スバミソ短編   作: ハバキリ

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こちらはLSSとも関係が無ければ新作でもございません。
誕生日ネタとして4/11にpixivに投稿した作品です。

pixiv→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17381291

こんばんは。本日、私は誕生日を迎えました。
なので、記念として私の誕生日をスバル君の誕生日として1つの小説を書いてみました。
ホワイトデーネタから設定は続いています。
ツカサ&ヒカルは直接ミソラちゃんと面識はないと思ってるんですけど、どうでしたっけ?

ところでスバル君の誕生日っていつなんでしょうかね?
スバル君自身がロックマンって訳じゃないから6/9ではないと思うんですけど…

あ、ツカサ君がミソラちゃんと会話しなかったのは場の空気もそうですけど、関係に気付いたからこそその日は2人にしてあげたいなという配慮からです。

誤字・脱字などあるかもしれませんがご了承ください。


二人で一緒

「「スバル君!お誕生日おめでとうございます!」」

「みんなありがとう!」

 

この日、スバルは12歳の誕生日を迎えた。

ルナ、ゴン太、キザマロ、ツカサがスバルを祝った。

この日、ミソラは仕事で来れなかった。

ミソラは「せっかくスバル君の誕生日なんだから…」と仕事を休んででも来ようとしたのだが、スバルが「それだけはダメ」と断った。

 

「スバル君、今年で小学生生活が終わってしまうんだから、今年は思う存分楽しみましょう」

「うん、今年もよろしく、委員長」

「今年もいっぱい牛丼食おうな!」

「うん、でも程々にさせてもらうよ…」

「今年は平穏に暮らしたいですね」

「うん、そうだね」

「スバル君、おめでとう」

「うん、ありがとう」

 

こうしてスバルの誕生日会が行われた。

 

「…うぅ…スバル君におめでとうって直接言いたいのに…」

ミソラは今楽屋にいる。休憩中だ。

しかし、今日半日仕事に集中できないでいた。

スタッフ達には「どうかしたの?」と聞かれたが何もないと答えていた。

メールでは『お誕生日おめでとう!』と『ありがとう!』のやり取りはしたが、やはり直接言いたい。でも仕事で言えない。そのもどかしさがミソラを悩ましていた。

仕事に遅れは生じなかったのはプロとしての実力だろう。

 

「ミソラ、今日はほとんど仕事が終わってるし上がってもいいぞ」

「…え?良いんですか?!」

「ああ、何か今日半日ずっともどかしい感じだったしな」

この人は浦方マモロウ。いつもと違ったミソラに少し心配しているようだ。

そんな彼は裏で今日のミソラの仕事内容を確認し、帰宅させても仕事に支障が出ないか他のスタッフに確認した上で、ミソラに休暇を与えようとした。

そして、ミソラは喜んだ。マモロウは心の中で「スバル絡みだな」と確信した。

「やったー♪」

 

「ミソラちゃんも一緒なら尚良かったのだけれど、お仕事なら仕方ないわね」

しかし、どこかルナの発言には感情が入っていなかった。

「…うん」

先月、ホワイトデーにスバルとミソラは付き合い始めた。

メールでやり取りはしたが、

(ミソラちゃんのことだからきっと悔やんでるだろうな)

とスバルは考えてしまった。

「ミソラちゃんのところに行けねぇかな」

「ゴン太君、それは流石にお仕事の邪魔になってしまいますよ。」

 

ピピピ…とスバルのハンターVGが鳴った。

「誰だろ?」

 

「ふっふふっふふ〜♪」

ミソラは今日一のテンションで帰る支度をしている。

「今日はスバル君の誕生日なんです」

「なるほど、通りでミソラはあんなにハイテンションなんだな」

そう話しながらハープとマモロウの2人はミソラを眺めていた。

 

(彼女なのに彼氏にお誕生日おめでとうって言えないなんてあっちゃダメだもんね!)

 

そして、帰る支度を済ませ、スタジオから出るとハンターVGでスバルに電話した。

 

「…え!?ミソラちゃんからだ!?」

スバルは慌てて電話に出た。

「やっほー!スバル君こんにちはー!」

「ミソラちゃん!?お仕事はどうしたの?」

「たまたまお仕事が早く終わったんだ♪それで電話してみたの♪」

「「ミッソラちゃ〜ん♡」」

ゴン太とキザマロがスバルを押し退けて画面に割り込んできた。

「うおお…びっくりしたぁ…2人がいるっていうことはみんな一緒にいるのかな?」

ミソラはびっくりした。

「えぇ、いますよ」

「私もそっちに行っていいかな?」

「「ミソラちゃんに会えるならぜひ!」」

「やったー♪」

「僕への電話なんだけどなぁ…」

「まぁ…2人は大ファンなんだし割り切ろう」

ツカサは少し可哀想だなと思いながらスバルをフォローした。

「………」

そんな中、1人だけ表情が硬くなった者がいた。

 

ミソラは一旦家に荷物を置きに帰ることにした。

 

 

「それにしてもミソラちゃんと会えるのか〜」

「ゴン太君、今日はスバル君の誕生日会ですよ?」

「わ、分かってるよ…でもよ〜やっぱ会えるなら嬉しいじゃねぇか」

「まぁそうですね。あのミソラちゃんに会えるんですから」

「僕はミソラちゃんと実際に会うのは初めてになるからちょっと緊張してるな…」

(へ、所詮はアイドルだろうがなんだろうが女だろうが)

(でもスバル君の1番の友達なんだよ?)

(…チ)

「なにかヒカルと話してたの?」

「うん」

ツカサは二重人格者でツカサという人格と、両親に捨てられた憎しみから産まれたヒカルという人格がある。

「そっか」

しかし、スバルはそのことを知っており、ある程度抑えることに成功していることからあまり気にしなくなった。

 

「おっ待たせ〜」

可愛らしい笑顔でそう言いながらミソラが戻ってきた。

「いくらなんでも早過ぎない?」

スバルは不思議と思った。

「そりゃ電波変換したからね」

「パロロン、ミソラ?電波変換は移動手段じゃないのよ?」

「分かってるよぉ…だって今日は特別な日なんだもん…」

「はぁ…(全く健気ねぇ)」

ハープはその一途な健気さからもはや呆れていた。

 

「…ふぅ、改めてスバル君。お誕生日おめでとう!」

「ありがとう、ミソラちゃん」

「それでこれ、私からのプレゼントなんだ。開けてみて?」

そう言いながらミソラは小箱を取り出した。

「「おぉ〜」」

みんな同じ反応をした。そして気が付いた。

まだ誰もスバルに誕生日プレゼントを渡していなかった。

「「…あ」」

 

そして突然キザマロが叫んだ。

「スバル君!ミソラちゃんのプレゼントを開けるのは待って下さい!」

スバルとミソラは不思議そうに伺った。

「「どうして?」」

「スバル君、ミソラちゃんのプレゼント、最後のお楽しみにしましょうよ!きっとそっちの方が良いと思うんですよ」

「ミソラちゃんはどう?僕はそれでもいいかなって思うんだけど」

「うん、私も問題ないよ」

「それじゃあ誰からいきますか?」

 

「それじゃあ僕からでもいいかな?」

とツカサが率先して希望してきた。

誰も拒む者がいなかったのでそのままツカサはスバルにプレゼントを渡し始めた。

「僕からはこれだよ」

「これは…ファイル?」

「うん、綺麗な星を撮影してここに収める…それ以外にも小学校最後の年だから楽しいことを撮影して、収めて思い出を残してくれたらなって」

「ありがとう!大切にするよ!」

 

「次は私がいくわ!」

「うぉ、びっくりしたぜ委員長…」

ゴン太がさっきまで隣で静かにしていたルナが急に声を出したことで驚いた。

「私からのプレゼントはこれよ!もちろん受け取るわよね?」

「そりゃ、せっかく貰えるんだから受け取るよ…うん、委員長これは?」

どうやら何かのチケットのようだ。

「シーサイド水族館のペアチケット?」

「えぇ、気付いたのだけれど、私とスバル君の2人でどこかに遊びに行くという機会がなかったからせっかくなら一緒に行ってやろうかと思ったのよ。」

「ありがとう…あ…」

スバルは気付いたが、

「いいんじゃないかな?確かにスバル君は私と一緒にお出かけする機会はあったけど、ルナちゃんとはなかったと思うし。」

ミソラは勘づいたのか、スバルのフォローをした。

「うん、そうだね」

(………何よ、ミソラちゃんの方を向いて…まるで私と行きたくなかったみたいじゃない…)

(なるほど…さては2人ともホワイトデーを成功させましたね…ミソラちゃんの大ファンなのでスバル君に取られたのは悔しいですが、ミソラちゃんが幸せになるのでしたら致し方ありませんね…なら…)

この中で唯一、スバルがホワイトデーにミソラと出かけたことを知ってるキザマロが、2人が交際を始めたことに気が付いた。

 

「さて、次は僕の番です。僕からはこれです。」

キザマロは何か丁寧なラッピングを施された長方形の物を差し出した。

「ありがとう。開けてもいい?」

「えぇ、ぜひどうぞ!」

「「???」」

キザマロのテンションが急に上がったことで、みんなが困惑した。

スバルは困惑しながらもラッピングを丁寧に剥がしていった。

すると…

「写真立てだ」

「これからのスバル君にはきっと必要になるでしょうからね、大事にしてくださいね?」

「ありがとう、キザマロ!」

ミソラは

(キザマロ君は私達の関係を知ってるんだ)

と思った中、ルナ以外のみんなは

(なんでスバル君に写真立てが必要なんだ?)

と疑問に感じた。

一方、ルナは

(まさか!?)

と思った。

スバルとミソラに聞き正そうとしたところ、ゴン太が声を出した。

 

「それじゃあ次は俺だな!俺からはこれだ!」

と明らかに牛丼の素が入ったダンボールをスバルに渡した。

「あ…ありがとう…(何日分だ?!)」

「ゴ…ゴン太君らしいですね…」

 

 

「さて、ミソラちゃんお待たせしました」

「ううん、問題ないって言ったし大丈夫だよ」

改めて、ミソラは小箱を取り出した。

そしてふぅと1度深呼吸をし、スバルの眼を見てこう告げた。

「私からの誕生日プレゼント!受け取って下さい!」

と叫びながら、顔を赤らめながら箱を開けた。

そこにあったのは2つの指輪だった。

「「!!!」」

スバル含め全員が唖然とした。お揃いの指輪だったからだ。しかも流星のペンダントの形が彫られていた。

「ひ…1つはスバル君の分!も…もう1つは私の分だよ!その…ペアリングできたらなって…」

ミソラはとても緊張していた。

みんながいる前で渡して、受け取って貰えるか不安だったからだ。

 

「………」

全員沈黙していた。

しかし、スバルが動いた。

箱を受け取り、その中にある指輪を1つ取り、ミソラの左の薬指にはめ込んだ。

その後、スバルも左の薬指に指輪をはめ込んだ。

「ありがとうミソラちゃん」

と言った。

ミソラは酷く喜んだ。

「これからもよろしくね!スバル君!」

「こちらこそよろしくね、ミソラちゃん」

「うん!」

すると拍手が聞こえた。

2人の関係を知るキザマロだ。

続けてツカサも拍手をした。

恐らくプレゼントがペアリングということから関係に気付いたのだろう。

ゴン太は場の空気からか拍手を始めた。

ルナは距離をとった。

(そんな…あの2人は付き合い始めていたの…)

1人絶望していた。

正義のヒーロー、ロックマンに惚れ、その正体がスバルと気付いたことで、スバルに好意を持ったルナだ。

遅かったのだ。自分の想いを告げるのが…

 

そして日が暮れ始め、スバルの誕生日会を締め、解散した。

 

「あ、そうだミソラちゃん」

「ん?どうしたの?」

「よかったら泊まっていかない?周りが暗いし危ないと思うし。」

「それじゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」

 

「ただいま!」

2人をアカネとダイゴが歓迎し、ミソラを含めて一緒に誕生日ケーキを食べることにした。

スバルはこれまでにないほど幸せそうだった。

ミソラもその幸せを感じ取り、ミソラ自身も幸せな気持ちになった。

 

(ママ…私はもう大丈夫みたい。だからもう心配しなくてもいいよ。…ただ、これからも見守っていてほしいな)

 

(ミソラちゃんのお母さん、ミソラちゃんを絶対に幸せにします)

スバルはそう心に誓うのであった。




お久しぶりです。GWはお休みさせていただきました。(一応GW用の短編を考えてましたが没にしました)
なので、先月に投稿していたものを引っ張ってきました。
LSSの次話は進めていますので心配なく。

ところで皆さんはGW満喫しましたか?私は何とも言えませんでした…

スバミソってGWをどう過ごすか考えづらかったです。スバル君は委員長達に旅行に行こうと誘われ、ミソラちゃんはきっとお仕事が忙しくなるだろうし…
となると二人をメインに考えようとすると、ミソラちゃんが早い段階で休暇をとり、スバル君に何かしようと交渉させる必要があるんで難しかったんですよね。
仮にできたとして、遠出するにしても、遠出先にミソラちゃんのファンに見つかってしまうと大変なので人が密集するような場所を避ける必要が出てきますし…
なので、一晩だけ予定を無理やり空けて星河家とミソラちゃんで外食するくらいしかまともに思い浮かびませんでした。

時系列的に交際を始めて約1ヶ月経ってるんでそろそろ『トップアイドル響ミソラ交際疑惑!?』なんて噂が流れそうですね。『ミソラのヒーロー=恋人』なんて思う人もいそうですし。まぁ、200年後の世界でも『アイドルは恋愛禁止』という文化が残っているか知りませんが。

星河スバル君と響ミソラちゃんは好きですか?

  • 2人とも好き
  • スバルは好き、ミソラはそこまで
  • スバルは好き、ミソラは微妙
  • スバルはそこまで、ミソラは好き
  • スバルは微妙、ミソラは好き
  • 2人ともそこまで
  • 2人とも微妙
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