ただ、推しを愛でたいだけ。   作:maybear

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 きぁぁぁぁあ!!!の続き。
 みらいちゃんの周りについて説明します。
 maybearは、きゃぁぁあ!!という側に回りたい。(実際はきゃぁぁあ!!という女子を見て苦い顔する方。)


周辺話

 

 

 きぁぁぁぁぁあ!!!

 

 

 うっ。ウルサイ。

 

 「みらいっ!」

 

 教室を出た瞬間、私の名前が呼ばれた。

 

 わっぁぁぁあ…。

 

 黄色い歓声の正体は、2人。片方は…お前か。シスコン(かなたお兄ちゃん)

 

 「ん!お兄ちゃんって呼ばれた気がする!」

 

 え。キモチワル。数10メートル離れてるんですけど。声絶対出てないんですけど。エスパーなのか、私の兄は。斉木○雄???それか、サイドエフェクトなんですか?妹過剰溺愛症候群(シスコン)????病気???

 

 「あぁ!今度はけなされた!お兄ちゃん悲しい。」

 

 しょぼんと露骨に悲しい顔をするシスコン。また一つ歓声が起こる。

 

 

 …。…。…。…。…。

 

 絶句。

 

 シスコンは、崇拝相手と脳内で会話できるようになったのか。私がそんなことを思っていると、隣の男の子が、シスコンに向かってこういった。

 

 「何を言っているんだ。かなた。そりゃ、女兄弟が素晴らしいのは分かるが、流石に気持ち悪いぞ。」

 

 「嫌だ!秀次が辛辣っ!」

 

 秀次、そうフルネームは三輪秀次。ワールドトリガーのネイバー許さないマンである。しかし、そんな彼は、此処にはいない。大規模侵攻が起こる前なので、()()()な姉も生きている状態。流石にそんな中で、闇落ちネイバーバーサーカー状態になってはいない。なっていたとしたら…意味不明である。

  原作と異なるところを言われたら、三輪秀次のシスコンが私の兄のせいで、加速したことくらいである。

 

 「みらい〜早く来いよ〜。お兄ちゃん寂しい〜早く帰ろうよ〜」

 「わかったよ。ちょっとまって。」

 

 教室の方に体を向け、”彼”に向かって、さようならをする。

 

 「じゃあね。天羽くん。」

 

 そう。クラスメイトには、あの天羽月彦がいる。

 さようならに彼は、ニコッと微笑んで手を振り返してくれた。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 帰り道。

 

 右には兄。左には三輪秀次。両方ともまじイケメン。いや〜。良い世界に転生したものだ。でも…二人共中身が…残念なんだよな〜。だいたい聞こえてくる会話が姉や妹の可愛さしか語ってないんだもの…。いや。分かるよ?前世に可愛い弟がいたからさ?でも…やっぱり…

 

 「本人の前で語らないでくれる????」

 「え〜。いいじゃん。可愛いものを可愛いって言って、愛でて何が悪いんだよ〜みらい〜」

 「ウルサイ。シスコン。正論言うんじゃない!」

 「じゃあ。本人の前でなければいいのか?」

 「秀次くん…。いや、そうじゃなくて…。」

 「???ならこの思いをどうすれば???」

 

 やばい。バカのせいで…推しが…ポンコツになってる…しょうがない。話題を変えよう。こういう時は、王道のこの質問!

 

 「もぉ…。え〜じゃあ、クラスで、気になることかいないの?」

 「「は?」」

 

 二人の声がハモった。

 そして、その質問をした途端、兄は上を向き、秀次くんと肩を寄せ合い何か話して…なんだ。ムカつくな…秀次くんは、何故か涙目になって、兄と肩を寄せ合っている。えぇ〜?なんかミスった?まっ!まさか…まさかね…

 

 「秀次くん…まさか…心愛ちゃんが好きなの???」

 「「は?」」

 

 本日二度目。えぇ〜?また私ミスったこと言ったの?

 心愛ちゃん?誰だそれ?と思ったそこの貴方!こk…

 

 「「心愛?誰?」」

 「え?知らないの?4年生の転校生マドンナっ!かわいいって、噂だよ?」

 「知らないな。」

 

 てか、知らんのかい。まぁ〜心愛ちゃんって、転校してそんな経ってないのに悪い噂聞くから、ちょっと不安だったから、良かったけど。

 

 「え〜?あ。着いた。じゃね!秀次くん!」

 「悪い秀次。みらいは…こういうやつなんだ。鈍さもかわいいだろ?」

 「あぁ。あぁ。いや。みらいは…何も悪くないよ。」

 「???かなたお兄ちゃんどうしたの?鈍い…???なんのこと?」

 「帰ろうか。みらい。」

 

 ???わけがわからん。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「ただいま〜。」

 「お帰りなさい〜。さっ。早く宿題したら、習い事行ってらっしゃい。後…予習もしっかりすること。そしたら、自由時間だから!」

 「「は〜い」」

 

 ふう。この世界のお母さんは英才教育だな。まぁ。やることをやったら、自由時間の考えは、嫌いじゃないけど。

 

 

 …フッ。

 小3の宿題など、秒で終わってしまうわ!転生者ボーナスさいっこう!!!早く終わったし、ゲームしよ。かなたお兄ちゃんが羨ましそうに見ている。いや、頑張れば秒でしょうよ。

 

 「みらいっ!今回の宿題は無駄な途中式を書かなきゃいけないんだ!手伝ってくれよ〜」

 

 いやいや。そんぐらい自分で…え!?かっ。かなたお兄ちゃんホントに崇拝相手と脳内会話できるように…

 

 「いや、みらい。みらいは顔に出やすいから、推測してるだけだよ。」

 「え゛?まじ?そんな顔に出やすい???」

 「まじ。」

 

 え…。そんなに?と顔に手を当て、ぶにーとする。ぶにー。

 

 

 パシャ。シャシャシャ。

 

 「うん。かわいい。」

 「何した?シスコン?」

 「え?」

 「え?」

 

 

 「え…?」

 

 「ただいまぁ↓。」

 

 かなたお兄ちゃんと私の沈黙を破るように帰ってきた、神風家の長男、中学2年神風しゅうだった。

 

 「「おかえり。しゅうお兄いちゃん。」」

 「ただーま。お。ゲームしてんじゃん。まぜろっ!そして、今日こそは勝つ!」

 「ふふふ。今日も負けフラグを立てたね。しゅうお兄ちゃん。手加減は一切しないよ。」

 「望むところだ。みらい。今日こそは絶対に…!あっ!」

 「しゅうお兄ちゃん〜ゲームじゃなくて勉強教えてよ〜」

 「ちょっと待て!かなた!あぁ!みらい!それ反則技!!!」

 「いやこれ、ガード不能技なだけだから。」

 「痛い!」

 「いや、しゅうお兄ちゃんは痛くない…。」

 「追撃っ!それ!!!ワハハハッ!!!!」

 「まっ。負けた。」

 「じゃあ次は僕…。てぇ!?あれ?しゅうお兄ちゃん次僕!!!」

 「かなたお兄ちゃん、しゅうお兄ちゃんくらいまた、ストレートで倒しておくよ。」

 「え〜!それは…見たいけど…しゅうお兄ちゃんっ!!!早く貸して!!!」

 「え〜え〜え…」

 「も〜。早く〜。」

 「どっちてもいいから、早く殺りたい。Lv.9のCPとヤろ。」

 

 このバトルは、習い事が終わり、爆速で帰ってきたのが7:00で、しゅうお兄ちゃんの帰宅が7:30だから…4時間弱ぶっ続けで、プレイしたことになる。

 

 我が神風家はこんな家族です。




 神風家の家族構成が分かりました!
 父:???? 母:???? 兄:しゅう 兄:かなた
 秀次ルートが少し垣間見えました。どうなるかmaybearもわかりません。
 なぜシスコンの三輪秀次がみらいちゃんを好きかというと、姉は崇拝相手みたいなものという認識をしているから。ということです。流石に、兄弟を超える愛は彼にありません。※かなたもそんな感じです。
 
 たくさんのお気に入りありがとうございます!!!わー。と思ってみています。

 原作への道は長い。(まだまだ全然行かない。)
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