イラストはステルス兄貴さんにお借りしました。
雷王作戦が終了し、土星圏奪還に向けてヤマトやアマテラス及び他の艦艇が進軍していたころ。ジャブロー基地の宇宙艦艇建造ドックでは新たな艦艇の建造が始まっていた。
ジャブロー基地第一ドックエリア
この第一ドックエリアはアンドロメダやアナンケといったガトランティス戦役時に大破した旗艦級の艦艇の修復をメインで行っているドックだが、ここで新たな艦の建造が開始されていた。
「しっかし、まさかこの第一ドックで新造艦の建造を行うことになるなんてなぁ。新造は第二ドックの連中の仕事のはずだろ?」
「そう言うなよ。第二ドックの方では今、金剛型の改造やマゼラン級・ドレッドノート級の新造で忙しいし、第三以降のドックも小型艦艇の建造と補修・点検で空いてないのさ。そもそもアンドロメダ級に匹敵する艦の建造経験があるドックなんてここジャブローじゃ第一ドックのみだしな」
そう、第一ドックは本来は旗艦級のみの建造が仕事なのだが、今回の艦艇は地球政府はもとより、防衛軍・北米管区のメンツにかけても建造を成功させなければならない艦艇なので、第一ドックでの建造となったのだ。
「まぁ俺は誇りに思うよ?なにせ『北米管区のヤマト』なんて言われてる新造艦の建造を任されてるんだからな」
「ああ、それに出雲博士が作っておいてくれた建造作業用のゴーレムがあるんだ。よそのドックよりも早いってところを見せてやらないと」
「まぁ先輩方が両隣のドックに横たわってるから艦魂は落ち着かないかもしんないけどな。この『護衛戦艦アリゾナ』は」
艦種識別番号BBA-01 護衛戦艦アリゾナ
北米管区が独自艦建造プランで策定した独自建造艦。新型の波動砲を搭載している関係上、艦首部がヤマトのように第二次大戦期の戦艦のような形状をしている。そしてこの艦はこれまでの防衛軍艦艇技術の集大成ともいえる艦である。
艦首部分や艦橋・煙突ミサイル・対空兵装はヤマト
船体中部から後部にかけてと主砲はアンドロメダ級
副砲の側面配置はマゼラン級やアナンケ級・アマテラス
建造のしやすさと副砲はドレッドノート級
この性能はまさに防衛軍最強の艦といっても過言ではない物であり、アンドロメダ級や改アンドロメダ級・ヤマトとも正面から戦えると設計担当者たちは豪語している。
とはいえ、いくら独自建造枠艦の中でも最強の性能を誇っているとはいえ、北米管区内にあるドックはガトランティス戦役で壊滅的な被害を受けており、使用は不可能な状態であった。しかし、北米管区の軍人や高官らはなんとしても他の独自建造艦よりも早く進宙させたかったのだ。
なにせ北米管区(旧アメリカ)はガミラス戦役においては中国やロシアを凌駕する規模の宇宙艦隊を保有し、国連宇宙海軍の主力であった。しかし、第一次火星沖海戦までこの三カ国は互いに指揮権を主張し合い命令無視行動が多発したため双方ともに甚大な損害をこおむった。反省して旧列強三国で挑んだ第一次火星沖海戦では優秀な将官は残っておらず、結局艦隊は全滅。
生き残ったのは北米管区は金剛型の『マサチューセッツ』と村雨型『シャイロー』『タイコンデロガ』磯風型『スプルーアンス』『フレッチャー』
ユーラシア管区 村雨型『スラヴァ』磯風型『アドミラル・マカロフ』『グムラク』『ピトムニク』
中国管区金剛型『定遠』磯風型『南昌』
のみというかつての巨大軍事国としては散々な結果に終わり。結局、第二次火星沖海戦は極東管区と東南管区並びに欧州各国やユーラシア管区の居残り艦で編成された艦隊がガミラスを撃退し、メ号作戦並びにヤマト計画はすべて極東管区主導で行われたのでメンツ丸つぶれ状態であったからだ。
そんなときにガトランティス戦役後の艦艇の不足から出た独自建造艦枠は旧列強国からすれば棚から牡丹餅であったのだ。
「そういえば欧州管区とユーラシア管区も急ピッチでドックの修理と建造を行ってるんだったか?」
「ああ、ただイギリス派とドイツ派で別れたせいで欧州は二隻になったらしいが」
「また争ってたのかよ・・・・」
そう、イギリスとドイツはEU時代からの因縁で仲が悪く、たびたび対立していたのだ。
ここで他の独自建造艦をお見せしよう。
ドイツ ビスマルク級護衛戦艦
イギリス プリンス・オブ・ウェールズ級護衛戦艦
ユーラシア管区 キーロフ級護衛戦艦
(ちなみに中国管区は復興を優先したので辞退した)
「ま、俺たちはこいつの建造を頑張ろうや」
「ああ、アンドロメダやヤマト・アマテラス。そして改アンドロメダ級がならぶ戦列にこいつが並べば素晴らしい光景になるだろうしな!」
そうして護衛戦艦アリゾナは本来の歴史ではありえないほどの速さで建造が行われていった。
次回 尋問
再びリリカル世界のキャラを地球側につかせる予定なのですが誰がいいですか?戦闘機人らは確定しているのですが‥‥
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Dr.スカリエッティ
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エルトリア組
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アインハルト&ヴィヴィオ友御一行様