聖闘士星矢✖︎戦姫絶唱シンフォギア(仮)   作:マスターKU

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双児宮

カノン「ここ双児宮にいるのはサガだ。並大抵の攻撃はまず通らん。他の双子座の聖闘士が来るまで待つぞ」

 

そう言ってカノンは双児宮の前に座った。

 

翼(なぜ双子の兄のサガだと解るのか。)

 

調(コスモで解るのかな?)

 

響「カノンさんよりサガさんの方が強いのですか?」

 

カノン「いや、俺の攻撃が次元操作系で、彼奴は物理的な攻撃と幻想的な攻撃のタイプだ。相性的には俺が勝つが、おそらく聖遺物の力で強化はされているだろう」

 

 響の質問に答えながら、カノンは何か考え事をしていた。

 

?「よくわかっているではないか」

 

 カノンによく似た、でも少し怖い雰囲気の人が歩いてきた。彼の隣には、彼によく似た褐色肌の人が。

 

?→アスプロス「俺はアスプロス。天馬の時代の黄金聖闘士だ。シンフォギアの」

 

響(なんで上から目線なんだ。元々こういう人なのかな?)

 

?→デフテロス「兄さん、彼女達が怯んでる兄がすまない。俺はデフテロス。兄さんの後継者の双子座の黄金聖闘士だ」

 

光牙「双子座って、なんでこう.....」

 

天馬「黙ってようぜ、光牙...」

 

光牙と天馬が何やら話している。

 

カノン「あと四人いるはずだが...」

 

?「いますわよ」

 

カノンに応えるように、女性の声が聞こえた。二人の女性が、静かに佇んでいる。

 

パラドクス「双子座の黄金聖闘士、パラドクスです。この子は」

 

インテグラ「その後を継いだ妹のインテグラだ。」

 

未来(聖衣の形が光牙に似ているから、光牙君の代の人達かな。)

 

?「我々が最後のようで。兄上」

 

?2「そのようだな」

 

黒髪の男性と白髪の男性が下から登ってきた。

 

?→アベル「双子座、ジェミニのアベルだ。そして、兄の...」

 

?2→カイン「アスプロスの次の代のカイン。.....で、中にいるのがそこの海闘士の兄か?」

 

カノン「ああ。俺の兄がいる。まだ三宮目だから確信は持てないが、何らかの罪悪感や後悔がある人間が十二宮を守護しているのだろう」

 

 シオンはそうだったけど、ハービンジャーは...違うような...

 

パラドクス「とりあえず、入りませんか?」

 

パラドクスに言われ、皆頷いて中に入った。

 

カイン「青銅三人と拳と剣と銃の装者、それからそこの海闘士は連戦だろ、次の戦い、我等が力を貸すぞ、」

 

確かに。響達は疲労が溜まっている筈だ。カインの言葉に甘えて、彼女達を...

 

インテグラ「先代よ。貴方は片割れを他人に任せられますか」

 

インテグラがカインにそう言った。

 

カノン「彼女達には休んでもらうが、サガは俺の片割れだ。俺がどうにかする」

 

インテグラに続くようにカノンが言い放つと、デフテロスが、まるで“それでいい”とでも言うように頷いた。アスプロスは黙っている。

 

マリア「私、聖闘士のことはよく知らないしわからない。けど、兄弟で戦うの?」

 

あ。今のは、ダメなやつだ。だってこれは、他人が言ったらダメなやつだから。

 

マリア「ごめんなさい」

 

?「謝るのは貴女ではない」

 

低い、カノンと似た声が聞こえた。宮の奥からだ。カノンと似た声だけど、どこか清らかな声

 

カノン「サガ......」

 

カノンが呟いた。アスプロスとデフテロスが着ている聖衣と、似たデザインの聖衣を着ている、カノンと瓜二つの顔。髪色はカノンの方が明るい。でも、顔は彼の方が優しくて、憂いを帯びている。

 

サガ「謝るのは、私だ。先代の教皇シオン様を殺し教皇として聖域を支配し、女神アテナを殺そうとした。.....私の罪は、許されない」

 

アスプロス「なのにこの双子宮の主とは、皮肉だなサガよ」

 

アスプロスが冷たく言い放った。

 

響(.....もしかしなくても、毒舌だよね?あの人。)

 

カノン「聖遺物の力が相殺された。サガよ、この戦いはお前の戦いでもあるようだ。俺にはわかる。立花。俺は双児宮に残る。ここからはサガと行け」

 

響「そんな勝手に! (でも、サガさんは罪を犯した。神殺しをしようとしたんだ。)」

 

未来(許されない罪を、まだ背負って?)

 

カノン「立花、小日向。サガは二重人格者だ。一方は清らかなこれだ。もう一方はお前達でいう、昔のキャロルと風鳴訃堂を混ぜたような奴だ。」

 

マリア「どんな奴!?」

 

翼(けど、カノンは何が言いたいのだろうか?まるで、もう一人のサガを探せとでも言うような。)

 

響「わかった。けど、勝手に離脱は許さない!」

 

未来「天馬君と翔子さんと光牙君は聖闘士とはいえ響より年下か同い年!」

 

クリス「信頼できる大人はカノン!あんたしかいねぇんだよ!」

 

例え、後に敵になるとしてもこの十二宮の戦いで信頼できる大人はカノンだ。

 

アスプロス「行け。兄弟で共に戦えるのだ。最初から共通の敵を倒すために」

 

憂しくアスプロスは微笑んだ。そんな顔もできるんだ。

 

翼「私達と来い!お前は双子座の聖闘士でも海龍の海闘士でもない!共に戦う私達の仲間だ!」

 

この戦いだけでもいい。今までだって、そうやって戦ってきたのだから。

 

カノン「フッフフフウワーッハハハ!...サガだけでは、心配だ。わかった。まだお前達と行こう」

 

響(そういえば、カノンは何に復讐したいのだろうか。)

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