麺処・ロアナプラ亭~悪党達に愛されたとある料理人の生き方    作:37級建築士

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よく爆破される酒場と書いてイエローフラッグと読む

可哀そうなバオさんと心優しい男の娘店主のお話、良く噛んで召し上がれ


(89) バオさんの憂鬱

 一夜干しにされて水分をさらに失った日も過ぎて、今日も今日とてラーメン作り

 

 ここ平日の間、何も店に問題なく平和に日々が過ぎてくれた。健全な労働の疲労が心地よい、明日がお休みなのが楽しみでわくわくする。

 

 それに、明日の夜はバラライカさんとモノポリーをして夜更かしをする約束だ。たのしみ、今度こそ勝ちたい。負債の額だけ体で支払うルールだから、本気で勝ちに行かないとだ。

 

 さて、そんなこんなで今日も開店。夕方五時、まだ日の出ている時間だし、ディナーには早い時間。だから、この人がいるのは、ちょっと珍しい。

 

 というか、うん、お察しだ。

 

 ここ平日の間、この店には何も問題は起きていない。この店には、だ。

 

「昨日、すごい騒音でしたね。旧正月の祭りでもしてました?」

 

「誰が好んで自分の店に爆竹鳴らすかってんだ……クソ、爆竹ならまだいい。けど、ぐ、ぐ、ぐ……かぁあああッ!!」

 

「はい、お冷やのおかわりです。(お酒みたいに飲むなぁ)」

 

「クソッタレッ……ここは曲りなりにも文明社会だろうがッ……ナパームで森を焼き払う米畜生は,とっくに帰ったはずだろ?!火災保険なんざ、俺には入れねえんだぞこんちくしょうが!?」

 

「まあ無理でしょうね、僕も自信無いです」

 

 過去を振り替えればこの店もたくさん改装しまくり、というかほぼ倒壊しかけて建て直してるわけで、保険会社からしたら是が非でもお帰り願いたい客だろう。気持ちはわかる、わかるけど

 

 それは、この人を前にしては言えないよなぁ

 

 

「いったい、どんな乱痴気パーティーでした?」

 

 同情よりは愚痴を聞いた方が良いだろう。今はまだバオさんしかお客さんはいないから

 

「店の中で客が揉めやがった。報酬を出し惜しむクライアント、請け負った殺し屋達……シェンホアをはじめ、連中はオーダー通りに敵を殺した。だが、どうも見せしめの死体が皆無縁仏になっちまったのが依頼主の意にそぐわなかったって話だ。」

 

「詳しく知ってるんですね。普通、犯罪の物騒な話はこそこそするものじゃ」

 

「喧嘩腰で会話だ、痴呆のジジイにだって盗み聞き出来らぁ。で、そんな連中の会話はこんな感じだったな」

 

「……」

 

 

 火加減に気を付けながら、バオさんの語りに耳を傾ける。

 

 それは、昨夜の爆発騒ぎが起きるほんの数分前のこと

 

 店にはシェンホアをはじめとした殺し屋家業の人たち、そしてはるばる依頼に来たアメリカのマフィアの人達だ。まあ、この街で言うなら田舎者という分類の連中である。

 

 

……ほわんほわんほわ~ん

 

 

 

~昨日

 

 

~イエローフラッグ、店内

 

 

 

シェンホア『オーダーは殺しと死体回収。お前たち、それ以外言わなかったネ。死体の顔、綺麗にしておけ言ってなかった、よろしいか?』

 

 

依頼主『うるせえ、こっちはハントを頼んだんだ!ローストのデリバリーなんざ注文してねえ!』

 

 

シェンホア『はは、良いじゃないか。お前ら白豚の好きなフライドチキン、たらふく食うとよろし。それでこっちは代金を貰うだけ、それ以外に答えは無いですことヨ?』

 

 

依頼主『知るか、払うもんも払えねえって言ってんだこっちはッ……クソ、こんな能無しを紹介した三合会に苦情を言いつけてやるッ』

 

 

シェンホア『おまえさん、それ早死の呪文ね』

 

 

依頼主『うるせえ、うるせえうるせえッ』

 

 

 

……ほわんほわん

 

 

 

   ×   ×   ×

 

 

 

 

「と……こんなところだ、まあよくある話だ」

 

「ですね、でもそれぐらいなら……うん、どこかで落としどころを見つけると思いますけど」

 

 聞いた感じ、依頼主は殺しだけでなく、殺した相手を何かに利用したくて顔がわかる様に殺して欲しかったの事、しかしホウレンソウをしっかりしていなかったから死体は顔の判別が出来ない状態で渡されてクレームとのことらしい。

 

 ローストパーティ、何やら嫌な予想が

 

「それで喧嘩に、ですか」

 

「いや、ここまではまだいい……交渉で口が悪くなってるだけなら店は壊れねえよ」

 

 シェンホアさん的にはミスもあるけど向こうにもミスはある。ならば、ここは互いに牽制しつつ落とし所を探るのが吉だ。

 

 報酬を減らすか、もしくは現金ではない別の形にするとか、うん。まだ平和的な結末が見えてくる。

 

「だが、奴さん……駆け引きに苛立ったんだろうな。一発かましやがった、脅しの一発をな……三下丸出し、馬鹿丸出しだ」

 

「それは……銃弾ですか」

 

 気が早い人ならやりかねない、が違うみたいだ。話の腰を折らずバオさんは続ける。

 

「酒だよ、酒をぶっかけやがった……銃弾よりかはましだが、それでも馬鹿が間抜けをさらしたことに変わりねえ」

 

 脅しが脅しにならないこの街ではただのチンピラ程度の器であると自己紹介してるも同然。安く見られて殺されおしまい。この段階で依頼主という輩は分不相応な田舎者であることが十分に伝わる。

 

「まぬけというか、無知は罪というか……それで、お酒は誰にかかったんですか?シェンホアさんにですか?」

 

「あの女に酒をひっかけたらそれこそ即開戦だ。ま、それなら店は水洗いで済んだんだがな」

 

 床に散った血痕をモップで清掃する光景が思い浮かぶ。

 

 バオさんは言葉をつづけた。

 

「聞きかじった程度だが、依頼主はアメリカのフロリダから来た田舎者だ。綺麗な田舎の空気で目が育ってなかったんだろうな。綺麗なもんしか見てねえ奴らは黒を見ても全部同じ黒だって言うだろな、だから本当に真っ黒な奴を見抜けねえ」

 

 バオさんの手、空っぽのグラスを持ち上げ、投げるそぶりを見せる。

 

 中にあるものを、僕ではなく僕のすぐ左隣へと

 

「こんな感じにだ。適当な下っ端だと思ったんだろうなぁ……ま、あの場の誰に引っ掛けようが同じ結果だったと思うが、よりにもよってなぁ。……宗教上、酒が飲めない奴だって言えばわかるだろ?」

 

「……あ」

 

 

 互いに牽制しつつ、交渉は落とし所へ、なんて紳士的な場は即時BBQパーティーへと様変わり。

 

 浮かぶのは紳士的な白人の男性、その手にはライターが握られている。

 

 

「オレの制止もシェンホアの制止も聞かねえ……あいつ、あの紳士面の男、依頼主の顔面を炙りやがった」

 

「炙り……炙り寿司は美味しいですね」

 

「いや、じっくり焼き焦がしたミートローフだな」

 

「……じーざす」

 

 

 

 

~イエローフラッグ、店内

 

 

火炎放射おじさん『宗教上酒が飲めないんだ。こういうことをされると困るんだ』

 

 

依頼主『んだよ、おいなんでライターなんか持ち出して、タバコに火でもつけてくれるってのか?』

 

 

火炎放射おじさん『えぇ、付けてあげますよ。じっくり内まで炙って差し上げます』

 

 

……ボォ

 

 

 

   ×   ×   ×

 

 

 

……ジュ~

 

 

 チャーシューを炙った。丼に乗せて、他の具も載せる。話をしている間に完成してしまった。

 

 

「……その後どんな具合になったか、詳細に語ってやってもいいが」

 

「すみません、せっかく作ったラーメンが不味くなります……ご勘弁」

 

 

 最近知った話だ。以前、トンコツスープ作りに苦戦していた頃に僕は調理器具として高出力のバーナーを購入した。今はもう店の裏で仕舞っているけど、あれを作ったクロード・トーチ・ウィーバーさんだったか。

 

 あの人はすごく、その、ヤバい人みたいだった。

 

 取引依頼街で見かけたら気さくにあいさつを交わしてくれるし、宗教上の理由で食べられないものを使用していない日にはラーメンを食べに来てくれる。

 丁寧な物腰、温和な表情、僕の見る前では何も起こしていないし、正直信じられない。

 

 

「くそが、くそったれがッ……カウンターに仕込んだ装甲材まで溶かしやがった、おかげで酒も台無しだ。文字通り、酒が入るまでここで焼け酒しかできねえよ。」

 

「グラス、出しますよ」

 

 店にお酒を持ち込むのはご遠慮願っているが、焼けこげたラベルのお酒を見て何も言えない僕がいる。

 

「……店の方は、どうなるんです?」

 

「幸い修繕で済む、だろうな……業者に看てもらったが、鉄筋が無事なら大丈夫とさ。まだ修繕の範囲で済むが、とにかく片付けで気が滅入る」

 

「……業者に頼んで全部してもらうわけには」

 

 

「お前さんも良く知ってるだろ。最後に頼んだのが半月前、それでまた依頼だ。業者の苦虫顔は見飽きた」

 

 

「なるほど……本当に、なるほどです」

 

 

「…………ふぁっく」

 

 

 天井を仰いで、小さな声でF言葉を吐いた。心身に応えた人のモデルケースがいまここにいる。

 

 元気付ける必要しか感じない。

 

 

……カタ

 

 

「ほら、できましたよ……お酒も良いですが、せっかくラーメン屋に来たんです。食べてください」 

 

「……あんがとよ」

 

 

 会話をしているうちにスープも煮あがった。

 

 今日のラーメンは塩ラーメンに該当する一品。うま味たっぷりのホタテエキス抽出塩ダレで調味、スープの材料は昆布以外無し。

 

 使った食材、というか飲み物は一つ。

 

 

「特性塩ラーメン。炙り鳥チャーシューはサービスです」

 

 

「……ッ」

 

 バオさんの目付きが変わる。

 

 スープから香る匂いに胃が鳴り響き、食指が割り箸を掴む手を不器用にした。疲れも忘れる食欲に全力で没入、熱々のスープを一匙口に運べば、そこからはもう止まらない。

 

 スープ、麺、スープ、スープ、この極上の澄んだ甘い味に舌を唸せている。なんとも作り手冥利に尽きる反応だ。

 

 

「くそったれ、店はぶっ壊れても腹は減りやがる」

 

 

……ずるるる、ズルルルルルッ

 

 

……っく、っく、コクコク

 

 

 

「……はあぁ、うめぇ……溶けるぐらいにうめえよぉ」

 

 

 蕩けた声がまろび出る。ちょっと涙も出てる。

 

 柔らかく、甘く、蕩けるようなスープは一口飲むたびに酔いの気を帯びて食欲も刺激される。柔らかく滑らかな細麺をすするたびに、酒の風味が脳を溶かして幸福を感じさせるのだ。

 

 ご苦労様です、バオさん。これを食べて元気になってください。

 

 

「豊醇な甘口の日本酒のみを使った塩ラーメンです。良いお酒、使わせていただきましたよ」

 

「……なるほどな、確かにいい酒だ。ジャパンのSAKEも悪くねえな」

 

 

 密輸で仕入れてもらったお酒。銘柄も特に知らないし、詳しくない。

 けど名酒であるらしく、その味はまさに豊醇。香り豊か、それでいて甘口で飲みやすい。

 ついつい飲み過ぎて寄ってしまって、気づけば隣に裸のバラライカさんがいるなんてことも起きちゃうぐらい、いやこれは僕だけに限った話だ。

 

 うん、とにかく良いお酒だ。

 

 そして、お酒というのはそれだけでいっぱいのうま味成分と甘みを持ったスープだ。以前にワインでラーメンを作った時の様に、今回もお酒の味をメインにラーメンを組み立てた。

 品のあるお酒はアルコールを飛ばし、煮詰めて濃縮、そこに水で戻した昆布だしを入れてさらにうま味と風味を足し、醤油と同じ濃さまで塩分濃度を高めたホタテ出汁と米油を混ぜたタレを混ぜ合わせた。

 そんなスープに合わせるのはストレートな細麺。スープの良さを感じさせるためにストレートの細麺で食感もコシを抑えている。柔らかく、程よく歯切れのいいフレッシュな小麦の味わい、癖が無い分スープの主張を受け止める。

 

 柔らかい味わいには柔らかい食感、ただ、それだと食事としてメリハリに欠ける。

 だから具材は食感の良い穂先メンマの丸ごと一本、そして厚切りで食感の良い胸肉チャーシュー、軟骨入りの鶏つみれ団子をトッピング。

 薬味はシンプルにネギの細切り、和風テイストだからゆずの皮を小さく切って添えて、完成。

 

 

……ずるる、ずるるッ、ずるッッ

 

 

「替え玉というか、お代わりいります?」

 

「……あぁ、いるな。もう一杯だ」

 

 

 すきっ腹だったのか、あっという間に完食だ。麺もスープも平らげた。持ち込んだお酒にも手を付けていない、ずいぶんと気に入ったようだ。

 

 やっぱり疲れた時は焼け酒よりおいしいご飯に限る。

 

 今回のラーメン、滋味深いうま味を含んだ甘く蕩けるスープを麺と共に食すのはただ美味しいだけじゃない。

 

 そこには揺らぐような心地よさがある。

 

 日本酒を使った甘く蕩ける味わい、だけどそこにはメリハリもある。

 

 麺を食し、スープを飲む。舌が味に慣れてきた頃合い、穂先メンマのシャクシャクした食感で気分は転調、つみれ団子をかじれば地鶏の濃いうま味に軟骨のカリコリした食感でWの衝撃。

 胸肉チャーシューなら淡白ながら染みこんだ味わいにしゃっきりした肉の繊維の歯切れの良さも楽しめる。

 

 甘くまろやかな味わいだけじゃない。

 

 他の旨味と異なる食感でスープは再度そのまろやかさと甘い味わいが強調される。

 

 そうして食事を進めていくと、品のある香りとアルコールの心地よさが内側からじんわり身を包む。

 

 息を吐くだけでこのラーメンの豊潤さを何度も反芻できる。

 

 ああ美味いと、その顔は言わずもがな語ってくれている。

 

 

「……っく……ぁ、はああぁ、くそったれ……死ぬほど染みやがる」

 

「お酒、使ってますからね……染みますよ、当然」

 

 全体的にスープの味わいは甘いに尽きる。

 

 塩味あるが、それ以上に酒の甘やかな、と形容すべき以外他にないうま味が舌に染みてくれる。その旨味は疲れを溶かして取り払ってくれる効能がある。

 

 甘い心地に浸れる味わい、食べるほどに熱がじんわりと体に帯びていく。

 

 その秘訣はずばり言ってしまうとアルコールだ。

 

 このラーメンは度数が6~7度程にはあるので、当然食べれば酔っぱらわなくても酔いを感じてしまう。暖かいお酒は巡るのが早い。

 

「……煮立たせてんのに、よ……なんで、度数があるんだ?」

 

 凪いでいる心地のバオさんは、少し落ち着いたのか声色を落として尋ねてきた。

 

 うまさの余韻で脱力している。けど、箸も蓮華もしっかり持って、スープを味わい、麺をすする。

 

 疑問は当然のことだ。このラーメンは日本酒を煮立たせてスープにしたから、当然アルコールは飛ぶ。

 だけど、せっかくお酒を使うラーメンなんだから酔えないのはもったいない。食事にの中に酔いという心地よさを交えることで食事はより華が開くもの。

 

 だから、このスープには調味の際にあるものを適量混ぜている。

 

 

「これを少し入れました」

 

 

 得意げに拾うした。冷蔵庫に入れていただけなのに氷かと思うほどキンキンに冷えている。タオルを巻かないとしもやけしてしまう、そんなお酒

 

 

 ウォッカ、スピリタス。

 

 アルコール度数、96パーセント

 

 

「ぶっほ、けほごほッ!?……おま、それスピリタスじゃねえかッ!!?」

 

 

「あぁ、ご存じで」

 

 

「おま……は、いや……だが、これはウォッカ程もねえな。ビール程度だ」

 

 

「適量ですよ、あくまでも適量です。スピリタスは本来そういう使い方でしょ?」

 

 

 純度が高いアルコール、ということはほぼアルコールだから他の飲み物に混ぜても味に影響が出にくい。

 付与するのはあくまでもアルコールだ。ほんの少し足して温かいスープに飛び去った酔いの気を戻したのだ。

 

 カクテルを提供するバーでは程よくアルコールを加味する為にスピリタスは使われる。

 決して馬鹿みたいにガバガバ飲むものではない。そんなことをする人間はいないと思うけど

 

「……驚かせやがって」

 

「驚かせついでに、鶏つみれ団子どうぞ……サービスです」

 

「ん、あんがとよ……ズルルッ」

 

「美味しいようで、良かったです……元気、出ましたか?」

 

「……さあ、どうだろうな」

 

 

 それ以上の語る言葉は無く、バオさんは日本酒ラーメンを黙々と食べ進めた。

 

 スープも麺も間食して、後にはドル札を置いてまっすぐの足取りで外へと去るだけ。

 

 

……やっぱり、疲れてるだろうな

 

 

 イエローフラッグ、何度も壊され潰され倒壊したお店だけど、それでも店主は粘り強く立て直して旗を立て続けている。

 

 常人なら気が狂いそうなことなのに、それでもあの人は旗を掲げるのだ。

 

 気落ちもするし、愚痴も吐く。けど、それでもあの人は問題ない。

 

 心配する言葉なんて必要ない。ナニカをしても余計なお世話だって怒鳴るだろうか

 

 ただ、それでも僕はお節介だから、余計なお世話をしたくなってしまう。

 

 これは、なんともしようがない病気なんだと思う。

 

 

 

……pururururu

 

 

 

「シェンホアさん、今お家ですね……ちょうどよかった。提案があるんですけど」

 

 

 

 明日の予定も変更、バラライカさんには悪いけど目の前の困っている人を放っておけない。

 

 ラーメンの準備も必要だ。

 

 

……あれ、試してみようかな。

 

 

 元気が出るラーメン、作業をはかどらせる、元気がいっぱい出るラーメン。

 

 ニンニクを大量に用意しないとだ。




今回はここまで、次回をお楽しみに、次回の投稿は明日の夜です。

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