訓練航海の内惑星系艦隊の各艦隊に防衛軍司令部から緊急伝がはいった。
「艦長、司令部からの緊急通信です」
「内容は?」
束はギンガに電文を読むよう促す。
「内惑星系艦隊全艦隊は アンドロメダ と合流し、同艦と共にヤマトを追跡。太陽系への脱走を阻止すべし‥‥以上です」
次いで合流する座標と時刻が伝えられてくる。
当然、艦橋要員は戸惑いと緊張を隠せない。
まさか、あのヤマトが‥‥という思いなのだろう。
しかし、束とディアーチェはヤマトが何故そのような行動を取ったのか察しがついた。
((まぁ、あの平和ボケをして、危機感がまるでない政府や軍上層部連中を見れば無理もないか‥‥))
そう思いつつ、束は艦長席から立ち上がると艦内一斉放送で呼びかける。
「艦長の月村だ。たった今、入った艦隊司令部からの緊急命令を伝える。本艦はこれより総旗艦、アンドロメダと合流し、太陽系脱出を図るヤマトの脱走を阻止する。これは演習ではない。繰り返すこれは演習ではない。総員、気を引き締めて任務遂行にかかれ!」
いきなりの戦闘、しかも相手はよりによってあのヤマト。
ルーキーたちを中心に、乗員に戸惑いと不安が広がるであろうことは想像に難くないが、命令は命令だ。やれません、出来ませんでは済まされない。
案の定、ベテランのディアーチェも戸惑いが隠せない表情をしている。
「航海長、針路変更、面舵十五、機関全速」
「りょ、了解!面舵十五、両舷全速、宜候っ!」
束の指示を航海長の知床が復唱し、操縦桿とスロットルを操作した。
主機関の回転が上がり、アナンケ以下第一艦隊ぐんぐん増速した。
新型の高出力機関とバーニア、スラスターだけに加速や回頭の速度はガミラス戦役に使用していた艦と比べるまでもなく速い。
内惑星系第一艦隊は僅か二時間足らずで、アンドロメダとの予定会合宙域に到着。
しかし、会合宙域にはまだアンドロメダは到着していなかった。
「ふぅ~土方司令の雷を受けずに済みそうだな」
ディアーチェが安心したかのように言う。
「ああ、基本十五分前集合が絶対厳守だからね」
そして、予定会合時刻のきっかり十五分前にアンドロメダも会合宙域に到着した。
「アンドロメダから発光信号‥‥『我二続ケ・・我二続ケ』‥‥以上です」
「うむ、通信長返信の発光信号を」
「了解」
通信長のギンガはアンドロメダに『宜候』と返信の発光信号を打ち、アンドロメダと内惑星系第一艦隊はヤマト追跡に向かった。
そのころ月に一番近い位置にいた内惑星系第二艦隊はヤマトを捕捉した。
「司令、前方に不明艦を確認しました。脱走艦の宇宙戦艦ヤマトと思われます」
「なにぃ?」
第二艦隊司令官のティアンムはその報告を受けて微妙な顔をした。そりゃあそうである、いくら防衛軍司令部からの撃沈命令を受けているとはいえ相手はあの地球を救った英雄艦であるしそもそも部下の士気の低下が丸見えなのだから。
「うーむ」
「防衛軍司令部からは撃沈命令が出ています。」
「我々第二艦隊なら撃沈はともかく足止めや時間稼ぎぐらいは可能です。」
「司令、我々内惑星系艦隊最強の第二艦隊の状況は万全です!」
「・・・・・だめだ。攻撃はしない。」
「なっなぜですか!?」
「そもそも我々は演習帰りなうえに兵も疲労している。士気も練度も艦自体の性能さえも上なヤマトに無事で済むわけがない」
「しかし・・・」
「我々の急務は!現在混乱状態に陥っているグラナダと防衛軍主力所属の月面基地の復旧の支援だ!全艦反転!!」
「はい。全艦、遂次回頭!」
「とーりかーじ!」
「各艦タイタンに続け!」
「ヤマト、己が信ずる道に進め・・」
そうして内惑星系艦隊最強の第二艦隊はヤマトの目前で回頭していった。
「内惑星系艦隊の第二艦隊が回頭していきます。」
「どうしたんだ?」
「あ、第二艦隊旗艦タイタンより発光信号で電報です。」
「なに?」
「『ヤマト、己ノ信ズル道ニススメ』です」
「そうか」
そうしてヤマトと第二艦隊旗艦タイタンはすれ違っていった。
そのころ第三艦隊は確かに第一艦隊と第二艦隊の間に位置してはいたが旗艦フェーベの機関不調によりフェーベ航空隊のセイバーフィッシュ強襲偵察型によるヤマトの現在位置の確認しかできなかった。
[セイバーフィッシュ強襲偵察型]
セイバーフィッシュの武装を全撤廃し高速化と偵察用の器材を積んだ機体。
100式偵察機よりも高速でありガミラスの偵察機スマルヒにはさすがに追いつけないが100式よりはいい勝負を挑める偵察機である。
愛称は『カモノハシ』
第二艦隊とヤマトがすれ違ってから一時間半程経った時、先行していたアンドロメダからヤマト発見の報が入る。
その直後、アナンケのレーダーもヤマトの姿を捉えた。
艦の種類状、マゼラン級の改修発展型のアナンケも優秀なレーダーや通信機器を搭載しているのだが、やはり総旗艦だけあり、レーダーの性能はアンドロメダの方が一枚上手だった。
「総員戦闘配備、航空隊スクランブル発進用意!!」
艦内に警戒警報のアラームが鳴り渡る。
アンドロメダと第一艦隊は急速にヤマトとの距離を詰めていった。
程なくしてヤマトもこちらの存在に気付いたらしく、急に増速して小惑星帯に針路をとった。
「ディアーチェはヤマトの狙いをどう見る?」
まだ余裕があるのか、束は、ヤマトの行動を副司令のディアーチェに訊ねる。
「速度で我々のアナンケ級やアンドロメダに劣るのだから、ここはやはり、小惑星帯に入り、我々を振り切るつもりでだろう。あやつらは一刻も早く太陽系からの脱出を試みているのだから、小惑星帯に隠れると言うことはしない筈だ」
「多少危険だけど、やはりそれがベストだろうね‥‥航海長、多少の無茶や船体に傷がついても構わない。ヤマトを見逃さないように!!」
「はっはい!」
第一艦隊各艦はセミオート操舵にはせず、そのままマニュアル操舵のまま小惑星帯を航行している。
「通信長、アンドロメダに先行許可を申請」
「はい」
アンドロメダの航海長がどんな人物なのかは知らないが、小惑星帯内でのオールマニュアル操舵では恐らくヤマトには追い付かないだろう。
その理由として、艦長があの土方提督なので、船体をぶつけたり、擦れば強烈な叱咤がくると思い操艦には慎重になる筈、それ故に操艦を自動航行モードに置き換えるだろうが、フルオートやセミオートでの操舵は回避優先でスピードダウンは否めない。
例え土方が先程の束の様に「多少船体が傷ついてもかまわない」と命令しても、乗艦している艦が総旗艦で船体に傷をつけてはならないと言う心理が働き、船体を傷つければ配置転換処分を受ける可能性もあると思い込むだろう。
それ故、この小惑星帯でアンドロメダはヤマトを捕捉できないだろう。と、束はそう踏んだ。
アンドロメダから許可の回答が来た第一艦隊各艦はアンドロメダを左舷から一気に追い越し、先行した。
一方のヤマトも高速を保ったまま小惑星帯に突入した。
障害物だらけの宙域をオールマニュアルで操艦にも関わらず、ヤマトの航海長である島もアナンケの航海長知床も猛スピードの中、小惑星帯の中を航行している。
(航海長もだいぶこの艦に慣れたなぁ・・性格の難はあるけど)
元々、操艦技術がずば抜けているという評価があった知床であったが、当初この艦の操艦には多少手こずった。
その理由はやはり、アナンケ航海長の知床が操艦した事の無い程の大きさの艦だったのと新米だったからだろう。
しかし、今では十分な操艦が出来る所を見ると、彼女は操艦技術に関して天才の部類に入るだろう。・・性格以外は。
第一艦隊が巡洋艦ジャンヌダルクとヴァリャーグを先頭に猛スピードでヤマトを追跡して居る頃、アナンケの後方を航行するアンドロメダでは、
「何をしている、もっと増速しろ!」
アンドロメダの副長が焦った声を上げる。
小惑星帯に入った途端、アンドロメダはヤマト、第一艦隊に引き離された。それこそあっという間に‥‥
正確には、ヤマト、第一艦隊が速度を維持したまま小惑星を走り抜けているのに対し、アンドロメダはセミオート操舵のため、こういう障害物だらけの空間では自動航行システムが航行よりも回避優先と認識してしまい、減速してしまうのだ。
アンドロメダの行動は束の予想通りだった。
小惑星帯を航行中、艦橋部のアンテナ部分が微小惑星に接触したのか、ドーンという音響と衝撃が艦を震わせる。
「うわっ!?」
「‥‥‥」
艦橋が揺れ、席から立っていた副長が床に転倒するが、艦長席の土方は腕を組み、瞑目したまま一言も発しない。
「艦長、ヤマトと第一艦隊各艦は全速で小惑星帯をすり抜けて行きます!!」
航海長が二艦の動きを土方に報告するが、その反面、内心は悔しさで満ちていた。
ヤマトと第一艦隊は明らかにフルマニュアルで操舵しながら速度を維持しているのに自分にはそれができない。
カタログデータではこのアンドロメダはヤマトをも上回る加速能力と軽快な機動性を持っている筈なのに、自分ではアンドロメダの性能を十分発揮できていないのが明らかだからだ。
しかし、彼の名誉のために書き記すが、仮にも総旗艦の航海長に抜擢される程であるから、彼も十分優秀な宇宙戦士なのである。
ただ実践と経験が不足しており、何度も修羅場の様な実戦で鍛えられた手練れの航海士である島と艦隊行動訓練にて小惑星帯で航海訓練をしていた第一艦隊の航海長らを相手に回しては余りにも分が悪かったのだ。
「艦長、とてもこんな所は航行できませんよ」
副長が柄にもなく、弱音を吐く。
「ヤマトは?」
土方はオペレーターにヤマトの行方を訊ねる。
「見失いました。小惑星が邪魔でレーダーが上手く作動しません」
「艦長!?」
もしかしたら、このままヤマトを見失い、太陽系からの脱出を許してしまうかもしれないと焦った副長が土方に声をかける。
「慌てるな。ヤマトと第一艦隊のペースに乗せられることはない。ヤマトの追尾は月村に任せて、今は確実に小惑星帯から出ることを優先しろ。アンドロメダの船脚なら十分間に合う。小惑星帯を出た後、ヤマトの前面に立ちはだかるのだ!!急げ!!」
「了解しました!」
土方の命令を聞き、航海長はいくらか落ち着きを取り戻し、小惑星帯を抜け出る事に専念した。
小惑星帯を抜け目の前に再び星の海が広がる。ここでようやく障害物レースは終わりをつげた。
「小惑星帯を抜けました!」
「艦の損傷は?」
「ありません!」
「よし、ヤマトの現在位置は?」
『本艦の前方、六宇宙キロ‥速度を維持したまま、木星方面に向かっているぞ』
『如何する?束』
千冬が今後の動きを訊ねてきたので、
「このままの速度と間隔を維持したまま追尾するよ。アンドロメダは?」
『レーダーには映らんが、まだ小惑星帯の中と思われる』
「わかった。ヤマトとアンドロメダの現在位置は逐次報告して」
アンドロメダの船脚は防衛軍ピカイチだ。恐らく大きく迂回してヤマトの前面に先回りするだろう。
それから暫くの間、第一艦隊はヤマトと着かず離れずの追跡を続けた。
ヤマトは時折、急転舵等で第一艦隊を振り切ろうとするが、知床は怖がりつつも彼我の間隔を保ったまま、アナンケを艦隊先頭にすすめてヤマト主砲の有効射程ぎりぎり外につけ続けていた。
やがて、ヤマトの前方十二時の方向にアンドロメダが姿を現わし、ヤマトの針路を塞ぐように回頭する。
アンドロメダの動きを見て束も指示を出す。
「航海長。下げ舵二十、ヤマト後部の下腹につけて」
アナンケ以下第一艦隊はヤマトの第三主砲搭の死角になる後下部につけた。
これでヤマトから第一艦隊に向けられるのは、後部発射管のミサイルと艦底部のミサイルだけになる。
その反面、アナンケはヤマトの機関部、第三艦橋、艦載機発進口を主砲、副砲、ミサイルで狙える位置になる。
卑怯、姑息と言われるかもしれないが、相手はあのヤマトなのだからこれくらいの戦術をとらなければ、此方は大きな被害を受ける。
アンドロメダに針路を塞がれたヤマトだが、ヤマトは速度を落とさず、また針路も変えずにアンドロメダへと直進し続け、アナンケの先頭に進んだジャンヌダルクも ヤマトの後下にぴったりつけて続航を続ける。
やがて、土方がヤマトに通信を送り始めた。
束はそれをギンガに傍受させ、聞いていた。
『古代、多くは言わん、戻れ。私がどういう男か、お前たちはよく知っているだろう?』
(うん、それは嫌と言うほどにね‥‥)
土方の発言に束はそう思ったが、彼女以外にも同じ事を思った者は何人も居た筈だ。
『お断りします。あのメッセージについては土方司令もご存じの筈でしょう?あれは紛れもなく宇宙の危機を訴えているんです!!何も確かめずにいて、危機が目の前に来てからでは遅すぎます!』
古代らヤマト側の乗員最初から譲歩する気はないようだ。
当然古代は土方の命令を拒否した。
士官学校で教官職を務め、古代の性格をよく知っている土方は古代のこの行動と回答は十分予想していたのだろう。別段気分を害した風もなく、再び口を開いた。
『否定はしない‥‥が、ヤマト一隻で何が出来るのだ?悪い事は言わん。今なら私が今回の件を何とかしてやる。戻れ!!』
『お断りします!』
『‥‥そうか分かった。ならば、仕方ない。我々は実力を以って行使する。いいな?』
『‥‥残念ですが、仕方ありません。しかし、我々の考えは変わりません!!』
『‥‥分かった』
そこで、通信が切れた。
(是非に及ばずか‥‥やれやれ、古代君も土方さんも頑固だからなぁ‥‥)
束は目を瞑り、首を横に振る。
そして、目を見開くと指示を出す。
「全艦全砲門開け!一番艦首砲はヤマトの艦載機発進口に照準を合わせろ!!一番副砲はヤマトのメインノズルを狙え!!二~三副砲はヤマトの第三艦橋をロック!!艦首大型ミサイル発射管には対艦ミサイルを装填!!対空砲スタンバイ!!航空隊はいつでも発進できるようにパイロットはコックピット内で待機‥‥ぼやぼやするな、急げっ!!」
束の命令が慌ただしく艦内各所に指示が届けられる。
第一艦首砲、第二、第三、副砲が動き、砲身に仰角がかかり、ヤマトを指向する。
「第一主砲第一・ニ・三副砲、発射準備完了!!」
「全ミサイル発射管、発射準備完了!!」
「対空砲、発射準備完了!!」
「艦載機隊、いつでも発進出来ます!!」
次々と戦闘準備完了の報告が届く。
訓練時よりも練度は上がっているとは言え、まだ満足できるレベルには程遠いが、仕方あるまい。
「束、このままではヤマトと本艦はアンドロメダの針路に交差、接触または衝突の恐れがあるぞ」
ディアーチェが二隻と第一艦隊の現状と予想される事態を報告する。
「航海長、ヤマトの針路は?」
「はっはい。速度と共に依然変わりません」
「ならば、本艦もこのままの針路と速度を維持」
「了解」
外見は冷静な様子の束も顔には薄らと汗を浮かべる。
多少は修羅場をくぐり抜けてきた自分でさえ、こうなのだから、任官したてのルーキーたちはさぞや生きた心地がしないだろう。
しかし、それはヤマトやアンドロメダの新人の乗員も同じだ。
否、一番しんどいのは土方以外のアンドロメダの艦橋乗員だろう。
そして、この状況下で一番冷静なのは恐らく土方ただ一人だろう。
『ヤマト、あと二十秒でアンドロメダに最接近。 本艦隊もあと三十秒でアンドロメダに最接近する』
アナンケの艦橋乗員は皆押し黙り、手に汗握っている。
千冬のカウントダウンの声だけがブリッジに響き渡る。
ヤマトはアンドロメダの艦橋直前を直進。やや経ってから第一艦隊も アンドロメダの艦底部を通過した。
ヤマトがアンドロメダの目前を通過してもアンドロメダには何の動きもない。
攻撃を仕掛ける様子もヤマトの後を追う様子もなく、ただ静かにその場に鎮座している。
「アンドロメダに動きは?」
「ありません。攻撃命令も追撃命令も出ていません」
(やれやれ、そういうことか。土方さんも人が悪いなぁ)
土方の真意を認識し、束はフッと小さく口元に笑みを浮かべ、表情を緩めた。
「減速、左舷スラスター起動、上げ舵二十、面舵二十五、アンドロメダの右舷につけろ。警戒態勢解除」
アナンケ以下第一艦隊は束の独断でヤマト追跡を打ち切り、アンドロメダの横に着ける動きを見せ、アンドロメダの艦橋では、
「第一艦隊が追跡を‥‥反転してヤマトを追え!!」
副長がヤマトを追跡とすると、
「待て!!」
土方がそれに待ったをかけた。
「し、しかし!司令‥‥!」
なおも言い募る副長だが、土方は頑としてそれを突っぱねた。
「行かせてやれ‥‥沖田の子供達だ‥‥」
土方はパネルに映り、遠ざかっていくヤマトをジッと見つめていた。
その後、土方は司令部に『我、遭遇予定地点二達スルモヤマトヲ確認シエズ』と言う通信を送り、さらに秘匿通信でヤマトに『航海ノ安全ヲ祈ル』と言う文を送った。
束もヤマトに『死ヌナヨ』と一言秘匿通信を打った。
(死ぬなよ‥皆‥‥沖田艦長は死ぬことは教えなかった筈だぞ)
あの冥王星海戦で沖田は守に必死に諦めず、生き残ることを説いた。
きっとイスカンダルへの航海でもそれをヤマトの乗員に説いたはずだ。
土方同様、束とディアーチェも遠ざかっていくヤマトをジッと見つめていた。
かくしてアンドロメダと第一艦隊のヤマト追跡任務はこれにて終了したわけでが、それだけで、終わらせるほど、土方は甘い人物ではなかった。
先程の小惑星帯の近くまでくると、土方は、
「第一艦隊は確か訓練航海中だったな?」
「え?は、はい」
(何か嫌な予感がするなぁ‥‥)
(あの様子と顔は嫌な予感しかせぬ・・・)
ヤマトが出撃していったあの日、同様なにか嫌な予感がした。
それは新米を除く、艦橋乗員が感じた。
「アンドロメダもまだテスト航海日程が残っている‥‥これより、アンドロメダと第一艦隊全艦で大規模な模擬戦闘訓練を行う」
と言い出した。
しかも、
「諸君、喜べ。私自らが教導してやるからな」
とても、とても有難いお言葉つきで‥‥。
『ギャ―――!!』
土方の人となりと訓練の厳しさを知る乗員は顔を真っ青に染め、悲鳴をあげる。
さすがの束とディアーチェも腰を抜かしかけていた。
一方、土方の事をあまり知らないギンガたちルーキーらは何故先輩たちが此処まで悲鳴を上げるのか不思議がっていたが、その理由は直ぐに判明した。
この模擬戦とその結果について、どんな目に遭ったのか、関係者の口は堅く、詳しい事は未だ判明していない。
再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥
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Dr.スカリエッティ
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エルトリア組
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アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様