色んな人に告らせたい   作:マイケルみつお

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今話は、ややアンチヘイトぎみなお話です。アンチヘイトものが苦手な方は飛ばした方がいいかもしれません


石上優には謝れない

 「お前学校来るなよ!」

 

「お前の席無えからwwww」

 

 

石上優はいじめられていた。それも無実の罪で。しかし彼の心はそれでも折れる事はなかった。家にも居場所はなかった。教室にも居場所はなかった。しかし彼がこれまで生きてこれたのは...

 

 

「お!石上来たな。」

 

「石上くん、こんにちは。」

 

「いっしがみく〜ん!遅いですよ〜!」

 

「どうせまたゲームしてたんでしょ。」

 

 

生徒会という居場所のおかげだった。しかしその平穏は突如として崩れる事となる。

 

──────

 それはある日の昼休み。ある生徒は弁当片手に学友と談笑し、またある生徒は勉学に勤しんだりと各々が自由に過ごす事ができる時間である。そんな中、石上優はいつものごとく昼休みに入った瞬間に教室を飛び出していった。教室に残っていても意味がない。むしろ居心地が悪い。今日も事前に買っておいたパンを片手にゲームをしようと昼間にはあまり人が通らない特別棟へと足を進めた。しかし...

 

「充電切れてる...。」

 

石上優、重大なミスを犯してしまう。いかにゲーム機のバッテリーが進化し、自身も玩具会社の社長の息子といってもバッテリーが切れたゲームで遊ぶことはできない。石上は今にも溢れようとする涙を堪えながらゲーム機をポケットへとしまう。元々石上は小食な方であり食事もゲームのついでのような感覚であったため持ってきたパンの量などたかが知れている。あっという間に文字通り、手が空いてしまった。

 

「あ、そういえば...」

 

石上はゲーム機のバッテリーをバッグに入れていた事を思い出した。教室に戻る事は憂鬱だが背に腹は代えられない。石上は立ち上がって教室へと向かい出した。

 

 

 

 「え?」

 

石上は教室に戻ってその雰囲気の異常さに気づいた。教室に入った瞬間、そこの人間が一斉に石上の方をみる。普段からいない人間のような扱いを度々受ける石上だが別に視線を集める事がなくもない。ただ今回違った事は...

 

 

その視線が嫌悪や侮蔑ではなく困惑だという事である。

 

 

 

 石上は荻野から大友を守った。しかし誤解され無実の罪で糾弾され攻撃され続けた。それでも彼が沈黙を守り続けたのはただ純粋に大友を守るためだった。別に好きだった訳じゃない。ただ自分の正義感に蓋をする事ができなかっただけ。見てみぬふりができなかっただけ。そしてどれだけ自分が苦しんでも大友は荻野の事など疑いもせず幸せに生きている。複雑に歪んで絡まった感情だが彼女が真実を知らないままであるという事実がある種、石上のこれまでやってきた事の証明となっていた。

 

「ねえ、石上。これって本当なの?」

 

だが石上は見落としていた。荻野は徒党を組み多くの狼藉を働いてきた。そう、被害者は大友だけではないのである。だからクラスメイトの小野寺が差し出したスマホに書かれているように大友以外の被害者が名乗りをあげたのであればそれは大友の耳にも入るはずなのである。

 

──────

 目の前が真っ暗になった。こんな感情はあの時以来だろうか...。小野寺に対してどういった返答をしたのかすら思い出せない。なんで今更謝罪なんてしてくるんだよ!僕はただ逃げるようにトイレに籠る事しかできなかった。

 

 

 

 用を足す事もせず、ただ呆然と座っていると聞き慣れたクラスメイトの会話が聞こえてくる。

 

 

「石上、許してくれないよな。」

 

「そりゃあ...そうだよ。俺たちはあいつに対してひどい事をしたんだ。」

 

 

なんで今になって優しくしようとするんだよ!なんで!どうしてバレてしまったんだ...。誰も知らず、知ろうとせずにいてくれたら、僕だけが真実を墓場まで持っていけばよかっただけなのに...。

 

僕は人生を懸けて、大きな痛みを受ける事も覚悟した。大きな犠牲を払いながらも自分の正義感のための一連の行為は...失敗に終わった。...僕には何も残らなかった。...僕は何も成し遂げる事ができなかった...。

 

──────

 「あら石上君。今日は早かったですね。」

 

気がつくと昼休みはとっくに過ぎていて放課後に突入していた。僕は五限と六限が過ぎているのにも気づかず一人トイレで泣き続けた。そしてそれから日々の習慣となっていたからか何も考えずとも足は生徒会室の方にへと向かっていた。

 

 

 「ちょっとお話が...」

 「みんなで合コンゲームしましょう!」

 

「えっ...」

 

伊井野と藤原先輩は置いておいて会長に相談したかったんだけど...。でもまあ教室の連中と違って何も変わらず接してくれるってのは心地いいな。会長達も学年が違うから僕の事もまだ耳にしてないだけかもしれないけど。伊井野は知らんが。

 

「十円玉ゲームをしようと思います!」

 

藤原先輩がその提案をし、みんなにルールを説明していく。なんでも質問をしてそれをコインの表裏にて回答するというもの。匿名性を担保しつつしかし誰がその回答を行ったのだろうと場が盛り上がるゲームなのだ。正直合コンとか行った事ないし、でもそんな事藤原先輩に言ったらなんか言われそうだな。今の僕の精神状態なら切り返せるか分からない。

 

「いいですかー嘘はダメですよー。このゲームは誰か一人でも嘘をついたらグダグダになって面白くなくなるんです!だから一応嘘発見器も持ってきたので!」

 

「「「「え?」」」」

 

かくして嘘の許されない十円玉ゲーム、スタート。

 

──────

 「じゃあ私からいきますね〜!ぶっちゃけ今、恋してるって人はYES!してない人はNOでお願いします!」

 

「そのレベルの質問?!」

 

 

藤原先輩のいかにも合コンっぽい質問だなと思いながらも会長がそれにツッコむ。恋愛...か。多分つばめ先輩の事が僕は好きなんだろうけど...。正直僕なんかじゃ付き合える訳ないし。...最初からこの恋は始まってもなかったんだ。裏、だな...。

 

「みなさん出しましたね〜それじゃあシャッフルして...と。えーっと結果は...二人!」

 

「え!二人も?!誰?誰?」

 

「会長!特定行為は禁止ですので!答えが分からないモヤモヤとドキドキ、これが十円玉ゲームの楽しいところです!」

 

この何とも言えない空気が楽しいところ、か。やっぱり僕にはよく分からないな。みんなとズレてるんだろう...。

 

「じゃあ石上君!次いっちゃいましょう!」

 

藤原先輩に指名された。何ともいえない空気が楽しいのなら...

 

「ぶっちゃけ僕の事嫌いじゃないって人はYES。嫌いって人はNOを出して下さい。」

 

お、場がいい感じに白けている。それにこの生徒会の皆さんだからこそ安心して聞ける事だ。

 

 

「えー結果は...全員コインの裏です!みんな石上君の事分かってるんですからね!」

 

「え...」

 

 

裏ってNO...つまり嫌い。みんな僕の事を分かっていて裏...。

 

 

「すみません。死にたいので帰ります。」

 

「えっ?あ、おう。」

 

──────

 え?何で?会長...四宮先輩...藤原先輩...。伊井野は普通に分かるが...。

 

「そうか...僕はみんなから嫌われていたんだ...。」

 

思い出せば教室ではゴミのような目で僕を見るクラスの奴ら。どの教師も僕が悪いって決めつけて一方的に怒鳴り続けられる毎日。家に帰っても。そして生徒会のみんなも...。いや、僕が悪いんだ。僕が真実を話さなかったから。どうしようもない正義感と自己満足で周りに迷惑かけて、そんでもってそのツケが自分に返ってきただけじゃないか。因果応報、自業自得。ただ自分が悪いのに生徒会のみんなを巻き込んで...。僕を生徒会に入れる事で色んな人からの色んなものを失ったかもしれない。会長なんてただ混院だ、って理由であれだけ成果を上げてもまだ反対の勢力は存在する。それを僕の存在が助長させたかもしれない。役立たずは捨てていけ、現実が見えていないのは僕の方だったんだ。

 

僕のせいだ。学校も家も生徒会も。居場所を無くしたのは純粋に僕のせいだ。他の誰も悪くない。僕の事が嫌いでも会長達が僕の恩人である事には変わりない。そんな会長達を悪く思うなんてしたくない。...それでも

 

「もう...限界だ...。」

 

──────

 「合コンゲームしましょう!」

 

やっぱり四宮のあの事聞かれてたよな...。それが気になってさっきから大量に送られてくる学校からの書類にも目が通せていない。

 

「十円玉ゲームをしようと思います!」

 

藤原はあの時四宮と一緒にいた。つまりこれは四宮に何らかの罠が仕掛けられている可能性が高い、いや確実に罠が仕掛けられているという事だ。

 

「だから一応嘘発見器も持ってきたので!」

 

「「「「え?」」」」

 

嘘発見器だと?!にわかに信じられないがしかし四宮が用意したものだ多分。なら効果は本物だろう。考えろ!四宮がこれでどうするつもりだ!

 

「じゃあ私からいきますね〜!ぶっちゃけ今、恋してるって人はYES!してない人はNOでお願いします!」

 

嘘発見器がある以上、迂闊な嘘は自らの首を絞める結果になるか...。YES、だな...。

 

「みなさん出しましたね〜それじゃあシャッフルして...と。えーっと結果は...二人!」

 

ん?これは...藤原に渡されたコインの製造年が全て違う...。つまり製造年で誰がどの答えを出したのか特定する事ができるという事だな!じゃあ次の質問で仮に四宮が「私の事が好きな人はYES」とか言ってきたら詰みじゃないか!...よし、他にあるのと同じ昭和五十六年の硬貨が運よく財布に入っててくれた。際どい質問をされたらこれで切り抜けよう。

 

「...僕の事嫌い...人はYES。...人はNOを出して下さい。」

 

考え事に没頭していてよく聞こえなかった。だが石上がまたネガティブな事を言ったのは分かった。どうせ「僕の事が嫌いな人はYES」とか言ったんだろ?俺たちがお前の事嫌いになるわけないだろ?当然NOに決まってるだろ?

 

──────

 会長を嵌めるためにわざわざ違う製造年の硬貨を藤原さんに使わせました。さて、会長はどのような対応をするでしょうか。会長の予測抵抗パターンは何種類も既にシュミレーション済みです。すごいわ!こんな簡単に会長を追い込む事ができるなんて!尻軽達が好んでやるゲームなだけあるわ!

 

「...僕の事嫌い...人はYES。...人はNOを出して下さい。」

 

ついつい考え事をしていて聞こえませんでした。しかし石上君はどうせまた「僕の事が嫌いな人はYES」とか言ったんでしょう。全く、そのように卑屈では前に進めませんよ。当然NO、です。

 

「えー結果は...全員コインの裏です!みんな石上君の事分かってるんですからね!」

 

藤原さんの男を誘うような、媚びるような声が響いて全員がNOに投票した事が分かります。ほら、誰もあなたの事は嫌ってないのですよ。...てっきり伊井野さんはYESに入れると思っていましたが。でも石上君はその結果を見ると絶望した表情を浮かべ、

 

「すみません。死にたいので帰ります。」

 

そう言って帰ってしまいました。もしかして...YESとNOが逆だったかしら...。では伊井野さんはそのまま投票して私と、おそらく会長も気づいたのでしょう、考え事をしていたので聞き逃してしまった。そして藤原さんは...まあ間違えたのでしょう。藤原さんは色々と間違えているのですからコインの表裏くらい間違えても不思議ではありません。それより明日、石上君には何かしてあげませんとね。さて、それよりこれからどうやって会長を追い詰めるか。思考を働かせなさい!四宮かぐや!

 

──────

 私は気づいてしまいました!この硬貨、製造年が全部違います!つまりそこさえ見ていれば追求せずとも誰がどの回答をしたのかが分かるという訳です!なんて天才なのでしょう!ラブ探偵千花がここ最近生徒会室に漂うラブの気配を見抜いてみせますよ!

 

「...僕の事嫌い...人はYES。...人はNOを出して下さい。」

 

あ、考え事をしていて聞き逃してしまいました。でもところどころ聞こえた単語からどうせ「僕の事が嫌いな人はYES」とか言ったんでしょ石上君。全く石上君はもう...。当然NOです!

 

「えー結果は...全員コインの裏です!みんな石上君の事分かってるんですからね!」

 

よかった。NOが石上君を嫌いじゃない、で合ってましたね!ちょっと不安だったんですよ〜。でもこれで石上君も分かったでしょ?ここにいるみんな石上君の事嫌いじゃないんですよ!

 

──────

 「すみません。死にたいので帰ります。」 

 

え?何で皆さんNOに投票しているんですか?藤原先輩も!てっきり私だけだと思っていたのに...。というか石上のあの様子、普段とちょっと違うような。そういえば今日、教室で石上に対する視線が違ったわね。

 

「ちょっと先輩達、気になることが失礼しますね。」

 

そう言って私は生徒会室を後にした。

 

 

 

 「ねえこばっちゃん。今日石上の様子が何かおかしかったんだけど何か知らない?」

 

「え?ミコちゃん知らないの?あぁ...ミコちゃん昼休みいなかったしその後はあんまり話してないししょうがないか。実はね...」

 

 

そこで私は石上の中等部時代の事件の真実を知った。

 

「あれ?それは?」

 

こばっちゃんが持ってる紙がつい気になって尋ねる。

 

 

「ああ、これはなんか石上が書いてたものらしくて。ほら、夏休みの読書感想文、石上賞とったでしょ?で、それが今日返ってきたらしくて私が石上に返すように先生から頼まれたの。」

 

「ちょっと見せて。」

 

「別にいいけど。」

 

こばっちゃんの許可ももらって私はその文を読む。

 

『...こうして主人公の努力は...』『...いずれ報われる。そう私に教えてくれて...』『...君主であっても...』『...それはいつかの...』

 

「嘘...。」

 

見間違える筈がない。それは、その文字は...

 

「ステラの人のと同じ文字だ...」

 

中学の時周りに疎まれて一番苦しかった時に私を助けてくれた...何も見返りを求めないあのピュアな優しさのステラの人と似ている、なんてものじゃない。

 

「...石上がステラの人だったの...?」

 

──────

 「えー結果はー...2人でしたー。」

 

「お前もか!」

 

 

石上と伊井野が途中で抜けたのでもう俺と四宮と藤原しか残っていない。そして四宮の罠を完全に看破した俺が最後の詰めに入ろうと思ったが藤原お前もか...。そう思っていた時!

 

「白銀会長!」

 

扉が勢いよく開けられた。

 

 

「伊井野か、どうした。」

 

「今日、学校側から届いた書類、確認しましたか?」

 

「いや、まだだけど...」

 

 

今日は四宮の対処で頭がいっぱいだったからな。まあ今から業務に戻ろうとは思っていたが。

 

「なら早く確認して下さい!」

 

こんなに焦った伊井野は初めて見るな。

 

──────

 全く、騒がしいですね伊井野さんは。

 

 

「これは本当か...?」

 

「会長、どうかされたんですか?」

 

 

会長の顔が真っ青になっていらっしゃる。そして手渡された書類に目を通す。そこには一年前の事件の内容が書かれており、先日の体育祭で何も知らずに石上君を罵倒していた大友京子に関わる事件が。

 

「私が十円玉ゲームをやろうだなんて言ったから...」

 

違うわ藤原さん。あなたを焚きつけたのはこの私。

 

 

「会長。」

 

「ああ。いつもならともかく今日は心配だ。各自、石上を探そう。」

 

 

こうして職員室が大騒ぎになってから数時間経った後、生徒会室も慌ただしくなり始めた。

 

──────

 「石上は?!」

 

「家には帰っていませんでした。」

 

「あいつが立ち寄りそうなゲームセンターとかにもいませんでした。」

 

「校内を探しましたが石上君の姿は見当たりませんでした。」

 

 

どこだ!どこにいるんだ石上!その瞬間俺は石上の言葉を思い出してしまう。『死にたいので帰ります』。やめろ!なんて想像してんだ俺は!どこだ!他に石上が行きそうな場所は!

 

「...そ、それは本当なのですか早坂。」

 

「四み...や...」

 

四宮の携帯が鳴った。会話の内容からして相手はおそらくハーサカだろう。しかし問題は会話を始めてから。四宮の様子が急変した。俺はこの四宮を知っている。一年前、俺たちが初めて会った時の四宮だ...。まるで氷のような...。

 

「...目撃情報がありました。今から1時間ほど前、一人の男子高校生が崖から身を投げたと。...その男子生徒は秀知院の制服を着ており...ッ!首に...ヘッドフォンをつけていたようです。」

 

──────

 「あ、ああああああああああ。」

 

四宮先輩の話を聞いてからどれだけ時間が経ったのか分からない。石上は...ステラの人は...私をいつも助けて、支えてくれた人を私は救えなかった...。

 

「俺がちゃんといつも通り業務を行なってあの書類を早く確認していれば...」

 

「石上君は私たちに何か話があるようでした。それに応えていれれば...」

 

「私があんな提案なんてしなければ石上君は...」

 

 

みんながこんなに悲しんで...こんなに涙を流しているのにあんたの事が嫌いな訳がないじゃない!見返りを求めないその優しさに私は救われた。それから私はあんたを色んなところで助けてきた。でもそんなあんたは私に何の感謝もしなかった事からあんたに怒った日も少なくなかった。でもあんたがあのステラの人なら...今ならこばっちゃんが言った事が分かる気がする。きっとあんたも私を助けてくれてたんだ。イヤホンが抜けてた時もそう、あんたは自分が泥を被る事で私を助けようとしてくれてたんだ。それを私が気づかなかったからで...。遅くなったけどごめんね石上...。私を助けてくれてありがとう。

 

──────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──────

 「目は覚めた?」

 

「あ、ええと...あなたは!」

 

「何であんな無茶をしたの!後少し発見も何もかもが遅くなったら死んでたのよ!」

 

「でも僕は...」

 

「色々と聞いたわ。でもね!私は優の事嫌いじゃないわ!」

 

「先輩...。」

 

「だからもう二度とこんな事しないで...。」

 

「...。」

 

「第一!おばさま達が優の事嫌いになるわけないでしょ!御行もそんな人じゃないって!でもそう考えてしまうくらい追い込まれてたんだね...。」

 

「ッ!」

 

「私は優にいなくなってもらいたくなかった。何か辛い事とか悩みとか話してくれていいから!優だって今まで私の悩みとか聞いてくれたし。」

 

 

「...ありがとう。マキ先輩。」 




自分はどんなに暗い話であっても最後はハッピーエンドにしたいって考えています。

あと誤解されるかもしれませんが僕は石上君が大好きです。なので次作は石上君が主人公か報われる話でも書きたいと考えています。

長かったですが読んで頂きありがとうございました。感想とか書いてくれると嬉しいです。
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