ジャブロー基地。
ここは内惑星系艦隊が主体となって建造を進めていた大規模軍事要塞拠点である。鍾乳洞や南米の旧地下都市跡を再利用する形で建造されていたが、当初の予定では、2205年に完成していればいい計算だった。しかし、出雲梨花と今は名乗っている篠ノ之束が持ってきた無人IS[ゴーレム]の大規模運用によって工期が予想以上に短縮され、白色彗星帝国の脅威がほとんどなくなった2200年末ついに完成したのだ!
「皆さん今までほんっっとうにご苦労様でした!」
演説台の上で内惑星系艦隊総司令官の月村束は、作業員全員と関係者各員にお礼の挨拶を行っていた。
「此程の大事業を完遂し、予定よりも早く完成させることが出来たのは無人機部隊の存在もありますが、ひとえに皆さんの協力のおかげです!大変ありがとうございました」
束はそう締めくくり完成式典は終了した。
「いやはや。ついに完成したねぇクロエちゃん」
「はい。束さま」
出雲とクロエは自身のIS開発研究所で完成式典の様子を見ていた。
実は束は出雲とクロエも呼ぼうと考えていたのだが、あまりに瓜二つな二人がマスコミも来る公な式典に参加したら混乱しかねないと政府や軍上層部・家族、そして部下のディアーチェとクロエからも反対されたので、行くのに乗り気だった出雲も諦めざるを得なかった。
ここでジャブロー基地の構造を解説しよう。
ジャブロー基地は大きく五つの区画に分けられる。
中央区画の予備総司令部・医療センター・居住エリア
西方区画の艦艇造船ドック
東方区画の研究区画
南方区画の防空司令部・打ち上げマスドライバー施設
北方区画の通信管制センター
ちなみにIS研究所は最高機密に該当するレベルなので中央区画にある。
そのころ中央区画の医療センターのある病室に寝ている少女がいた。
白色彗星帝国戦前にユリシーズに確保された次元航行艦『ノア』唯一の生存者であるシャルロット・デュノアである。
「う、うう~ん。こ、ここはいったい?確か僕が乗ってた次元航行艦が不明艦隊に攻撃されたはず・・」
「あ!先生!!患者さんが目を覚ましました!!」
そうしてシャルロットの人生は波乱に満ちたものになっていくのだ。
造船ドックにて今現在はまだ調査中の『ノア』のとなりにドレッドノート級が二隻置かれていたがこの二隻にはある改装が行われていた。
「にしても、こんな改装をしろなんて月村司令も無茶言ってくれるなぁ」
「まぁ理に適っているんだ。いいだろ」
そうこのドレッドノート級に予定されている改装は攻撃空母型への改装である。
ソ連のキエフ級のようにアングルド・デッキを装備しており、搭載機の増大や運用能力も向上させたのだが建造費が高騰してしまったのだ。
「ま、これで航空艦隊も復活するんだ。いいだろ、いつまでもホワイト級部隊で代用するわけにもいかんだろ」
このホワイト級部隊とは鹵獲したガトランティス艦で構成された部隊である。
これはアマテラスに新人たちが着任する数週間前の出来事であった。
新型攻撃型空母はPS版の戦闘空母や2205のヒュウガをイメージしてください。
護衛戦艦アリゾナを早めに登場させようかと思うのですがいつ頃がいいですか?
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イスカンダル星救援後すぐ
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イスカンダル星救援作戦中
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暗黒星団帝国戦後