追記:パトロール艦は3199に習って以後軽装甲巡洋艦と名称を変更します。セリフ中ではパトロール艦のままですけど
第百七話 訓練艦隊編成・聖王と覇王の遭難
地球で大量の新型艦が進宙していた某日‥‥
「ん?」
「どうした?」
束は武御雷が停泊している隣のドックで停泊しているヤマトが物資を積載している事に気づく。
「ヤマトが物資を積み込んでいる‥‥出航でもするのかな?」
「物資を積み込んでいるとなるとそうなのだろう。現に我々も近々超長距離航海演習に出航するのだからな」
束とディアーチェがヤマトの様子を窺っていると物資の積み込みを指揮しているのは真田と機関長の山崎であった。
「しかし、それ以前に気になるのはヤマトの乗員たちの方だ」
「ヤマトの乗員たち?」
「うむ、よく見てみろ。真田と山崎は兎も角、他のヤマトの乗員たちの動きを‥なんだかぎこちなくないか?」
「あっ、そう言われてみれば‥‥」
ヤマトの乗員ならば、物資の搬入作業何て慣れている筈なので、テキパキと物資の搬入は出来る筈だ。
しかし、今ヤマトに物資を搬入しているヤマトの乗員たちは何だかヤマトに不慣れな様子で物資の搬入作業をしている。
他艦からの異動者であっても構造は似ているのだからあそこまでぎこちない動きにはならない。
「どうやら、あの連中は新人たちのようだな」
ヤマト乗員たちの動きを見てディアーチェは作業をしている乗員たちは新人である事を見抜く。
「でも、なんでまた新人たちがあんなに大勢で‥‥しかもヤマトもこんな時期に出航なんてちょっと妙だな‥‥それに艦長代理の進君は確か第十パトロール艇の艇長勤務で、航海長の島君は無人艦隊のコントロールセンター勤務って聞いたけど?」
ヤマトが出航するのであるならば、代理とは言え、艦長代理の古代に航海長の島の存在は必要不可欠な筈である。
しかし、最近の人事異動で古代も島も今はヤマトを降りている。
なお、古代と島だけでなく、通信長の相原も今は防衛軍本部の科学調査隊勤務で船務長の雪も長官付き秘書官を務めている。
太田と南部の姿も見えない事から二人も今はヤマトを降りて別部署に配置されている事が窺える。
更に第二次イスカンダル遠征時、新人であった北野は古代同様、第十四パトロール艇の艇長勤務、機関部員である徳川は島と同じく無人艦隊コントロールセンターで勤務している。
ベテラン乗員たちの多くが不在の中、ヤマトはこうして出航準備をしているのだから、束の疑問は増すばかりだ。
「此処は事情を知っている当人に聞いてみるのが手っ取り早い」
「そうだね」
束とディアーチェは真田にヤマト出航の事実を尋ねに行く。
「そっちのコンテナは第三船倉だ!!そっちは第四船倉へ運ぶんだ!!」
真田がヤマトに積み込まれている物資の搬入作業を指揮していたが、
「おーい、真田!!」
ディアーチェが真田に声をかけると彼は束とディアーチェの方へ顔を向ける。
「ん?なんだ、月村とクローディアか。どうした?」
「ドックに来たらヤマトが出航準備をしていたから気になってね。進君や島君たちは、確か今ヤマトを離れているんでしょう?」
「乗員も見たところ新人たちのようだしな」
「あぁ‥その件については、内容は詳しくは言えないが藤堂長官からの極秘命令を受けたんだよ」
「極秘命令‥‥」
「その命令は古代の弟たち抜きで大丈夫なのか?」
艦を動かすには人が必要だ。
ヤマトが‥真田が藤堂からどんな命令を受けたのかは知らないが、もし長距離航海ならば新人よりもヤマトの扱いに慣れている古代や島たちベテランの方が良い筈だ。
「ああ、大丈夫だ」
しかし、真田はベテランの乗員たちが少数でも大丈夫だと言うのだから、そこまでの長距離航海ではないのだろう。
新人たちが居ると言う事でせいぜい太陽系をぐるりと回る訓練航海かとディアーチェはそう思った。
しかし、前世の知識がある束は、
(ん?もしかして‥‥)
(そうか、ヤマトは多分、火星の沖‥‥イカルス付近での整備と新人訓練に行くんだろうな‥‥)
(となると、暗黒星団帝国の地球襲来は近いと言う事か‥‥)
(何とか対策はたてられないものか‥‥うーん‥‥)
束は真田の話を聞いて藤堂の極秘命令を察した。
「志郎叔父様、これはどうするの?」
そんな中、真田を呼ぶ一人の少女が居た。
「ん?ああ、それは第二船倉に運んでくれ」
「はい」
「ん?あの子は?」
「真田澪。俺の姪だ」
「お前に姪なんて居たのか?」
「遠方に住んでいたんだが、両親の仕事の都合でしばらく俺が面倒をみることになったんだ」
「まさか、あの子も連れて行くのか?」
「仕事上仕方ないだろう?まさか、地球に一人で残す訳にもいかないからな」
「あの子の両親の仕事の都合で預かったのに、その子を宇宙へ連れて行くのは何だか矛盾していないか?」
姪を預かった後に宇宙へ一緒に連れて行く事にディアーチェは真田の行動に訝しむ。
「仕方ないだろう。あの子を預かったのは長官からの命令が来る前だったんだから」
「古代の所は?」
「いや、流石に子育て中の夫婦の家庭に預けて迷惑をかける訳にはいかんだろう」
「なるほど、それもそうか‥‥」
ディアーチェと真田が澪について話している中、
(いや、あの真田君の姪こそが古代君とスターシアさんの子供なんだけどね‥‥でも此処は黙っておこう)
真田の姪っ子と言う少女、真田澪についても束はその正体を前世の記憶から知っていたが、此処で彼女の正体をバラせば余計な混乱を生みかねないので此処は敢えて黙っていた。
(それにしてもスターシアさんは地球に居るからてっきりサーシアちゃんはヤマトには乗らずに地球で過ごすのかと思っていたけど、いくら親友とは言え古代君もスターシアさんも我が子を真田君に預けるとは‥‥)
(でも、イスカンダル人は確か幼少期の時期は物凄く短いって特徴があったからその為に預けたのかな?)
(二人は地球では有名人だし、一応護衛はつけているけど、万が一って事もあるからな‥‥)
束は本来の歴史とは異なる形でスターシアが地球に居るにもかかわらず、守とスターシアが我が子‥サーシアを真田に預けた理由をイスカンダル人特有の成長速度と生活環境が関係していると判断した。
「それじゃあ、作業の邪魔をしちゃあ悪いから私たちはこれで‥‥」
「ああ。またな」
ヤマトの出航準備の理由を聞き束とディアーチェはその場から去る。
それから直ぐにヤマトは物資を積み込み、人員を乗せると、まるで人目を避けるかの様に深夜の闇に紛れて密かに地球を出航して行った。
ヤマトの出航から遅れて数日後、
「さて、明後日に予定されている超長距離航海演習に参加する艦艇を選ばないとね」
「そうは言うがな束。すでに大方決まっておろうが」
そう、先日就役したばかりの次期地球防衛宇宙軍連合艦隊旗艦の春藍を臨時旗艦として防衛軍第七艦隊が行う予定の超長距離航海演習に束ら内惑星系艦隊も参加することになったのだ。
なので束はディアーチェとともにその航海計画を練っていた。
(ヤマトの極秘の出航‥‥そしてこの第七艦隊の超長距離航海演習‥‥この演習航海中に暗黒星団帝国は地球に侵攻してくるな)
(下手に艦艇のこして乗員を死なせるわけにはいかないし、かといって持っていきすぎるのも許可が下りないだろうな‥‥)
この先に予測される暗黒星団帝国の地球侵攻に束は頭を抱えたくなる。
白色彗星帝国の襲来時の様に暗黒星団帝国が地球へ侵攻してくると言ったところで、せいぜい信じてくれるのは藤堂ぐらいなものだろうが、白色彗星帝国の時はテレサの警告とアンドロメダ星雲から飛来してくる彗星の姿と言う物的証拠があった。
しかし、この先に予測されている暗黒星団帝国の襲来は物的証拠は何もなく、自分の前世の記憶のみ‥‥
そんなモノで軍も政府も信じる筈がない。
「束?どうした?具合でも悪いのか?」
そんな束の様子を察してかディアーチェが声をかけてきた。
「ああ、ごめん、ごめん。さてさて、武御雷は決定として‥‥」
二人は会議の末に内惑星系艦隊からの参加艦艇を以下の通りとした。
武御雷級簡易型戦略指揮戦艦 武御雷
アマテラス級突撃戦艦 アマテラス・アラハバキ・ハリマ
アナンケ級指揮型戦艦 ユリシーズ
モンタナ級超戦艦 モンタナ
アリゾナ級護衛戦艦 アリゾナ・ペンシルバニア
プリンスオブウェールズ級護衛戦艦 プリンスオブウェールズ
キーロフ級護衛戦艦 キーロフ・ピョートルヴェリーキィ
アンドロメダ級戦艦 アンドロメダ・ネメシス
赤城型戦闘空母*1 赤城・加賀・隼鷹・飛鷹
伊吹型防空巡洋艦 伊吹・鞍馬
金剛改型装甲巡洋艦 アドミラルグラーフシュペー
改オマハ級重巡洋艦 那智・摩耶
パシフィック級軽装甲巡洋艦 三宅・神津・八丈・三倉
秋月型駆逐艦 秋月・照月・冬月・涼月・初月
晴風型重雷装駆逐艦 晴風・沖風・天津風・時津風
これに先日土方提督がついに正式に予備役になり訓練校の校長になってしまったため、次期総司令官となった上で艦長となった山南司令とスターシアを琥珀・翡翠の両名に任せつつ人員不足から復帰した古代守が副長を務める春藍と防衛宇宙軍第七艦隊が参加することとなっており、所属艦艇は以下の通りだ。
春藍級戦略指揮戦艦 春藍
第七艦隊
ドレッドノート級戦艦後期生産型丙 イリノイ・アーカンソー・ドレーク
赤城型戦闘空母 翔鶴・瑞鶴・ラングレー
改オマハ級重巡洋艦 青葉・衣笠・古鷹・加古
秋月型駆逐艦 新月・若月・夏月・リトル
クレイモア級重無人戦艦 クレイモアⅠ・モーニングスターⅡ・トライデントⅠ・シャムシールⅥ
ダガー級重無人重駆逐艦 ダガーⅠ・ダガーⅡ・ダガーⅢ・ダガーⅣ・ダガーⅤ・レイピアⅥ
と演習に参加する艦艇としてはそうそうたる陣容である。
なお、護衛艦やミサイルフリゲート艦などが参加していない理由としては本土防衛のために引き抜けないという切実な問題からである。
「ふぃ~やっとできたね」
「いや、しかし演習でこんなにも艦を動員する必要があったか?これでは演習ではなく遠征ではないか?」
いくら超長距離の航海演習とは言え、参加する艦艇があまりにも大規模過ぎてディアーチェは演習ではなくどこかに遠征でもしに行くのかと思った。
(あるんだけど下手に説明できないんだよね‥‥ (-_-;) )
束はディアーチェにも暗黒星団帝国の襲来については言えなかった。
「さて、次は艦隊の航路と補給計画だ」
「お、おい、本当にこの大戦力で演習をやるのか‥‥?」
「宇宙からの侵略者はいつ来るのかは分からないんだよ。それなら常在戦場の精神でやらないと」
「そ、それはそうだが‥‥」
束からは妥協する姿勢が見られない事からディアーチェはマジでこの大戦力で演習をするのだと判断し、航路と補給についての計画に頭を悩ませるのであった。
ヤマトが出航してからしばらくして、視点を地球からミッドチルダへと移す。
ミッドチルダ 次元航行船発着場
「それではヴィヴィオさんのお母さまたちは今も大変な状況なのですね‥‥」
「うん。フェイトママも無事みたいだけどいつミッドに帰って来れるか分からないみたいだし‥‥」
此処はミッドチルダから他の管理世界へ渡る為の次元航行船が離発着する為の港であり、その発着場をニ人の少女たちが話しながら歩いていた。
そのうちの一人は管理局の白い魔王と呼ばれる高町なのはと現在第二の地球に保護されているフェイト・T・テスタロッサの義娘であり、現在ミッドチルダにあるSt.(ザンクト)ヒルデ魔法学院の小等部に通う高町ヴィヴィオであり、隣を歩いているのは同じくミッドチルダにあるSt.(ザンクト)ヒルデ魔法学院の中等部に通っているアインハルト・ストラトス。
ヴィヴィオは古代ベルカ最強の兵器である戦艦「聖王のゆりかご」の生体コアになった歴史上の人物「オリヴィエ・ゼーゲブレヒト」のDNAから途絶えていたゆりかごのコアとなる聖王の一族の人間を再現するために生み出されたクローンというなんとも面倒な存在であるがオリジナルのオリヴィエは先祖と割り切っていたりとなにかと義理の母の一人のなのはに似てしっかりとした心の持ち主に育っていた。
そんななのはに似ている彼女だが、最近義理の二人の母親が第二の地球がらみで大変なことになっているので少々寂しいのだ。
二人の義母が大変な事態に巻き込まれたヴィヴィオの心中を察し、ヴィヴィオの同級生であり、親友であるリオ・ウェズリーとコロナ・ティミル、そしてアインハルトが旅行計画をたてたのだ。
そして、今日はその旅行当日であり、行き先はルーテシア・アルピーノが母メガーヌと召喚獣たちとともに暮らしている次元世界「カルナージ」。
このカルナージは一年を通して温暖な大自然が広がる世界で、住んでいるのはアルピーノ親子と召喚獣のガリューとカルナージに現住している動物だけの世界であり、ヴィヴィオとアインハルトも何度か旅行やトレーニングに来たことがある馴染みの世界だった。
「しかし、リオさんとコロナさんの御二人が今回の旅行に来れなかった事は残念でした」
「うん。でも、リオは風邪をひいちゃったし、コロナはどうしても外せない用事ができちゃったしね‥‥」
本来はリオとコロナも今回の旅行に参加する予定であったが、リオは学校も休むほどの風邪だったので、強制的に休み。
コロナも急遽、親戚の家に行く用事が出来てしまった。
二人が来れないので、旅行は延期しようかと思ったが、リオとコロナがヴィヴィオの気分転換を兼ねているのだから、自分たちのせいで今回の旅行を延期する訳にはいかないと言う事で、旅行にはヴィヴィオとアインハルトの二人が行く事になった。
次元貨客船 『マイント・タイタニック』
「う~ん‥‥この船の名前、縁起悪‥‥」
「どうしたんですか?ヴィヴィオさん」
ヴィヴィオは乗る予定の次元航行船の名前を見て顔をしかめる。
そんなヴィヴィオの様子を見てアインハルトが怪訝そうに尋ねる。
「いや~なんかこの船の名前を見て何か嫌な予感がしてね‥‥」
「?」
地球出身の義母や知り合いを持つヴィヴィオにとって、『タイタニック』 と言う名のつく船は縁起が悪かった。
そして、ヴィヴィオの予感は不幸にも当たってしまうことになる。
一抹の不安を抱きつつもヴィヴィオとアインハルトは乗船した。
ミッドチルダからカルナージまでは四時間の船旅だ。
ミッドチルダを無事に出航し、後は目的地であるカルナージに到着するまで船室でまったりとしていると、
ドガン!!
船が物凄い揺れに襲われる。
「うぇ!?」
突然の揺れにヴィヴィオは思わず声が裏返る。
「な、なんでしょう?」
アインハルトも不安そうに周囲を見渡す。
そんな中、
『緊急事態発生!緊急事態発生!!本船は次元嵐に巻き込まれ航行不能!!』
緊急を知らせる船内放送が流れる。
なんとヴィヴィオとアインハルトが乗っていた船が嵐に巻き込まれてしまったのである。
『乗客の皆様は乗員の指示の下、救命ポッドで脱出をお願いします!!』
「い、急ぎましょう!アインハルトさん!!」
「はっ、はい!」
放送を聞き、二人は慌てて備え付けの救命ポッドがある区画へ向かう。
ドガン!!
「「きゃあああ!?」」
救命ポッドのある区画にたどり着く前に次元嵐の雷のような高エネルギーが船に直撃してしまい、船体に大きなダメージを負う。
「ヴィヴィオさん、コレを!!」
アインハルトは咄嗟に備え付けの宇宙服をヴィヴィオへと手渡す。
「ヴィヴィオさんも早く着て下さい!!」
「う、うん」
宇宙服を手渡されヴィヴィオは急ぎ宇宙服を着る。
ヴィヴィオとアインハルトが宇宙服を着た瞬間、
バキバキ‥‥
船の船体が真っ二つに裂けた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁー!!」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁー!!」
破孔からは乗員・乗客が宇宙空間へと吸い出される。
(救命ポッドがある場所に行くのは難しい)
(宇宙服を着ているから何とか平気だけど、酸素ボンベの空気もそう長くはもたない)
(何とか管理局の船が来るまで耐えないと‥‥)
ヴィヴィオは現状確認をして、何とか宇宙空間に吸い出される事態を防ぎ、船内で管理局の次元航行艦を待つ事にした。
(アインハルトさん、アインハルトさん、こっち‥‥この船室に入って管理局の救助を待ちましょう!!)
(は、はい)
ヴィヴィオとアインハルトは救命ポッドからの脱出を断念し、船室で管理局の救助を待つ事にした。
しかし、次元嵐の影響でワームホールが生じ、ヴィヴィオとアインハルトが居た船体はそのワームホールへと吸い込まれてしまった。
それから数時間後‥‥
「そ、そんな‥‥!ヴィヴィオが‥‥!」
バタン!!
「た、高町教導官!」
「おい!医者だ!!医者を呼べ!!」
ヴィヴィオとアインハルトが乗船した船の遭難連絡を受けたなのははあまりの事態とショックで倒れてしまった。
遭難信号を受信した管理局の次元航行艦が遭難現場に行くと救命ポッドで脱出できた乗員・乗客はほんの僅かであり、ヴィヴィオとアインハルトの様に運よく近くにあった備え付けの宇宙服を着て遭難付近を漂流して無事に救助されたのは僅か六名であり、大勢の人々は事故死していた。
しかも生存者の話では、船の船体は真っ二つに引きちぎれ、その内片方は突如出現したワームホールへ吸い込まれてしまったので、その船体に居た人々の生存も絶望的となった。
残された船体及び周辺の宇宙空間を漂っていた人々の遺体は可能な限り収容されたが、生存者にも収容された遺体の中にもヴィヴィオとアインハルトの姿は確認できなかった。
防衛軍 総司令部通信室
「そ、そんな!?ヴィヴィオが!?」
『今、スバルたちも捜索しているんやけど、残念ながら二人はまだ見つかってないんや‥‥』
フェイトも管理局側からの緊急連絡で呼び出され事態を把握したが信じられないという顔をしていた。
「ヴィヴィオ‥‥」
「フェイトさん‥‥」
なのは同様、ヴィヴィオが行方不明‥‥
しかも生存は極めて絶望的である状況にフェイトも顔を青くした。
次回 とんだ漂流者・艦隊出航
前回出てきたホワイトハンター級戦艦の設定は以下のようになります。
ホワイトハンター級大型戦艦
【挿絵表示】
ガトランティスの二度の侵攻の際にガトランティス軍が放棄もしくは防衛軍の攻撃で撃破したカラクルム級大型戦艦を鹵獲・改修した戦艦。装甲厚ではホワイト艦隊はおろか防衛宇宙軍でも一~二位を争うほどであり、その船体の巨大さから試作兵器の試験運用に利用されることも多い。建造中に船体が大破してしまい第二次ガトランティス戦役時まで放置状態だったドレッドノート級の艦橋を大型化したものと主砲を移設し、船体下部にユニット構造の波動砲を搭載している。このユニット構造は万が一波動砲に致命的な損傷が発生し誘爆の恐れがある場合に即座に波動砲を切り離して戦闘を継続できるようにとの考えからきている。
〔姉妹艦〕
ホワイトハンターⅠ・ホワイトハンターⅡ・ホワイトハンターⅢ・ホワイトハンターⅣ・ホワイトハンターⅤ
〔武装〕
・30.5㎝三連装陽電子衝撃砲×三基
・対空パルスレーザー砲塔×八基
・二連装対空パルスレーザー砲塔×四基(護衛艦の後部対空砲塔の物を流用)
・次元波動爆縮放射器
銀河鉄道物語の小説を一話試し書きしたのですが読みたいですか?
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読みたい!
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別にいい