「ね ぇ ね ぇ き い た?」
第一次大規模侵攻の日から、半年。三門市は、ちょこっとずつでは、なく、ボーダーのお陰か急速に前の生活に戻れるよう復興が進んでいました。
「え 〜 な に そ れ ?」
しかし。三門市の人の心は心做しかまだ、元気では、ありません。周辺では、かなたお兄ちゃんと秀次くんが該当します。逆に最近はしゅうお兄ちゃんは、前より無理に笑っているような気がします。
「し ら な い の ?さ い き ん こ こ ら で 不 良 が 増 え て る ん だ よ。」
私は、不思議です。なんで秀次くんが元気がないんでしょうか?秀次くんの闇落ちの原因である、お姉さんは助かったのに。
「あ。 そ れ 知 っ て る 。 警 察 が 忙 し い か ら そ の ス キ を 狙 っ て ら し い よ。」
ああ。そう。秀次くんのお姉さん。由緒さんは、一週間後、眠りの森の美女が目覚めるみたいに綺麗に目覚めました。特に後遺症は無く、今は、元気に生活しているそうです。良かった。
「そ う そ う。力 だ け の 不 良 の 癖 に 中 々 考 え た こ と す る よ ね。凄 い グ ル ー プ 派 閥 と か 出 来 て る ら し い よ。」
そして、由緒さんには、包み隠さず教えました。いきなり蘇った訳ですから、ちゃんと説明しないといけないと私が判断したんです。そうしたら、案の定、泣いてしまわれました。私にもう悲しいという感情はありませんから、美女の泣き顔も素晴らしいな。流石三輪兄弟。両方美しいというくらいにしか感じられませんでした。もう、悲しみがないという状況にも慣れてしまった私がいたからです。
「う わ ぁ そ れ は 嫌 だ な。関 わ ら ん と こ 〜。」
話は戻りますが、ついこの前、秀次くんとかなたお兄ちゃんがボーダーへ入隊しました。二人共ネイバー絶許主義絶対殺すマンになってしまったようで、毎日ボーダーに通っては技術を磨いているそうです。最近、彼らの隈が気になるところなので、強制的にもうそろそろ寝かせましょう。
「で も 知 っ て る ?不 良 の 中 で も 王 子 様 み た い な 爽 や か イ ケ メ ン が い る ん だ っ て 〜」
彼らは、頑張りすぎです。今度、きつく叱ってやろうと思います。でも、彼らはちゃんとご飯の時間には、帰ってきてくれるのであまり怒れないのが現状です。悔しい…。私がボーダーに入ったら私がきっちり管理してやります!!ふん!・・・私が入るまでの2・3ヶ月…見逃すのはその間だけですよ…ふふふ。
「な に そ れ 〜 え っ。 会 っ て み た い 〜 で も 、 不 良 な ん で し ょ。」
さっきから…間に突っかかってくる陽キャの会話。陽キャの間で、流れている噂。第一次大規模侵攻のせいで、治安が悪くなった結果だ。まぁ。当然と言えよう。オッサムだってクラスの三馬鹿不良に絡まれてたし。大規模侵攻後なんて、もっと荒れていたと予想される。フッ。予想どーり!キラッ!!
「そうだよ〜危ないよ〜」
「だね〜」
「でさ〜そのこのトレードマークみたいのが変なマスコットらしいの〜」
「まじ?危なそう〜」
私も同感です。あ〜見事に陰キャムーブをかましてるぜ。陽キャの会話を心の中で、返事する。陰キャの極み!!!ああ。そうそう。私は、大規模侵攻後、見た目を地味にしました。何故なら、黒メッシュがめちゃめちゃ目立つ!!それで、教師からめをつけられている・・・のもあるし、ボーダーは、風神ライとして入るのだから、神風みらいは、目立ってはいけない。そう。メダッテハイケナイ・・・。
ーーーーーーーーーー
帰り道
ふう。今日も陰キャムーブを綺麗に決められたぜ。前世のまんまの行動だったけど。努力もなにもないけど。
「イッテ。」
あ。やっばぁ。フラグをたてたつもりはなかったが、あの噂に触れたからか、見事に変なマスコットつけてる不良とぶつかった。嫌でも、流石に女の子には…
「いっって〜あ〜骨折れたわ〜完全に折れたわ〜こりゃ、慰謝料がいるわ〜」
まじか〜テンプレを女の子の身で聞くとは…。
「取り敢えず、10万。払えよ。」
10万!?ふざけるなよ!!10万あったら、グッズいくつ買えると思ってるんだ!てかなんだ!お前!今、折れたっていう腕差し出したろ!!動くってことは、折れてないじゃん!!!でも、ここは大人になって、菩薩心で、刺激せず…
「イマ、10マンモッテナイヨ〜」
必殺!カタカナ戦法!!優しく言えば、もっと効果バツグン!!
「は?払えないってこと?へ〜じゃあ。あそこで、お話しよっか。」
路地裏を指さしながら言う不良さん。あ・・・。これ逃げれないやつや。と、ごく普通の少女なら思うでしょう。でも・・・私は、前世から、変人、サイコパス、阿呆の名をほしいままにしてきた女! ! そーだ。イイコト思いついた!!ちょーっと実験に付き合ってもらおうかな。
「うん。いいよ。」
「!?」
わははは。不良がびっくりしてやがんぜ。
テクテクテク。路地裏に入っていきます。
「で?お嬢ちゃん。どーやって払ってくれるのかな?体かな?でも…あんまり可愛くないから、払えるかな〜?」
やば。完璧な陰キャになってるってことじゃん。嬉しい。じゃないない。そういう事を突っ込むとこじゃない。
「・・・小学生にはアウトだと思う。普通。」
「え?小学生だったの?まじWW!?でも、ダイジョブだよ。小学生でも需要あるから。」
「・・・ドクズね。」
「は?今、何つった?」
「ふふふ。はい。怒った〜怒っちゃいました〜私、怒っちゃった〜」
「何いってんだこいつ!怒ったのはこっちの方だっての!!おりゃ!!!」
全力パンチをしてきた、不良。それを、さっと避けます。そしたら、更に怒ってブンブンしてきます!恐ろしい子や〜我、小学生ぞ?
〰主どうされるんですか?ワタクシは半殺しの刑に処したいのデスガ。〰
物騒だな〜そんなことは、しないよ〜ただ・・・
〰ただ・・・?〰
いや。まだ決まったわけじゃないから。
〰?〰
ーこの間1秒!!ー
「はぁ?なんで、避けれんだ!」
「なんでだろうねぇ〜?」
煽る。
「チッ!ふざけんな!!ようやく、あそこに入ったんだぞ!!この俺がこんなガキに!!!」
「お口が悪いよ〜不良さん〜それにね、女の子に”ガキ”は、いただけないなあ〜」
いくよ。マリー。フォーメーションWだ!
〰はい!主、レベル5程度で良いですか?〰
気絶させない程度なら。
〰了解です!〰
「さっ。こんな人気のない所まで、連れてきてくれたんだし、一発はお見舞いしないとね!」
〰部位トリオン補強を行います。〰
「おりゃ!」
ドンっ!!
強い一撃をお見舞いしてやったぜ!!
「ガハッ!!」
不良は、ダウンした!!
「さぁ〜てぇ〜聞こうか。不良さん。さっき、あそこに入ったって、言ってたよね?何処のことかな?」
「はぁはぁ。言うか。ボケ。」
「まだそんな事言える立場だと思ってるんだ。」
「はぁはぁ。その事を言ったら、半殺しにされる決まりなんだ。俺は、半殺しにされたくないんでね。」
「いや。私が半殺しにしたらどうすんねん。不良さんって阿呆?さっきだって、骨折した〜って言ってたど、その手で、お金要求してたし。」
「・・・」
「自覚はあるんですね。」
〰主!!もう5時近くです!!もうそろそろ、帰らないと、かなた様激怒ですよ!!夕食の準備もありますし!〰
「時間切れか…。しょうがない。でも、多分確信した。不良さん、貴方が最近入ったのって、噂の不良グループですね?」
「!」
「反応からして、ビンゴですか〜わかりやす!本当の阿呆ですね〜救いようがない。でも、最近入ったってことは、下っ端ですよね〜ん〜取り敢えず今は、放置って感じで行こうかな。では、さようなら〜」
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数時間後…
「あ!やあ、スタリヴァ。こんなところで、座ってどうしたの?」
「女のガキにやられました。」
「へ〜。女の子に…。どう?強かった?」
「人間離れしてました。」
「ふ〜ん。随分スタリヴァもやられたようだ。女の子なのが気が引けるけど、頭は駄目だけど、喧嘩は強いスタリヴァよりも、強いなら遠慮はいらないかな?そ・れ・に!もらった借りはきちんと返さなきゃ。」
「はい。」
「頭座である、僕が出張ってしまっては、イケナイから、そうだねぇ〜お仲間連れて、借りを返しにいきなよ!スタリヴァ!」
「うっす。」
不良を簡単に倒しちゃう、みらいちゃん。アンタが恐ろしい子や…。
次回 今日から私は!! え…?これ、テンプレのやつですか?