なのはちゃんが鼻歌交じりに洗濯物を庭で干し
リインがギター片手にアイドルを熱唱していたが・・・こいつ一体何を目指してるんだ?
とりあえず、ラジオ体操でもしながら俺は訝しんだ。
「ハァハァやっぱりアイドルは良いですね~なんていうか謎の中毒性がありますよねご主人様」
全身から汗を流し、赤く蒸気した肌は凄まじくエッチで官能的でたまんねぇーな!
「そうなんだよね~何でか分からないんだけどついつい口ずさんじゃうんだよね」
「そうそう、別に特段好きって訳では無いんですが、ふとした時に出ちゃう。それはまるで悔しい!でも感じちゃう!みたいな!」
眼を爛々と輝かせてリインは話してるけど、こいつ目に星があるんだけど?
まぁ夜天の書だからそれに纏わるなんか演出的な魔法か何かだよな?
「ちょっとリインが何を言っているのか良く分からない」
俺は訝しいんだ。
「あ、そうだなのはちゃんクロノさんに今連絡できる?」
「え?今!良いけど何があったの?」
「実は朝散歩していたら茶髪のイケメン管理局員に追いかけ回されたんだよ。理由がこんな朝から子供が外にいるのはおかしいって言われてね。で、俺は言ったのよ。いやいや、こんな見た目でもちゃんと大人ですよってね。でも、信じて貰えなかったんだ」
「(それはそうだよ。銀次君のその見た目で大人ってヴィータちゃんって前例が居ても説得力無いもん」
「そ、そうか。そうだよね。俺可愛い男の娘だもんね・・・説得力無いもんね。」
銀次は次回もしチャンスがあれば男の娘にだけはならないと胸に誓うのだった。
「まーその件はなのはに任せてご飯でも食べよ?」
「う~~~ん。ヨシそうしよう」
「今日はサラダ記念日ですね。ご主人様!!」
「リインお前失礼だぞ」
「てへ」
「もぉーちゃんとお母さんから料理は仕込まれてるから大丈夫だよリインさん」
と言いつつもなのははニコニコ笑いながら冷蔵庫を開けた。
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30分後
そこには勝ち誇った顔をしていたリインと照れ笑いをしながらも頭を掻いてるなのはと大量のビニール袋を持っている銀次が居た。
「いやぁ~銀次君ごめんね。最近スーパー行けて無かったから、もやししかなかったんだった。」
「いや、あの、ごめんね。なのはちゃん居候しているのにうちの馬鹿リインが勝手に冷蔵庫開けてたみたいで、本当にごめんね」
「ご主人様、その件についてはフェイトに許可は頂いておりますので問題ありまsっ痛いです。」
「お前フェイトの名前出せば許されると思うなよ!ほらなのはちゃんにちゃんと謝って」
「大丈夫だよ。銀次君・・・ほら、なのはと銀次君の仲じゃない」
なのはちゃんのやさしさに俺は涙が出そうになったが、ドヤ顔のリインはムカつくので後でお仕置きするとして、後ろの白髪の幼女が追いかけてきているんだが、どうしよう?
「・・・分かってますよ。ご主人様」
「さすが、俺のリインだな」
これぞ以心伝心
「ちゃんとハーゲンダッツも購入してます。」
「違うんだよなぁ~」
合わない呼吸
「あの、私を弟子にしてください」
そうこうしていたら白髪の幼女からトンでもない言葉が飛んできた。
俺とリインはミッドチルダに来たのが、つい最近だから恐らくなのはちゃんに言っているのだろう
しかし、あの運動音痴のなのはちゃんが戦い方を教える先生になっていたとは、男子三日会わざれば刮目して見よとは言うけど、凄くなったなぁ~
それにしても、何でこの幼女は俺の目を見て弟子にしてくれというんだろうか?
もしや照れて「私は坂本銀次さんあなたに言っているんです!」
「何で俺!?なのはちゃんでいいじゃん。俺が言うのもあれだけど、魔法を扱う戦闘に関しては天才だよ?」
「ご主人様私は?」
なのはちゃんを誉めたら、対抗心を燃やしてリインがハイハイ手を挙げながら抗議するが・・・
「お前は圧倒的な魔力量でのごり押ししか出来ないじゃん。」
リインは口を尖らせ不満顔である。
「ご主人様だって、鉄山靠鉄山靠言ってる割には唯のフィジカル馬鹿じゃないですか!」
「・・・一応俺は酔拳使えるからね。」
「本当の酔拳って実際は酔っぱらっている訳じゃなくて、そうゆう風に見せる拳法だよ」
「何を言ってるんだなのはちゃん?酔拳は酔ってこそだよ。ゆらりグラつきされど倒れずそれが酔いの極意だ」
「銀次君お酒は駄目だよ。」
「型と練習方法だけで良いなら問題ないべ」
「うん?まーそれなら良いかな」
「あの~酔拳って何ですか?」
当然の疑問であった。
「それは後で教えるとして君は誰だい?」
「申し遅れました。私はリンネ・ベルリネッタです」
なにやらえらい事になりそうだと銀次は訝しんだ。