結月ゆかりのアウトブレイク   作:宇迦之たま猫

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モチベーションが死んでいる…
創作意欲が湧かない…



【零下】B7F研究室へ

 

あれから私達はひたすら奴らから逃げ続けた。

ドリアンさんにトラックで送って貰うのも何処へ行っても通行止めで限界があった。

だから徒歩で移動することになり、その結果私達は奴らからひたすら逃げる事になったのだ。

 

そして私とマークさんの2人が残り、ケビンさんとシンディさんそしてジョージさんの3人とはぐれてしまった。

 

私達はなるべく奴らの居ない場所へ行こうと地下鉄へと逃げ込んで、そのまま線路沿いに進んだ。

その先でGATE0‐1と書かれた巨大なシャッターで塞がれ行き止まりになっている所に辿り着き、同じ様に逃げて来た真っ赤なスーツを身に纏った新聞記者のアリッサ・アッシュクロフトさん、私と同い年の日系アメリカ人大学生のヨーコ・スズキさん、青い地下鉄駅員服を着たお調子者な黒人男性のジム・チャップマンさんと出会った。

 

 

シャッターは閉じていて先へ進めないし、かと言って長い線路を戻るのは辛いし、戻っても奴らだらけの街中に戻るだけ…

どうしたものかとシャッターの前でうろうろしていると、突然黄色のランプが点灯してサイレンの様なものが流れ始め、シャッターが開き始めた。

理由は分からないが戻るのもアレだし、私達は開いたシャッターの先へ進む事にした。

 

シャッターの先へ進むと、すぐそこに貨物列車らしき電車が止まっていた。

すぐ横に登れそうな段差があったのでヨーコさんと一緒に登ってみると、足元の床に突然銃弾が打ち込まれた。

すぐ目の前を見ると、黄色い服に黒いタイトスカートを履いて不思議な形のアタッシュケースを持った女性がこちらに拳銃を向けて立っていた。

それを見たヨーコさんが驚いた表情で目の前の女性に尋ねた。

 

「…モニカ…?」

 

「まさか、あんたに会うとはね。怖くなってもう戻って来ないかと思ってたわ」

 

「…それは…カプセル…?」

 

「…まさか、あんたもこれを狙ってるの!?もしそうなら…」

 

「やめて!何のことか分からないわ!」

 

「…フン…そんな言葉には騙されないわよ…バカにしないで!…そうだわ…あんたIDカードを持ってるわよね、それを渡しなさい」

 

 

知り合いだったらしい2人は何か良く分からない会話をしている。

怖くなって戻って来ない…?カプセル…?狙っている…?それにIDカード…?

めちゃくちゃ怪しい事話してるんですけど…部外者の私達が聞いてて良かったんですかね…?

 

そんな事を考えていると、ヨーコさんはズボンのポケットからカードを取り出して見せると、目の前の女性…モニカさんに奪われてしまった。

 

「ありがとうヨーコ…久しぶりに話せて良かったわ」

 

そう言うとタイトスカートのポケットにカードをしまって置いていたアタッシュケースを拾うと、こちらに拳銃を突き付けながらヨーコさんに向かって

 

「せいぜい元気でね」

 

と告げると走って奥へと去って行った。

4人揃ってなんのこっちゃと困惑しているとヨーコさんが軽く話してくれた。

曰くヨーコさんは、元々ここにあるなんらかの研究所で働いていたのだが、何故かそこで働いていた頃の記憶をほとんど失っているらしい。

ただある程度は覚えている事もあるそうだ。

研究所がどんな事をしていたのかもあまり覚えていないらしいが、都合良く仕事に関する記憶を失っている辺りあまりろくな事はしていないだろうとの事。

モニカさんの行動を見る限りでは本当にろくな事してなさそうである。

ジムさんはモニカさんが走り去った方を見てなんだアイツって感じの顔をして、マークさんとアリッサさんはモニカさんのヨーコさんに対する態度に憤慨していた。

 

ともかく私達も先へ進まないと行けないので、仕方なくモニカさんの後を追う事になった。

少し進むと、長い階段とその横に貨物運搬用のリフトが設置されている通路に出た。

リフトは途中で止まっているので階段を上る事に。

これまた長い階段なので時間がかかりそうだ…と思ったが、リフトが途中で止まって邪魔をしていて上れないので、横のエアダクトを通る事になった。

上下左右に入り組んだエアダクトを四苦八苦しながら通って降りると、何やらいかにもな研究所っぽい大部屋に出た。

円柱のカプセルに培養液となんらかの生物が入っていたり、大きな水槽に培養液となんらかの生物が入っていたりとあからさまにヤバい研究してる場所だった。

いくつか死体もある、すぐにでも起き上がって来そうで少し怖いが…まずは部屋の中を探索と行こう。

使える物を探さなくては…

 

入り組んだエアダクトは迷路の様で、みんなとはぐれて1人だになってしまった…気を付けて行動しよう。

 

部屋の中を探していると、少し大きなシンクの横にある机の上に、白い瓶が置いてあった。

中には何か液体が詰まっていて、貼られたラベルには強い衝撃を与えると爆発する為、取り扱いに注意と書かれていた。

投擲武器として使えそうなので持って行く事にしよう。

後何故かシンクの上に救急スプレーが置いてあったから貰っておこう…いやほんとになんでシンクの上にあるの?

 

シンクから離れて探していると、研究員のロッカーだろうか?そこに張り紙がしてあった。

──────────────────────

[実験メモ]

UMB No.20

→UMB No.3+VP―017

・調合後は赤褐色に変化

・植物細胞に対する強力な死滅作用あり、管理に注意されたし

──────────────────────

何かに使えるかもしれないから、一応このメモを持って行く事にする。

 

そして3つ並ぶ円柱のカプセルの先、一台のパソコンが置いてあった。

見てみると、所内通知が開いたままになっている。

 

──────────────────────

[所内通知]

最近、薬品倉庫の管理機能が低下している為、新たなパスコードを設置する。

これにより、いつ、どの薬品棚を開閉したかログを残す事が可能となり、高いセキュリティ効果が期待できる。

これと同時に現在、薬品棚の整理を行っている。

これらの作業は、来週頭には全て完了する予定である。

なお、これらの情報は当然ながら社外秘である。

違反者に対してはわが社は寛容たりえない。

心するように。

パスコード:9741

管理部主任

ウォルター・ライアン

──────────────────────

 

………部外者云々以前にここの管理が杜撰だったんですかね?

所内通知開きっぱなしで置いてあるし、そこら辺に死体転がってるし、多分モニカさんは違反者だろうし…もしかしてここガバガバセキュリティだったりします?

 

………とりあえずメモ取っておこう。

 





バイオ恒例の謎システムに力入れて肝心な所がガバガバな研究所。
ちなみにこの研究所実はバイオ2でも出て来る研究所なんですね〜
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