ただ、推しを愛でたいだけ。   作:maybear

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 誰だ!!入っるって言ったやつ!!


神風しゅうの暗躍

 コツコツコツコツ…。

 

 ふ〜。緊張と不安が心を占めている。心做しか、手が震えている気が・・・する。

 今日は、上層部と交渉日。真史叔父さんの手助けがあるとはいえ・・・大変な戦いとなりそうだ!!!

 

 コンコン。

 「失礼します。神風しゅうです。」

 「入り給え。」

 「失礼します。」

 

 会議室に入ると、上層部の真ん中の奥に城戸司令、俺から見て、右手の奥に真史叔父さん。その他は、よくわからん。一人、明らかに上層部でなさそうな青の服を着た少年がいた。なんか、元気なさそうだなあいつ。

 ・・・怖〜!!上層部の雰囲気鬼怖かよ・・・!いやまて。俺には、居たじゃないか!この雰囲気に負けず劣らずの・・・家の今はなき母が・・・!ふ〜。落ち着いてきたわ。覚悟が決まった。やっぱ。遺書の時も思ったけど母強しだわ〜。

 

 ーーーーーーーーー

 

 「それでは、俺からの提案をさせてもらいます。」

 

 その少年。神風しゅうといった少年は、語りだしたのだ。

 

 「こちらからの提案…お願いは、俺の妹であり、忍田本部長の姪である、神風みらいについて。率直に言うと、彼女を彼としての入隊の許可の許しを願いたい。それに伴って、ボーダーの協力を仰ぎたい。その二点だ。」

 

 少年は、臆さず言った。最初は、何かこの空気に飲まれているような様子であったが、突如何か悟ったような顔をして・・・考えた後、覚悟を決めたようだ。

 

 「ほう。提案はわかった。では、こちらに対してのメリットはなんだね?」

 

 こう私は、問い返す。

 

 ーーーーーーーーーーー

 

 ・・・・おお。あれ臆さず言えた。凄い!凄いぞ!と褒めちぎりたいところだが…城戸司令、なんでそうなったかは、聞かないんだ。なんで、男装しなきゃいけないのか…。あれか?気を使ってスルーしてくれたのか?ありがたいが・・・いや。あれだよ?俺だって最初は思ったよ?なんで、男装???する意味ある?いや、可愛いみらいを守りたいからとはいえ、ね〜。俺、みらいが嫌がって、没ると思ったのに。みらい嫌がんないし。あれ?もしかして、俺好みの服着てくれるん???まじ???わ〜やっべ〜。話がずれた。メリットを言わなくては。

 

 「はい。それは、うちからの…神風からの資金的援助です。」

 

 どわっと会議室の空気がなる。当たり前だろう。金は、人生においていくらあっても足りないものだ。それに、ボーダーという組織は、まだまだ未熟で、何もかもが不足している。そして、そこに金がいるのは、目に見えてわかる話だ。

 

 ーーーーーーー

 

 会議室が湧いた。そりゃそうだ。ボーダーに圧倒的に足りてないものそれは、今現在金と人員だ。人員の方は、これから、どんどん入隊者が増えるだろうから、問題はないだろう。三門には、ネイバーに恨みを持つものが多い。しかし、お金だけは、湯呑のように溢れて来るわけではないそこは、…俺の仕事だ。

 

 「ほう。・・・資金か…資金援助は、唐沢営業部長に意見を仰がなければ。」

 

 「はい。良い提案だと思いますよ。しかし・・・こちらにメリットが大きすぎる。単純に見れば、ただ、男装をさせて入隊して辻褄合わせに協力してほしいこれだけに、大金はどう考えても割に合わない。怪しすぎますね。」

 

 ーーーーーーーー

 

 なるほどな。とは、思わない。当たり前だ。普通に割に合わない。

 

 「・・・そうですよね〜普通に考えたら割に合わない。怪しすぎる。当たり前だと思います。」

 

 あ。真史叔父さんめっちゃ不安そうな顔してる。ウケる。ダイジョブだっての。

 俺は、ニヤッと笑って見せる。

 あ。青色服少年!!変な顔すんじゃねえ!!

 「はぁ。じゃ、ちょっと腹くくって話しましょう。叔父さん、現KAMIKAZEの社長は、そんなに考えなしでは、ないですよ。」

 

 まぁ。あの人なら、みらいのためなら、何億でも詰みそうだけど。

 

 「もちろん。ちゃんとこっちにも、みらい以外のメリットは、ありますよ。」

 

 ふう。一呼吸置く。

 

 「それは…ボーダーって、縦も横も繋がりが無いでしょ?だから、いろんな企業も様子見てんですよ。何処の企業も何処かに支援をしたほうが企業的にも高イメージなんで。それに、今大注目のボーダーに一番最初に支援をしたとしたら、イメージアップは、約束されたもんなんですよ。・・・だけど、そういうのって、繋がりがないとできない暗黙のルールできなもんがあるんで。って叔父さんがいってたんで。なので、1番初め、1番出資していると言う称号は、あなた方が思ってる以上の価値がある。・・・これが、こっちのメリットですね。」

 

 これは、叔父さんの本望では、ない。なんか言われて時ように、それっぽいことを言わなくちゃいけないかもしれないからといって、それーぽいことを考えただけである。

 

 「・・・・」

 

 この返事に全てがかかっている。

 

 ーーーーーーーーー

 

 この意見を聞いて、ほんとに蒼也と同い年か?と疑った。出来すぎている。裏事情を話した事によって、信頼している、と思わせる効果もあるような気がする。お!俺今日調子がいいかもしれない。それに、この提案こっちにデメリットがなさすぎる。メリットしか語ってないから、気づきにくくさせようとしているし…。本当に疑わしくなてきた・・・。

 

 ーーーーーーーー

 

 会議室は、シーンとなったまま。緊張〜もし断られたら?多分叔父さんがボーダーをぶっ潰すと思う。過激派だからな・・・。あれだよ。トリオン技術だけ、取っておいて、上層部は国外追放なんて、普通にありえるぞ…。そして、そのトリオン技術で、新たな企業作っちゃったりして…。あ〜怖い。ストッパー役のお母さんがなあ〜亡くなてしまったからな〜。

 

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・良いだろう。その提案を叶えよう。」

 ん〜。タメなっが!!!

 あれか、青服少年と内部通話でもしてたのか???

 まあでも…

 

 「ありがとうございます。」

 

 ひとまずは良かった。それだけだ。




 上層部との交渉でした!!時系列的には、15話前くらいになります。

 前の話で、主のルビつけてなかったと思いますが、気にしないでくださいめんどくさくなっただけです!

 次は、ようやくボーダーへ!!!行ける!!いけるぞオオオ!!!

 そして、20話目だ!!!すごーい!!!
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