屋上の話し合いが終わった後に何食わぬ顔で病院内歩いていたら普通に医者にとっ捕まれたんだけどな・・・
些細な出来事だ。うん
まぁそんな中でも入院中にリサがお見舞いに来てくれた。
「おお、リサ久しぶり~元気してた?」
「あなたは一体どこの坂本銀次ですか?」
どうやら俺は記憶から抹消されていたようだ・・・
「全く銀次が何ヶ月も家に帰らないから、とうとうアリシアの胃袋が我慢の限界超えて大変だったのよ。それにアルフがアリサの家に行ったきり帰ってこないし・・・ま、それはどうでも良いわね。」
「一体全体何が原因でそんなことになったのか激しく疑問なんだが・・・」
「端的に言えばフェイトがプレシアに46時中べったりしている光景は人として、姉として、かなりキツかったみたいよ。瓜二つだから余計にね」
「めんどくさいから一発拳骨でも落とせば」
「そしたら今度はアリシアに矛先が向いてね・・・その結果アリシアは胃に深刻なダメージを受けたのよ。」
悲しい事件だった
「まーアルフはアリサの家に居るんだろ?ペットの放し飼いは条例違反だった気がするが、まーアルフだし問題ないべ」
「そうね。私にそっくりなプリティでキュートでクールなあの子の家に居るんだから、何も問題は無いわね。」
近い未来俺とリサはその事を激しく後悔するのだったが、このときの俺達には知るすべもなかった。
「ところで、銀次はなんで入院している訳?」
「お前の目には両腕までがっちり固定されているギブスが見えないのか?複雑骨折しているからだよ。」
「それが何だって言うの?普通の人なら仕方が無いけど、坂本銀次にとっては複雑骨折程度言い訳にも為らないわよ何かあるんでしょ?」
「・・・実ははやてもここに入院しているんだ。」
「というと、闇の書事件ね。」
「俺は詳しい内容は見てないから、分からないがどうにかしたいと考えてる。」
「奇遇ね。私もはやてには借りがあるから手を貸してあげるわよ。それにそのためにデバイスマイスターの資格も手に入れた訳だしね。」
「さっすが天才様だ。頼りになるぜ」
「忘れたの?私はアリサ・ローウェルよ」
100万$の笑顔で語るアリサに不覚にもドキッとしたのは恋愛素人ゆえに仕方なし!!!
おまけ
アリサがお見舞いに来た次の日
涙目のなのはちゃんとユーノ君が俺の病室に来た。
「ふぇぇん、フェイトちゃんにまた負けっちゃったの。」
「なのはは良く戦ったよ。でも接近すればギャラクティカ・ファントム。離れるとギャラクティカ・マグナムと付け入る隙が全く無いしディバインシューターはすり抜けるしどうなっているんだい銀次?」
「そりゃまぁ、天才剣崎順が編み出した原理不明のスーパーブローだからなぁ~。アレ破ったのは後にも先にも高嶺竜児ただ一人だし・・・」
「「え!?アレ破ったの?どうやって?」」
「確か高嶺竜児の左のブーメラン・テリオスと剣崎順の右のマグナムが打つかってそれぞれの手がお釈迦になった後、右のウィニング・ザ・レインボーとファントムが打つかるんだが、ウィニング・ザ・レインボーが勝ったんだよ」
「よく分からないけど、フェイトちゃんに勝つにはテリオスとレインボーが使えれば勝てるんだよね?銀次君なのはにテリオスとレインボー教えてほしいの」
ふんすといきこんでいるところ悪いけど無理でしょ
「アレも原理不明だから無理。というか使えるのは高嶺竜児と大村竜童の二人だけだし・・・」
それを聞いた瞬間すごい勢いでツインテールが垂れ下がった。
なのはちゃんの感情と連動しているとでも言うのだろうか?
そう、思ったらがばっと顔を上げて涙目でにじり寄ってきた。
こりゃ恭也さんもシスコンに為るわけだ。
「じゃあフェイトちゃんに勝つためにどうすれば良いの銀次君」
聞いて来たからには答えてあげるのが世の情け!!!
「逃げられないように縛って砲撃でもしたら?」
「そっかバインドでグルグル巻きにすればすり抜ける事は出来ない!なのはこの方法ならきっとフェイトにも勝てるよ」
「じゃあ、さっそくフェイトちゃんに全力全壊の一撃ぶち込んでくるの!」
なのはちゃんとユーノはそれだけ言うと病室を飛び出していった。
翠屋のシュークリームの箱を持って・・・
「せめてお見舞いの品は置いて行って欲しかったなぁ~」
無いもの強請りはしょうがないから、寝るしかねぇ
数時間後、カーテンを閉め忘れたため起きてしまった。
なんでまぶしいか窓を見たら一目瞭然!満月の代わりに空中に巨大なピンクの球体があった。
「な、なんだアレ!?月からマイクロウェーブでも出てるのか?サテライトキャノンは確か青白い色だったような気がするけど?」
ボケにボケを重ねていたら、ピンクサテライトキャノンが下に向かって発射されたぁぁぁぁ
だが、そのとき不思議なことが起こった。
なんとピンクサテライトキャノンに向かって銀河を彷彿させる無数の隕石が・・・あ、対消滅した。
次の日なのはちゃんとフェイトが包帯ぐるぐる巻きで病院に搬送された。
そして何時地球に来たのか分からんがクロノさんとリンディさんがいきなり俺の寝ているところに来て説教し始めた。
眠くて適わないところにきたから「ああ~はいはい。そうですね~そうですね~」って流したら、二人揃ってフライング・ボディプレスしてきた。
使っているベットがぶっ壊れたんだが、俺の所為じゃないよ!!!だからナースさん財布から諭吉取っちゃだめーーーー