禍の団がサブカルに染まった   作:静かなるモアイ

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始まるよ~


邂逅編
邂逅編 プロローグ


千葉県モチムギニュータウン。最近、開発が進むニュータウンであり、過疎化が進んできた海沿い郊外を開拓してきた町である。

 

おっぱいドラゴンと呼ばれる正史では最高最善の魔王と呼ばれる事になるエロ少年の運命が動き出すまで、約4年。物語はこのモチムギニュータウンから始まった。まあ、この世界線ではおっぱいドラゴンは正史程の活躍は無いのだが…

 

「はあ…今日は何して時間を潰そうか。水族館も博物館も休館日だしな。昨日は何してたっけ?そうだ、ハーバード大学の首席卒業者の卒論を読んでたんだ。便利だよな、今の時代…ネットで論文も読める時代だしな」

 

そんなモチムギニュータウンの住宅街にある一軒家。その一軒家の2階に有る自室で1人の大人びた中学生がベッドに寝転がり、ぼんやりと天井を眺めていた。

彼の名前は吾妻義守。大人びて高校生に見えるが、実はこう見えて中学二年生で訳有って不登校である。どうして不登校なのかと言うと、義守は別に勉強は出来る……いや、勉強が出来すぎるのだ。彼は中学生でアメリカの名門大学の卒論を読んで理解してしまう程に勉強が出来る。

 

勉強が出来すぎる故に、一部の同級生から有りもしない噂を流されてしまい、陰口等を叩かれ、イジメられて不登校に成ってしまったのだ。

 

するとドンドンと自室の扉が強く叩かれる。勿論、義守はこの扉をドンドンと叩く人物が誰なのか理解している。義守の家族は両親2人であるが、父親は考古学者として海外に単身赴任しており…現在は母親と二人暮らし。つまり、扉をドンドンと叩くのは母親である。

 

「こら義守!!起きてご飯でも食べなさい!!そして学校に行きなさい!!」

「うるさい!!どうして俺があんな…頭の悪い連中とつるまなくちゃ成らないんだ!!それだったら本を読んでた方が良いに決まってる!!」

「コラァァア!!自分の母親に何を言うか!!」

 

その時だった。自分でも母親でもない第3者の声、しかも明らかに自分を叱る声が聞こえた。その声は窓の向かい側から聞こえてきており、義守は何事かと思い窓の外を見る。

 

そこにはモチムギニュータウン処か関東地方には生息していない筈のオオワシに掴まった6歳程の男児が居たのだ。その男児は義守を見ているが、良く良く考えてほしい。小学一年生がこんな平日にオオワシに掴まってやって来るか?そんな事はあり得ない。そう決め付けた義守は…

 

「これは夢だな。寝よう」

 

二度寝をしようと視線を反らす。

 

「無視するな!!」

「ほわ!?」

 

だが、男児は無視された事が気にくわなかったのか…窓を窓枠ごと蹴り外し、オオワシから手を離して部屋の中に入ってきた。

 

「おっお前…なんなんだ!?」

 

小学一年生が蹴りで窓を外すことなんて出来ないし、ましてや窓を蹴り外して入ってくるなんて普通はない。だが、男児は部屋に入ってくるなり、背負っていたリュックサックを外しては胸を張って名乗りを告げてきた。

 

「私か?我が名は那由他!!お前、吾妻義嗣の一子である吾妻義守だな?お前の父上から手紙を預かっておる!!」

 

部屋に入るなり、那由他と名乗った男児。そんな那由他はリュックサックを開けては中から1通の手紙を取り出して義守に手渡した。そのリュックには手紙の他に1冊の重厚で大きな赤い本も入っている。

 

「手紙?親父からか?」

 

 

『義守。14歳の誕生日おめでとう。その子は那由他と言って、私が仕事中のイタリアで発見した男の子だ。見つけた当時はイタリアの遺跡郡で迷子に成っていてね、そこを保護した。

すると彼は命を救われた礼に恩返しがしたいと言ってね。そんな時に私の脳裏には…天から授かった頭の良さを良いことに学校をサボるお前の事が頭に浮かんだ。

なので、那由他にお前を鍛え直してもらいたくて那由他を送った。仲良くしてくれ。

追伸。那由他は一切の記憶が無いらしくてな…名前も私が着けた物で本名ではない。唯一の手掛かりは彼が身に付けた未知の素材で出来たローブマントとブローチ、そして私でも解読出来なかった赤い本だ。お前の頭の良さならきっと出来る…那由他の本当の家族を探し出すのを手伝ってくれ』

 

との事であった。それを聞いて義守は那由他のリュックから赤い本を取り出す。確かに見たことがない本だ…まあ、日潰しには成るだろう。

 

「確かに親父の字だな…でっ?俺はお前に鍛えられるの!?」

「そうだと言っておろう」

 

だが、考えてほしい。義守は中学二年生…大絶賛な第二次反抗期。そんな彼が何処から見てもチビッ子な男児に鍛えられるのは我慢成らないものだ。

 

「ふざけるな!!」

 

そう義守が言った瞬間…義守が持つ赤い本が輝き…那由他が無意識に口を開ける。すると、那由他の口から電撃が放出されて壁を撃ち破った。

 

「はっ?電撃!?お前…何者だ!?」

「那由他と言っておろう」

「どうやって電撃だした!?」

「人の口から電撃が出るわけなかろう」

 

 

 

 

 

「なに!?神器か?…管理者として調べないといけないのか?」

 

そんな一部始終を外から偶然にも見てしまった男が居た。

 

彼の名前はライザー・フェニックス。モチムギニュータウンの高校に通うモチムギニュータウンの管理者であり、悪魔である。

 

あと眷属は居らず、大絶賛彼女募集中でハーレム志望の男である。

 

だが、この時からだろう。ライザーの運命が変わってしまったのは。




muscle後輪まで残り8日。

因みに那由他の悪魔の実はモデルガッシュでは有りません。

所でおっぱいドラゴンどうする?その1

  • 優遇するべき、強い悪魔の実
  • ネタの悪魔の実を食べてくれ
  • ムシムシの実 モデルじょうじ
  • 悪魔の実?奴には勿体無い
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