冥王星は太陽系外縁天体内の準惑星のグループの中でもカロンと並んで有名な準惑星だ。
太陽から一番離れており地球艦隊では本来来ることすら大変なこの宙域に地球最後の二つの艦隊が合流していた。
『何とか合流できたようだな。』
「はい、ただフリゲート艦のうち一隻がエンジン不調により帰還させましたが・・」
『まあ仕方あるまい、だが頼むぞ』
「はっ!!」
ピッ
「はぁーやっぱり緊張するなあ。」
月村束は第一艦隊司令官にして日本艦隊司令官の沖田十三宙将との交信を終えぐったりとしていた
「あ、ディアーチェ。各員に船外服の着用は徹底させてる?」
「ん?ああ、着用させとるし、あとはおぬしだけだぞ」
「おお、さすがだね。じゃ、着てくる」
実はこの予備役艦隊では束の指示で戦闘時は常に船外服を着用することが原則となっている。束はガミラス艦隊との過去の戦闘での各艦艇の被害や人的被害を確認したところどういうわけか船外服を着ていない、もしくは服は着ててもヘルメットを着けていないで船外に吸い出され死亡人員が多いことに気づいた、そこで生存確率を少しでも上げようと思い船外服を戦闘時は原則着用としたのである。
「おまたせ~」
そうして船外服を着終わった束が指揮官席に座ったその時
「先遣艦ユキカゼより発光信号!敵艦隊ミユ!!」
「「「「「!!」」」」」
「各艦!!第一種戦闘配備!」
『了解!!』
「航海長!霧島に続いて!」
「了解です」
そうして戦艦長門以下予備役艦隊は第一艦隊に比べるとかなり遅いものの何とかついていきついにガミラス艦隊との同行戦になった
「司令。敵艦隊の詳しい戦力が判明しました、超弩級宇宙戦艦一、戦艦七、巡洋艦二十ニ・宇宙駆逐艦多数を確認!!更に後続の未確認艦も見込みありとのことです!!」
(うわぁ、ただでさえ質で劣ってるのに数でもって)
「司令!!発砲許可を!!」
「だめ、沖田司令からの発砲命令が来てない。」
「敵艦隊からキリシマに通信が送られてます、降伏勧告です!」
「おのれぇ!」
(ディアーチェも含めてうちの艦隊のメンバーはガミラスへの恨みが強すぎるのがたまに傷なんだよなあ)
「キリシマから敵艦隊に返信!『バカメ!』です!!」
「あっははは。沖田司令もなかなかやるねぇ」
「相手の通信も怒ってる感じですよ」ケラケラ
そして敵艦隊から砲撃が始まった。
『こちら艦橋右舷観測所!敵艦隊発砲!』
「各艦!回避運動!!」
「巡洋艦夕凪轟沈!巡洋艦鞍馬戦列を離れます!」
「フリゲート艦フラワー轟沈!ミサイル発射機に直撃した模様!!」
「キリシマが発砲しました!」
「各艦!発砲許可!!撃って撃ってうちまくれぇ!!」
「「「「「応!!」」」」」
そうして予備役艦隊からもメガ粒子砲が連射され始めた。
地球 地下都市 地球防衛軍司令部
冥王星海戦が始まったことは地球側でも傍受していた。
司令部の大画面には、三角形や矢印で地球艦隊とガミラス軍の行動が表記されており、連邦政府高官や防衛軍司令部の幕僚は固唾を飲んで、冥王星の光景を見ていた。
「あれの二つの艦隊が最後の地球艦隊だ。あの艦隊が敗れればもう、地球を守る力は残されていない」
防衛軍司令長官、藤堂 平九郎は手を組み、地球側の勝利を祈った。
「大丈夫。沖田提督は歴戦の勇士だ。必ず勝ってくれるよ」
「そうだとも藤堂君。沖田君を信じよう」
司令部の幕僚たちが地球側の勝利を何処か確信している様子で藤堂を宥めるが、
藤堂本人としては、根拠のない勝利だと言いたかったが、
幕僚たちの心使いに水を差したくはないし、少しでもポシティブな考えをしていないと、絶望の前に精神がおかしくなりそうなこの状況。
藤堂も他の幕僚同様に沖田の勝利を信じるしかなかった。
「すまない、沖田君‥‥」
画面を見ながら藤堂はポツリと呟いた。
場面は再び冥王星宙域の戦場へと戻る。
戦艦陸奥
「撃て撃て!!せめて駆逐艦の数を減らせ!」
陸奥艦橋にて艦長以下艦橋要員は血気盛んに砲撃を行っていた
「ここで勝利をおさめれば、遊星爆弾を止められるやも知れんのだ!各員一層奮起せよ!」
「「「「応!!」」」
そして地球艦隊が放った緑色の砲撃がガミラス艦隊に到達したが、
カンッ
コン
キン
跳ね返されてしまった
予備役艦隊が放ったメガ粒子砲のピンク色の砲撃はかすり傷は与えたものの、やはり撃破はできなかった
「やっぱりだめかぁ」
次回 敗戦
ギンガさんが出てきます
再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥
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Dr.スカリエッティ
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エルトリア組
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アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様