昏の皇子<KURA NO MIKO>   作:水奈川葵

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第二十六話 公爵家会合にて

「大公家からは何も言ってこぬが、此度の息子の不祥事をそのままにしておくことはできぬ」

 

 園遊会の翌日、主だった家臣が集められた。

 ヴァルナルを含めた五人の領主、直属騎士団の団長代理であるルーカス、補佐官、家令、公爵家に近い縁戚からの代表者達。

 

 彼らは園遊会で公爵家の後継者たるアドリアンが、大公家の嫡男であるシモン公子と騒ぎを起こしたことを聞き、ある者は面倒そうに溜息をつき、ある者は好奇心を丸出しに、ある者はヒソヒソと隣同士で囁きあって、皮肉げな微笑を浮かべた。

 

「原因はなんだったのです?」

 

 尋ねたのはルーカスだった。

 公爵はチラリとヴァルナルを見たが、ヴァルナルは黙して語らない。

 

「……不明だ。息子が口を割らぬ」

「であれば、ただの喧嘩ですな。さほど大袈裟にすることでもございませんでしょう」

 

 ルーカスはあっさりと結論づけた。

 しかし、そこに異議を唱えたのは、公爵家の古くからの縁戚であるアルテアン侯爵だった。

 

「畏くも皇帝陛下のおわす皇居の園庭にて騒動を起こしたのであれば、何の(とが)もせぬ訳にもゆかぬ。それこそ()()大公家が何も言ってこぬのも、こちらの出方を窺っておるに違いない」

「左様。ヴィンツェンツェが見ておったというのであれば、今後、何を言うてくるか…」

 

 アルテアン侯爵に同調するのは、同じく縁戚の一人であるニーバリ伯爵。

 

「よりによって、あの曲者に見られるとは…運が悪い」

「小公爵様も、何を言われたか知らぬが、()()()()()()大公家の公子に手をあげるなど…忍耐が足らぬ」

 

 グレヴィリウス公爵は黙って彼らがしゃべるに任せていた。

 再び、俯いて黙っているヴァルナルを見やる。

 

 アドリアンの剣の師匠でもあるヴァルナルは、その誠実な性格もあって、息子からの信頼も厚い。おそらく真実を知っているはずだ。

 しかし、これだけアドリアンが叩かれて反論もせずにいるというのであれば、今後も言う気はないのだろう。

 

 一方、ヴァルナルはヴァルナルで、とっととこの不毛な議論が終わらないかと、内心呆れ果てていた。

 何が忍耐が足りぬ、だ。アドリアン様は、この場に並んだ訳知り顔の大人の誰とても敵わぬほどの忍耐力の持ち主だ。

 

 議論というには稚拙な、上品な言葉に嫌味と皮肉をまぶした雑談が沸き立ってきた頃、ここがどこであるのかを忘れた短慮な一人が、思わず口に出した一言に一気に場は凍りついた。

 

「所詮、小公爵様もノシュテット子爵などという卑しい罪人の血を引いておるから、かような騒動を起こされるのでありましょう…」

 

 ノシュテット子爵は、公爵の亡き妻リーディエの父である。

 彼は皇宮に勤める役人であったのだが、恐れ多くも皇費を横領した罪で斬首された。後にこれは冤罪であったのではないか…という調査もされたのだが、結局、確たる証拠もなく有耶無耶にされた。

 そのため、いまだに彼女の出自を問題視し、その息子であるアドリアンが誹謗を受けることは珍しくなかった。

 シモン公子がまさにそうであったように。

 

 しかし、ここはその妻をこよなく愛した公爵を目の前にした会合の場であった。

 

 軽口で言ったプリグルス伯爵は、勘違いしていた。

 公爵が小公爵に対しての愛情が薄いのは、その母であるリーディエへの軽蔑に根差したものであると思っていたのだ。

 

 彼はアルテアン侯爵の娘の婚約者というだけで、本来ならばここにいるべき身分の者でもなかったのだが、アルテアン侯を通じて大貴族であるグレヴィリウス公爵家の一門に加われたことで、少々気が昂ぶって増長していたのだろう。

 

 当たり前のように一族の集まりに加わり、いかにも長年いたかのように振る舞っていたが、その禁句を言う限りにおいて、彼にその場にいる資格はなかった。

 今、失った。

 

「…? …え? な…なんです?」

 

 自分の言葉を最後に静まり返ったので、プリグルス伯爵ダニエルはキョトンとなってキョロキョロと周囲を見回した。

 

「………ルンビック」

 

 公爵は静かに家令を呼んだ。

 老家令はすぐさま公爵の傍らに音もたてずに歩み寄った。

 

「ここに」

「あの者は誰だ?」

「アルテアン侯爵の三女プリシラ様とご婚約されましたプリグルス伯ダニエル様にございます」

「………なぜ、ここにいる?」

 

 その言葉と共に公爵から立ち昇る凄まじい怒りの気配に、一同は息が苦しくなるほどであった。

 

 ダニエルは自分が相当に場違いであることを今更ながらに痛感し、この場から立ち去りたかったが、公爵の鳶色の瞳が燃えるかのように怒りを孕んで自分を睨みつけ、恐怖で硬直してしまった。

 

「申し訳ございません、公爵閣下!! おい! 貴様…ダニエル!!」

 

 公爵の怒りに圧倒されて同じように動けなくなっていたアルテアン侯爵がようやく立ち上がり、馬鹿な婿を連れ出そうとしたが、その時にはルーカスの目配せで部屋の隅で警護にあたっていた騎士達がダニエルを羽交い締めにしていた。 

 

「連れていけ。自室にて謹慎されるそうだ」

 

 ルーカスが指示すると、半泣きになっているダニエルはどうにか弁明しようとしたが、騎士達の剛力に柔弱な貴族の若君が敵うはずもない。

 

「お許しください! 公爵閣下」

 

 アルテアン侯爵はそのまま公爵の前まで来て、その場に膝をついて最上位の陳謝の礼を行う。

 公爵は無表情に見つめ、フイと顔をそむけた。

 

「ルンビック、侯爵への借款(しゃっかん)の期限を早めよ。今年いっぱいだ」

 

 冷たく言い放つと、アルテアン侯爵は真っ青になって言い縋る。

 

「こっ…こ、こ…公爵閣下…どうか! どうか、お許しを!! プリグルス伯との婚約は解消致します故…!」

 

 公爵の顔はピクリとも動かず、冷然とアルテアン侯爵を見下ろしていた。

 

「そもそも、娘の…しかも後継者でもない娘の婚約者ごときを、なぜ一門の会同に参席させた? 其処許(そこもと)の不見識が私の怒りを招いているのだ」

「誠に申し訳ございません。重々、反省致します故…借款の期限については……」

「ならぬ。この話はこれで終わりだ。アルテアン侯はこの場からの退出を許す」

 

 公爵はまったく聞き入れる気はないようだった。

 許す、という言葉で強制的な退去を命じられ、アルテアン侯爵はトボトボと部屋から出て行った。

 

 シンと静まり返った中で、コホンとわざとらしい咳をして手を挙げたのは、グレヴィリウス公爵の妹の夫であるマキシム・グルンデン侯爵だった。

 

「…それで、アドリアン小公爵への処遇ですが…皆様におかれては、どのようなものが適切と考えますか?」

 

 そもそも、その話であったことを皆が思い出す。

 

「左様ですな…まぁ、言っても子供の喧嘩ですから、鞭打ち程度がよろしいのでは?」

「三十もすれば十分でありましょう」

「その上で、しばらく謹慎して頂いて…」

「反省文なども(したた)めて、大公家に送ってもよいかもしれませぬ」

「いや。下手に弱味は見せぬほうが良かろう。あのヴィンツェンツェが後に利用して何をか仕掛けてくるやもしれぬぞ」

 

 口々に言っている中で、ヴァルナルはやっと時が来たと思った。

 無言で手を挙げると、公爵が気付いて眉を上げる。

 

「レーゲンブルト領主クランツ男爵」

 

 家令のルンビック子爵が淡々と呼び上げると、ヴァルナルは立ち上がった。

 

「此度のこと…仔細(しさい)は不明ですが、恐れ多くも皇帝陛下の催す園遊会において、小公爵様に不埒(ふらち)があったことは間違いなく、相応の罰が必要と思います。なれど、小公爵様におかれては、まだ心身ともに成長の途上にあります。できますればただ罰を与えるのではなく、今後の精神的向上を(たす)けるような処遇を為すべきかと考えます」

 

 公爵はようやく口を開いたヴァルナルを見て、フッと口の端を歪めた。

 

「それで? 男爵には既に腹案がおありのようだが?」

 

 皮肉げに言うと、ヴァルナルはニコリと笑った。

 

「アドリアン様にはしばらくレーゲンブルトにて、お過ごし頂きたいと思います」

 

 ヴァルナルが言ったことを、その場にいた人間はすぐに理解できなかった。

 レーゲンブルトなどという公爵領においては僻地ともいえる地域に、たった一人の大事な後継者を送リ出せるわけがない。

 

 しかし公爵は思案しながらつぶやいた。

 

「つまり、しばらく放逐させる(てい)をとる…ということか?」

 

 ヴァルナルは頷いてから、先程までの殺伐とした雰囲気を紛らすように明るく申し述べた。

 

「私の考えでは、おそらく大公殿下がこの事に目くじらを立てることはないと思います。今回、特に何も言ってこないのも、たかだか子供の喧嘩だと気にも留めていらっしゃらないのではないでしょうか?」

「ふん…ま、そのようなところであろうな」

 

 公爵もその意見には同意する。

 確かに一緒に現場を目撃したヴィンツェンツェは何かしら考えるところはあるかもしれないが、いつも悠然として鷹揚な大公が、この程度の子供のいざこざに苦言を呈するとは思えなかった。

 

 とはいえ、一応はこちらは身分上、()()()()()()()()必要がある。

 ヴィンツェンツェもわざわざ『両成敗』と言い置いて去った。

 

 アドリアンは()()()()()()()()()()()()

 

「しばらくの間、公爵本邸への立ち入りを禁じるという()を課せば、おそらくは老獪な側用人に文句をつけられることもないでしょう」

「それでアドリアンを連れて、帝都から直接レーゲンブルトに向かうということか?」

 

 ヴァルナルは返事の代わりに頭を下げた。

 

「公爵閣下、どうかアドリアン小公爵様を私めにお預け下さい。決して、信頼を裏切ることは致しません」

「…………」

 

 公爵は長い間、ヴァルナルを無表情に眺めた。

 案外と策士になったものだ。大公家への忖度だけでなく、これでレーゲンブルトに早々に帰る口実もできる。

 まったく…そうまでして帰りたいのか……と、公爵はうっすら苦笑いする。

 

 ヴァルナルは不意に微笑んだ公爵に、首をかしげたが、その時公爵がいきなりジロリと睨むように見てきた。

 

「お前の案に乗ってもよいが、条件がある」

「いかようにも」

「レーゲンブルトにいる間、息子を小公爵として扱わぬようにすることだ。既に知っている者には、一切口外せぬことを命じ、知らぬ者に伝えることを禁じる。一介の騎士見習いとして扱う。それが条件だ」

 

 居並ぶ者達は顔を見合わせた。

 それまでヴァルナルの提言を妙案だと思っていた者達も、公爵のこの言葉に顔色が変わる。

 とりあえず大公家への面目が立つようにと、一時的にアドリアンをレーゲンブルトに送るということだろうと思っていたのだ。しかし、公爵はそこで小公爵に安穏とした生活をすることを許さぬらしい。

 公爵の息子に対して苛烈であること、獅子が我が子を谷に落とすが如くである。

 

 しかしヴァルナルはその条件に、むしろ意を得たりとばかり莞爾と笑った。

 

「よろしゅうございます。幸いにも、領主館にいる大半の人間は地元で雇い入れた者達でございます故、小公爵様の顔は存じ上げませぬ。閣下の仰言(おっしゃ)る条件は簡単に果たせるでしょう」

「クランツ男爵!」

 

 叫んだのは、先程までアルテアン侯爵の隣で談笑していたニーバリ伯爵だった。

 

「仮にもグレヴィリウス公爵家の後嗣であられるアドリアン様に、失礼などあってはならぬ!」

 

 立ち上がった伯爵は公爵に向かって、いかにも恭しく頭を下げる。

 

「恐れながら、公爵閣下。ひとまず小公爵様に本邸への禁足(きんそく)を命じて、いずこかに蟄居(ちっきょ)させるというのであれば、我が伯爵家にてお預かり致しましょう」

 

 すると口々に領主や各家の当主達が叫ぶ。

 

「いや、そうであれば我が家にて面倒をみて…我が家には小公爵様と同じ年頃の娘がおります故…!」

「レーゲンブルトなど遠くてアドリアン様には長旅でお疲れになることでしょう。まして、冬に向かい、凍てつく寒さ。もし、体を壊しでもすれば大変です。我が領地であれば雪も少なく、温暖な気候でありますゆえ…」

 

 今更ながらにアドリアンを預かることで、公爵への恩を売ることができると思ったらしい。彼らの売り込みは熱を帯び、次第に公爵の眉間の皺が深くなっていく。

 

 そろそろ…という頃合いで、ダンッと机を叩いたのは、公爵家直属騎士団の団長代理であり、公爵の腹心とも呼ばれるルーカス・ベントソン卿だった。

 

「貴公らは公爵閣下の言葉を聞いておられたか? 閣下は小公爵様に、騎士としての修練を積むことで、精神的に成長して欲しいと考えておられるのだ。その意を汲み取ることもできずに、自らの名利(みょうり)を求め、アドリアン様をまるで犬猫を預かるかのごとく軽々に扱って、それこそ不敬であろう」

 

 それまで我こそは…と手を挙げていた者達は、ゆっくりと手を下ろす。公爵の苛立ちを感じて、互いに目配せしながら、必死で視線を逸らした。

 

 その中で勇気を持って立ち上がったのは、エシル領主のブルーノ・イェガ男爵だった。曽祖父の代に叙勲され、領地を与えられて以来、代々公爵家に仕える騎士でもある。

 

「もし、騎士団での若君の修練を望みとあれば、我らにて預かることもできます。わざわざ遠方のレーゲンブルトにまで行かずとも、我らが領地であれば本領地からも近く、若君にも多少なりと見知った土地でありましょう…」

 

 しかしその言に、ルーカスは皮肉げに口の端を歪めた。

 

「ほぅ。イェガ男爵は小公爵様の師たる器量があると大言壮語なさるか?」

「そ…それは…多少は…」

「言っておくが、小公爵様の剣の師匠はクランツ男爵だ。彼に実力で勝てるのか? 剣だけでなく、馬術においても、格闘術においても。騎士団同士の実戦試合においてもレーゲンブルトに勝ると申されるのか?」

「ルーカス」

 

 公爵が手を挙げて制した。

 

「それくらいにしておけ。イェガ男爵はじめ、エシルもまた、代々グレヴィリウスを守ってきた優秀なる公爵家の騎士団の一つだ」

「失礼致しました」

 

 ルーカスはすぐさま矛を収める。

 

「イェガ男爵の申し出は有難いが、やはり言い出した者に任せるのがよかろう。―――ヴァルナル」

 

 公爵が呼びかけると、ヴァルナルは「は」と頭を下げる。

 

()であれば、なるべく早くに帝都を出立することだ。三日後。それまでに準備できるか?」

「問題なく」

「よかろう。ルンビック、小公爵を執務室に連れて来るように」

 

 公爵は家令に命じて立ち上がる。ガタガタと皆が立ち上がり、胸に手をあてて敬礼する中を、公爵は去っていった。

 

「フン! うまく取り入ることよ」

 

 ヴァルナルの横を通り過ぎざま、ニーバリ伯爵が吐き捨てていく。

 他の面々も概ね似たような不満げな顔でヴァルナルを睨みつけながら去った。

 

 連なる列の最後であったイェガ男爵はヴァルナルに向かって言った。

 

「公爵閣下はあのように仰言(おっしゃ)られるが、小公爵様は唯一の継嗣であられる。重々、気をつけて監護なさることだ」

「ご忠告痛み入る」

 

 ヴァルナルは特に皮肉でもなく返事をする。

 イェガ男爵はそれでも心配そうにつぶやいた。

 

「これまでにも小公爵様には、色々と不穏なことが起きることがありました故、くれぐれもご用心くだされ」

「承知致した」

 

 明快なヴァルナルに、男爵はそれ以上何も言えなかった。

 神経質に眉を寄せ、嘆息しながら立ち去る。

 

「やれやれ、お前さんもやってくれたもんだな」

 

 最後に残っていたルーカスが呆れたように言った。

 

「そうまでして、早々とレーゲンブルトに戻りたいか?」

「そうまでして?」

 

 ヴァルナルが聞き返すと、ルーカスは肩をすくめる。

 

「早くレーゲンブルトに戻りたいから、格好の口実を考えついたんだろ?」

「まさか。そんな訳ないだろう。そもそも園遊会が終われば帰っていいとの言質(げんち)は頂いていたんだし、こんな事が起こるなど想像もしておらぬさ」

 

 ルーカスはしばらく思案して、「それもそうか」と頷く。

 

「で? 本当に小公爵様の身分を隠して、一介の見習い騎士として生活させるのか?」

「そりゃ当然。公爵閣下からの条件であるのだから」

 

 ルーカスは溜息をついて、嘘をつくことを知らぬ友を見つめた。

 

「まぁ、そうであればこそ…公爵閣下もお前に預けることを決められたのだろうがな…」

 

 おそらく他の者であれば、公爵の条件を受諾しながらも、明らかな贔屓(ひいき)なり手加減をするであろう。だが、目の前のこの男にそうした斟酌(しんしゃく)は無縁であるし、公爵の直々の命令とあれば、疑いもなく実行するに違いない。

 さすがは、公爵閣下の命令というだけの理由で結婚までする男なだけある……。

 

「ま。時間がなくとも、手土産の一つくらいは買って帰ることだな」

 

 立ち去る間際にそんなことを言われて、ヴァルナルは顔色を変えた。

 

「そうか…そうだった。失念していた」

「…………」

「ルーカス…頼みが…」

「お前、本当に進歩がないな」

 

 ルーカスは鈍く頭痛がして、眉間を揉んだ。

 本当に相変わらず誠実だが、気の利かない男だ。

 

「とっとと行くぞ。店が閉まる前に」

 

 苛立たしげに言うルーカスに、ヴァルナルはホッと笑って言った。

 

「すまんな、ルーカス。恩に着る」

「おう。例の黒角馬、公爵様の次にはくれよ」

「わかった」

 

 これも普通であれば社交辞令であろうが、この男のことだ…律儀に守るのであろう。

 ルーカスは溜息をつきながら、ひどく懐かしい気分になって微笑んだ。

 

 





続けて更新します。


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