ただ、推しを愛でたいだけ。   作:maybear

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 すんごい長い。
 まって・・・。ちょっと飽きてきそう。でも、頑張りマウス!


永訣の雨 終幕(下)

 

 シアトリカルに。

 

 この物語は、ようやくスタートラインを踏み込んだ。

 

 

 

 

 スッーと目覚める。

 

 体が痛くない。あれ?こういうのって痛いもんじゃないの?

 

 「あっ!みらいが起きた!しゅうお兄ちゃんっ!秀次!起きたよ!!!」

 

 目の前がまだ、ポや〜っとするが、なんとなく、目の下が黒いかなたお兄ちゃんが私に抱きついている。

 

 「おお!みらい!起きたんだね!おはよう。ここは、救護テントだよ。案外起きるのが早かったね。」

 「起きたか!みらい!良かった…。」

 

 あ。しゅうおにいちゃん…。秀次くん。しゅうコンビ・・・。

 ん?案外早かった?ん?どういう・・・?

 

 「え?しゅうお兄ちゃん。私、何日寝てた?」

 「ん?一日だよ?」

 

 ・・・・い?ち?に?ち?・・・え?大体、何日も眠るもんでしょ!?オッサムだって、一週間も寝てたんだよ?私・・・色々あったよ・・・?体の中にブラックトリガーできて・・・?サイドエフェクトもなんか3つになって・・?チートに柄杓がかかって・・・?えぇぇぇぇえ???んんん〜。まぁ。終わってしまったことは、しょうがない。私には、することがある。

 

 「・・・ねぇ。しゅうお兄ちゃん、かなたお兄ちゃん、秀次くん。お話があるの。」

 

 私は、話した。

 

 「その時、私が油断してて、そこに、お父さんとお母さんが、かばって・・・それから・・・」

 

 全部。後悔しないように。

 

 「で、お母さんとお父さんがこの黒いメッシュ髪になって・・・」

 

 話していてもなお、悲しみの感情が湧き上がらない自分に嫌気が差しながら、

 

 「そこで、バランスが悪い問題が起こって、そのために・・・」

 

 ありのまま。包み隠さず。

 

 「それで、お姉さんを救って、後は、限界まで人助けを・・・」

 

 自分自身がするべきだと思うことを。

 

 

 ・・・・。

 お通夜のようなシーンとした空気が流れる。ううう〜この空気好きじゃないな・・・。耐えられない。

 

 「そうか。わかった。取り敢えず今は、みらいが無事で本当に良かった。」

 

 意外にもこの重苦しい沈黙を破ったのは、かなたお兄ちゃんだった。

 

 「そうだね。本当に良かった。」

 「ああ。」

 

 二人もあとに続く。

 

 「みらいは、もう少し寝ていなさい。俺たちは・・・俺は、少し一人になりたい。それでいいか?」

 「「「うん。」」」

 

 「あ。秀次くん、お姉さんまだ、目覚めてない?」

 「うん。」

 「だよね。良かった。マリー曰く、一週間くらい寝たままらしいの。逆に、起きたらそれは・・・何かしらの障害が残るって。」

 「わかった。・・・みらい。本当に姉さんを救ってくれてありがとう。」

 「助けたのは、マリーだよ。」

 「うううん。違うよ。みらいだよ。マリーが言ってたから、主の命だって。ってことは、みらいが言わなかったらやってないって、捉えられる。だからね、みらいのおかげなんだよ。今は、休んでね。みらい。」

 「うん。」

 

 うん。取り敢えず。寝ましょう。スースースー。

 

 ーーーーーーーーーーーー

 

 スースースー。・・・・はっ!!せかいいちのぱーふぇくとおーるらうんだーにおれはなる!むにゃむにゃ・・・。スースースー。チョコ・・・チョコ・・・

 

 「相変わらず、良く寝るなぁ〜。みらいは。ふふふ。かーわい。まだ寝かせてあげたいけど・・・起きて〜みらい〜」

 

 スースースー。ぼーだー・・・おしかつ・・・むにゃむにゃ・・・。

 

 「ボーダー・・・。なんでみらいが・・・。って、起こさなきゃ。みらい〜起きて〜」

 

 むにゃむにゃ・・・。はっ!!!

 

 「はっ!!!んん〜?何?誰〜?どしたの〜?」

 「ま〜だ。寝ぼけてる・・・。起きてみらい。しゅうだよ。」

 「んん〜?あ〜しゅうお兄ちゃんだ〜どうしたの〜?」

 「ようやく、起きたね〜あれから、3?4?日くらい経ってるんだよ〜。そしてね、みらい。今から、少し大切な話をしたい。」

 「え?そんなに寝てたの???あ。うん。わかった。」

 「うん。でね、端的に言うと、俺は、ボーダーに入ることになった。」

 「ん?」

 「あれ?ボーダーなんかあたっけ?って顔してるぞ。みらいが寝ている間に記者会見があったんだ。まぁ。俺は前から知ってたけど。蒼也伝だけど。」

 「あ。そうだったんだ。じゃあ、大規模侵攻の時は・・・?やっぱり?」

 「多分みらいの予想通り、ボーダーで、ちょっと手伝ってた。」

 「そっか。まぁ。しゅうお兄ちゃんが無事なら何でもいいよ。」

 「ありがとう。まぁボーダーに入るって決めるまで、なんやかんやあったんだけど・・・今からは、その事を話すよ。よく聞いて。」

 「はい!」

 「良い返事だね。まずね・・・みらいが起きて、俺は一人で今後のことを考えてたんだ。そしたら・・・」

 

 しゅうお兄ちゃんの話を要約するとこうだ。

 ・しゅうお兄ちゃんが考え事してる。

        ↓

 ・叔父さんから、電話がかかってきる。

        ↓

 ・三門が危ないから、名古屋に帰っておいでと言われる。

        ↓

 ・三門市に俺は、ボーダーに入りたいから、残りたいと言う。

        ↓

 ・当たり前の如く、反対される。

        ↓

 ・話し合いで解決しないので、強制的に電話をブッチした。

 

  以上!

 

 「・・・・え?普通に不味くない?ってか、そんな状況でボーダー入るってよく決めれたな!!!」

 

 兄に向かって何という口の聞き方か。と言いたくなるような乱暴な口調になってしまった。結構一人だとこの口調になってしまうのだが・・・。

 

 「まった。そんな状況で3日4日スルーしたの????え?叔父さん乗り込んできそうじゃん。阿呆なん???いつものかっこいいお兄ちゃんは何処へ行ったの??」

 「ははは。電話ブッチした日からかな?多分叔父さんの休憩時間中であろう時間、着信音が止まらないんだ。」

 「いやっ!ははは。じゃないじゃん!・・・で、私にどうしてほしいの?」

 「さっすが、みらい〜わかってる〜。叔父さんがみらいにゲロ甘なのは、周知の事実だ。」

 「え?そうだったの?」

 「うん。そう。みらい、気付いてなかったの?えぇ〜?まっ、だから・・・」

 「私が、叔父さんを説得するってことね?ふ〜ん。まぁ。わかった。それに・・・私が何か策が有るって気付いてるんでしょ?」

 「ふーふーふー。」

 「謎のドラえもん・・・。はいはい。わかった。やりますよ〜。次何かコールあったら、すぐ来て。」

 「りょーかい。」

 

 ーーーーーーーーー

 「みらい〜!!!きた〜!!」

 「はーい。もしもし〜?叔父さん?」

 〚あっ!!!しゅ〜う〜!!ようやく出たって!って!みらい!?どうして?あ!体調は大丈夫??〛

 「あ〜。叔父さん落ち着いて。私は、大丈夫だから。」

 〚そっか。よかった。叔父さん心配してたんだからな〜?〛

 「ごめんね。叔父さん。あのね、私もボーダーに〚駄目〛はやっっ!!」

 〚何言ってるんだ!みらい!そんなに可愛い可愛いみらいが危険な場所に行くなんて!叔父さん許さないぞ!〛

 「いや、でも〜!」

 〚しゅうもかなたもだ!!自ら危険な場所に行くなんて!!それに…姉さんに任されたんだ。姉さんの大切な大切な子をな守らないと!!〛

 「叔父さん・・・。でもね、私お母さんに言われたの、未来で会う人を救済しなさいって。だから、ボーダーに入りたいの。」

 〚うううう〜んんん。でも・・・〛

 「おねがいっ!」

 〚うっっっ!!!!!〛

 

 説明しよう!叔父たんは、みらいのおねがいにくそ弱い!弱すぎる!のだ!

 

 〚なっなら・・・「それに、叔父さんにもメリットあるよ?」話を聞いて!みらい!〛

 「しゅうお兄ちゃんのお友達ボーダーの上層部と仲が良い友だちがいるの。その子経由で、支援金の伝ができるよ。」

 〚・・・困ってたけど…!国内への何か支援金しないと批判がやばいから困ってたけど!!!そんな事で、みらい達を売りたくないよう!!〛

 「ね!おねがい!!!」

 〚・・・わかった。降参だよ。そこまで、策を練っていては、何も言えないねぇ〜。それに・・・姉さんの意思が1番効いたよ〜そう言われちゃあ何も僕は言えないからな〜でも!みらいがボーダーに入ることは、かなたと要相談だからな!わかった!!〛

 「はっはい。?」

 

 

 これにて、第一次大規模侵攻終幕!!!




 ようやく・・・終わった・・・。
 ボーダーに入れます・・・ようやく・・・
 そして・・・長くなってしまい申し訳ありません!収まりきらなくて・・・。
 次は・・・ボーダー編!!!
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