『転生したらスライムだった件』の世界に転生した男はライダーの力を持って街を作ることにしたとさ。 作:XIYON
俺はリムルが作っている街。テンペストへ向かった。同行者は皇牙、ヒナタ、そしてゼアことエリカだ。
エリカ「主人様、どうやって井沢静江を救うのですか?もし死んだ後に…魂だけが残っているとしても……辺りに魔物がいるので不可能では?」
カルノ「その不可能を可能にしちゃうんだよなぁ…」
ヒナタ「え?」
まず、魔物達にバレない程の特殊な結界を張る…そのうえでミュートレスを使って音が出ないようにする。そして俺とヒナタの力で、シズの魂を拾うという作戦だ。
カルノ「んじゃ、準備はいいか?」
ヒナタ「えぇ。」
カルノ「エリカと皇牙はここで待っててくれ。」
皇牙「分かりました主様。」
そして俺達はゆっくりとテンペストに近づき、リムルとシズさんの会話を聞く。
シズ「スライムさん。」
リムル「ん?」
シズ「ありがとう。」
リムル「え?」
シズ「私はまた……大切な人を殺してしまうところだった…この手で…」
リムル「……」
シズ「ねぇ、スライムさん。」
リムル「お?」
シズ「聞いてくれるかな?」
リムル「あんまり喋らない方が…」
シズ「私という人がいたって…覚えていて欲しい。」
リムル「わかった。」
シズさんは朦朧としながらリムルに召喚され、イフリートを憑依させられたことなどを話した。そして…
リムル「シズさん、運命の人よ……安らかに眠れ……俺の中で…」
大賢者『ユニークスキル、「捕食者」を使用しますか?』
リムル「……Yes。」
ヒナタ「あ……そんな…」
カルノ「大丈夫。魂はここにあるよ。」
俺達は急いで、その場所から撤退していった。エリカ達は俺達が来たことにホッとしていた。
カルノ「……」
ヒナタ「どうしたの?」
カルノ「皇牙、2人を連れて先に行ってくれ。」
皇牙「何故ですか?」
カルノ「まぁまぁ、行ってちょうだいよ。ほら、シズさんの魂。」
ヒナタ「あ、ありがとう…」
俺は皇牙に2人を乗せて先に帰らせた。そして俺は…
ALPHA
カルノ「……アマゾン。」
BLOOD・AND・WILD!W・W・W・WILD!!
カルノ「隠れてないで出てきたらどうだ?リムル・テンペスト、いや、三上悟。」
俺がそう言った後、隠れていた木から転スラの主人公、リムル・テンペストが現れた。
リムル「お前……なんで俺の前世の名前を知っている?」
カルノ「さぁ?なんだろうな?」
リムル「同じ転生者か?なら、話は別だな?」
リムルは剣を取り出して、俺に襲いかかってきた。しかし俺はそれを片手で受け止めて、吹き飛ばした。
リムル「(なんだ?この威圧な力、俺を吹き飛ばす程の力があるってことは結構な実力者なのか?)」
大賢者『解、この世界には存在しない物質でできた装甲です。』
リムル「(なんだって!?)」
大賢者『告、慎重に対処することを推薦します。』
カルノ「どうした?そんなもんか?」
リムル「くっ!」
俺と戦って面白くなってきたリムルは、さらに攻撃してくるが、俺はそれを尽く避けていく。そして…
カルノ「終わりだ。」
リムル「なに?」
カルノ「お開きにしよう。これ以上戦うと、お前の街に被害が出る。」
リムル「なに?」
カルノ「俺はカルノ・ウロボロス、とだけ言っておこう。」
リムル「カルノ・ウロボロス……お前は一体、何者なんだ?」
カルノ「今は顔を見せるわけにはいかない……そのうち……こちらから顔を出させて貰うよ。」
俺は魔物の街テンペストを後にして、俺の街、ウロボロスへと戻るのであった…そして…
シズ「うっ……うぅ……」
ヒナタ「あ!シズ先生!」
シズ「あれ?私、何をしてたの?確か…スライムさんに…見送られて…」
ヒナタ「せんせぇーーー!」
シズ「あ!?ヒナタ?どうしてここにいるの?」
ヒナタ「くぅわぁしぃいはぁなぁしぃはあとぉ〜!生き返って嬉しぃーのぉーーー!らめえええー!」
ヒナタ・サカグチのキャラ崩壊を見て俺とバハムートは困惑するしかなかった。あれほどの綺麗な麗人が、シズさんが蘇るとあんなに興奮するなんて…恐ろしい奴だ…しかし俺はこの時、街に新たな来訪者が現れることを知らなかった。
次回
・三刀流のマヨラーと双子の戦士