平穏な日々は遥か遠く   作:石門 希望

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第1話 崩壊済みのDクラス

「今日からこのDクラスに編入する綾小路だ」

「えー……えっと、綾小路清隆です。その、えー、よろしくお願いします」

 

 編入初日の朝、ホームルームの時間にオレの紹介が行われた。

 さっきのはオレの自己紹介だ。

 生まれて初めてみんなの前で自己紹介を行ったから緊張した。

 うまくできていたか気になるところだが、今回はそれ以前の問題だった。

 

「ねえねえ、この間のことなんだけどさ!」

「マジー! 超ウケる!」

「僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない僕は悪くない……」

 

 そもそも大多数がオレの自己紹介なんて聞いていない。

 それどころか、ホームルームだというのに雑談やら何やらはしゃぎまくっている様子だ。

 極少数、オレに同情的な視線を向けてくれる人もいたがそれが逆に痛ましい。

 坂柳理事長が改善してほしいと頼んだ理由も、無理しないでいいと言ってくれた理由も、頼むときに普段の威厳を損ねて申し訳なさが見えた理由も少し見えた気がする。

 

「…………綾小路、お前の席はあそこだ」

 

 そう言って茶柱先生は窓際の一番奥の座席を指示した。

 オレはそれに従う前に一つだけ気になることを聞いておくことにした。

 

「…………茶柱先生、席少なくないすか?」

 

 3か所ほど、明らかに不自然な空間がある。それに加えて聞いていた人数より明らかに少なかった。

 答えは察するにあまりあるが一応聞いてみる。

 

「…………先月の中間テストで退学者が3人でた。

 あれらは彼らがいた場所だ」

「…………そうですか」

 

 そうとしかいえない。

 この学校のシステムの全容をきいて一か月もたつというのにこのありさま。いや、一か月たったからこそこのありさまなのだろうか? 

 退学者が3人。

 これをきいて最初に思ったのは、3人だけなのか? という疑問だった。

 机も椅子もない不自然にあいた空間の数がちょうど3つ。これが退学者3人の座席があった場所なんだろう。だとすれば、その他にある机と椅子もあるが誰も座ってない席は単純に不登校か遅刻ということか。

 ここまで荒れているといっそ清々しいな。なんて思って茶柱先生を再度見ると、この感想は不謹慎だったかと自省する。

 さっきは若干などと思ったが、改めてみるとだいぶやつれている。

 自分のクラスがたった2か月でここまで崩壊したともなれば無理もない。

 さすがのオレでも同情を禁じ得ない。

 

 いい加減、黒板から見える景色は観察し終えたので先ほど茶柱先生に指定された席に移動する。

 茶柱先生はほとんど誰もきいていない中連絡事項を一通り言い終えると教室を出て行った。

 

 授業が始まるまで時間がある。

 こんなクラスだが、さすがに誰とも友達になれないなんてことはないだろう。

 手始めに、隣の奴にでも話しかけるか。

 

 そう思って隣を見ると、オレは見なければよかったと後悔した。

 隣の席に座っているのは黒髪ロングヘアーの少しきつい印象の美少女だったが問題はそこじゃない。

 彼女の座っている椅子や机には大量の落書きが書き連ねられており、その内容は彼女に対するものであろう罵詈雑言だった。それに加えて彼女が用意している教科書はビリビリに破られていて、とても使えるものとは思えない。それでも教科書を買い替えないのはきっとポイントが足りないのと、おそらく買い替えたところでどうせ同じように破られるのがオチとして見えているからだろう。

 …………これはいじめというやつだな。

 

 この状況を見て見ぬふりをするべきか、声をかけるべきか非常に悩む。

 だが、この先ずっと見て見ぬふりをするのはしんどい。

 しかもよりにもよって隣の席だ。

 仕方なく声をかけることにする。

 

「おい、大丈夫か?」

「…………」

 

 ……返事が来ない。

 自分に話しかけられているのに気づいていないのか、相当追い詰められているのか。

 

「おい、返事をしてくれないか」

「…………」

「おーい」

「…………」

 

 何度呼び掛けても返事が来ない。

 流石にもう打ち止めにするか? いや、ここまで話しかけておいてそれはないだろう。

 オレは少女の肩をゆすって返事を催促しようと手を伸ばす。

 

 だが、その手は少女の肩に届く前にはじかれてしまう。他ならぬ少女の手によって。

 

「気安く触らないでくれるかしら」

「す、すまん」

 

 こちらを一瞥もせず厳しい口調でいわれるものだから、悪くないのに反射的に謝ってしまった。

 

「その…………いじめられているのか?」

「いいえ」

「いや、でも……」

「いじめられてないと言ってるでしょう。

 勝手なことを言わないでちょうだい」

「机やいすに落書きされて、教科書もそんなに破られて、これでいじめられてないと言えるのか?」

「そうよ。兄さんの妹である私がいじめられるなんてことない。あってはならないのよ…………」

 

 微妙に受け答えがずれている。

 これは既に相当追い詰められているのではないだろうか? 

 

 最初の授業の先生が入室する。もうすぐ授業が始まるのだろう。

 オレは机と椅子を移動させて彼女の机とくっつける。

 

「ちょっと。なんのつもり?」

「オレの教科書を見せてやろうと思ってな」

「必要ないわ」

「そんなことないだろう。お前の教科書じゃまともに授業なんか受けられないはずだ」

「必要ないと言ってるでしょう。

 私は優秀なの。教科書なんてなくてもこの程度の授業ついていけるわ」

「そうは言うがな、この先ずっとそうするつもりか」

「ええ、そのつもりよ」

「1教科でも赤点取ったら退学なんだぞ。もうすでに3人も退学しているらしいし、脅しでも何でもない事実だということはわかるだろ。

 それに、いまはついていけてるのかもしれんが、この先ずっと教科書なしじゃいくら優秀でも点を取りにくくなるだろ。

 大人しく見とけ」

「………………」

 

 そういうとやっと聞き入れてくれたみたいで、黒髪の女の子は黙ったままだが大人しくしてくれた。

 

 まだ編入して数十分だというのにとてつもない疲労感だ。

 思わずため息を吐いて最初の授業をまじめに聞くふりをした。

 

 

 *********************************

 

 

 ようやく訪れた昼休み。

 黒髪の女の子は休みが訪れた途端教室から何も言わずに去ってしまった。

 

 教室を一瞥するも、女子はもちろん、男子も既にグループができているのもあって話しかけられる相手がいない。

 仕方なく、一人で人生初の学食なるものを食しにいこうと席をたつ。

 

「ちょっとあんた!」

 

 面倒な予感がしたので構わず歩く。

 

「止まりなさいよ!」

「ぐえっ」

 

 思いっきり襟を引っ張られてカエルの鳴き声のような声が漏れ出てしまう。

 

「……オレに何のようだ?」

「あんた、さっき堀北さんに教科書見せてたでしょ」

「堀北ってあいつのことか?」

「そうよ」

 

 何やら起こった様子の金髪ポニーテールの少女に話しかけられてしまった。

 

「それやめてくんない」

「お前があれの主犯か?」

「そうよ。悪い?」

 

 悪びれる様子もなく胸を張るように少女は告げる。

 決して胸を張れることではないだろうに。

 彼女の背後には複数の女子が構えていて、みんなオレに余計なことをするなとでも言いたげな視線をよこしてくる。どうやら彼女はこのクラスの女子のなかでそれなりに中心の位置にいるようだ。

 

「オレはあれがいい行いだとは思えない。

 少なくとも胸をはってやれることじゃないだろう」

「はあ? なにそれ? 

 あんた、あたしに逆らうわけ?」

 

 威圧するように言っているが、オレにとっては大した迫力もない鳴き声のようなものだ。

 

「だったらどうする? オレもいじめるか?」

「は。そんなのあたりまえじゃん」

「お前が誰を嫌おうが誰をいじめようがオレには関係ない。

 だがな…………

 

        オレに害をなすようなら容赦しない」

 

 少しだけ本物の威圧というものをみせると先ほどまで強気だった金髪の少女は怯んで後ずさる。

 その様子を確認して今度こそオレは学食へ向かう。

 しかし、先ほどの少女の様子は少し引っかかった。

 あの少女はいじめの主犯を名乗っていたが、その割には主犯を名乗った時やオレをいじめると宣言したときの表情に悲壮感があった。

 …………何かあるのかもしれないな。

 

 それにしてもあのクラスは世紀末かなにかなんだろうか? 

 ホワイトルームの無機質さとは逆の混沌とした居心地の悪さを感じる。

 

「ねえ、すこしいいかな?」

 

 今度こそ学食へと思ったのにまた呼び止められてしまった。

 

「綾小路くん、だよね?」

「ああ」

「私、同じクラスの櫛田桔梗。よろしくね」

 

 そう言って明るく話しかけてきた少女を見て、オレは少しだけ安堵した。

 初めて同じクラスのまともな奴と会話できた気がする。

 

「オレはいまから学食に行ってみるつもりなんだが、櫛田はどうするつもりなんだ?」

「私は今日はみーちゃんとこころちゃんとお弁当かな」

「そうか。残念だな」

「よかったら、みんなと一緒に食べない? 

 お弁当は学食まで持っていけるし」

「いいのか?」

「もちろん!」

 

 あんな世紀末みたいな教室にも天使はいるんだな。

 オレは櫛田との出会いに感動していると、櫛田が先ほど言っていたみーちゃんとこころちゃんらしき2人が合流してきた。

 オレは3人の会話を適当にきいたり質問に答えたりしながら学食を目指した。

 

 学食を食べている最中、オレが堀北に教科書をみせていたことが話題になった。

 どうやら3人からはあの行動が好評だったようで、そのおかげで特に普段は人見知りなみーちゃんと井の頭が話すきっかけになってくれたようだった。

 

「ところで、堀北のあのいじめはいつから始まったんだ?」

 

 思い切って聞いてみたら3人とも顔がこわばってしまった。

 流石に踏み込みすぎたか。

 

「すまん。聞かなかったことにしてくれ」

「ううん、私もあんなこと見て見ぬふりはしたくないから。

 それに、綾小路くんに相談すればいろいろ見えてくるかもしれないしね」

 

 それから櫛田がいろいろと説明してくれた。

 どうやら堀北が周りを拒絶するのはいじめられる前から変わらぬものだったようで、その態度が原因として反感を買い、あのいじめにつながってしまったようだった。

 みーちゃんや井の頭によると、それでも5月半ばごろまではいじめにまで発展していなかったらしい。

 明確にいじめが発生したのは中間テストで退学者が3人出たあとのことらしい。

 

「それまでは平田くんがいじめにならないようにとりなしていたんだけど、赤点で退学者が出た途端に急に様子が変わっちゃって…………」

「平田?」

「うん、サッカー部で気配りができて優しい男の子だったんだけど、いまはずっと僕は悪くないってつぶやき続けてて…………」

「あいつか…………」

 

 ずっと何かつぶやいて不気味だったし、席も前のほうだったから自己紹介の時気になって覚えていた。

 

「入学当初は明るくて誰にでも優しい人気者だったんだ」

「すまんが、いまの様子からは想像つかないな」

「そうだよね……」

 

 平田の話題になった途端、みーちゃんは露骨に気落ちした様子を見せる。

 もしかしたらみーちゃんは入学当初の平田に淡い思いを抱いていたのかもしれないな。

 

「この先、どうなっちゃうんだろう……」

 

 井の頭が不安げにつぶやく。

 不安に思うのも無理はない。

 たったの2か月でここまで崩壊したのだ。しかもこの先、またテストやさらには特別試験なんてものも待っている。普通に考えて悪化する未来しか見えない。

 それに加えて3年間クラス替えなしなんてきたものだ。

 あの教室であと3年も過ごすなど、2人みたいな気の弱い女の子からすれば耐えきれるものではないだろう。

 

 最後は暗い雰囲気になってしまったまま4人での食事は終わってしまった。

 だが彼女らと連絡先を交換できたのでオレとしては上々の結果だと言えるのではないだろうか。

 

 

 *********************************

 

 

 教室に帰ると、案の定というべきかオレの机と椅子にも落書きが書かれていた。

 編入して初日だというのにもういじめのターゲットにされてしまったようだ。

 

 席に座って教科書を確認する。

 まだ破られていなかったことに意外だとすら感じてしまった。

 

 先ほどの金髪ポニーテールを一瞥すると、おびえたように目をそらされた。おそらく実行犯は彼女ではない。彼女の近くにいる少し太めの女の子あたりだろうか。

 

 平穏な日常の中で世間の常識とやらも学びたかったのに、ここはそれを学べる環境ではなさそうだ。

 

 呆れてため息をついていると、隣の席からガタっと音が聞こえた。

 そちらを見ると堀北というらしい、いじめられている黒髪の少女が顔をこわばらせてこちらを見ていた。

 

「…………ごめんなさい」

 

 か細い声で謝る彼女を、出会って一日もたってないというのにらしくないと思った。

 まぁ、午前中の短いやり取りや櫛田たちから聞いた彼女の話から分かりやすい性格をしているからというのもあるだろう。

 おそらく相当にプライドが高いがゆえに、自分が原因で他人に迷惑をかける状況が許せないといったところか。

 

 オレは午前同様、強引に机をくっつける。

 

「……どういうつもり」

「どういうつもりも何もないだろ。

 教科書見せてるんだ」

「いますぐやめなさい。そんなものなくても私は平気よ」

「別にいいだろ。

 事なかれ主義のオレにも意地があるんだ」

「くだらない主義を掲げる割に、その主義すら守れないなんて滑稽ね。

 あなたのちっぽけな意地に付き合うつもりはないわ。

 いますぐ私から離れなさい」

「どうせもう手遅れだろう。

 それならちっぽけでも意地くらい貫かせてくれ。

 別にお前が気に病む必要はない。

 それにほら、もうすぐ授業始まるぞ」

「………………」

 

 堀北の威勢はそがれ、そのまま黙りこくってしまう。

 その日の授業はそのまま堀北に教科書をみせながら終えた。

 

 

 *********************************

 

 

「さて」

 

 すべての授業を終え放課後を迎えた。

 残って教室で騒ぐ者もいたが、大半は一目散に教室を去っていった様子だ。

 

 この様子だと、期末テストではさらに多くの退学者が出ることだろう。

 特別試験とやらも勝利する以前の問題だ。

 

 オレは今後の行動の方針をいくつか検討する。

 

 学べるものがあまりにもない。

 これならまだホワイトルームのほうが実りのある環境だったのかもしれないな。

 

 オレの外への興味が、自由への興味が、急速に萎えているのがわかる。

 

 正直、こんな環境で学べるものはホワイトルームで習得済みだ。

 それとも、いまはまだ見えてないだけでここでしか学べないものもあるのだろうか。

 

 とりあえず、必要な情報をそろえるために茶柱先生のところに訪ねる。

 いまから尋ねる質問は先生にとって追い打ちになるかもしれないが、オレにとっては必要なことだ。

 

「どうした? 綾小路」

「先生、クラス移動に必要なポイントはいくらですか?」

 

 目に見えて狼狽する茶柱先生。

 やはり彼女にとっては酷な質問だったようだ。

 

「…………2000万だ」

「なるほど。ありがとうございます」

「綾小路、お前は……」

 

 面倒そうな話を切り出されそうだったのでさっさと退室するとしよう。

 

 退室を告げながら思考する。

 2000万ポイント。当然かなりの大金だ。集めるのに苦労するだろう。

 少なくともDクラスがこのままでは一生到達することはない。

 なんせ現在のクラスポイントは0ポイントだ。

 別にAクラスに興味はないものの、編入時に支給された10万ポイントが尽きれば0円生活を強いられる。飢え死ぬことはないものの、平穏な生活とは程遠いと言わざるを得ない。

 

 ある程度するべきことが見えてきたな。

 

 とりあえずいまからすべきことはDクラスの立て直しだ。

 坂柳理事長への恩返しにもなるだろうし、オレの今後にも役に立つ。

 

 Dクラスを立て直しつつ、他クラスの様子を観察する。

 立て直した結果、オレの予想を超えるほど成長して何かを学べそうならその時にまた方針を決めなおそう。

 しかし立て直した末にオレに依存し、何も得られないような環境ならばそのときは……

 

 

 

 ──―こうしてオレはしばらくの間、求めていた平穏とは程遠い日々を過ごすことを決めた。

 





過去問・堀北勉強会なし
⇒須藤・池・山内退学
⇒平田崩壊
⇒いじめを阻止する平田がつぶれたのを好機に櫛田が堀北の自主退学を目論見いじめへ誘導
⇒見下して態度が悪いうえに功績もない、勉強会に参加しないし成績いいのに誰にも教えない堀北に不満が爆発
⇒篠原筆頭に一部の過激な女子が堀北いじめを開始
⇒平田崩壊をきっかけに女子グループでの地位が危うい軽井沢が積極的に関与
⇒堀北いじめが過激化
⇒歴代最高の生徒会長の妹がDクラスな上にいじめの標的にされているという醜聞を恐れて精神面が悪化。ますます孤独に
⇒クラスの統率者が櫛田のみに。いじめをやめるように呼び掛けつつ堀北への不満が高まるようにさらに誘導
⇒堀北いじめがさらに過激化


 地獄のようなドミノ倒しですね。
 おそらくもっと突き詰めれば更なる地獄も見えてくるかと思います。

 中間テストからそこまで日が経ってない6月だから浅い(浅いかどうかは人による)いじめ描写で済みましたけど、編入したのが7月だったらもっとえげつないことになってると思います。
 この作品の櫛田はクラスの実権を完全に1人で握ってるので原作とは比べ物にならないほどの強キャラです。怖い。
 ただし、いじめが続く限りクラスポイントも増えようがないうえ、Dクラス所属のレッテルが原作より重く他クラス人気が伸び悩み、その上相談の増加で櫛田自身も自尊心とストレスが増加してます。早く堀北が退学しないとたぶん遠からず噴火します。怖い。

 軽井沢さんは地位降格の危機に焦ってだいぶヤバいです。自分がされてきたこと人にするようになって自己嫌悪と自分がいじめられる恐怖と不安で精神的に追い詰められまくってます。

 堀北は上記のようにDクラス所属であることに加えて、自分がいじめを受けていることで兄の名声を傷つけることを恐れて追い詰められてます。それに清隆いないので兄から本気で打ち込まれて気絶して放置のイベントがありました。それでも退学しないのはここで逃げれば一生顔向けできないと思っているからです。板挟みでだいぶヤバいです。

 平田君は言わずもがなですね。
 彼の変貌によってみーちゃんにも大ダメージ。またみーちゃん同様に気の弱い生徒はクラスの雰囲気が悪くて行きたくないけどポイントに影響あるので行くには行ってる感じです。行ったところで0ですけど、万が一にでも行かなかったせいでいじめの標的にはされたくないですからね。櫛田さんを頼りにしてます。

 佐倉は櫛田の本質に勘付いて現在不登校。櫛田中心のクラスに恐怖してます。地味に観察眼あるのでたぶん高円寺を除けば唯一櫛田の本質に気づける存在になりうると思います。最近ポストに怪しい手紙が届き始めました。早めに退学したほうがいいかもしれません。
 
 茶柱先生はあまりの惨状にやつれてます。ポテンシャルがあるだけに開始直前まで期待していた分裏切られてダメージがデカかったです。清隆からクラス移動の質問されて現在絶望してます。おそらく遠からずうちに脅迫することでしょう。

 高円寺君は毎日醜いモノ見せられて辟易してます。ポイントが0なのは流石に思うところがあるかもしれません。

 須藤・池は成長前に退学してしまいました。
 特に須藤に関してはNBAには学歴も必要なのに気づいてない様子。将来的な絶望がほぼ確約されてしまっています。
 山内に関しては変化なし。早めに退学したのはむしろプラスになるかもしれません。

 ここまで書いて思ったのは、形はどうあれ綾小路君は偉大だなってことです。
 最終的に報われなくても彼にガチ恋する気持ちがわかります。
 というか序盤の彼は割と打算なしで佐倉救ってたり本質は優しくあろうと頑張ってたと思います。
 各方面から脅迫されまくって機械化してしまったのが惜しいです。
 今作の彼は失望でちょっと機械化しちゃってますが、実際こんな簡単に彼が外の世界に失望して機械化するかは疑問ではあります。
 初期のウキウキ小路君好きなので、もう一つの作品のほうでは彼にはずっとウキウキ保ってスペックが化け物なだけな普通の少年になってほしいです。



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