感想お待ちしております!
管理局との通信から数日後。
管理局組にテリオスよりも先に遭難したノアの唯一の生存者であるシャルロット・デュノアが合流した。
「初めまして、シャルロット・デュノアです」
「えっ?」
(シャルロット・デュノアって、ISの登場キャラだよね‥‥でも、ラウラが成長した感じの容姿で空間騎兵にいるけど‥‥名前も容姿も声もそっくりなんて‥‥)
(以前、偶然にもISの世界に行ったけど、目の前に居るこのシャルロット・デュノアはIS世界からなのはの世界へ跳ばされたのか?それとも元々なのは世界に居たのか?)
(でも、篠ノ之束と同じ容姿の私を見ても驚く様子がないから、やっぱりIS世界のシャルロット・デュノアのそっくりさんか‥‥)
偶然とはいえ、以前ISの世界へ行った際、その世界にはシャルロット・デュノアと言うフランスからの留学生が居たが、今目の前に居るシャルロット・デュノアもあの時、IS世界で出会ったシャルロット・デュノアと瓜二つであったので、作品知識がある束としては目の前に居るシャルロットがIS世界のシャルロットのそっくりさんなのか?
それともIS世界のシャルロットがギンガの様になのは世界へ次元漂流したのか判断に困ったが、IS世界で有名である篠ノ之束と瓜二つの容姿である自分を見ても何のリアクションを見せない事からIS世界のシャルロットとはそっくりさんと判断した。
そして、このシャルロット・デュノアが管理局員と言う事でフェイトと共にプレシア・テスタロッサの件を伝え、彼女の前では管理局員であることを黙っておくように言っておいた。
シャルロット自身もプレシア・テスタロッサ、そしてPT事件については知っていたので、驚いていた。
管理局組が合流し、シャルロットも月村家で過ごす異にしてもらい、みんなで朝食を摂っていた際、テレビでニュースを見ていたのだが‥‥
『…北米管区政府内の混乱はいまだ続いています。連邦政府大統領府からは「今回の一件を受け、各管区の予算等の監査を厳重に実行する」と発表しており…』
北米管区で起きた贈賄事件について報道されていた。
「どこの政府でもあるんだね…」
「まぁねぇ。ただ今回の一件はかなりレアケースだと思うけど…」
地球では今、北米管区で発生した大規模予算改竄事件の話題で持ちきりであった。
管理局との通信の翌日に連邦政府財務省の北米管区への抜き打ち監査を行ったのだが提出されていた建造計画と大きく実態が剥離していたことが発覚したのだ。
提出されていた建造計画の巡洋艦や駆逐艦・護衛艦・フリゲート艦等のほとんどが建造されておらずその資材と資金のほぼすべてがとある造船所に集中していたのだ。
これを受けて陸軍の護衛の下監査を行ったところ大変な事実が発覚した。
なんと護衛戦艦アリゾナ級が申請されていた数以上に建造され、さらに許可されていない改アリゾナ級の建造計画も進行していたというのだがら…
これによって政府内ではこの始末で揉めに揉めた。
財務省や政府幹部は即刻解体して資材と資金を戻せと主張したが防衛軍からは造船を続行して戦力を増強するべきとの意見で対立していたのだ。
結局戦力・艦艇不足が深刻なことから完成直前だったアリゾナ級五番艦『ニュージャージー』六番艦『ウィスコンシン』は建造続行。
建造工程70%だった七番艦『ケンタッキー』と建造工程23%だった八番艦『イリノイ』は建造中断で保留中。
建造着手前だった九番艦以降は建造中止ということで落ち着いた。
ただ改アリゾナ級については未だに意見が対立していてかと言って結論が出るまで20%ほど建造が進んでいた艦の船体をそのままドックに放置するわけにもいかないのでジャブロー基地に建造にかかわっていた技師たちごと移送された。
ちなみにこの建造計画を偽装と言うのは大日本帝国海軍が大和型戦艦建造の際に実際にやっており、要求した予算から艦の規模を予想されないように架空の駆逐艦三隻と乙型潜水艦1~2隻建造ということで予算申請をしていたのだ。
とはいえ今回の一件は隠蔽に等しいので北米管区政府関係者の多数が拘束されるという事態に陥った。
これはのちに『十一月の悲劇』と呼ばれることになった。
「そういえば帚ちゃんや昴ちゃんたちは今日、友達と一緒にグランツ研究所に行くんだったよね?」
「はい、そのつもりです」
「それじゃあ、ハラオウンさんやプレシアさんたちも一緒に連れて行ってくれる?」
「えっ?う、うん。いいけど束お姉ちゃんたちは来ないの?」
「いや~行く予定だったんだけどね?ちょっと問題が発生して…」
「艦隊司令部から『朝飯食ったら至急来てほしい』と急報が先ほど入ってな?すまんな」
「ギン姉やリニスさんは?」
「私たちも艦の整備があるので‥‥」
「そうなんだ‥‥」
ギンガとリニスも宇宙に居ないからと言って仕事がない訳ではなく、艦が地球にあってもやることはあるのだ。
昴はギンガが仕事で一緒にグランツ研究所へ行けない事に残念がる。
「今日はダメでも機会はきっとくるから、それまで楽しみにしましょう?昴」
「う、うん」
星奈に促され昴は渋々納得する。
それから数分後に食事を済ませた束とディアーチェは急いて車で艦隊総司令部に向かって行い、ギンガとリニスはアマテラスが係留されているドックへと向かった。
そして帚、昴、星奈は管理局組とテスタロッサ親子を連れてグランツ研究所に向かった。
そして研究所の前でリンネと合流する。
「あっ、リンネ。待った?」
「ううん、私も今来た所」
「リンネ、紹介するよ。しばらく内に住む事になったアリシアちゃん」
「アリシア・テスタロッサです。よろしく」
「リンネ・ベルリネッタです」
「リンネもアリシアちゃんもBRAVE DUELは初めてでしょう?」
「はい。聞いた事はあるのですが‥‥」
「私は完全に初めて」
「BRAVE DUELはいろんなゲームがあるから、きっとリンネもアリシアちゃんも気に入ると思うよ」
「そうなの?楽しみ~」
「わ、私も‥‥」
アリシアもリンネも早速BRAVE DUELに興味を抱いたようだ。
それから、門の守衛にアポイントメントを確認してもらい、入館証を受け取り研究所の敷地内へと入る。
「うわぁぁ~…」
管理局組はグランツ研究所の規模に圧倒されていたが、プレシアとアリシアは元々研究所で暮らしていた様な環境だったので、慣れている様子ではあるが、研究者としてはBRAVE DUELが一体どんなモノなのか気になっていた。
「やぁ!よく来てくれたね!今回は結構大人数で‥‥!」
そうして所長のグランツが直々に彼女たちを出迎えに来た。
「しょ、所長。今回のゲームはまたホラーモノなんですか?」
前回のテストプレイでえらい目に遭った箒は恐る恐るグランツに聞くがその予感は半分当たっていた。
「う~ん。今日はBRAVE DUELで二つのゲームをプレイしてもらう予定なんだけど片方はゾンビものなんだよね…」
申し訳なさそうなグランツの言葉に帚はひっくり返りそうになったが昴やリンネら年下組が居たので何とか耐えた。
管理局の面々やテスタロッサ親子の手前下手な恰好を見せたくないという意地もあったのだが‥‥
「でも大丈夫!今回は二つともチームプレイで攻略するタイプだから!」
「そ、そうですか…」
「あ、あの~。すみません、BRAVE DUELっていったい?」
フェイトたち管理局の面々やテスタロッサ親子はBRAVE DUELを知らないのでグランツに聞いた。
「ああ、すまないね。BRAVE DUELっていうのは現実とは違う仮想空間で魔法や武器を使用しての戦闘や球技、レースと言った現実世界では体験できない様々なアトラクションが用意されている体感シュミレーションゲームだよ」
「「「へぇ~」」」
((六課に有ったシミュレーション装置みたいなヤツかな?))
管理局の面々はその話に関心すると同時にフェイトとティアナにしてみれば六課時代に訓練で使用していたシミュレーション装置に似たようなモノなのかと思った。
そうして彼はそんな彼女たちを研究所の内部へと案内する。
「さっ、それじゃあ早速やってみてくれるかい?」
「あのすみません。二つ目のゲームがゾンビものなのは分かったんですが、最初にやるのは一体どんなゲームなんですか?」
そう星奈が質問を投げかけた。
「おっと!説明を忘れていたね!もう一つはFPS系のゲームで今回は市街戦をイメージしたんだ。昔の名作ゲームを参考に作ったからかなりの出来だと思うよ。あとこのゲームは敵と味方に分かれて対戦するから注意してね?」
「分かりました」
「あと今回は防衛軍の方も有志で参加しているんだ。此処で好成績を残したら、もしかしたら軍からスカウトが来るかもしれないよ?」
「そ、そうなんですか!?」
「うん!今からプレイするゲームは将来、空間騎兵隊や宇宙戦士訓練校の戦闘訓練で使用を見越しているんだよ。アバターなら仮想空間で怪我をしても、本物の身体は無事だからね。では、さっそくやってみようか!」
グランツがスイッチを押すと、プシュッ!!と言う音と共に卵型の機械の上部が空く。
「さあ、設置されている席について」
BRAVE DUELの経験がある三人はブレイブ・シュミレーターの内部に設置されている椅子へ腰かけるが、今回初めてのBRAVE DUELを体験するリンネ、管理局の面々とテスタロッサ親子は少々タジタジであった。
「次は椅子の上にあるヘッドギアを装着して」
そうして全員が装着したのを確認すると…
「BRAVE DUELダイブ開始!」
そうして彼女たちが目を開くとその場には箒・昴・星奈・リンネ・アリシア・プレシアのみがいた。
「あ、あれ?フェイトさんたちは?」
「ってこの格好は!」
そう、彼女たちは旧大日本帝国陸軍の戦闘服を着て武器を身に着けていたのだ。
そして突如何もない空間にメッセージが書かれたウィンドウが出現する。
そこにはこのゲームのルールとシナリオが書かれていた。
【マップ 帝都】
・日本軍側は侵攻してくる米軍からあらゆる装備を用いて各旗や施設を守り抜け!
・米軍は国会と皇居へと各旗を占領しながら進撃し戦争を終結に導け!
・敵の装備を鹵獲することもできるが誤射の危険があるので自己責任とする。
・マップ外に出すぎると逃亡兵として銃殺されるので注意せよ!
・やられても再度出撃することができるが双方の旗のゲージにかかれている数字がゼロになったら再出撃はできなくなる。なお米軍側はゼロになっても残存兵は行動できるが撤退を選択することも可能だ。
・日本軍側は何が何でも国会と皇居は守り抜け!皇国の興廃はこの一戦あり!
という物々しい内容であった。
「なかなかすごい内容ですね…」
「うん…っとこっちの装備は?」
そう言って昴は装備をチェックしたが…
箒
・四式自動小銃
・二式タ弾対戦車擲弾
・九五式軍刀
昴
・四式自動小銃
・二式タ弾対戦車擲弾
星奈
・ト号電気投擲砲(携行試作型)
・十四年式自動銃
リンネ
・九四式拳銃
・四四式騎銃
アリシア
・百式軽短機関銃
・十四年式自動拳銃
プレシア
・八九式擲弾筒
・九十九式小銃
・南部十四年式自動拳銃
という統一感のない内容だった。
「これで勝てるのかしら?」
「あはは…」
プレシアの質問に星奈は苦笑いしかできなかった。
そのころフェイトたちは米軍側であった。
「う~ん。ゲームとはいえ質量兵器を使うのはなんか抵抗感がありますね…」
「まぁ、ゲームだから…」
シルビアは管理局員として質量兵器を扱うのは若干の抵抗感があったがシャルロットはゲームだからとあっさりと割り切っていた。
「えっと装備は…」
フェイトが確認すると‥‥
フェイト
・M1ガーランド
・M1911A1
ティアナ
・M1ガーランド
・M1911A1
シルビア
・M1バズーカ
・M1911A1
神堂
・M1918A2
・グリースガン
・火炎放射器
シャルロット
・ブローニングオートマチックライフル
・M1911A1
という統一感のある装備であった。
「うん。なんとかなりそうだね」
「ええ、まぁはい…」
そうして試合開始の花火が撃ちあがった。
まず動いたのは日本軍側であった。
このゲームはテストプレイではあるが人数がいるとのことで軍所属の者や興味のある民間人が多数参加していたので結構な人数がいたのだ。
「と、とりあえず建物の屋上に向かおう。兵器の説明で戦車の上面は抜けるとタ弾の説明欄に書いてあったし…」
「う、うん!」
そうして箒・昴・星奈は戦線の建物に向かったがプレシアとアリシアは近くにあった戦車(?)で向かうことにした…のだが
「お、お母さん。これ大丈夫かな?」
「これしかなかったもの仕方ないでしょ?」
長十二糎自走砲…通称キングチーハーである。
こうして試合が始まった。
ちなみに最初のゲームの元ネタはBF1942です!
次回魔法世界と科学世界出身者同士のゲーム勝負!中編
銀河鉄道物語の小説を一話試し書きしたのですが読みたいですか?
-
読みたい!
-
別にいい