俗世が好きで何が悪い!?   作:みども

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登場人物紹介(序章)

ジョン・ドゥ

3年前に発生した、人語を理解できる知能を持つ特殊個体の醜鬼。魔都と現世を繋ぐ門、クナドを自由に発生・消滅させることができる能力の他、醜鬼の群れを作り上げる能力など、複数の特殊な能力を持つ希少な存在。ちなみにジョン・ドゥの命令を忠実に実行する醜鬼の群れを作り上げるには、百体の規模になると五日間は必要となる。見た目はアルビノのような色素の薄い銀髪、白い肌、赤い目を持つ外国人で、観光地を歩けば目立つには目立つが違和感のない観光客として紛れ込める。醜鬼だが人間に対する敵意はなく、むしろ俗世の娯楽を楽しむ外国人観光客そのもの。現時点では日本政府に存在を確認されておらず、見た目は人間なので違和感なく現世に溶け込んでいる。ジョン・ドゥは、魔都で出会った『友達』の青羽に与えられた名前。青羽たちを互いに友達としており、彼女たちの目的である陰陽寮襲撃計画に協力し、現世を行き来することで必要な物資の供給という名の爆買いをしたり、能力により生成した醜鬼の群れを使った魔防隊の拠点襲撃を行っている。現在は一番組、二番組、五番組、八番組の各魔防隊寮と、十番組の管轄する桃の産地の洞窟を調査するために集められた合同部隊の拠点、計5カ所を襲撃している。所詮雑魚醜鬼の群れなので、今まで死傷者は出ておらず全て殲滅されている。冷酷な個体というわけではないが、元々は人間である人型醜鬼たちと異なり元から醜鬼であるため人間とは価値観が異なる。

 

 

 

和倉(わくら) 青羽(あおば)

主人公である優希の姉。6年前に魔都災害で行方不明となったが、人型醜鬼となり生き延びていた。同様に魔都災害などにより人型醜鬼となった人々を匿い、魔都で複数の隠れ里を作っている。魔都で遭遇したジョン・ドゥと友達になり、彼に『名無しの権兵衛(ジョン・ドゥ)』の名前を与えた。弟を溺愛するブラコンで、何かとあれば弟自慢をする。彼女曰く、世界で1番イケメンとのこと。周囲を振り回すことにためらいがない嵐のような性格の持ち主だが、基本的には温厚な性格で仲間を傷つけられたり弟自慢を阻害されたりしなければ滅多に怒ることはない。ただし、怒らせるととても怖い。特に弟関連で。恋人宣告したり、義姉呼ばわりしようものなら……。ジョン・ドゥの持ち込む物資で食い繋いでいる他の人型醜鬼たちと違い、彼女にとっては魔都の桃が栄養源となっている。桃を複数食した影響か他の人型醜鬼たちと比べ隔絶した身体能力を持ち、複数の能力を有している、人型醜鬼たちの中では最強の存在。人型醜鬼の存在を隠匿し、実験動物扱いする陰陽寮に対し強い敵意を抱いており、陰陽寮襲撃計画を画策しそのための準備を魔都で隠れながら進めている。

 

上運天(かみうんてん) 美羅(みら)

日本政府傘下の組織であり、魔都災害の対応を行う組織『魔防隊』の二番組長。魔都を9分割したうちの鬼門に当たる醜鬼の発生が特に多い激戦区を担当する組長なだけあり、魔防隊の中でもトップクラスの強さを持つ。拠点は横浜。外見と言動は完全に特攻服を羽織る暴走族の頭だが、魔防隊員として人命第一を主義としており、細かなところにも気をくばる面倒見のいい人。能力は劣化することのない強さの分身を生み出す『緋色の連隊(オールキリング)』。

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