内惑星艦隊の奮闘   作:島田愛里寿

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地球防衛軍が時空管理局の失態の後始末のようなことをします。


第三十二話 時空管理局艦の実態

 

ヤマトから第十一番惑星についての報告が来た数時間後に十一番惑星方面に向かっていたユリシーズ率いる哨戒艦隊から『ワレ、所属不明ノ艦ヲ確認セリ。反応見ラレズ、至急病院船ト工作艦ノ支援ヲ求ム』との通信電文が届いた。

 

 

「病院船の手配は!?」

 

「はい!改コロンブス級の『氷川丸』を手配済みです!!工作艦は『明石』と『ヴェスタル』を」

 

「よーし!!今すぐに動ける武装艦は!!」

 

「は!『アナンケ』『長門』『陸奥』『アトランタ』『ガングート』『ヴァリャーグ』『ジャンヌ・ダルク』『トラファルガー』パトロール艦の『天神』あとそれから・・・」

 

「多い!多い!!アナンケと長門・陸奥・ジャンヌダルクとヴァリャーグ・アトランタの他はトラファルガーと天神だけでいいよ!!」

 

月面基地『グラナダ』はパニック状態に近かった。

 

なにせヤマトから第十一番惑星の惨事の報告があった数時間後に今度は所属不明の艦の漂着(?)である。

 

「兵員と補給状況は!?」

 

「は!全艦隊補給は万全です!!人員のほうも問題なしとのこと!!」

 

 

「よし!各艦抜錨!!艦隊陣形組んでる場合じゃないから高速艦から随時急行!!」

 

『了解!!』

 

 

 

その騒ぎの元凶たる次元航行艦ノアがなぜこんな悲惨な状態になったかというと次元航行後に通常空間に出た際にガトランティスの艦隊に鉢合わせしたまでは事故で済ませられたのだが即臨検しようとして(馬鹿なのか?)ハチの巣にされて慌てて次元転移したためである。

 

そのころ土星基地所属で新配備された機動甲冑の宇宙空間においての実地試験を行っていた内惑星系艦隊強襲揚陸隊の旗艦『改コロンブス級強襲揚陸イオージマ』もその宙域に急行していた。

 

「ふむ、正体不明の不明艦か」

 

「戦隊長!我々は強襲接弦して切り込むのですか!?」

 

「ばか、我々の任務は生存者の確保だ。忘れるな『ラウラ』」

 

「は!了解しました!!『シュベルト戦隊長殿』!!」

 

「殿はいらん」

 

この戦隊の戦隊長はシグナムそっくり『八神・リインフォース・シュベルト』である。

 

 

【挿絵表示】

 

 

ラウラ・フォン・ボーデヴィッヒ

 

【挿絵表示】

 

 

そうしてこの一隻の次元航行艦の調査のためにもともといたユリシーズ率いる哨戒艦隊十隻とアナンケ率いる救援艦隊八隻そして追加の強襲揚陸艦一隻というやりすぎ感半端ない陣形である。

 

そうして病院船氷川丸の医務官たちを護衛するべくシュベルトはラウラ率いる黒ウサギ隊とその教導官のカスペン大佐とともに先陣を切って突入したのだが・・・

 

『な、なんだこの艦は!!』

 

『こ、子供?いや、少年兵や年少兵と思われるものの遺体がかなり多いです!!』

 

通信機から聞こえてきたのは分散して調査していた隊員からの悲しみに満ちた報告ばかりだった。

 

「・・・・任務に集中だ。遺体はあとで回収できる、生存者をさがせ」

 

『了解です、くそ!!』

 

『ら、ラウラ隊長?』

 

『なんだ!?』

 

『い、いえ!大丈夫ですか?』

 

『あ、ああ。大丈夫・・だ』

 

(ちなみにこの時黒ウサギ隊の隊員たちは久々にかっこいい顔になっていたラウラに見とれていた)

 

 

かっこいいラウラ↓

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

結局生存者は救援艦隊到着前にユリシーズ保安隊の先遣隊が発見した意識不明の十代前半の女の子以外はは見つからなかった。

 




次回は少し話がとんでテレザート星宙域でのお話です。時空管理局側になるかな?

再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥

  • Dr.スカリエッティ
  • エルトリア組
  • アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様
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