「・・・え!?・・・15!!」
俺は神風しゅう。チョット前に両親を失い、本来ならば、落ち込んで死の淵にでも立っているバズだった。しかし、今は、妹のトリオン量について驚いていた。このことについてもあの子に聞かなくては。思考にふける。本来…俺はラノベ小説に出てくる、激重過去を持つみたいな男になるはずだったが、優秀な母によって、そんな事をしている場合ではないと嫌ほど思い知らされてしまった。
「終焉で、ひっくりがえしなさい。
終焉まで、あの子達を見守りなさい。」
これが母の遺書だった。遺書の在処は大規模侵攻の日の朝伝えられた。
「何かあったら、
未来視を持つ母が出かける前に言うものだから、何かあるとは思ったけど…事前に言ってくれても良かったよね!?と今更ながら文句を言える。俺もようやく本当の意味で落ち着けたようだ。
みらいが1日経って目を覚まし、そこからまた、3・4日寝た間。俺は色々準備をしていた。家は壊れてしまったので、三門にある別家を本家にする手続きや、他諸々。大学生になったら一人暮らしをする予定だったので、方法は知っていた。それでも、やることは他に一杯で、悲しむ暇なんてぶっちゃけなかった。それに、俺も目を背けていた。一段落ついた頃、ふと、母の最後の言葉を思い出した。ああ。
そこには、一つの大きな木がある、小さな丘。三門市にたくさんある神風家が所有する、土地の一つ。母と父の三人だけのあの場所といえば、ここしかない。
「イテッ。」
鍵とでかい木箱が落ちてきた。どうやら、鍵が頭に当たったようだ。よかった〜。木箱が当たらなくて。当たってたら死んでた。
約束は果たしたぞ。お転婆娘・・・
???何か聞こえたか?
この鍵で開けるのか。
!!!
その中には、通帳と…保険書…等など…生活に必要な書類が入っていた。後は…あ。手紙・・・じゃなかった。遺書だ。母よ。こんなフォントで遺書の字を書くか?普通・・・。書道の筆のフォントじゃないの??
「ふふ。あはは。お母さんは・・・相変わらずだなあ。」
ポロポロと流れる涙。あはは。おかしいな。まだ、遺書開ける前だぞ?ずるいなぁ〜母というのは。フォント一つで、高2をボロボロに泣かせて…。かなたやみらいの前では、泣けなかった。みらいの話を聞いた後は、もっとみらいの前で、泣けなくなった。泣きたいという気持ちは、常にあったが、泣けなくなった子の前では、泣くことを本能が恐れた。理性がブレーキをかけた。その、ブレーキは今、母によって、ボロボロにされてしまった。
ビスッビスッと、俺は、半泣き状態で遺書の封を開ける。いつも、そう泣くことがないから、疲れちゃった。
「終焉で、ひっくりがえしなさい。
終焉まで、あの子達を見守りなさい。」
泣いていた涙がスッと引いていくのが感覚ではなく、しっかりと肌でわかる。感じる。
「お母さんには、お見通しなのか。・・・かなわないなぁ。」
スッと立ち上がった。
俺は、ここに誓う。
母が遺した使命を全うし、みらいがしたように自分がすべき事を。ただ、まっすぐに。
「もしもし。蒼也?俺、しゅうだよ。なぁ。お願いがあるんだけど。」
嫌。案外、重かったぞ?あれ?おかしいな?
作者も思いもよらない方向へいくなんて!
てかWWW未来視強すぎかWWW 頭がいい×超能力はチートの何者でもないですねWWW
※作者は今テスト期間中です。休憩時間に書いてます。なので、ちょっと、あとがきの頭が狂ってます。ご了承ください。