昏の皇子<KURA NO MIKO>   作:水奈川葵

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第百六十五話 麗しき銀の髪の少女

 新年を告げる神官の声とともに、帝都では本格的なお祭り騒ぎが始まった。

 皇宮(こうぐう)でも宴会が連日のように開かれる。

 

 その中でも新生(しんせい)の月五日に開かれた皇太子殿下主催の園遊会は、同じ年頃 ―― 十二歳前後 ―― の子息令嬢が、ほぼ強制的に集められた。

 ましてグレヴィリウス公爵家の嫡男(ちゃくなん)であるアドリアンは、現皇太子とは同年齢で、顔見知りでもある。よほどの重病でもない限り、不参加など許されるわけもない。当然、その近侍(きんじ)たちも(しか)り。

 

 ということでキャレもまたアドリアンに付き従って、(おそ)れ多くも皇宮に初めて足を踏み入れた。

 帝都の公爵邸内ですら迷子になってしまうキャレにとって、皇宮は会場となっている庭園だけでも、その公爵邸がそのまま入ってしまうんじゃないかと思われる広さだった。

 青々とした芝生に、噴水、それどころかヤーヴェ湖に流れ入る川をそのまま造形の中に組み込み、小舟(ゴンドラ)に乗って、ちょっとした川遊びまでできるようになっている。

 それ以外にもきれいに刈り込まれた植栽(しょくさい)、美しい彫刻の数々。しかもこれだけ広大であるにも関わらず、花壇に咲く花に(しお)れているものなど一つとしてなかった。

 キャレが圧倒されてボンヤリしていると、エーリクに腕を引っ張られた。

 

「ボーッとするな。迷子になるぞ」

「はっ、はい。すみません!」

 

 キャレはあわてて謝ってから、数歩先を進んでいたアドリアンがこちらを向いているのに気付く。だが、キャレと目が合った途端に、アドリアンはフイと逸らしてまた歩き始めた。

 

 あの夜会での一件以来、アドリアンはキャレを避けがちだった。

 怒っているのは明らかだ。

 気を失ったあと、目が覚めてからアドリアンに謝りに行ったが、態度はにべなかった。いつもなら「気にしないで」と優しく声をかけてくれるのに、今回ばかりは無言で頷くのみだった。

 どうやらキャレとエーリクの妹の間でアドリアンの腕を引っ張りあったことで、腕を傷めたらしい。それでも―――

 

「お(とが)めがないだけ、マシだ」

 

と、マティアスに言われて、キャレは頷くしかなかった。

 本来ならば、すぐさま近侍の役目を()かれて、ファルミナに帰れと追い出されても、文句は言えないのだから。

 

 そのファルミナといえば、夜会での騒ぎを知っているだろう兄・セオドアからは、意外なことに、なんの連絡もなかった。すぐにもオルグレン家の帝都屋敷に呼ばれて、それこそ体罰も含めた叱責(しっせき)を受けることを覚悟していたのだが、まったく音沙汰がない。それがいっそう不気味だった。

 ……色々なことがキャレを追い詰める。

 晴れ渡った空の(もと)、目に映る壮麗(そうれい)な景色と裏腹な自分の心が重くて、キャレは長くため息をついた。

 

「ああして待っておられるのは、お前を気遣ってのことだぞ」

 

 エーリクが横から、小さく言ってくる。

 エーリクもまた、妹のせいでこんなことになったと、どこか申し訳ない気持ちがあるのか、キャレに何かと気遣ってくれる。今もアドリアンの態度にキャレが傷ついたと思ったのだろう。

 キャレはグッと唇を引き結んだ。

 

「はい。わかっています……」

 

 喉奥を詰まらせながら言って、先を歩くアドリアンの背中を追う。

 態度は冷たくなったが、アドリアンはやっぱり優しい。自分がその優しさに甘えて迷惑をかけたのだから、今は耐え忍ぶしかない。

 

 それにしても……と、キャレは前を歩くアドリアンの背中をまじまじと見つめた。

 初めて会ったときからすると、アドリアンは随分と大きくなった気がする。とくに帝都を出発してからここに至るまでの二、三ヶ月の間は、急に背が伸びたようで、二歳年上のテリィが「僕とほぼ同じですよ」と嘆いていた。

 そのテリィは、皇宮の園遊会でも相変わらず、食い意地が張っていた。

 

「ずーっとここで待ってても仕方ないだろ。あとで小公爵さまが戻っていらしたときに、どういう料理があるのかを調べておくのも、近侍の仕事だと思うけど?」

 

 皇太子殿下への拝謁(はいえつ)のため、アドリアンはマティアスを(ともな)って謁見天幕へと出向いていた。随行者(ずいこうしゃ)は一人と決められていたので、マティアスがお付きになるのは必然だったが、残されたエーリク、キャレ、テリィは手持ち無沙汰で仕方ない。

 今日、どんな食事が用意されているかと、三日前から浮足立っていたテリィが、言い出すのは自明だった。

 テリィの言葉にエーリクは渋面だったが、ハァとため息をついて了承した。

 

「なるべく早く戻ってこい。キャレ、君もすまないがついていってくれ」

 

 キャレは正直行きたくなかったが、自分にテリィの監視を頼んだエーリクの気持ちも理解できた。一緒に行かないと、テリィは次々にテーブルを回って、おそらく一刻(*約一時間)以上戻ってこないだろうから。

 こうしてキャレはテリィと一緒に、庭園内の各所に(しつら)えられた、小さなテント下のテーブルを見て回っていたのだが、そろそろ帰ろうかと呼びかけたときに、「あっ」とテリィが声を上げた。

 

「どうしました?」

「あ、あれ、見ろ。オヅマだ!」

「えぇ?」

 

 キャレが驚いてテリィの指差す方を見てみると、たしかに亜麻色の髪の男の子が人の群れの間を歩いている。後ろ姿で顔は見えなかったが、背格好はオヅマに似ていた。

 

「……似てますけど、違うでしょう。オヅマなわけがない」

「いいや。わからないぞ。もしかして、早くに修行が終わったか……いや逃げ出してきたのかも。それで、僕らが皇宮でおいしい思いをしていると知って、あわてて追いかけてきたのかも」

「いや、ないでしょう」

 

 テリィじゃあるまいし……と、内心でキャレはあきれる。だが、後ろ姿だけは確かにオヅマそっくりだった。

 

「ちょっと、近寄ってみよう」

 

 テリィは言うなり、小走りに近寄っていく。いつもは大きなお腹をかかえて、何事にも鈍重(どんじゅう)そうに行動するのに、こういうときだけすばしっこかった。

 キャレは仕方なくテリィを追いかける。

 近寄るほどに、オヅマに似ていた。背格好だけでなく、なんというかにじみ出る()()()()()雰囲気が……。

 

「キャレ、ちょっと声かけてみてよ」

「えぇ? 嫌ですよ。テリィさんが気付いたのですから、テリィさんが声をかければいいでしょう」

「そう言わず! 声をかけるだけだよ。別人だったら、振り向かないさ」

「嫌ですってば……」

 

 言っている間に人混みを抜けて、灌木(かんぼく)の間を進む散歩道のような場所に出る。

 そこでキャレは、オヅマと似たその人物もまた、その先を歩く銀色の髪の少女を追っていることに気付いた。少女に悟られぬように、そっと歩いている。

 キャレが(いぶか)しんでいると、そのオヅマに似た少年の右手に握られているものが目についた。

 飴細工だ。白鳥を模して作られた飴細工が、棒の先でキラキラ光っていた。

 

 少年はどんどんと少女に近づいていく。

 右手の飴細工が今しも少女の髪へと寄っていくのを見て、キャレはすぐにピンときた。おそらくこの少年は、前を歩く少女の銀の髪に飴細工を引っ付けようとしているのだ。

 こうやって気になっている少女にちょっかいを出して、少しでも知遇(ちぐう)を得ようとするのは、どの身分の少年であってもよくやる常套(じょうとう)手段だった。

 キャレにも覚えがある。

 ただキャレの場合は、二番目の兄による単純ないじめだったが。

 飴が髪にくっついたときの厄介さを覚えていたキャレは、思わず声を上げた。

 

「あっ、あのっ! ちょっと、そこの人ッ」

 

 人気(ひとけ)のない道で張り上げた声に、前方を歩いていた二人が振り返る。

 少年の顔を見た途端、キャレはそれがオヅマではない、まったくの別人だとすぐにわかった。

 肌色も違うし、瞳の色も薄紫色の瞳ではなく、茶色だ。それに年齢もオヅマより年上だろう。もしかすると成人(*十七歳)しているのかもしれない。疱瘡(ほうそう)(わずら)ったらしい(あと)が、額から頬骨にかけて点々と赤く残っていた。

 

 だが、キャレが思わず見蕩(みと)れてしまったのは、むしろそのオヅマに()()()()()()()少年ではなく、彼が飴細工をなすりつけて、悪戯(いたずら)をしようとしていた女の子の方だった。

 燦々(さんさん)と照る太陽の下で、輝く銀の髪。両耳に垂らした軽く波打ったその髪は、銀色だけでなく、藤色が混じっていた。最近の流行らしい、ゆったりと結い上げた頭には、種々の花と真珠(パール)が留められ、それだけでも十分に華麗であったが、振り返ったその顔の玲瓏(れいろう)たる美しさは、言葉を失わせた。

 おとぎ話のお姫様でも、ここまで美しくはないだろう。もはや、妖精か女神の域だ。

 

 女の子は自分が呼びかけられたのかと思って振り返り、キャレをじっと見てくる。

 吸い込まれそうに丸くて大きな、美しく(きら)めく青翠(あおみどり)の瞳。

 キャレは目が離せず、ボーっと女の子を見つめた。

 しかし女の子の方は、自分のそばに立っていた飴を持っている少年 ―― というより男に気付くと、眉をひそめた。

 ギロリと睨みつけられ、男がきまり悪そうに目を逸らす。

 女の子は青翠の瞳にありありとした軽蔑を浮かべると、急にプイと背を向け、そのままスタスタと植栽の間に消えて行ってしまった。

 キャレは少しだけ残念に思ったが、すぐにそんな悠長な状況でないと悟る。

 

「なんだッ、貴様ッ!!」

 

 邪魔をされた亜麻色の髪の男が、不機嫌も露わに怒鳴りつけてくる。キャレはハッと我に返った。少女の美貌に、一瞬、男のことを忘れ去っていた。

 

「あ…あの…すみません。人違いでした……」

 

 キャレがあわてて小さい声で謝罪すると、亜麻色の髪の男はズイとキャレの前に立ち、腰に手を当て、肩を(いか)らせた。

 

「人違いだと? この僕を誰と見間違えるというんだ? えぇ!? 僕は大公家(たいこうけ)嫡嗣(ちゃくし)シモン・レイナウト・シェルバリ・モンテルソンなるぞ。この僕を誰ぞと見間違える不敬をおかすとは、無礼千万!」

 

 キャレは一気に真っ青になり、その場に(ひざまず)いた。地面に頭をすりつける勢いで下げながら、必死に謝った。

 

「も、も、申し訳ございません! その、大公子(たいこうし)さまと知らず……どうかお許し下さい!」

「どういうつもりだッ! 貴様ッ!」

 

 頭の上から降ってくる怒号(どごう)に、キャレはただただ青くなってひれ伏すだけだった。何か弁明を…とは思うものの、声が喉でつまって出てこない。

 

「一体、どこの家の者だ? 名を名乗れ!!」

 

 問われてもキャレは言えなかった。もしここで名乗れば、自分がグレヴィリウス小公爵の近侍であることを説明せねばならない。そうなれば、きっとアドリアンにも迷惑がかかる……。

 キャレは目をつむって、どうかこのまま穏便に済むことを願った。怒鳴るだけ怒鳴って、なんであれば蹴られてもいいから、そのままあきれて帰ってくれないだろうか…?

 キャレがひたすら頭を下げている間に、いつの間にかシモン公子(こうし)の近侍たちがやって来たようだった。

 

「いきなり姿を消されたので、あわてましたよ」

「どうです、首尾は? ダーゼ公女と()()()()にはなれましたか?」

 

 聞き覚えのある名前に、キャレは素早く頭の中で記憶を繰った。そうしてすぐに、アドリアンに来ていた招待状の一件を思い出す。

 

 

 ―――― ダーゼ公爵閣下の息女は、確か来年で十一歳ですよ。小公爵さまよりも、一つ年下……

 

 

 ニヤニヤ笑いながら言っていたテリィの顔が浮かぶ。

 そう言えばテリィは…と頭を下げたまま辺りを見回したが、今日に合わせて新調したというゴテゴテした飾りの靴は見当たらなかった。どうやらいち早く逃げたらしい。本当に……妙なところですばしこい。

 だがテリィのことなど、すぐに頭から消え去った。今、キャレの頭を占めているのは、テリィでもなければ、目の前の大公子でもない。幻のように現れて去った、あの美しい少女のことだった。

 キャレは泣きそうになった。やっぱり高位貴族ともなれば、あんな人並み外れた容姿のお姫様もいたものだ。もしアドリアンがあの公女様を見たら、一瞬で恋に落ちるに違いない。きっと目の前の公子も、あの公女様の気を引きたくて、悪戯しようとしたのだ。近侍たちの言葉からも、それは感じ取れる。

 しかし公子シモンは、近侍たちの言葉にムッとなって言い返した。

 

「フン! 誰が()()()公爵の令嬢ごときと知り合いたいものか! あんな高慢で無礼な女。大公家に対しての礼儀を(わきま)えておらぬから、ちょっとばかり懲らしめようとしたら……もっと無礼な奴がいたんだ、コイツが!」

 

 シモンはそう言って、キャレを指差す。シモンの近侍たちの視線がキャレに刺さった。

 

「なんだコイツ……」

「貧相なチビだな」

「見ろ、あの頭。揃え髪(*おかっぱのこと)なんぞして、いまどき時代遅れな……」

「いや。まだ五歳かそこらなのかもしれんぞ」

 

 ヒソヒソと、キャレにだけ聞こえるように囁く誹謗(ひぼう)が、上から降ってくる。

 あからさまな悪意に、キャレが首をすぼめて縮こまると、頭にべチャリと何かをなすりつけられた。さっきの白鳥の飴細工であることは、すぐにわかった。おそらくあの麗しい姫君相手に、成功できなかった腹いせだろう。

 キャレはみっともない自分の姿を想像し、恥ずかしさと情けなさに、ますます小さく固まった。そのみじめな様子を見て、シモンを始めとする近侍たちがケラケラと嘲笑(あざわら)う。

 急に近侍の一人が、グイとキャレの襟首を掴んで顔を上げさせた。

 その姿を見て、キャレの背筋がゾクリと冷える。

 黒い肌に、きつく編み込んだ暗い金髪(ダークブロンド)。橙色の瞳。一目見てわかる。皇家(こうけ)における最強の近衛隊とも称される、山岳民族シューホーヤ。大公家公子ともなれば、彼らのような優れた身体能力を持つ者を近侍とできるのだろうか。

 

「オイ、お前。その髪の色からすれば、東の……シャンゼ辺りの出だな?」

 

 そのシューホーヤの近侍に問いかけられ、キャレは驚いた。まさか自分の髪の色から、出自を言い当てられると思っていなかったのだ。

 

「シャンゼ? どこの家門だ?」

 

 シューホーヤの少年の後ろで、シモンが他の近侍に問いかける。

 キャレはギュッと目をつむった。頼むから、思い出さないでほしい…!

 

「東部はセイデン侯爵とバルディアガ伯爵、メーアー伯爵……」

 

 キャレは内心ホッとした。

 シャンゼ地方の中でも、オルグレン家の領地は、グレヴィリウス家からは飛び地となっているので、なかなか思い浮かばないらしい。

 しかし目の前のシューホーヤの近侍は、キャレの顔色をじっと窺っていて、背後の近侍たちからはとうとう出なかったその名を告げた。

 

「飛び地がありますよ。確か、ファルミナ。グレヴィリウス公爵家だったか……?」

「グレヴィリウス!」

 

 途端にシモンが激昂する。

 キャレの顔色が変わったのを見て、シューホーヤの出身と思われる近侍は不敵に笑い、グイとより強く襟首を掴み上げる。

 

「どうやら正解のようです。公子様」

「おのれ! またしてもかッ。いちいち鬱陶しい奴め!!」

 

 シモンは憤然と言ってから、無遠慮にキャレを眺め回し、フフンと笑った。

 

「なんだ、お前。もしかして、あの忌々しいグレヴィリウス小公爵の近侍か? ……あーあ、そのようだな。これは」

 

 目敏く襟に留めたグレヴィリウス家の紋章のブローチを見つけられて、キャレは観念した。もうこれで……隠しようもない。

 苦痛に顔を歪め、泣きそうなキャレを見て、シモンはひどく(たの)しそうに笑った。

 

「ふぅん。あいつ、こういうのが好みなのか。澄ました顔して、近侍を選ぶときには、趣味が出るな」

 

 さわさわと頬を撫でられて、キャレはゾッとした。鼻先が触れるくらい近くまで顔を寄せられ、思わず叫ぶ。

 

「い、嫌だッ!!」

「うわっ! 唾が……コイツっ」

 

 シモンは飛び退(すさ)ると、キャレの(つばき)のかかった頬を手で拭い、怒鳴りつけた。

 

「ファル! こいつを痛めつけろ!!」

御意(ぎょい)

 

『ファル』と呼ばれたシューホーヤの近侍は、キャレを地面に叩きつけるように投げると、うつ伏せになった背をドスリと踏みつけた。

 シモンはしゃがみこんでキャレの顎をつまみ上げると、この状況にすっかり陶酔したかのように断罪した。

 

「今回については、完全にお前の失態だぞ。小公爵に告げ口したくばするがいい。こちらも正式に抗議するまでだ」

「……お、お許しください」

「ふん。あいつと違って素直じゃないか……」

 

 シモンは笑いながら、ベシリとキャレの頬を打った。

 

「まったく、主従ともども僕を苛立たせる……」

 

 返す手で反対の頬も打つと、シモンの指輪がキャレの頬を引っ掻いて血が垂れた。

 シモンは満足げに立ち上がると、それまで何もせずに控えていた三人の近侍たちをチラと見た。合図を受けて、近侍たちはそれぞれにキャレの背中やら脇腹やらを容赦なく蹴り始める。

 キャレは耐えた。

 こんなことはどうってことない。慣れている。公爵家に来てからは平穏だったが、元々、自分はこうして蔑まれる存在だった。だから慣れている……平気だ……。

 キャレは丸く身を固めながら、痛みをこらえるために、必死で言い聞かせた。

 

「やめろ!」

 

 朦朧(もうろう)となりかけたときに、鋭い声が響いた。

 すぐにそれが誰かわかった。

 涙でぼやけた視界に、アドリアンが駆け寄ってくるのが見えた。

 





引き続き更新します。
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