二次キャラ聖杯戦争OZ EFFECTIVE EARTH   作:yu sato

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作者 ◆TUV54iMsXU様
この度のご投稿、誠にありがとうございます。


【候補作】特殊討伐令対象者:セイバー(アルテラ)

「……儚い文明だ。これでは機械装置の類と何も変わらない。」

 

空虚な眼差しで、都市をみつめていた。

彼女の目に映る全ては、飾り付けられた箱庭。

役目を終れば停止するだけの仮初の文明、しか映らない。

 

「私が破壊するまでもない。時が経てば停止する文明など、」

 

"自らの手を下す必要もなし"、と冷淡な口調に切り捨てる。

彼女は"文明を滅ぼすため"に存在する、生まれながらにして破壊の機械。

文明社会とは根幹より相容れないが、"聖杯の機能"と理解するが故、受け入れていた。

 

「……………………。」

 

女性の髪は銀色、褐色の肌に白色の礼装を身に纏っていた。

前身には特徴的な紋章が浮かび、三色の光を放つ剣を手にする。

 

彼女の名は、「アルテラ」。

セイバークラスで現界しているサーヴァント。

 

「ここにいたのかい。」

「…………アルヴィースか。」

 

アルテラの背後より現れたアルヴィース。

何の感情もなく、何の警戒もなく、アルテラは振り向き、視線を向ける。

 

「いいのか?私は討伐対象だろう。」

「問題ないさ。正規の討伐令じゃないからね。」

 

事実を聴く問いに対し、アルヴィースは穏やかな調子で答えた。

そこには"敵ではない"、という意思があり、親しみが込められていた。

 

 

彼女は通常と異なる背景の中に存在していた。

まず、このアルテラを使役するマスターはいない。

主催側からの特殊召喚された、主催側のサーヴァントである。

 

それに加えて、何の罪もないにも関わらず"討伐令がかけられている"。

 

"特殊討伐令対象者"。

ペナルティとは関係なく、討伐対象の役割を命じられたサーヴァント。

それは"討伐されるべき者"ではなく、"討伐されるための試練"として在る。

つまり、"成長のために討ち取られること"を狙いに用意されたボスであった。

 

「……アルテラ。君の口から改めて聞きたい。文明の破壊者である君が文明を破壊することなく、聖杯戦争を留まっている目的は何なのか。」

 

穏やかさから一転して、アルヴィースは問いかける。

それは、"わからない"からではなく、"記録を残すため"の質問であった。

 

一方の、アルテラは何も変わらない。

現界は強制はされていない。自由はアルテラにあり、留まっているのは自身の選択からであった。

 

「私の目的は、『強い文明の芽を見届けること』だ。」

「強い文明の芽?」

 

アルテラは迷いなく答えた。

 

「『天の聖杯』は文明を創造させるもの。お前達が呼ぶ『理』とは文明の芽だ。」

 

『天の聖杯』は理想の世界を創造させる機械。

世界の創造とは、即ち文明の創造であると彼女は判断した。

 

つまり、聖杯の獲得を目指すこと、示す『理』は、アルテラにとって"新たな文明を築く芽"であった。

 

「強い文明とは、力の強さだけではない。

どんなに破壊されても、どんなに蹂躙されても、何度でも立ち上がる"意志"の強さ。

利己のために築かれるものではなく、利他のために皆と築き上げる"慈しみ"の強さ。

数多の強さを持つ"良い文明"こそ、真に破壊のできない強い文明だ。」

 

強い文明とは、"心"を含めて在るべきもの。

次代に拓かれるべき文明は、世に続くべき良い文明と見ていた。

 

「利己のためにある悪い文明であれば、私は破壊し尽くす。

砕けてしまうような弱い文明であれば、生き残る資格はない。

試練として神の鞭を振るい、文明の芽を破壊する。……それが私にできることだ。」

 

自分は破壊することしかできない。それを理解している。

だが、試練として立つならば、破壊はためになるだろう。

 

参加者の文明を試すが故、この立場を受け入れている。

 

「『理』を見定める、ということかい?」

「お前達の言葉で表すならば、そう呼ぶ。」

 

機械のように冷淡に返答する。

見定めるべき文明は、これからマスター達が示す『理』にある。

 

「わかった。ありがとう、付き合わせてしまって。」

 

聞き入れたとして、アルヴィースは去った。

アルテラの周りは静寂の空間を取り戻す。

 

「戦いは……まだか」

 

自分の役割を静かに待っていた。

 

天の聖杯に希望を求める者達。

それは即ち、創造される次なる文明の芽。

 

お前達が滅びる側に立つか、生き残る側に立つか。

 

 

――――私はそれを見届ける。

 

 

【サーヴァント】

 

【クラス】

セイバー

 

【真名】

アルテラ

 

【出典】

Fate/Grand Order

 

【性別】

 

【ステータス】

筋力B 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A 宝具A+

 

【クラス別能力】

対魔力:B

セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。

一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

 

騎乗:A

セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。

「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。

Aランクなら竜種以外の幻想種までなら乗りこなすことが出来る。

 

【保有スキル】

神性:B

神霊適性を持つかどうか。アルテラ自身は神霊との血縁関係を有していないが、欧州世界を蹂躙した事実は神威とされ、畏怖の対象となって「神の懲罰」「神の鞭」の二つ名を得るに至った。

このことから、地上で英霊となったアルテラは神霊適性を高ランクで有する。

 

軍略:B

多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。

 

天性の肉体:EX

生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。

一時的に筋力のパラメーターをアップさせることが可能となる。

更に、どれだけカロリーを摂取しても基本デザイン(体型)は変化しない。

 

星の紋章:EX

体に刻まれた独特の紋様。何らかの高度な術式による紋―――――フンヌ族に特有の紋と言う訳ではなく、アルテラという個人が有する不可思議の紋である。

ランクが高いほどに威力は増していく。紋を通じて魔力を消費する事で、瞬間的に任意の身体部位の能力を向上させることが可能。

魔力放出スキルほどの爆発的な上昇値はないが、魔力消費が少なく燃費がいい。更に、直感スキルの効果も兼ね備えた特殊スキルでもある

 

【宝具】

『軍神の剣(フォトン・レイ) 』

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:200人

「神の懲罰」、「神の鞭」と畏怖された武勇と恐怖が、軍神マルスの剣を得たとの逸話と合わさって生まれたと思われる世界を焼く宝具。

長剣の剣状をしていながらどこか未来的な意匠を思わせる三色の光で構成された「刀身」は、地上に於ける「あらゆる存在」を破壊し得るという。

「刀身」を鞭のようにしならせる他、真名解放を行うことで「刀身」は虹の如き魔力光を放ち、流星の如き突進を持って敵陣を広範に渡って殲滅する。真の力を解放した時、ランクと種別が上昇する。

 

『涙の星、軍神の剣(ティアードロップ・フォトン・レイ) 』

ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大補足:900人

空中に魔法陣を展開、マルスと接続し、その力の一端である旭光を魔法陣より敵に照射する。

真名解放と同時にアルテラの指定した地点に対して、遥か上空から突き立てられる光の柱──衛星軌道上に仮想顕現した軍神マルスが振るう光の巨剣。太古の、戦闘の概念がカタチとなったモノ。

真なる軍神の剣で広範囲を殲滅する衛星兵器と言うべき代物で、軍神の剣は攻撃座標を指定するためのポインターに過ぎない。

 

【weapon】

『軍神の剣(フォトン・レイ) 』

 

【人物背景】

アッティラ・ザ・フン。西アジアからロシア・東欧・ガリアにまで及ぶ広大な版図を制した五世紀の大英雄。

破壊や蹂躙に徹し、西ローマ帝国の滅亡を招いたとされる純然たる「戦闘王」。

対照的に統治には成功せず、死後に帝国は急速に瓦解し消え果てた。

 

その正体は、サハラ砂漠に朽ちた蹂躙の巨人「セファール」の遺体から発見された、セファールの頭脳体のバックアップ。

生まれながらにして軍神の剣を握り、セファールとしての記憶を失い、「アッティラ」として人間と誤認したまま地上を駆け抜けていた。

 

セファールの使命が根底に刻まれており、今もなお自分を文明を滅ぼすのための装置として機能している。

 

【サーヴァントとしての願い】

文明の芽を破壊する。その上で、強い文明を見定める。

 

【方針】

(試練として)天の聖杯へ願望を持つ者達を殺戮する。

一箇所に留まらず、都市中を徘徊し、敵を捕捉していく。

 

【把握媒体】

「Fate/Grand Order」、「Fate/EXTELLA」など。

 

【備考】

Matrixの全情報とマップの位置情報が開示されております。

 

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