一撃必殺を夢に見て   作:だめねこ

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第8話

俺は最近思い悩んでいた。

 

それというのも俺の放つ鉄山靠なんだが、震脚の破壊力をそのまま背中に乗せてぶち抜くだけ・・・

 

はっきり入ってただの力押しである。

 

今となってはコンクリートをぶち抜く位は拳や蹴りでも行える。

 

だからこそ思い至った。

 

違う!!!!そうじゃないだろう!!!!

 

本当の鉄山靠は爆発させるんだ。

 

ならば俺の鉄山靠はまだ始まっちゃいねぇ

 

だからこそ、今一体何が足りていないのか・・・足りない頭をフル回転させて考えた結果

 

俺はそれを知るため本屋(聖域)に赴いた。

 

なんか後ろでなのはちゃんとアリサとすずかが叫んでいるような声が聞こえたが俺に取っては些細なことだ。

 

そして、今現在俺は求めていたものと若干方向性が違うが結果的には似たような物を会得する方法を見つけた。

 

それは・・・”念能力”だ。

 

習得する方法二種類ある

 

一つは座禅を組み瞑想をし、長い時間を掛けて開花する方法

 

もう一つが念能力者に協力してもらい、オーラを流して開花する方法

 

しかし、俺に取っては一択のみである。

 

何故なら俺に念能力者の知り合いなど居ないっていうかこの世界に念能力者が居るのかすら知らない。

 

まぁアニメの世界だから探せば居るだろうけど・・・はっきり要ってそんな事をする気はさらさら無い。

 

なので俺は・・・せっかくだから座禅をする事にした。

 

場所は家の庭

 

いつもクレーターを作っているが、戻ってきたときには何故か綺麗さっぱりなくなっている坂本家の不思議な庭でただいまだるんだるんのブリーフを履いて座禅をすること・・・5秒

 

ぽつぽつと雨が降り出した。

 

その雨は次第に強くなり、俺の全身はびしょ濡れになった。

 

その時俺の頭脳にある言葉が蘇った。

 

世の中のある程度の事は気合で何とかなる。

 

チャック・ヤカンだっけ?そんなふざけた名前の筋肉達磨が言っていた。

 

ならば座禅など組んでいる場合じゃない!!!!

 

目をくわっと開けて、一気に立ち上がり叫ぶ

 

「そこの毛、ここの毛、あそこの毛、産毛なんかはいらん。あとは全身の毛の色素も無くなっても構わないし、親知らずに盲腸も捨ててやる。それとあるかどうかも分からないが魔力・霊力・神通力も消えちまえ!!!そんな訳で開きやがれ精孔-----起きやがれ念能力ぅぅぅぅぅどりょやあああああああ」

 

その瞬間俺の体のいたる所から尋常じゃないオーラ量がほとばしる。

 

「うおおおおおい全身から力が溢れる。最高に、最高に、ハイって奴だぜーーーー。ヒャッハー我慢出来ねぇー鉄山靠だーーーーー。」

 

 

それから俺はヒャッハーしていた。

 

あまりにも気分が良くて街中を駆け巡っていた。

 

途中なんかデッカイ毛玉みたいな変なのを見かけたので驚きのあまり本気の鉄山靠をしたら、毛玉は消えて青いひし形の石になってしまった。

 

一瞬頭がどうにかなりそうになったが、よくよく考えればモンスターを倒せばお宝を低確率で落とすのはRPGの基本

 

つまり、この毛玉はモンスターで青いひし形の石は宝物である。

 

そして倒したのは俺

 

つまり俺の物でおkだ。

 

そんなことを考えつつ俺はひし形の石をブリーフに突っ込んで家に帰ることにした。

 

家に帰るころにはオーラはだいぶ落ち着いていた。

 

やはり鉄山靠を全力で打つのはスカッとする。

 

そんな事を考えていると家の前には女刑事が張り込んでいた。

 

俺の格好は客観的に観て一言

 

「だるんだるんのブリーフにひし形の石のせいでもっこりしている見た目は9歳児中身は中二坂本銀次唯の変体です。本当にありがとうございました。って言い訳ご無用つかまればお先真っ暗、なるほどこれが究極のスリルか・・・・露出狂の気持ちがちょっぴり理解できたところで考えるんだ。どうすればいい?」

 

う~んと考える俺の視界にダンボールと石と自身を覆うオーラが見えた。

 

そこで俺は自身の精孔を気合で閉じて、女刑事が見ていない方向にダンボールを不自然な位置に置いてから、その方向に空に向かって石をブン投げた。

 

「あぐっ!!!!ふぇぇぇぇん痛いの~~~~~」

 

俺の投げた石は運が悪いことに女の子に当たったようだ。

 

その声が聞こえたのか女刑事は現場に猛ダッシュした。

 

その隙に俺は我が家に猛ダッシュ

 

家に入ったら扉を急いで閉めて任務完了

 

冷や汗が半端ないので今日は風呂場でラジオ体操をする事にした。

 

そして、風呂から出て飯代わりに仙豆を食って布団に入ってある事を疑問に感じた。

 

何で、空に向かって石を投げたのに女の子に当たったんだ?

 

その疑問が解けるのはしばらく後だった。

 

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