ウルトラマンレオ〜異世界を救え〜   作:桂ヒナギク

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第01話:ゴモラ現る

 校門から望美が出て来る。

 ゲンは望美に声をかけた。

「鏡さん」

「レオさん」

「おおとりって呼んでくれるかな?」

「おおとりさんね。分かったわ。何してるの?」

「行く当てがないんだ」

「そう。じゃあ家へ来るといいわ」

 ゲンと望美は歩き出す。

「僕なんかがいきなり行って大丈夫かな?」

「大丈夫よ。一人暮らしだから」

「そうなんだ」

 鏡家に着く。

 二人は家の中に入る。

「その部屋で待ってて」

 ゲンはリビングに入り、ソファに腰掛けた。

 暫くすると、私服に着替えた望美がやってきた。

「おおとりさん、何か食べる? 行く当てがないってことは何も食べてないんでしょ?」

「僕はウルトラマンだから、光さえあれば食べなくても平気なんだ」

「その、さっきから言ってるウルトラマンって何?」

「ウルトラマンってのはウルトラ戦士のことさ」

「ウルトラ戦士?」

「地球から三百万光年離れたところにあるM78星雲・光の国の宇宙警備隊の隊員のことなんだ」

「待って。M78は千六百光年よ?」

「僕のいた世界では三百万光年離れてるんだ」

「そうなんだ。ということは、貴方は異世界人ね? それも、二次元世界とは違う」

「そういうことになるのかな」

「パラレルワールドかあ。おおとりさんの世界に行ってみたいなあ」

 その時、部屋にある電話が鳴った。

 望美が受話器を取った。

「もしもし?……はい。……はい、分かりました」

「何だったの?」

「SGMからよ。インベーダーが来たらしいわ。貴方にも手伝ってもらいたいのだけど、頼んでいいかしら?」

「構わないよ」

 ゲンと望美はSGMに向かった。

 望美はSGMの隊長にゲンのことを紹介した。

「そうか。手伝ってくれるのか」

「はい」

「では、早速だが、インベーダーを撃退してくれ」

 ゲンと望美はインベーダーが降り立った場所へと急行した。

「この辺のはずなんだけど……」

 その時、地面が激しく揺れ、地中からゴモラザウルスが出現した。

「あの怪獣は!?」

「恐竜の図鑑で見たことがるわ。あれはゴモラザウルスね!」

 ゴモラが地上のゲンたちに襲い掛かる。

「レオ──ツ!」

 ゲンはウルトラマンレオに変身し、ゴモラに反撃する。

 レオの飛び蹴りがゴモラに炸裂した。

「やあ!」

 レオはゴモラをラッシュ攻撃で追い詰めて行く。

「とどめ!」

 レオは飛び上がり、レオキックの態勢に入った。

 その刹那、ゴモラの中から何かが飛び出し、空の方へ飛び去った。

 そしてレオキックがそのままゴモラに当たって爆裂霧散した。

 レオは空を見上げる。

(今、何かが飛んで行ったようだったけど……)

 レオはゲンの姿に戻った。

 

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