Need for Speed/IF Street   作:ulo-uno

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そういえば章管理を忘れていた……。!Σ( ̄□ ̄;)

付けとこ。( `・ω・´)ノ ヨロシクー


第3話

〈Side 主人公〉

 

「オリバー、注文の品は取り付けたぜ」

 

「有り難う、ルーカス。漸くこれで俺もスタートラインに立てたかな?」

 

「ああ、そうさな……まだスタートラインにしか立ててない、と言うべきだろ?」

 

「おっと、そうだったな」

 

TA(タイムアタック)が終わりルーカスの店で()()を取り付ける。

 

「それにしてもまぁ中々に見合わねぇ()()だな、これは」

 

「そう言うなよ……俺の狙いは()()そのものじゃなくてその付属品なんだからな。景品その物は……売りにでも出すさ」

 

元からそのつもりだしな。

 

ただ付属品はかなり良いもの使ってるようだから貰うが。

 

「"色"付けてやるぜ?」

 

「お、そうか……じゃあ、そうしてもらおうか」

 

「ヘイヘイ、……毎度有り。……NOS(ニトロ)缶5本、中身は満タン……このくらいの金額でどうだ?」

 

「ああ、そこからロングサイズの値段に充ててくれ」

 

「なるほど…………そうなると……このくらいだな」

 

あれ?

 

思ってたより高くないな。

 

「……色付けてくれるとは聞いたが流石につけすぎじゃないか?」

 

「そんなことはないぞ……お前ならこれくらい自分で交換できるだろ?」

 

「おいおい、……俺にやらせるつもりかよ」

 

「悪いか?俺はこっちを調べねぇといけないんだよ」

 

そう言いつつルーカスはもう一つの景品を見ていた。

 

「オフロードタイヤがどうかしたのか?」

 

「ああ、……まぁ、な。俺の予想が正しければ…………ほら、見てみろひび割れてる。ろくなもんじゃねぇなこりゃ」

 

確かに、彼の言う通りオフロードタイヤの内側が僅かにひび割れており不良品であることは明らかだった。

 

……気になるな……ハウス絡みとも限らんが……分からん。警察絡みとも捉えられる

 

???

 

よく聞こえない。

 

「何か言ったか?」

 

「いや、なんでもねぇよ」

 

気のせいだったか?

 

……まあ、いい…………俺に関係するとも限らんしな。

 

「じゃあタイヤも交換か……値段はどのくらいになる?」

 

「いや、これに関しては金はいらねぇ……だが調べたいことができた。そのうち協力してくれ」

 

「?まあ、分かった、そのくらいはするさ。こんなに負けて貰ったことだしな」

 

「じゃあタイヤを交換するが……少し良いのをつけてやるよ」

 

「え?……そこまでしなくても……」

 

「いや、このくらいなんでもねぇよ。……ま、その代わり次のレース思っ切り勝ってこい!!」

 

「ああ、元からそのつもりだ。まぁ、祈らずに待っとけ」

 

 

 

 

◆◆◆◆

 

 

 

「と、言ったもののまともなレースはこれが初めてか」

 

工事現場……だった場所なのか此処は?

 

まぁ、どっちにしろ"丁寧に"だな。

 

──コンコンコン…

 

車の屋根が叩かれる。

 

外には肩に入れ墨がありヘラヘラと笑ういかにも、と言うような男が立っていた。

 

「なんだ、レース前に?何か用があるなら後にしてくれないか?」

 

「いや~、わりぃわりぃ……そうカッカすんなよ」

 

(悪いなんてこれっぽっちも思ってなさそうだがな)

 

「で、用件はなんだ?レース前にわざわざ話し掛けてくる程の事なのか?」

 

「おいおい、話を急かしすぎる奴は女に嫌われるぜ?」

 

「ああ、……通りで今まで彼女が作れなかったわけだ」

 

「ハッハッハッ!!図星だったか!……まぁ、いいや。で、用件の話だが……こういうのはどうかな?」

 

そう言ってヒラヒラと紙を見せ付けてくる。

 

「……車か」

 

「ご名答!! 俺はこのFORD FIESTA を掛ける。お前さんは……そのDODGEでどうだい?」

 

FORD FIESTA とDODGEか……。

 

「釣り合わねぇな」

 

「へぇ、素人g──「お前のFORD FIESTA の足回りは完全にラリー用としてフルチューンしてある」───!!……続けろ」

 

「馬力は660馬力。だが元々の馬力は720ってとこだろう。……このレースのためにデチューンしているようだ。さらに元々その馬力であっても事故った痕跡がない……それに加え──」

 

「もういい、合格だ」

 

「やはり、()()()だったか」

 

「そこまで見抜いてンのかよ……お前さんはホントに新人か?」

 

「親がレーサーなもんでね……それに今時そんなあからさまなチンピラの態度なんかとる奴いねぇだろ」

 

「彼方をご覧くださーい(棒)」

 

「ああ、……わりぃ」

 

確かにいたな……彼処にいるのも新人か。

 

「まぁ、彼処にいる奴ら大抵は"掛け"に乗っちまったがな。……ま、これも洗礼さ」

 

「へぇ、……幾人かは乗らなかったのか」

 

「ああ、……お前さんともう一人。……まだ原石だが見所はあった。ちゃんと自分の力量を弁えてる」

 

「なるほど……そいつは次のレースへ?」

 

「いや、そいつの方は不安があるから……まぁ、先ずは俺が付き添いで、かな?……だが他の奴らはダメだ。ありゃ街のレースじゃ事故るだろうからな」

 

「それは、……お疲れ様、だな」

 

「ありがとよ……ま、先ずはこのレースで勝てや。ああ、……俺がいるからそれは無理か」

 

「寝言も大概にしろ。俺が勝つに決まってんだろ?」

 

「ハッ、面白れぇ……やってみろよ、ルーキー」

 

次のレースへの招待とこれは別だ。

 

……勝ってこい、とも言われたしな。

 

「レーサーは全員車に乗れ!!」

 

レースが始まる。

 

──3(スリー)

 

バックミラーを確認する。

 

──2(ツー)

 

エンジンをふかす。

 

先ほどの男と目が合う。

 

──1(ワン)

 

「ま、"丁寧に"だな」

 

──Go!!

 

 

 

〈Side out〉

 

 




この度は、この様な小説を読んでくださり誠に有り難うございます。

ニトロをNOSと書いて良かったものかと迷った筆者です。

実際どうなんでしょうかね?
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