凱旋門賞バが引退して「トレーナーになりてぇ」とか言い出したというお話   作:はちみー気化爆弾

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前回のあらすじ
俺参戦!中等部時代のルドルフとお話して何故か場面がとんで気がついたら凱旋門賞を勝っていたぜ!おらぁヒーロー着地!
\グギイ/
「脚挫いたから引退するやで」
マスコミ&ルドルフ「は?」
大体こんな感じです。幼少期話は見てて面倒くさくなる事があるのですっ飛ばします。書くのも大変だし、ヨシ!
会話文多めの回です


責任転嫁の鬼、元アーバン担当トレーナー

引退して早数日、当然引退したウマ娘が競走学科なんていれるわけないのでトレーナー学科に転属希望届けを出したはいいものの、いやぁまさか学科転向試験があんな簡単だなんて思わなかったわ。

高等部でやるような内容ばっかでなんたらゼミ状態を体験したわ。

まぁ俺転生チートで一般的な知識は天才的ですし?レースやトレーニングの知識だけに絞って勉強ができるって訳よ。ウマ生チョロいぜ!

慣れ親しんだ高等部フレンドと別れを告げ、来りますは中央トレセントレーナー学科棟。と言っても他の学科と違い、どうやら単位制度の自由授業みたい。特にクラス前で自己紹介とかすること無くすんなりと授業に入っていった。単位制度と言ったがかなり緩く、最低単位で済ませるならテストでいい点さえ取れれば全然授業出なくてもいいらしい。

・・・。

じゃあまともに授業受けずに現役トレーナーとかの活躍を目に焼き付けたりハードベース踊った(キメた)りする方がよくなぁい?俺天才やんけ!よし!ウチの元トレピに頼むかぁ

 

〜〜〜

 

 

「へいトレーナー、今暇かい?」

先日引退を表明した彼女が授業中にもかかわらず私の元を尋ねてきた。

「お生憎様、誰かさんが電撃的に引退してしかもトレーナーになるとか言い出したせいで書類に追われてるよ」

皮肉っぽくそう言って彼女の方を見ると、目を逸らして口笛を吹いている。

「それに他の子の調整もしなければならない。」

再度書類に目を落とす

「相変わらずお堅いねェ、そんな書類ほっぽり出して俺とハードベースキメた方が楽しいぜ?」

まさかこいつ授業を抜け出してそれだけ言いに来たのか?

「大体今は授業中だぞ?さっさと授業に戻ったらどうだ?」

「俺はもう競走学科生じゃねぇぞ」

そう言って備品の冷蔵庫からいつ入れたのか冷えた瓶コーラを取り出すアーバン。そうだ、彼女はもう走れないのだった。

もう彼女がシンボリルドルフと競り合う所を見ることは叶わないし、ルドルフに負けた後の悔しさに滲んだ顔を見ることも叶わない。

...もう少しだけ、彼女の走りを育てたかった。

「...そういえばそうだったな。で?トレーナー見習いが現役トレーナーに何の用だ?」

彼女は上機嫌にコーラを開け、小気味よい破裂音と炭酸の抜ける音がする

「あー!そうだったそうだった、トレーナーよぉ、俺のトレーナーとしての師匠になってくれn」

「却下だ!」

「まだ言い終わってねぇよ!?」

 

〜〜〜

 

 

何故だ、私は最強無敵(一部皇帝を除く)の凱旋門賞バだぞ!

そんな私の誘いを断る、しかも即答なんて!

「なんでだよぉトレーナー!」

「夜中に学校の敷地内でダンスしてる奴の師匠になんてなってみろ!絶対お偉いさんは俺の監督不届きにするぞ!」

うぐっ...確かに...

「でもトレーナーが怒られるだけで俺に損失は無いしぃ?しかも担当時代もそうだっただろぉ?」

「・・・。」

凱旋門バの頼みですよぉ?お願いしますよトレーナーさぁん♡」

くらえ必殺クリークの物真似!お前を赤ちゃんにしてやる!

「駄目なもんはダメだ!あとお前物真似だけならいいけど見た目も他の子に似せて奇行に走るのやめろ!」

はー!私は広場でダンス踊ってるだけですけどぉ!?

「コーラ飲みながら愛しの後輩達と交流してるだけじゃないか!」

「昼休みに集まって広場でやるのは奇行でしかないんだよ!お前この前マンハッタンカフェの変装しながらやっただろ苦情来てんだよ!」

えっなにそれ知らない

トレーナーさん...私はカフェさんの変装道具をもっていないんですが...」

うーん、やっぱりカフェの物真似イマイチな出来なんだよなぁ...そういえばトレセン学園には都市伝説があったよなぁ、なんでもカフェ似の幽霊が出るとか...

「「・・・。」」

聞かなかった事にしよう。うんそうしよう。

 

 

〜〜〜

 

 

「なぁトレーナー頼むよ...」

彼女の縋るような目付きに、ついに私が折れることにした。

「ダメなものはダメだ。ただし、一人良い奴を紹介してやろう。」

そして、この前の飲みに行った時に奢らされる羽目になったやつに恨みを込めて横流しすることにする

「マジかトレーナー!流石は同志だ!で?誰なんだ?」

許せ友よ。まぁ、今更問題児が一人増えたところで対してかわらないだろ

「お前の大好きなゴルシがいるチームスピカの担当トレーナー、沖野トレーナーだ!」

 

 

〜〜〜

 

「へっくしょん!」

「どうしたよトレーナー?蟹が対戦車榴弾砲食らったようなテンプレ通りのくしゃみしてよぉ」

「いや...なんか悪寒が...な?」

胃薬の常備薬の数を増やしておこうと何故か決心する沖野Tであった。

 




自然な流れでスピカ入り、ヨシ!
アニメ1期見直しながら書くか...
アニメ時空にしたのはテイオーのケガからルドルフとの和解に持ってきたかったからです。(2期まで走れる気しねぇ...)担当トレーナーもいつか曇らせて描写かいてやるから覚悟しておけよ...あと純粋なアニメ時空って訳でもないです。1部独自設定、アプリ設定含むかもしれないです
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