交信終了後、ティアナたちは大いに悩んでいた。
まぁ、案の定と言うべきか、なのはとの口論が発生したことは兎も角としても悩む状況だったのだ。
なのはは身を守ると言っても殺人を教え子が行ったことに激怒したし、ティアナとしても皆を守る為に命を懸けて必死に戦ったことを否定されて怒ったのだ。
良くも悪くも二人とも頑固と言うべきか似た者同士と言うべきか、意地でも互いに自身の意見を譲らずに外交交渉の場に近い場所で口論を続けて喧嘩別れに近い形になってしまったのだ。
ティアナも退室直後は怒った感じであったが、司令部から月村邸への帰り道でだいぶ冷静になったのか…
「つ、月村さん。今日は申し訳ありませんでした‥‥」
「あっ、あぁ~まぁ、気にしないで??ね??」
束に頭を下げて今回の交信で私的な口論を行ってしまった旨を謝るほどであった。
「というか、三人とも見るからに疲れているよ?今日はもうゆっくり休んだら??」
「うむ。我から見ても精神的に疲弊したことが丸わかりであるぞ?三人とも束の家に戻ったら風呂に入って夕食を摂ったら早めに休め」
「「「は、はい‥‥」」」
なのはの威圧にはある意味慣れているフェイトはともかく、ティアナ、神堂、シャルロットにはなのはの本気の威圧はやはり限界だったらしく、帰宅直後から星奈や箒、昴からも心配されていたので束とディアーチェからの勧めに三人は風呂に入り夕食を摂ると早めに寝ることにした。
というか、あの通告の後にいつ頃に引き渡しを行うか程度の話を軽くして、その後に次回の交信日程を決めたぐらいだったので、別に謝らなくてもよかったのだが‥‥
そんなことはさておき、ディアーチェは束と共になのはや彼女の思想から見えてきた管理局の姿勢を議論していた。
「やはり、あのなのはとかいう者の思想は危ういのではないか?別世界の過去とは言え、彼奴は地球出身なのだろう?」
「だよねぇ~‥‥いくら私と同じ声とはいえあんなに否定的とは‥‥まぁ、彼女自身は関係も経験もないとは言え、あの時代は地球の彼方此方で紛争やらテロやらが起きていたから、質量兵器を使用しての戦争、殺し合いに関して思うとこがあるのだろうけど‥‥管理局のある世界でも、それなりの場数は踏んでいただろうにね‥‥」
海鳴市で起きたPT事件、闇の書事件、十歳の頃に経験した当時未知の敵であったガジェットと戦闘、第八空港火災事故、そしてJS事件など、数々の事件・事故を経験してきた筈で、十歳の頃に経験したガジェットとの戦闘では命の危険もあった筈だ。
なのはを思う二人は共に現役の防衛軍人であるとともに外宇宙の星間国家を相手に戦争経験者でもある。
そんな二人としてもなのはの言動には疑問が残ったのだ。
「いやまぁ?教え子が殺しをやったって点に驚愕して批判するところまではまだ分かるよ?でもさぁ~質量兵器だっけ?魔導関係じゃない武器を使って戦ったことなんかも批判してなかった?」
「うむ、フェイトの奴からある程度は聞いていたがある意味で歪んでおるな‥‥」
ディアーチェも束の意見に賛同できた。
「管理局が私たち軍に代わってこの地球を守れると思う?」
「管理局が、この地球をか?無理に決まっておるだろう」
星や価値観が違うとはいえ、教え子の戦争参加行為はともかくとしても魔法に頼らない兵器の使用に悪感情を抱いていたことには大きな違和感があったのだ。
「だよねぇ~‥‥まぁ、そこらへんは今後、また接触するようなことがあれば調整していくとして‥‥あの威圧感は中々だったね?」
「まぁ、確かに一般人なら恐れるであろうな?鬼竜に鍛えられた我らや歴戦の軍人からすればまだまだであるが、彼奴が鬼竜と同じ年齢になれば、女版鬼竜になるかもしれんな」
その後、二人はなのはの威圧感について笑い飛ばしながら晩酌して寝ることにした。
一方、ティアナ、神堂、シャルロットの三人は夕食後にフェイトと相談することになった。
月村邸に戻り、湯船に浸かっている中、三人は話し合っていた。
内容は今後について、そして管理局の姿勢についてだった。
次元遭難し、パルチザン活動を経験し、今日のなのはの態度を見て管理局に対する疑問が強くなっていた。
「フェイトさん。私はミッドチルダに戻りません」
その為、まず決断したティアナが管理局に‥ミッドチルダに戻らない気持ちをフェイトに伝える。
「えっ?えっ?ちょ、ちょっと待って、ティアナ‥何を言っているの?」
「別にミッドチルダに戻って、なのはさんのお説教を受けるのが怖い訳じゃあありません」
「う、うん。それは分かるよ。でも、良いの?もうすぐで念願の執務官になれるのに‥‥」
ティアナが管理局員になったのも、機動六課からのスカウトを受けたのも兄であるティーダ・ランスターの夢であった執務官になる事だった。
兄の夢が自分の夢になっていたのだが、機動六課を卒業して、今は執務官補佐と言う役職に就いている。
念願である執務官までもう少しと所まで来ている。
今、ミッドチルダに戻らないと言う事は念願の執務官になると言う夢を捨てる事になる。
それはこれまでのティアナの夢も努力もふいにする事を意味する。
「執務官‥ですか‥‥確かに訓練校に入った時も機動六課に居た時も執務官になる事を夢見て一心に努力してきましたが、これまでの経験から、管理局の執務官は管理世界と言う小さな世界でしか通用しない事が良く分かりました。それに私にはミッドで待つ家族は居ませんし‥‥」
「‥‥」
(スバルが待っているだろうけど‥‥)
ティアナの言っている事がフェイトにも良く分かる。
「‥本当にいいんだね?ティアナ」
「はい」
フェイトは驚き聞き返したが、ティアナの意思は固かった。
彼女曰く、管理局の執務官と言う肩書‥‥いや、そもそも管理局員としての肩書さえもこの宇宙では意味がなく、帰りを待つ家族もいないからだ。
友人は居るが、別れとして最後の通信の席に再び呼んでもらえたらいいという感じであった。
「‥二人もティアナと同じ‥ミッドには戻らずにこの世界に残るの?」
「「はい」」
残留を決意したのはティアナ以外に神堂とシャルロットも同様であった。
元々神堂も高町なのはや八神はやてと同様に第97管理外世界の日本出身であるが、管理局員に就職することになった経緯は全く異なる。
彼女の親は彼女を産んで直ぐに孤児院に預けてどこかに行ってしまい、幼少期は孤児院で生活していた。
そして中学生になる直前にたまたま地球に休暇旅行がてら来ていた局員によって魔導師としての適正を見出され、スカウトされて局員となった。
とはいえ、なのはやはやての様に高ランク魔導師と言うわけではなく管理局の魔導師としては平均的なBランクであったことから大して重要視されずに自力で次元航行艦の機関員に成っていた過去があった。
その為、ミッドチルダにも管理局にも特に思い入れもなかったし、別にこの世界で軍人になってもいいかもと思っていたのだ。
なにより、この地球にはIS(インフィニットストラトス)がある。
魔力に左右されず、努力と才能さえあれば空を自由に飛び回れる。
ミッドチルダにはIS(インフィニットストラトス)を持っていく事は出来ない。
自分がこの地球に残ろうと思ったのはIS(インフィニットストラトス)の存在も関係していた。
シャルロットはまた別の思いから地球に残る決断をした。
彼女の実家はミッドチルダに本社があるデバイス製造企業であり、大企業の御曹司に近い立ち位置であるが、父であった社長が数年前に亡くなっており、母も自身を産んでから早くに亡くなっていた。
現在は亡くなった父の再婚相手が社長を務めているが、その関係から自身に対して過度に冷たく当たっており、実家に居場所がもはや無くなっていたのだ。
それにIS(インフィニットストラトス)を使用した経験からこの世界の方が生き生きと出来ると思い、残る決断を下したと言うわけだ。
他にもギンガ同様、ミッドチルダに戻れば管理局からのしつこく厳しい尋問が待っているに違いないとシャルロットは思っていた。
あの継母の事だ‥管理局に自分を売るに決まっている。
いけ好かないあの継母のために何故、自分が生贄にならなければならない?
死亡保険金さえも払われるのさえも気に入らない。
自分が生きている限り保険金は支払われない。
継母と顔を合わせる事も無く、その家族に利益が入らない様にするには自分がこの地球に残るのが最善の策なのだ。
全員の話を聞いたフェイトはなんとなく察していたこともあり、悲しそうな顔をしたがどこか納得していた。
その後、晩酌中であった束に三人がこの地球に残留する旨の話をして最後の交信の際にはスバルも呼んでほしい事を伝えた。
また、部屋に戻っている際に、
(あっ、リニスにもアルフ宛てに手紙や写真とかを提案してみようかな‥‥?)
こちらの世界で束の使い魔という形で生きていたリニスにアルフ宛てに此方での生活を映した写真や手紙を書いてほしいと思い提案しようと思い至っていた。
そして明日、もう一度三人の意向を確認しようと考えながら眠りについた。
一方、管理局側では‥‥
「なのはちゃん!!って、どうしたんや?なんか元気がないんとちゃう??」
「はやてちゃん‥‥」
なのはの同僚であり、親友のはやては今日は“陸”での勤務が終わって本局に顔を出しに来ていたのだ。
今日の交信の場には仕事の関係で間に合わなかったが、フェイトたちの現状がどうなのか気になっていたので、クロノに聞きに来たのであった。
そんな中で、はやてはなのはと出会ったのだが、なのはは何故かどんよりとした空気を纏っていた。
「ど、どしたんや??いつもの元気もりもりのなのはちゃんらしくないやないか!?」
「その‥ティアナが‥‥」
「い、一旦私の家に行こか?今日、私の家にはみんな居るし」
「うん‥ありがとう‥‥」
はやては、なのはの様子を見て只事ではないことがあったと思い、ヴォルケンリッターの面々もいる自分の家に来ないか誘い、なのはもそれを了承した。
「おう!はやて、お帰りって!?なのは!?どうした!!」
はやてを出迎えたヴィータもなのはの憔悴しきった顔に驚愕した。
その後、ヴォルケンリッターの面々やはやてに今日の交信で起こったことをなのはは伝えた。
「はぁ~一体何やっとるんや。ティアナは‥‥」
はやてはティアナや他の二名の局員がもう一つの地球でパルチザンとして実際の戦争に参加して敵兵を射殺していたという話に呆れつつ頭を抱えた。
「ま、マジか‥これが今のティアナだって言うのかよ‥‥本当に戦場帰りの戦士の雰囲気がにじみ出ていやがる‥‥」
「す、すごく印象が違うのです‥‥目つきが鋭くて怖いです‥‥」
一方、ヴィータとリインフォースⅡ(ツヴァイ)はティアナたち三名が命懸けの戦争を経験したことによって雰囲気が変わった記録映像を見て驚愕していた。
自分たちが知る機動六課時代のティアナの表情とは全く異なり、歴戦の兵士としての雰囲気を醸し出していたのだから‥‥
神堂、シャルロットとは交流は無かったのだが、それでも管理局員にしては鋭い威圧感を覚える。
「ふむ‥‥確かに問題ではあるな‥‥」
シグナムも管理局員として三人の問題行為には顔を顰めた。
とはいえ、バトルジャンキーな一面がある彼女は、正面上はティアナたちの管理局員らしからぬ行動に顔を顰めていたが、その内心では実戦を経験したティアナがどれだけ強くなったのか戻ってきたら手合わせしたいと思っていたりもする。
「本当にね‥いくらフェイトちゃんたちを守るためとはいえ、人を殺すなんて‥‥」
シャマルも局員としてはいささか問題だと思っているようだ。
「‥‥」
ザフィーラに関しては何か思うところがあるのか、何も言わなかった。
管理局の現役執務補佐官が暗黒星団帝国の兵士を殺したなんて事実は暗黒星団帝国に対しての敵対行動になる。
幸いにして暗黒星団帝国は地球防衛軍により本星も占領軍も壊滅させられ、管理局が暗黒星団帝国の脅威に晒されることはないし、そもそも管理局の存在を暗黒星団帝国側が全く知るタイミングが無かったので杞憂ではあったがそれはあくまでも結果論である。
「ま、まぁティアナたちが戻ってきたらしっかり聞こうや?ね?なのはちゃん」
「うん‥‥」
はやてはとりあえずそう言って、なのはを励ますしかなかった。
最も件の三名は帰る気が無くなっている事はこの時点で、はやてたちは知る由が無いので仕方なかったが‥‥。
一方、管理局本局内の会議室では“陸”“海”“空”の高官たちが集まり、激論が繰り広げられていた。
その会議に参加していたクロノは嫌な予感が当たったと内心頭を抱えていた。
(あぁ~案の定、こうなったか‥‥)
そう、束が伝えた地球連邦政府からの実質的な断交通知に対して管理局強硬派が怒り狂ったのだ。
『質量兵器しか使えない野蛮人風情が!』とか、『管理局の崇高な使命を理解しない愚か者が』とか、結構やばい発言も飛び交う始末である。
幸い、クロノの母であるリンディ・ハラウオンや“陸”のトップであるド・ルーゴはもとより三提督が本気で叱りつけたことで一旦は落ち着いたが‥‥
「しかし、一方的な通告はあまりにも非常識でないか!?こちらからの外交文書を送り、それを検討するくらいはしても良いのではないか!?」
一部の局員のこの発言に“海”を中心とする強硬派は真っ先に賛同したが、“空”や“陸”はその意見に対して難色を示した。
確かに外交文書を送るのは良い案だが、内容が問題だ。
まず、これまでの管理局が行って来た違法行為を公的に謝罪する必要がある上に、管理局が従来行って来た他の世界を管理世界に編入する際に行ってきたような高圧的な文書で伝えでもすれば余計に関係性がこじれる可能性があるからだ。
一方、強硬派にとっては、地球連邦政府が管理局の文書に難癖をつければ、それを口実にもう一つの地球に対して武力制裁を与える口実になると考えている者もいるかもしれない。
その為、ド・ルーゴ中将は、
「なるほど‥‥では、その内容は私やリンディ提督等の将官が‥いや、この会議を再度行って確認を行うべきではないか?」
と言ったが、強硬派が『その必要はない!!』と押し切ってしまった。
リンディはこの会議後にレティに対して、
「このまま管理局から高圧的な内容の文書を送っていいのかしら?嫌な予感しかしないわ‥‥」
とぼやいたほどであった。
此処で、視点を一旦地球に戻そう。
「はぁ!!てりゃあ!!」
「踏み込みが甘い! もっと重心を意識して身体がぶれないように動くのよ!!」
「は、はい!!」
「ふん!」
「避ける時もただ相手の攻撃を避けるんじゃなく、カウンターを狙えないか相手を常に観察しなさい!!」
「はいっ!!」
「身体は熱くても意識は冷静に!! 客観的に自分と相手を見ることを心がけるのよ!!」
ミッドチルダ、地球の大人たちの苦労は何処へやら‥リンネ、昴、箒、星奈も加わった子供たちはギンガの指導の下、様々な特訓を重ねていた。
ストライクアーツの技の他にも地球の格闘技や武術にも興味を示していた。
また、面白がった人物が再びやって来た。
「やあ!月村、やっているようだな!!」
「あっ、シュベルトさん」
シュベルトこと、八神・リインフォース・シュベルトである。
彼女の乗艦であり、ギンガの乗艦でもある武御雷は修理・重整備もかねてかドック入りしており、陸戦隊総隊長を務めるシュベルトは、基本業務以外は暇であり、時折顔を出すようになったのだ。
「束さんかディアーチェさんに何か用があったんですか?」
「なに、お前さんが子供たちに格闘技を教えていると聞いてな?近接格闘かつ攻めの技のみだと何かと困ると思って助太刀に来たのさ」
「ああ。なるほど、だから竹刀を持っているんですか‥‥」
ギンガは『暇だから』と軍人が子供相手に鍛錬を行う姿勢に少し呆れたが、シュベルトの気質は知っているので了承した。
「さあ!どこからでもかかってこい!!五対一でも構わんぞ!!」
「「「うぇえええええ!?」」」
ヴィヴィオとアインハルト、リンネ、星奈、箒、昴はその言葉に驚いたが、シュベルト同様に竹刀を持ち込んでいた箒とその箒の練習相手をしていた星奈は…
「で、では‥行きます!!」
「行きますよ!!」
竹刀片手に突っ込んだが‥‥
「踏み込みが甘い!!」
バシ!バシィ!!
「がはっ!?」
「くっ!?」
瞬殺された。
次にリンネと昴が一緒に習ったばかりの格闘技を行おうと接近するが、
「筋はいいな!だが、隙を伺わずに相手の真正面から挑むのは危険だぞ!!」
「「へぶっ!!」」
脚をかけられて同時に転ばされた。
あっという間に残ったのはヴィヴィオとアインハルトのみという状況に‥‥
「ギ、ギンガさん!大人モード使っていいですよね!?」
「ええ、構わないわよ」
ヴィヴィオはさすがに子供の姿のままでは不利と判断してギンガに許可をもらい、アインハルトと共に大人モードに変身。
「ほう。それが魔導師の変身というやつか!面白いな!!」
「こ、この人、容姿もそうだけど、中身もシグナムさんと同じバトルジャンキーだよ‥‥」
シュベルトは驚いたものの、面白がって笑う。
ヴィヴィオはシグナムと同類の人だと改めて感じ、アインハルトと共に突撃した。
「はあ!!」
まず、ヴィヴィオは竹刀に一発拳を打ち込むが、
「攻撃先を目線で示すな!!」
直ぐにシュベルトが竹刀を逸らした上で、ヴィヴィオの脇腹に竹刀を叩き込んだことで床に伏せることになる。
アインハルトはその際に生じた隙を狙って覇王断空拳(なお、相手が魔導師ではないので魔力は控えめ)を打ち込もうとするが、それも躱される。
「なっ!?」
「狙いはいいぞ!!だが、一々技名を言うのは減点だ!!これはヒーローショーではないのだぞ!!」
「がっはっ!?」
竹刀を突かれてアインハルトもダウンすることに…。
結果、全員がシュベルトに倒されることになった。
十分後、全員をたたき起こした後にシュベルトは評価を伝えていた。
「全員、筋は非常にいいぞ!だが、狙い先を目線で示すのは良くない!玄人なら相手の目線から狙いを察知するぞ!」
「はい。実際に叩きのめされちゃいました‥‥」
ヴィヴィオは実際そのようにシバかれた為に実感がこもっていた。
「ストライクアーツと言うのが技を言わないといけないのかは知らないが、実戦で技名を叫ぶのは相手に攻撃を気付かれる恐れがある!そこも気を付けろ!!まぁ、それ以外は経験不足だからな!!日々の鍛錬を怠るなよ!!『努力に勝る才能なし』だ!!」
「「「「「はい!!」」」」」
シュベルトはそう言って纏めた。
良くも悪くも彼女たちには良い経験になったようだ。
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