『転生したらスライムだった件』の世界に転生した男はライダーの力を持って街を作ることにしたとさ。   作:XIYON

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セシル
元はエルフの村の娘。ククルという妹がいる。剣の腕が一流で二刀流の使いに長けており、刀が特技であるバハムートに稽古して貰っている。性格は勝気で妹思い、正義感に篤く理不尽は許せない。どんな無理難題でも「姉ちゃんに任せといて!」と笑顔で引き受けてしまう。 しかしその反面、カルノの秘書としてとても優秀。

ククル
エルフの村の娘でセシルの妹で実力行使で解決したがる脳筋思考の持ち主。(シオンと同じボディーガード) セシルとは違って斧の使い手でもあり、斧は身の丈ほどに長い物を使う。得意な事は料理であり、シオンとは真逆にそれなりにできる女。町を襲ったり、世界に危機をもたらす奴には攻撃的かつ横暴な性格で悪いことする奴を「アホ」と吐き捨て完全に見下している。 その分、カルノに対する忠誠心は強い。




・雷狼竜と吸血鬼

バハムート「甘い!甘い!そんなものじゃこの世界では生きていけないわよ!」

 

セシル「はあああああ!」

 

エルフの街が復興するのには1週間はかかる。他の魔族が移住する可能性は大ではあるが、トランクのお陰で順調に進んでいた。しかし…

 

カルノ「アイツ……修行に熱心だな?」

 

ククル「姉さんは街の皆を守るためにバハムートさんに弟子にしてくださいなんて土下座したんですよ?」

 

カルノ「(土下座する程バハムートに修行を付けて貰いたかったのか?まぁ……アイツの見た目がFGOの宮本武蔵だからなぁ…)」

 

と、俺はそんなことを考えながら、抗呪式(アンチカーズ)て次々とエルフ達の首輪に付けられた喰魔の首輪(マナバイトカラー)を解除していく。するとそこに…

 

???「カルノ様、少し宜しいでしょうか?」

 

カルノ「メメリア、どうしたんだい?」

 

女性のダークエルフ、メメリアが俺に声をかけてきた。

 

メメリア「実は村て奇妙な虫を見つけまして…」

 

カルノ「奇妙な虫?」

 

メメリア「はい。蛍よりも発光するので、奇妙な虫だと思いまして…」

 

カルノ「連れてってくれ。」

 

メメリアが見つけたという謎の光る虫の場所に俺は向かうことになった。そしてその場所に着くと目を疑うような光景があった。最初は蛍かと思ったが、黄色く発光しているのではなく、青く光っていたのだ。しかも物凄い元気で…

 

カルノ「これは…(間違いない。超電雷光虫だ…)」

 

超電雷光虫…雷光虫というモンスターハンターシリーズに登場する虫系アイテム。衝撃を加えると放電する習性を持ち、シビレ罠の素材としてよく用いられるが、ガーグァが最大の天敵で、絶縁体の嘴で捕食される。しかし、彼らは逆にガーグァの天敵であるジンオウガと共生することでガーグァから身を守ってもらう代わりにジンオウガに力を貸す共生関係を作った。まぁ、蛍がモデルだから勘違いしやすいのかもな。そしてジンオウガに力を貸すことで超電雷光虫になるのだが…

 

カルノ「恐らく近くにジンオウガがいるはずなんだが……」

 

すると俺のその予想は当たった。近くの森でジンオウガらしき物が俺の前に現れたのだった。俺の危機を案じたメメリアは前に出て守ろうとしたが…

 

カルノ「よせメメリア。俺が話し合いで付ける。」

 

メメリア「ですが!」

 

カルノ「大丈夫。こんなモンスターは慣れてる。」

 

俺はジンオウガにそっと近づいて触る…

 

カルノ「怪我してる……」

 

右足に血を流しているのを見て、何者かに襲われたのだと思った俺は急いで回復魔法であるあれを使った。

 

カルノ「治癒(ヒール)」

 

ジンオウガの傷は一瞬で治り、そのまま立ち上がって雄叫びをあげた。

 

メメリア「なんと大きい咆哮!?」

 

カルノ「!?」

 

ジンオウガ「ワァウォーーーーン! 感謝します!スゴく感謝いたします!」

 

急に立ち上がって勇気凛々でめちゃくちゃ元気いっぱいじゃねーか!

 

カルノ「君はなんでこの場所に?」

 

ジンオウガ「実は、変な奴に狙われて……それがキッカケで…」

 

カルノ「そうなんだ……可哀想に…」

 

ジンオウガ「あの、もし宜しければ、助けて頂いた印に、貴方様に仕える事はできるでしょうか?」

 

カルノ「俺に?」

 

ジンオウガ「はい。精一杯、頑張らせて頂くので。」

 

カルノ「わかった……なら、お前に名をやろう。お前の名前は皇牙だ。」

 

皇牙「ありがたき幸せ……若様と名乗らせてください。」

 

カルノ「うむ。苦しゅうない。」

 

そして、皇牙を仲間にした俺は彼を街中に入れようとしたが、デカくて入らなかった。すると…

 

皇牙「お待ちください。こうしましょう。変身!」

 

すると皇牙はまるで狼のような姿へと変わった。その姿に俺は見覚えがあった。

 

カルノ「お前……牙狼族だったのか!?」

 

皇牙「えぇ、仲間とはぐれた挙句に、この雷光虫となるものにまとわりつかれまして……その後に目が覚めたら……こんな大きさに…」

 

カルノ「そうか……」

 

するとゼアが何かを察して、皇牙の身体を調べ始めた。すると彼女は衝撃の発言を発した。

 

ゼア「カルノ様、皇牙さんが仲間に加わりましたので、閃光弾の製作が可能になりましたよ?」

 

カルノ「閃光弾が?これまたなんで?」

 

ゼア「恐らくは皇牙さんが森の中にいる蛍とかを超電雷光虫にした結果だと思います。」

 

バハムート「うーん…リムル=テンペスト達にもし目眩しで見られないように使ってもいいんじゃないかしら?」

 

カルノ「言われてみれば確かに……ゼア、片手銃タイプの閃光弾を作ってくれ。」

 

ゼア「分かりました。」

 

一方、俺の街の付近では…

 

???「ここね……変な魔力があったのは…」

 

紅い目と白い肌をした儚げな美少女が、俺の街を見つめていたのであった…

 

???「なーんか面白い友達できそうね!早速行ってみましょうよヒナタ!」

 

ヒナタ「ソフィア、落ち着きなさい。ここに……この世界の全てを知っている奴がいる……どんな転生者なのかしら…」

 

 




次回

・まさかの乱入者?来訪者?
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