『転生したらスライムだった件』の世界に転生した男はライダーの力を持って街を作ることにしたとさ。 作:XIYON
・寝落したら転スラの世界に転生しましたとさ。
カルノ「あぁ……眠い……えぇと確か俺はゲームでねおちしてたんだっけ?」
俺はとある人間、性別は男、仕事が終わって家に帰って、飯を食って、ゲームして……そしたら眠くなって……目が覚めたら……
カルノ「あぁ!?なんだこりゃ!?」
何と俺の容姿は『Fate/Apocrypha』のアストルフォになっていた。もちろん声もだ。前世ではあんなに髭も生やしてた……しかしそれなりに身だしなみには気をつけていたのだが…それに…ここはどこだ?見たことも無い石があるし……もしかして異世界に転生したのか?
カルノ「どうなってんだ?」
まぁ顔は綺麗だし……どちらにしろ、今はよかったなと思う。てか……なんで全裸なんだ?
カルノ「あぁ……最悪だ。服が着たいよ服が…」
すると後ろから物が落ちた音がした。それに気がついた俺は振り向くとそこにはトランクや、大きいタンスがあった。え?異世界にタンス?おかしくない?
カルノ「うぅ寒い……」
そんなことを考えていたら急に寒く感じたので、タンスを開けて服を着替えることにした。しかし…
カルノ「凄く着やすかったけど……これ天津垓の服装じゃねぇか!?」
だけどなんだろうσ( ̄^ ̄)?……着心地はいいけど…いざ鏡を見たらこんなカッコイイ服装だったのか?
カルノ「まぁいいか……問題はあのトランクだな。」
そう言って恐る恐るそのトランクを開けると、中には特殊な端末があった。その端末に手を触れようとすると…
《承認:貴方様のドライバーを精製します。》
カルノ「はぁ?」
恐る恐るその端末を見るとそこには俺が前世で楽しんでいた仮面ライダーのドライバーが沢山あった。昭和、平成、令和問わずにこのトランクには入っていた。
カルノ「おい、声の主、これはなんだ?」
《解:様々な仮面ライダーのドライバーがこのトランク1つで精製可能な特別な機械です。》
カルノ「えぇ!?なにそれチートじゃん!……てか、お前はなんて呼べばいい?」
《解:なんでもいいです。》
カルノ「んじゃそうだな…仮面ライダーの機械を精製できる……うーん。そうだ!お前はゼアだ!」
ゼア《承認:私はゼアと名乗ります。》
ところどころ抜けてそうなところがあるけどまぁいいか。というよりも…様々な仮面ライダーのドライバーをジャンル問わずに造れるとかチートだろ…
カルノ「なら試しに作成指示してみるか……ゼア、サウザンドライバーを作ってくれ。」
ゼア《承認:サウザンドライバーを精製します。》
カルノ「時間は?」
ゼア《1分です。》
カルノ「はや!?」
サウザンドライバー作るのに1分って……はやすぎでしょ…
ゼア《完成しました……よ?》
カルノ「え?」
ゼア《えぇと……なんて言えばいいでしょうか……こういう不利をしてました♪》
カルノ「いや最初から言えバカ!」
ゼア《それよりも早く変身して見てくださいよ?》
カルノ「あぁ……わかった。」
サウザンドライバー!
俺はサウザンドライバーを腰に装着してアウェイキングアルシノゼツメライズキーを取り出して装填、その後にアメイジングコーカサスプログライズキーを起動する。
ゼツメツ!Evolution! ブレイクホーン!
そしてプログライズキーをドライバーに装填して…
カルノ「変身。」
パーフェクトライズ!
When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born.
"Presented by ZAIA."
カルノ「仮面ライダーサウザー。私の強さは、桁外れだ。なーんてな?」
ゼア《素晴らしいです!》
カルノ「武器はないが……そうだゼア、サウザンドジャッカーの製造も頼むよ。」
ゼア《分かりました。あと他にありますでしょうか?》
カルノ「とりあえずはここら一帯を散策する。それだけさ。」
《分かりました。では、制作にかかりますね…(こっそり他のドライバーも作ろうかしら?)》
武器ガチャ制作をゼアに任せるとして、俺は転生した場所の洞窟を探索することにした。しかし辺りには鉱石などしかなかった。しかし…
カルノ「この薬草……薬に使えるな?」
ゼア《ポーションを作れると思います。》
カルノ「本当か!?なら早速!」
ゼア《お待ちを、サウザンドジャッカーが完成したので、私が作成しておきます。》
カルノ「早いな。なんかチート使った?」
ゼア《私がいる以上チートじゃありませんか…》
そう言ったゼアは俺にサウザンドジャッカーを召喚した。それを手に取って前へ進むと恐ろしい気配を感じた。
カルノ「奥になにかいるな?」
ゼア《はい。恐らく強大な力を持つ者かと。その者がいる場所は大きい空間にいるようです。》
カルノ「なるほどな……んじゃ前に進もう。」
変身を解除した後に俺は恐れながらも何か凄いモンスターがいそうな気がしたその間へと向かうと…
???「んー?なによ…強大な魔力を感じたと思えば……ただの人間ね……つまらないわ。」
カルノ「お前は……誰だ?」
バハムート「よくぞ聞いたわね!我はバハムート!雷凰龍バハムートよ!」
カルノ「!?」
ゼア《バババババ……バハムート!?》
バハムートって確か伝承だと中東伝承に登場する巨大な魚の幻獣、しかしバハムートがドラゴンとして浸透した背景には、アメリカの有名TRPGダンジョン&ドラゴンズでバハムートを善サイドの「神の竜」と設定した影響がある。
バハムート「( ̄・ω・ ̄)」
ドラゴンでもない上に、当時決してメジャーとは言えなかった大海魚の名前を使用した明確な理由は判明していない。そして…
カルノ「えぇと……バハムートさん……俺……実は…」
バハムート「アナタ…異世界人でしょ?私が推測するに転生したものかしら?」
カルノ「あぁ転生者だが?」
バハムート「えぇ。"転生者"はたまに生まれてくる事があるのだけれど、意思が強いと魂に記憶が刻まれるのよ。中には前世とやらを完全に覚えている者もいるけど、珍しい存在ではないわ。」
カルノ「んじゃ漂流者はいるのか?」
バハムート「それは分からない…だけど、異世界からの"転生者"は少々珍しいわね。」
カルノ「なるほどな……ところでアンタはなんでこんなところに?」
バハムート「実はヒナタ・サカグチという奴に無限牢獄されたの。」
カルノ&ゼア「《ヒナタ・サカグチ!?》」
となるとこの世界は転生したらスライムだった件!……なら俺はバハムートさんだけにある真実を伝えなくてはならないと思った。
ゼア《私はバハムートさんだけに伝える事をオススメします。》
カルノ「(そうするよ。) バハムートさん。実は俺……いや、俺達。」
俺はこの世界が前世では小説の作品の舞台であることを伝えた。するとバハムートは…
バハムート「なんと!まさか私の住む世界では貴方達の世界では絵空事と!」
カルノ「実はそうなんですよ。」
バハムート「興味深いわね…」
バハムートさんは怒っている……のかと思ったら、寧ろ俺に興味津々だった。
カルノ「それに俺の世界には仮面ライダーっていうヒーロー番組がある。このトランクには昭和、平成、令和問わずに様々な仮面ライダーのベルトを作れることができる。」
バハムート「へぇ〜…興味深いわね……悪いけど少しの時間、アナタの記憶を見せて貰っても良い?」
カルノ「出来るんですか?」
バハムート「私に不可能はない。」
てなわけで、バハムートさんが俺の記憶を覗くのであった。この続きはまた次の話で。
次回
・最初に行くのはエルフの街