二次キャラ聖杯戦争OZ EFFECTIVE EARTH   作:yu sato

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登場キャラクター
マスター 黒岩満
サーヴァント セイバー ノイトラ・ジルガ

作者
◆DE1ZlR3npE


【オープニング】【本戦開始前】30 黒岩満&セイバー マスター 黒岩満 サーヴァント セイバー ノイトラ・ジルガ

______何処だ。

 

一筋の光すらない闇の中。一人の男が虚ろな目で闇を見上げていた。

男の名は黒岩満。かつては神室町で敏腕刑事として働きながらも裏の顔は殺し屋、通称『モグラ』という二面性を持っていた。最終的には目論見の全てを暴かれ、破滅の運命を辿った男。

彼自身、ここに来た理由は殆ど見当も付かなかったが思い当たる節は1つあった。

自身の運命を分けた地、創薬センターに向かう途中、虹色に輝く石を、物珍しさに拾ったのを覚えている。その時は何の気にも留めなかったが、もしかすれば、あの時の石が俺をこの場所に…?

 

「いや、まさかな…」

正直、自分でも馬鹿みたいな推理をしていると。あのインチキ探偵であれば考えもしないだろう、と自嘲しながらも、それに反するように黒岩の脳内には次々と疑問が浮かび上がる。

 

___じゃあ、今俺がいるこの空間はどう説明する?

石を拾った時、まるで惹かれるように手に取ったのは何故だ?

あの時俺が置かれていた状況は刻一刻を争う事態だったというのになぜあの場面で石を拾うなど時間を無駄に使う行動をした?

まさか俺は、地獄に……

頭の中に際限なく浮かび上がる疑問と疑惑。

ふと気が付いた時、黒岩はポケットの中の石を握りしめていた。

間もなく、声が虚空から響いた。

 

「半分、正解だ。」

 

声と同時に、空間がひび割れ、新たな景色が作り出される。

そこは星々が煌めく、宇宙を彷彿とさせるようなどこか幻想的な空間であった。

その美しい景色には目もくれず、黒岩は声の主に憤怒と困惑の感情を混ぜた疑問を投げ掛ける。

 

「どういう事だ…説明しろ!」

 

「まず君が星晶石に導かれたのは、事実だ。

だが、ここは地獄では無い。寧ろ、蘇るチャンスを与えられた天国に近い場所。

そうだな…もう少し分かり易く例えるならば予選会場、と言った所か。石はそのチケットのようなものだ。

…だから君にはまず『予選』を勝ち抜いてもらなければならない。」

 

「予選…?」

 

「あぁ、そうだ。」

突如、声の方向から魔法陣が描き出された。

影をさらに黒く塗り潰したような、人型の何かが、陣から現れる。

 

「それはシャドウというサーヴァントのなり損ないだ。彼を倒せば、君は予選突破となる。

シャドウは生身の人間では絶対に倒せないが、打ち倒す鍵は既に君の中にある…」

声の主に聞きたいことは山程あったが、今は向かってくるシャドウの対処に精一杯だった。

幸い、シャドウの動きは単調的な動きのみであり、隙を突いて背後に回るのは容易い事だった。背後に回った黒岩はシャドウの首を腕でロックし、力一杯にへし折る。

シャドウの頸髄が折れ、鈍い音が響く。

が、手応えが無い。それどころか、先程よりも強靭な力で黒岩の拘束を降り解き、そのまま彼を殴り飛ばす。

 

「化物が…!」

致命傷とまでは行かないものの、胸部に多大なダメージを受け血反吐を吐く。

数え切れない程の殺しをこなしてきた黒岩だったが、こんな不死身の化物は当然ながら初めてだった。

ふと脳裏に浮かぶ、「死」の一文字。

…俺はまた、一度目の死の時のように惨たらしく、そして無様に死ぬのか…

 

 

___いいや、死んでたまるか。

予選だか何だか知らないが、こんなふざけた化物なんぞに殺されてたまるか。

…どんな手を使ってでも、奴を絶対にぶっ殺す。

黒岩の中に再び、ドス黒い悪意が芽生えた時、ポケットの中の星晶石が一瞬、妖しく光った。

その光に導かれるかのように、黒岩はそれを手に取った。星晶石はいつの間にか、カードに変化していた。すかさずそれを手に取り突き出す。

 

瞬間、辺りは大きな光に包まれる。

光が消え去った後、そこには長身の男が一人。

首まで伸びている長髪に細く吊り上がった目、左眼には眼帯。細身の体ではありながらも、黒岩に只者ではないと感じさせる圧が、男にはあった。

だが、サーヴァントのなり損ないであり、本能や理性を持たないシャドウには通用しなかった。召喚されてから暫く棒立ちでいた男に、シャドウは容赦無く襲いかかる。

が_____

 

「邪魔臭ぇんだよ」

一瞬だった。

シャドウが反応する隙すら与えず、手に持っていた三日月のような刀で一閃する。

上半身と下半身を両断されたシャドウは、断末魔を上げる事すら叶わず、塵に帰った。

降りかかる火の粉を危なげなく払った彼はそのまま傍観者であった黒岩の方を向き、問いかける。

 

「テメェか?俺を呼び出したのは」

 

「そうだ。何か問題が?」

 

「…チッ、余計な茶々入れたやがって…

俺はやっと、願い通りに死ねたってのによぉ…!」

 

「フッ、折角呼び出されたってのに、面白い奴だ…お前、自殺志願者か?

そうだとしたら、とんでもないハズレくじを引いたもんだ」

 

「テメェ…何処まで俺をイラつかせる…」

 

___男の名は、ノイトラ・ジルガ。

かつて破面の精鋭部隊、十刃のNo.5を務めていた男。

戦闘狂でありながら、破面達に救いは無いと退廃的な考えを持つ彼は護廷十三隊・十一番隊隊長である更木剣八との果たし合いで斬られ、斃れる前に息絶える、という自分にとって理想的な死に様で一度目の人生を終えていた。

 

自分の納得の行く死に方を果たしたノイトラにとって、聖杯戦争に召喚される事それ自体が侮辱に値する行為だったのだ。

 

「なんなら、憂さ晴らしにテメェを斬っても良いんだぜ?さっきの奴よりは、斬り応えがありそうだ」

 

「血の気の多い野郎だな…かかって来いよ」

もはや場は一触即発。

主従同士の争いが始まろうとした、その時だった。

 

「____そこまでだ」

黒岩にとって、聞き覚えのある声が聞こえて来た。

先程シャドウに襲われた時、何処かから自分に語り掛けていた正体不明の男…

 

「今君達が闘っても、双方に得がない。

それに黒岩満。お前は聖杯戦争のルールを把握していない筈だ。私から教えてやろう。」

言葉と同時に、2人は教会に転送される。

 

「自己紹介が遅れたな。私の名は言峰綺礼だ。この聖杯戦争の監督役をしている。まずはそこに座ってくれ、話をしよう。」

言われた通りに席に着くと、言峰は聖杯戦争の説明をゆっくりと始めた。

30分程経った後だろうか。一通り話を聞いた2人は暫しの沈黙の後、黒岩が口を開く。

 

「成る程な…おい、セイバー。一つ提案がある。お前が俺に従うんだったら、俺の考えつく手段全てを使って他の主従どもを探し続けてやる。可能な限り、令呪でのサポートもしてやる。そうすれば俺はお前が主従を殺す度、聖杯に近づけるし、お前は俺が主従を見つける度、戦いを思う存分楽しめる。要するに、利害の一致って奴だ。」

 

「………」

 

「どうせ俺も一度は死んだ身。だが、それでも聖杯の力は俺にとって魅力的だ。

それに、サーヴァントと戦い続ければお前の理想とする死も、もう一度味わえるんじゃねぇのか?」

 

「何処までも気に食わねえ野郎だ…

だが、お前の言ってる事も癪だが一理ある。

もう一度あの時のような戦いができるってんなら、テメェの令呪が切れるまでは付き合ってやるよ。だが、令呪が無くなったその時は…せいぜい覚悟しとけ。」

 

「あぁ。精々気をつけといてやるよ、セイバー。」

言峰の説明と黒岩の提案を受け、ある程度の納得をしたノイトラは、一時的にではあるがマスターに付き従っていくと決めたのだった。

 

「さて、説明が終わったなら俺は行かせてもらうぞ、神父さん。

これから、自分の目で見て色々確認しなきゃならな山程あるからな…丁寧な説明、どうも。」

 

「あぁ、君達の運命もしっかりと見届けさせてもらおう…」

最後に簡単な挨拶を交わすと、黒岩は自らのロールである警視庁へと、歩みを進め始めた…

 

 

 

【サーヴァント】

 

【CLASS】

セイバー

 

【真名】

ノイトラ・ジルガ

 

【出典】

BLEACH

 

【性別】

 

【ステータス】

筋力:B 耐久:A + 敏捷:B 魔力:D 幸運:D 宝具:C

 

【属性】

混沌:悪

 

【クラス別能力】

対魔力:C

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。

 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

 

騎乗:D

 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

 

【保有スキル】

戦闘続行:B

 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。

 

破面(十刃):B

虚の仮面を外し、死神の力を手に入れた者。十刃はその中でも特に優れた上位10名である。

己の力を封印した斬魄刀やそれを解放する帰刃に始め、霊圧をビームにして放つ虚閃(セロ)や霊圧の密度が高いほど強靭な皮膚となる鋼皮(イエロ)、死神の瞬歩のような高速移動を可能とする響転(ソニード)などがあるが、セイバーは特に鋼皮の硬度が破面の中でも飛び抜けて頑丈であり、これにより非常に高い耐久性を誇っている。

 

【宝具】

『聖哭螳蜋(サンタテレサ)』

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:_ 最大捕捉:1

「祈れ」の解号で斬魄刀に封じられた力を解放する。

頭部には三日月のような角が生え、仮面の名残の歯は牙のように尖り、腕は昆虫のような外骨格に覆われ最大6本まで増える。さらにこの宝具を使用した際、単純な肉体の増強に加えセイバーに蓄積されたダメージが殆ど癒え、瀕死の状況から更なる戦闘の続行を可能とする。

 

【weapon】三日月のような形をした斬魄刀。第一宝具を解放すると形が鎌に変わり、4本に増える。

 

【人物背景】十刃と呼ばれる破面の中のエリートの中のエリートでNo.5の地位にある。

が、自身は最強であると主張しており、ハリベルやウルキオラなど格上相手にも噛み付く性格。

また、弱い相手は殺す価値無しという考え方の持ち主で、どんな卑怯・非道な手段も平気で行う。

外見は吊り上がった目に眼帯をした長髪で長身痩躯の男。

円形の巨大な襟や輪を繋げた鎖状のアクセサリーを着用する。

虚の孔は左目。眼帯の下には同じく眼帯状の仮面の名残があり、孔の周りには歯が並んでいる。

また、舌には階級を表す「5」の数字が記されている。

三日月型の刃を二つ合わせ8の字のようにした大鎌状の斬魄刀を使う。

石突きにはフラフープ大のリングが鎖状に連なっており、これを持って鎌を投げ飛ばして攻撃したり、鎌を敵に引っ掛けて引きずり回すなどの用途に使用できる。

表皮を硬質化させる能力「鋼皮(イエロ)」は破面の中でも飛び抜けて頑丈であり、

本人曰く「俺の鋼皮は歴代全十刃最高硬度」

「虚閃(セロ)」は舌の先端から放つ。

かつては第8十刃(オクターバ・エスパーダ)

当時第3十刃(トレス・エスパーダ)だったネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンクを敵視し、ザエルアポロ・グランツと共謀し彼女を罠にはめ従属官もろとも放逐した。

虚や破面を「救われない存在」と絶望しており、戦いの中で倒れる事を望んでいた。

 

【サーヴァントとしての願い】なし。戦争自体を楽しみ、そこで再び死に場所を見つける。

 

【方針】他主従捜索はマスターに任せ、自分は戦闘の事のみを考える。

 

 

【マスター】黒岩満

 

【出典】JUDGE EYES:死神の遺言

 

【性別】男

 

【能力・技能】卓越した殺しの技術に、殺人に一切の躊躇を抱かない異常性。また体術も非常に優れており、ヤクザである松金組の組員大勢を一人で大量に殺害したり、背後から近づく刺客3人を返り討ちにする等、作品内でもトップクラスの実力を持つ。

 

【weapon】スーツに仕込んだ特殊警棒、銃。

追い詰められた時の奥の手としてドーピング剤も所持している。

 

【人物背景】神室署組織犯罪対策課の刑事で、常に高い検挙率を誇る敏腕刑事。

しかしその裏ではとある事件の影で暗躍する殺し屋「モグラ」として数多の人間を殺してきた男。基本的に主人公である八神に対しては常に傲岸不遜な態度を取り続けるので、プレイヤーからも「嫌味な奴だ」と思われる事必至。一貫して悪役ムーブを取り続ける上、作中でも自身の目的や信念などが最後まで明かされないままなので、ある種の不気味さすら感じさせるキャラである。

 

【マスターとしての願い】現世に蘇り、自分を追い詰めた人間を全員始末する。

 

【方針】基本的にはロールの立場を利用して主従を探し回る。見つけ次第、セイバーと共に殺しに向かう。

 

【ロール】警視庁組織犯罪対策課 刑事。

 

【令呪の形・位置】二の腕。

模様は血濡れの拳のような形。

 

【把握媒体】Youtubeにプレイ動画、実況動画が上がっています。

また、名前で調べると彼を詳しく解説した記事などが出てきます。

 

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