内惑星艦隊の奮闘   作:島田愛里寿

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アナンケ級の建造計画が始まります
そして千冬が・・


第十二話 新規大建造計画 ビンソン計画・千冬肉体を得る

ヤマト出航から数日後

 

「へ?新規建造計画ぅ?」

 

束は司令部の自分の部屋でディアーチェから上申書を受け取っていた。

 

「うむ。一部の予備役艦隊の乗組員から上がっておる。『ヤマトが帰ってくるならそれに越したことはないが万が一に備え、地球脱出の際にマゼラン級などを管制する旗艦級が必要だろう』とな」

 

「う~ん・・それでそのプランは?」

 

「これだ」

 

 

アナンケ級指揮型戦艦

マゼラン級を拡大しVLSを撤去して副砲を追加。装甲と通信能力・指揮能力を拡大し国連宇宙海軍内部で進行しているアンドロメダ級に対抗できる旗艦級

 

 

【挿絵表示】

 

 

「なるほどなるほど・・」

 

「我としては特に問題なしと判断したが。」

 

「うん、私もいいと思うよ。ただねぇ・・・」

 

「うん?何か問題があるのか?」

 

「防空能力がなぁ」

 

そう。地球艦隊の最大の課題。『火力が高い艦が多いのに防空能力が高い艦がヤマト以外にない!』に束は頭を抱えていたのである。

 

「サラミス級ではだめなのか?」

 

「いやサラミス級もまだましだけどね?火力の一点投射ができないじゃんか」

 

「あぁ、なるほど・・」

 

そう、サラミス級は発展性がすさまじい代わりに装備が平凡なのに加えて死角を作らないようにした結果、火力を集中することができないという欠陥があった。

 

「それは私からの提案書を見てくださーい!!」

 

「おわぁ!明石技師長!」

 

この明石技師長は艦艇の設計・製造については天才的な女性技師だがたまにトンデモ兵器のプランを出すので予備役艦隊に飛ばされた人物である。

 

「私が提案するのはサラミス級を徹底的に設計段階から見直した艦。アトランタ級です!!」

 

アトランタ級防空巡洋艦

改サラミス級ともいわれる。地球艦隊全体に見られる防空能力欠如に頭を抱えた束が明石技師長の提案を受けて建造させた防空艦。波動砲搭載型の伊吹級防空重巡洋艦のもととなった傑作艦

 

 

「おお!これはすごい!」

 

「確かにこれなら防空艦としての運用もできるし火力の一点投射ができない問題も解消できるな!」

 

「さらに波動砲搭載型のマゼラン級の提案が来てるんですが・・」

 

「「え?」」

 

マゼラン級松島型

明石技師長の部下の波動砲搭載論者が設計したマゼラン級。ドレッドノート級主力戦艦と同等の性能を持つ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

「うーん。波動砲は主力艦隊に集中させることに決まったんだけど・・」

 

「まあ。運用の多様化を図る分にはよいのではないか?」

 

「まあ、そうだね。よし両プランともに設計開始命令をだして」

 

「了解しました!」

 

---------------------------------------------------

 

「うーん。防空艦と指揮艦のプランは出たけど空母戦力がないなぁ・・」

 

「まあ、欲張っても仕方なかろう。それより、おぬしの実家の造船所から手紙が来ておるぞ」

 

「ああ、月村バニングス造船所ね。なになに・・・・え?」

 

「うん?どうした?」

 

「ディアーチェ!空母問題何とかなるかも!!」

 

「なぬ?」

 

 

数日後

 

月村バニングス造船所

 

「なるほど。で、わざわざここに来たのか」

 

「うん。というか明石技師長も来てよかったの?設計のほうが忙しいと思うんだけど・・」

 

「大丈夫です!実は提出するまえにある程度は設計してたんですよ」

 

「「えぇ・・」」

 

「あと、造船所のかたの意見も聞きたかったので」

 

「あはは、相変わらずだね」

 

「まったく・・で、束。おぬしのプランはなんだ?わざわざ談話するために解体中のマゼラン級の前にわれらを呼んだわけではあるまい?」

 

「さっすが。私が考えたのは航空戦艦だよ」

 

 

トラファルガー級航宙戦艦

 

解体処分中だったマゼラン級に目を付けた束が月村バニングス造船工場に手をまわして航空戦力を運用できる艦として改修し、左右の艦橋と副砲の類を一掃しその空いたスペースに航空機運用のための大型の箱型格納庫を装備した。

 

「なるほど。だからこの二隻のマゼラン級の作業が止まっておるのか」

 

「そういうこと。あとお披露目会かな?」

 

「「??」」

 

『束。いいか?』

 

「うんいいよ~」

 

ガチャ

 

「「はぁぁぁ!?」」

 

そこには束が作ったAIの千冬がなんと‘肉体’をもって現れたのである。

 

【挿絵表示】

 

「ど、どういうことだ束!なぜ千冬が肉体をもってここにいる!!」

 

「っていうか!千冬さんはAIでしたよね!!」

 

「あはは。やっぱり驚くよねぇ。大変だったよ・・・」

 

二日前

 

『束』

 

「ん?どうしたのちーちゃん」

 

『私に肉体を作ってくれ』

 

「ぶっふぉ!な、なにを言い出すのさ!」

 

『いやなに。ずっと束の前のスクリーンしか会えんだろう私の場合は?』

 

「いやまあそうだけど」

 

『あとギンガの体を本人の許可をもらって調べさせてもらったからある程度の設計はできている』

 

(ちなみにギンガの秘密は養子になったときにばらしてます)

 

「なにやってんの!いやなに許してんのギンガちゃん!」

 

『束』

 

「え?」

 

『作れ』

 

「あっはい」

 

 

 

「というわけ」

 

「「・・・・・・・」」(唖然)

 

こうして内惑星系艦隊最強の隊員が誕生した。

 




明石技師長は艦これの明石そのままです

千冬もインフィニット・ストラトスの織斑千冬そのままです

再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥

  • Dr.スカリエッティ
  • エルトリア組
  • アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様
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