内惑星艦隊の奮闘   作:島田愛里寿

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お待たせしました!

今回は久々にISシリーズ登場キャラが出てきます!!

感想お待ちしております!!


第九十五話 地球での生活

地球に帰還した束らに連れられて、月村邸へ着いた管理局組とテスタロッサ親子だったがフェイトとティアナはこの世界における小さなスバルの姿に驚くことになった。

 

何せ二人が六課時代に同僚で今も親友の立場にいるスバル・ナカジマにそっくりだったからだ。

 

(なのはが助けた時のスバルより小さいな‥‥)

 

新暦71年10月にミッドで起きた空港火災で、なのははスバルを‥‥

 

そして自分はギンガを助けた。

 

その後、スバルが管理局の訓練校に入った志望動機はなのはみたいな魔導師になって困っている人を助けたいと言う理由からだった。

 

空港火災でなのはが助けたスバルより、今自分の目の前に居る昴は空港火災時になのはが助けたスバルよりも幼く感じた。

 

とは言え、いつまでも家の玄関に突っ立っているわけにもいかないので束は全員をリビングに案内した。

 

「お帰り!束姉さん!」

 

「おかえりなさい。皆さん」

 

「「!?」」

 

そこには帚と星奈が待っていたが、星奈の姿に二人は再び驚くことになった。

 

(えっ?この子‥‥)

 

(昴と同じく幼いけど‥‥)

 

(髪型が違うけど‥‥)

 

(目つきがちょっと違うけど雰囲気が‥‥)

 

((((なのは〈さん〉そっくり!!))))

 

管理局組は自分たちの知るエースと星奈の姿が昴同様重なって見えた。

 

「あれ?束姉さん。そちらの方々は??」

 

すると箒が管理局組とテスタロッサ親子に気づき、束に誰なのかを尋ねた。

 

「ああ。今日からしばらく家で一緒に生活することになった子たちだよ。ほら、皆も挨拶して」

 

「はい。初めまして、私は高町星奈と申します。よろしくお願いしますね」

 

【挿絵表示】

 

「私は月村帚です。姉や妹の昴共々よろしくお願いします」

 

【挿絵表示】

 

自己紹介をした二人だったがフェイトとティアナはさらに混乱した。

 

なにせなのはそっくりの子の苗字もなのはと同じ 『高町』 だし、昴の姉はギンガやナカジマ家に養子入りしたチンクやノーヴェのそっくりさんではなく、自分たちの知らない全くの別人であったことも関係していた……

 

神堂とシルビアに関しては“海”所属なので、“陸”所属のナカジマ家の家庭事情はしらないが、やはり管理局のエースであり、官民ともに有名人である高町なのはのそっくりさんには驚いている。

 

(高町って‥‥)

 

(なのはさんと同じファミリーネームよね?)

 

(高町って地球ではメジャーなファミリーネームなのかな?)

 

(うーんどうなんだろう?)

 

神堂とシルビアは念話で星奈について考察していた。

 

「およ?どうしたの?二人とも」

 

「あ、すみません…」

 

「えっと‥‥」

 

フェイトとティアナが星奈たちの姿を見て唖然としていると束が声をかける。

 

「‥‥もしかして知っている人とそっくりな人がまたいたの?」

 

「「は、はい‥‥」」

 

(まぁ、確かに今にして思えば星奈ってシュテルそっくりだしなのはに似ていてもおかしくないか…)

 

転生者である束は事情を知りながらもそれを表面に出すことなく内心で納得していた。

 

「皆さんの部屋は用意してあげているから夕食を食べたら案内してあげるわ。ゆっくりしていってね」

 

忍が夕食を促し、各々はリビングに用意されていた食事の席へと着く。

 

そうして彼女らは月村家にて暮らすことになったが…。

 

 

「おっ!星奈!腕をあげたな」

 

「あ、ありがとうございます」

 

今回の夕食は星奈が作ったのだがかなり腕をあげたらしく料理の師匠のディアーチェからも褒められて嬉しさと恥ずかしさから顔を赤くしていた。

 

「モグモグ‥‥」

 

「ほら、昴。口の周りを汚すな」

 

昴の隣に居る箒がナプキンで昴の口元を拭う。

 

(やっぱり、スバルは世界が変わってもスバルだったわね‥‥)

 

ティアナは食事をする昴の姿を見て何だか妙な安心感を得る。

 

自分が知るスバルは年齢と身体つきの割によく食べる。

 

そして、自分の視線の先に居る昴も自分が知るスバル同様たくさん食べている。

 

(あんな小さな身体のどこに入っているのかしら‥‥?)

 

(‥‥やっぱり、胸にいっているのかしら?)

 

(こっちの昴もスバルみたいに胸が大きくなるのかしら‥‥?)

 

(‥‥くっ)

 

一つ年下のスバルは同年代と比べると胸の発達が著しい‥‥

 

年齢以外で容姿とよく食べる事から将来、こっちの世界のスバルが自分の知る15歳のスバルと同じ年齢になった時、同じ姿になり、胸が大きくなるのかと思い人知れず悔しがる。

 

しかし、ティアナ本人もスバルからしてみれば揉み応えのある胸であり尚且つ美乳であることを本人は自覚していなかった。

 

夕食が終わり、ノエルとファリンが管理局組とテスタロッサ親子を部屋に案内している頃、

 

「ねぇ、ギン姉」

 

「ん?どうしたの?昴」

 

(小さな昴から『ギン姉』って呼ばれるとやっぱりスバルの事を思い出しちゃう‥‥)

 

(元気にしているかな?)

 

(‥‥今後、管理局と防衛軍との間でフェイトさんたちの帰還手続きがあるだろうけど、その時、私はどうしよう‥‥)

 

昴から『ギン姉』と呼ばれミッドに居るスバルの事を思うギンガ。

 

今後、地球連邦政府ないし防衛軍と管理局との間でフェイトたち管理局組の帰還に関する交渉が始まり、日程や準備が整ったらフェイトたちはミッドへと還るだろう。

 

その時、自分はどうする?と自問自答する。

 

そりゃあ、ミッドに居るスバルやゲンヤの事を心配していないと言えば噓になる。

 

しかし、今の自分は管理局員ではなく防衛軍の軍人となっている。

 

養子縁組の解除に関して、忍も束も文句を言う事は無いだろう。

 

だが、自分がミッドへ還ると知ったらこっちの昴も箒も悲しむだろう。

 

管理局との交渉が始まるのはこれからなので、フェイトたちと一緒にミッドへ戻るか?

 

それともこのまま地球に残るか?

 

決断を下すには少し時間があるので、ギンガはひとまず今は昴たちとの時間を過ごすことに集中した。

 

「ギン姉、一緒にお風呂入ろう」

 

「ええ、いいわよ。箒も一緒に入る?」

 

「いや、私は大丈夫だ」

 

ギンガと昴は共に風呂へと向かった。

 

その後は各々順番で入浴をした。

 

プレシアと共に入浴を終えたアリシアは夕食を食べたリビングへ来ると、そこには昴がゲームをしていた。

 

「あっ‥えっと‥‥アリシア‥ちゃん‥‥だっけ?」

 

「うん。そうだよ」

 

昴はアリシアの存在に気づき恐る恐る彼女に声をかける。

 

「ねぇ、何やっているの?」

 

「えっ?テレビゲームだけど‥‥?もしかしてテレビゲーム知らない?」

 

「うん」

 

アリシアは珍しく今回初めてテレビゲームなるモノを見た。

 

まぁ、2200年代の地球のゲームなんてミッドチルダ出身の者にしてみれば初めて見る代物だろう。

 

「‥‥やってみる?」

 

「えっ?いいの!?」

 

「う、うん」

 

「えへへ、ありがとう」

 

アリシアは昴の横にチョコンと座り彼女と共にゲームをプレイして楽しんだ。

 

これ以降、アリシアと昴の二人が行動を共にする姿が多くなった。

 

昴もアリシアも元々は明るく人懐っこい性格であり年も近い事から仲良くなるのは必然だったのかもしれない。

 

 

翌日

 

フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、あてがわれた月村家の部屋で目を覚ました。

 

チラッと隣を見るとティアナはまだベッドの中で眠っている。

 

布団をはだけながら上半身を起こすと、

 

「うぅ~寒っ‥‥」

 

部屋の中の冷たい空気に身を震わせた。

 

そして、枕元の時計に表示されているデジタル時計の日付を見る。

 

「あっ、そうか…こっちの地球はもう秋だっけ…」

 

そうミッドの方は初夏であったが、こちらの地球は2201年10月も半ばになっていた。

 

カーテンの向こうは既に日が昇り始め、明るくなっている。

 

フェイトは窓際に歩み寄り、カーテンを開けた。

 

昨日は夜の為、よく見えなかったが、第97管理外世界はもちろん、管理世界の大都市でも見たことがないデザインの高層建築物が林立している。

 

その中には最上部にクレーンが据え付けられた建設中の高層ビルも見られる。

 

そして、そのビルの狭間からフェイトも第97管理外世界で見慣れた大きく高い山‥富士山が望めた。

 

ただ、自分の知る第97管理外世界の富士山とは些か趣を異としている。

 

フェイトはすぐその理由に思い到った。

 

(確かガミラスの遊星爆弾が着弾した影響で噴火したんだよね‥‥)

 

ガミラス戦役時、富士山の麓に着弾した遊星爆弾の爆発による振動は富士山直下のマグマを刺激した。

 

その結果山頂や宝永山で噴火を起こした。

 

噴火は一年余り続き、永年の風雨による侵食の影響で、主峰たる剣が峰の標高が3770mになっていたが、コスモリバースシステムによる地球復興後に再計測したところ、3780mに戻っていたのに加え、大沢崩れも溶岩によって埋め尽くされていた。

 

ただ、宝永山付近は今も有毒な亜硫酸ガスの噴出が続き、現在も立ち入り禁止が続いているという。

 

「おお。起きたか」

 

「あっ、ディアーチェさん。おはようございます。あれ?でもなんで月村家に?」

 

「ん?言ってなかったか?我はここに居候しておるんだ」

 

実はディアーチェの家族は地球・ガミラス戦争時に全員死亡しているのだ。

 

ロシア系の父は『金剛型戦艦オスラービャ』にて艦長を務めていたのだが最初期の天王星防衛線にて艦とともに運命を共にして戦死、母は海鳴市に住んでいたが戦争初期に落着した遊星爆弾によって町ごと吹き飛ばされ死亡したと思われる。

 

一応その時、ディアーチェは既に軍へ入隊していたので官舎に住むことになったがガトランティス戦役にて敵超巨大戦艦からの艦砲射撃を受けた時に官舎も吹き飛ばされてしまい、住む場所がなくなってしまったためにアパートでも借りようと考えていた時に束から『家に来たら?』と言われたので雷王作戦前に月村家に居候し始めたのだ。

 

「ふぁぁぁ~‥‥あっ!フェイトさん、ディアーチェさん。お、おはようございます!!」

 

そこに一緒の部屋で寝ていたティアナも目を覚ました。

 

しかし、目を覚ましたティアナは度肝を抜かれ慌てて意識を覚醒させる。

 

なにせ、部屋にはフェイト以外にディアーチェも居たからだ。

 

これが六課の隊舎だったら、はやてが来たのかと疑ってしまう。

 

「おお。ランスターも起きたか、起こす手間が省けたな。では我は後の四人を起こしてくる」

 

そう言ってディアーチェはテスタロッサ親子と神堂、シルビアがいる部屋に行った。

 

「…ねぇ、ティアナ?気づいていた?」

 

ディアーチェが部屋を出た後、フェイトは小声でティアナに話しかける。

 

「はい…」

 

二人の話題は勿論、星奈の事だった。

 

実は二人は昨日星奈に会ったときに彼女が魔導師であると見抜いていたのだ。

 

「あの子絶対にこの世界のなのはの子孫か親戚の子だよね?ファミリーネームもなのはと同じ『高町』だし‥‥」

 

「ええ。それにデバイスや彼女本人からは魔力の反応もありましたし‥‥」

 

実は星奈はガトランティス戦役の最終戦にてガトランティス帝星の要塞内部に害虫を送り込んだ後からこっそりとデバイスを携帯していたのだ。

 

ギンガが魔導師であることを暴露した際に、星奈は自分も言うべきかと悩んだが結局言うタイミングを逃してそのまま隠し、ギンガの前でのみデバイスを目立たないところに隠しておいたのだ。

 

束も魔導師であったことが関係してギンガも気づかないでいたのだが、フェイトとティアナが来た時には二人は周囲を警戒していたので二人にばれてしまったのだ。

 

「ティアナ、管理局に星奈の事‥‥報告するべきだと思う?」

 

プレシアの存在は管理局へは報告するつもりはないが、星奈に関しては昨日出会ったばかりの事で色々と彼女の事を知る必要があるのだが、

 

魔力・デバイスの反応がある事、

 

なのはと同じ『高町』と言うファミリーネームである事、

 

それらの様子からこの地球が自分たちの知る第97管理外世界と似て異なる世界ながらも星奈が元々この世界に存在していたと思われる高町なのはの子孫である可能性が高く、以上の要素から彼女がなのはクラスの魔導師であることは疑い様のない事実だろう。

 

なのはの子孫で高ランクの魔導師が自分たちの直ぐ傍にいる。

 

管理局員ならばスカウトをしない方がおかしい。

 

だが‥‥

 

「フェイトさん。私、個人としては彼女が魔導師であるという事実はプレシアさんの案件と同じように管理局へ報告すべきではないと思います。理由はもし、この事実をなのはさんが知ったら‥‥」

 

「うん。なのはなら絶対に星奈を管理局へスカウトするよね?」

 

そう、『管理局の白い悪魔』 『管理局の白い魔王』 なんて言われている高町なのはがもし自分の子孫かもしれない星奈の存在を知ったら絶対にごねてでも管理局に勧誘するだろう。

 

その時に揉めるのは確実であるが…

 

幸いなのが、なのは本人がこの地球に居ない事だ。

 

昨日二人は星奈の夢を聞いたのだが、『将来、家族がやってきていた喫茶店を復活させたいんです』 と言うしっかりとした夢を既に持っていた。

 

もしも、強引にでも彼女を連行しようとすれば地球連邦政府とミッドとの間で重大な問題になりかねない。

 

「‥‥今のところは黙っておこうか、バルディッシュも記録は残さないようにね?」

 

『Yes sir』

 

「そうですねクロスミラージュ?あんたもね」

 

『Yes』

 

「慧理那とシルビアにも言っておかないと‥‥」

 

『触らぬ神に祟りなし』 そのことわざ通りに彼女たち二人はデバイスに記録を残さないように指示して同僚二人にも伝える事になり、プレシアの生存同様、星奈の案件もこうして他言無用の案件となった。

 

「ギンガさんの件についてはどうしますか?」

 

ティアナはフェイトにギンガについて管理局に伝えるべきかを問う。

 

彼女は、今は防衛軍の軍人であるが、元は管理局員であり、ミッドには家族も居る。

 

スバルやゲンヤはきっとギンガが生きていたと知ったら喜ぶだろう。

 

しかし‥‥

 

「うーん‥‥でも、今のギンガは防衛軍の軍人さんでしょう?」

 

「ええ、そうですね」

 

「軽々しくギンガの事を管理局に言っても大丈夫かな?ギンガにスパイ容疑をかけられないかな?」

 

「あっ、確かに‥‥」

 

「ギンガの事はギンガ本人に聞いてからにしようか?」

 

「そうですね」

 

ギンガ生存の件は本人の了承を取ってからと言う事になり保留となった。

 

その後、着替えを終えた二人は一階に降りていった。

 

 

南米管区 ジャブロー要塞

 

地球防衛軍最大の造船拠点にして生産拠点であり技術拠点でもあり軍事拠点でもあるジャブロー要塞‥‥ここの医療区画ではとある女性のリハビリが続いていた。

 

「いたた…」

 

彼女の名前はシャルロット・デュノア‥‥彼女は時空管理局次元航行艦『ノア』の唯一の生存者であり時空管理局“空”所属の准尉でもある。

 

【挿絵表示】

 

彼女は救助されてから目を覚ますまでの間、治療を受け続けていたとはいえ一時真空状態に近い環境下で何とか生存していたものの身体へのダメージは相当な物であったので目が覚めた瞬間は腕を動かすこともままならなかったのだがリハビリを繰り返してなんとか松葉杖で歩けるくらいまで回復していた。

 

「シャルロットさ~ん」

 

「あ、はい」

 

「数日後には退院してもいいそうですよ」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「それと…」

 

彼女は看護師から退院してもいい旨を伝えられると同時に別の案件も伝えられた。

 

なんでも自分以外に別の次元航行艦が回収されてその生存者が現在極東管区にいるのでそのうちに合流して一緒にミッドへ帰ることになるという。

 

「やっとこの地下生活ともおさらばか~。なんか考え深いなぁ~」

 

「あっ、あと帰るまでの間に技術研究所にデバイスの件で顔を出してほしいと」

 

「はい。分かりました」

 

そう実は彼女の実家はデバイス製造会社の大手で管理局の訓練校へもストレージ・デバイスを納品しており、彼女自身もある程度のデバイスに関する知識を有してデバイスの修理を自分でやっていたのだがそこをお見舞いに来た出雲博士(篠ノ之束)に発見されて根掘り葉掘り聞きだされていたのだ。

 

 

カーン、カーン

 

「あれ?あの艦‥前にも入港していたような‥‥?」

 

そう、彼女が目撃した艦はあの北米管区の象徴的な戦艦である護衛戦艦アリゾナだ。

 

【挿絵表示】

 

そのアリゾナがなんでジャブローに入港しているかと言うと‥‥

 

 

 

ジャブロー要塞 宇宙艦船造船ドック

 

「煙突搭載型のパルスレーザー砲台と地上用測量システムを設計したのはどこのどいつよ!!出てきなさい!!」

 

ドガァン!!

 

アイロがまさに鬼の形相で事務室へ殴りこんできた。

 

最低限の理性がまだ残っているからいいモノの理性が吹っ飛んだら、彼女は両手にコスモガンを手にして乱射していてもおかしくないぐらい怒っていた。

 

「うおわぁ!あ、アイロ艦長!?」

 

突然、事務室に殴り込んできたアイロに驚く技師たち。

 

アリゾナ船体の修理もあるが、一番の問題はアリゾナに装備されていたクソの役にも立たなかった煙突型パルスレーザー砲台とこのご時世にいまだにヤード・ポンド法式で計測する測量システムを作った技術者たちに苦情(と言う名の抗議)をしに来たのだ。

 

「大変だ!アイロ艦長が怒ってドアを蹴破って来たぞ!」

 

「原因は絶対にあれだろ!だから『あんな固定砲は没にしてヤマトと同じVLSのままにしろ』って言ったんだ!!」

 

…どうやら技術部にはある程度アイロが激怒している原因の予想がついていたようで『やっぱりか‥‥』という顔をした者がいた。

 

 

「大体いくらアメリカ艦だからってなんでいまだにヤード・ポンド法式の器材を作ってんのよ!おかげで大統領やヤマト、アマテラスの人たちの前で大恥かいたわ!!」

 

「ええ!?」

 

流石に地球連邦政府・大統領の前で失態をさらす事態になっていたとは予想外だったようで驚いていたが‥‥

 

「それに煙突型のパルスレーザー砲台なんて射角が狭すぎてまったく当たらないわよ!」

 

「あ、あれは直上から急降下してくる敵機用に…」

 

「そんな限定的な事態専用の砲台積むよりも汎用性の高い普通のVLSの方がはるかに役に立つわよ!!」

 

とさんざん苦情を入れた結果、ヤード・ポンド法式の測量システムはメートル法に改められ、煙突型パルスレーザー砲台もヤマトと同じ煙突型VLSへと再変更され、アリゾナ級二番艦の『ペンシルバニア』以降の艦にもこの結果が反映されることになった。




次回 ハロウィンにて大パニック

再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥

  • Dr.スカリエッティ
  • エルトリア組
  • アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様
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