神殿へと向かったが、道を覚えたので行けた。
どうやら俺は横暴すぎて色んな情報が制限されてたらしい。
.....結構嫌われてるな。
扉の前まで着いた。
よし。死んでみよう!
扉を開ける。
番外席次は壁に寄りかかっていた。
顔が怖い。
そんな顔すんなよ。
「...やっと来たわね。」
いつもよりも声が低い
「私に頼み事をしておきながら3日も放置するとはいい度胸ね。」
見るからに不機嫌そう…
俺がいなくて寂しかったか?クソったれ
体の疲労が凄くてそれ所じゃなかったんだよ。
しょうがないよな。
「さっさと鍛錬をするわよ。3日も休んだら体力を回復したでしょ?」
ニートのお前とは違って俺には任務とか実験があるんだよ!と言いかけたが飲み込む。
そして俺は2時間ずっと番外席次と戦ってた。
2時間後
限界ギリギリまでの武技の重ねがけ、持続により頭痛が激しい。
それらによる疲労も凄い。
番外席次の前で大の字になって寝っ転がってる。口を開けて必死に酸素を貪っている。
傍から見たらアホ面をしているだろう。
「お疲れ様。次サボったらどうなるか分かるわね?」
ほとんど息切れしてない番外が淡々と言う。
またお姫様抱っこされて扉の前に置かれる。
自室まで運んで欲しい.....
子鹿のように震える足を使い、槍を杖代わりにして自室に戻る。
自分の姿がどうなってるかは分からないが、
漆黒聖典の隊長ともあろう者が見せる姿では無いことは確実である。
数日後
貴重な自由な時間がとれた。
頭の中を整理し、
そろそろ具体的に動こうと思う。
これからの方針を考える。
まずはツアーに接触すること。
俺は神人だから殺されるかもしれないけど、原作知識と槍と交換に見逃して貰えないかな。
まぁ会った瞬間殺すとかはないはず。本体じゃなくて鎧なら十分逃げれるはず。
接触するにしても蒼の薔薇のイビルアイ経由で行くぐらいしか思いつかない。
神官長達に話しても反対されるし、無駄だな。強行突破だ。
この国に俺を止めれる奴なんでいないから。
その後は仲間?にする奴だけど。
・エルフ王
・朱の雫のアズス
・フールーダ
・イビルアイ
・ザイトルクワエ
・ラナー
・ジルクニフ
・リグリット
欲しいアイテムは
・聖王国の最終戦争《善》の王冠
・始原の魔法の指輪
・王国の秘宝
役に立つアイテムが少なすぎる…
改めて考えるけど100%ナザリックに勝てないな。
《傾城傾国》を使う予定だからエルフ王とザイトルクワエも両方は使えない。
エルフ王操って10階魔法見せてフールーダ味方につける。そしたらジルクニフも降参する。四騎士はどうとでもなる。
イビルアイとリグリットは微妙、プレアデス対処くらいか。
アズスも微妙だよな。
殺してパワードスーツだけ取るのもありだが。
けどそのパワードスーツもそこまで強くは無い。
問題はラナーだよな。ジルより頭いいけど異常だからな。《傾城傾国》使うのもアリかもしれない。
あの頭脳はナザリック対策にも役立つだろう。
ジルじゃ足りないんだよな。
頑張れジル
ぶっちゃけ番外さえ説得すれば力づくでスレイン法国を無理やり動かすことは可能だろう。
神官長を脅してツアーと同盟を結ばせるとか。
とりあえずツアーに会わないことには俺も自由に動けない。話はそれからだ。
ということで
「ちょっと白金の竜王に会いに行くので訓練止めて貰えます?」
「あら打ちどころが悪かったかしら。もう一度叩けば治るわよね。」
元から正常だよ!
「そろそろプレイヤーが来るので竜王達と同盟を結びたいんですよ。」
「...そんな理由で神官長達が納得するとは思えないけど。」
「だから私の独断で行くんですよ。説得できる情報もありますし。」
「それに神人の生存の許可貰ってくる予定なので。そしたら貴方も自由に動けますよ。」
それを聞いた瞬間、番外は目を輝かせた。
「任せなさい!神官長達にはここで2週間泊まりこみで鍛えとくって報告しといてあげるから。」
「もし失敗したらボコボコにして馬の小便で顔洗わせるからね。」
なぜそれを思いつくんだよ。
長い時間をここで生きてきて外の事を知らず、母親には暴力を振るわれ、父親はクズ、守護者とは名ばかりの軟禁状態
少し番外が可哀想に見えてきた。
「....何その目?」
「いえ、何でもありません。」
「....じゃあさっさと行きなさい。お土産も買ってくる事。分かった?」
何故かお土産まで頼まれた。
まぁお世話になってるからな。
フル装備だともし俺が死んだ時まずいので身軽な服の上から最低限の防具、小手、交渉用の槍、実力を察知させない魔法の指輪、今まで使わずに溜まっていた給料。これらを装備して行く。
さて出発。目指すは王国
目的は蒼の薔薇のイビルアイ
そろそろ主人公が動き出しました。
この後はどうなるやら