ただ、推しを愛でたいだけ。   作:maybear

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 まだまだ続くよ!何処までも〜


入隊式 参

 −対戦ステージ 「市街地A」  C級ランク戦 −

 

 −開始−

 

 「さあ。行く…」 「よお!!」

 

 !!話しかけてきた!!

 

 「あ。こんにちわ。」

 「おう。お前、さっきの対近界民戦闘訓練で、0.2秒叩き出した、風神ライであってるよな?」

 「あ。はい。そうですが…。」

 「さっきの、0.2秒の()()教えてくれよ。」

 「・・・名前も知らない人に言うのはちょっと…。」

 「あ゛?生意気なやつだな!良いぜ、教えてやる。俺の名前は、諏訪洸太郎だ。」

 

 !!!!!!!

 

 「え…?諏訪洸太郎??」

 

 マジ??まじか!!あの、クソマップじゃねえか!の諏訪洸太郎!?初キューブ化された???

 

 「??おい。どうしたんだよ?」

 

 あ!僕が驚いた顔してたから、不審に思われてる!!

 

 「あ。いや〜一分切ってた数少ない方だな〜と思って〜」

 「あ゛?覚えてたのか?まあでも、0.2秒に言われたくないぜ。」

 「あはは。ありがとうございます。」

 「いや、褒めてねーから。で?ネタは?教えてくれんのか?0.2秒??」

 「その言い方やめてください。ライで良いです。0.2秒も嫌だし、苗字呼びも嫌いなんで。

  ネタの件ですが、分かりました。この10本僕を楽しませてくれたら良いですよ。」

 「あ゛?生意気なやつだ。ぶっ放してやんよ!!」

 

 こうして戦闘は開始された。

 

 一本目:あの戦法で勝った。

 二本目:諏訪さんのゴリ押しに負けた。くっそう!

 三本目:容赦なくバイパーの雨を降らしました。やったぜベイビー!!

           ︙

 

 最終結果 ライ ○×○○×○○○○○

      諏訪 ×○××○×××○×

 

      7勝3敗。

 

 「は〜楽しかった〜」

 「弱いものいじめは楽しかったか?コンにやろう。お前本当にC級か??」

 「ひどいな〜今日の入隊式居たじゃないですか〜」

 「そうだな〜そういえばいたわ。白髪のやつが。」

 「はっ!!やっぱ、それで目立ってたんですか!?」

 「あ?お前それは違うだろう…って、忘れないうちに聞かなきゃな。楽しかったんだろう?教えろよ。」

 「はいはい。教えますよ〜あれは、チョー細かく早く分割しただけなんです。」

 「どーゆーことだ?」

 「射手って、キューブ出してから指示するんですよ。でも、それじゃ、めちゃめちゃ遅いんで、0.1、0.1くらいのスピードでするように待ち時間にいじったんですよ。そして、威力と弾速にトリオン全ふりして・・・」

 「ちょっ、ちょっと待て!そんな事入隊初日でできるか??」

 「あ。あれですよ。いじり方は、親戚に先にボーダー入った人が居て、その人に教わりました。僕その人のスカウトで入ったんで。」

 「あ〜訓練の時入ってきたやつか??」

 「はい。そうですよ〜蒼也…試験監督と同い年の人です。」

 「まじ?試験監督と同い年??身長差ありすぎんだろ!てことは俺と同い年??」

 「そうですね〜。それに、蒼也って、年齢詐欺絶対行けると思うんですよ〜

  …あ。良い忘れてた!諏訪さんゴチです!!」

 「お〜お〜そんくらいいいわ。それに、お前とは、これから良く関わる気がするしな〜」

 「ラノベの読み過ぎでは??」

 「お。ライ、お前読書を嗜むのか?」

 「あ!諏訪さんも?僕最新のネット発しか、あまり見ないんですけど。」

 「はぁぁあ??それは、損してるぞ!!うちの本棚の本貸してやる!!」

 「いや。良いですよ〜僕自分が読もうって思ったの以外読まない主義なんですぅ〜」

 「うるせぇ!若いうちから色んなジャンルを読め!!」

 「え〜」

 「え〜じゃねえ!明日持ってくるかんな!!」

 「は〜い。」

 

 

 

 

 は〜あ。・・・・・・やっばぁ!!諏訪さんと仲良くなっちゃったよ…。良かった〜やっぱ、諏訪さんリアルで会ってもいい人〜

 と思って、何も考えずに、振り返ったのがまずかった。

 

 ボフ。

 

 「あ!すみま…せ…ん…。」

 

 後の射撃の王、二宮匡貴の胸にぶつかった。

 

 「あ…。その…」

 「おい。お前。歳はいくつだ。」

 

 はっ!この状況で答えさせる気か!!それは、いかん!(心的に!)なので、離れて答える。

 

 「13ですけど。(嘘)」

 

 「何処の中学だ。」

 

 「三門…ごほん!!六頴館中等部通信科1年…。」

 

 「さっき話してたしゅうさんと・・・」

 

 「ねぇ。二宮くんとばかり喋ってないで、私とお喋りしましょ。」

 

 「おい加古。邪魔だどけ。こいつは、今俺と喋っている。」

 

 「一方的に質問してるだけじゃない。それは、会話とは言わないわ。それに、年下にその態度はないんじゃない?ねぇ。貴方もそう思うでしょう?」

 

 「うるさい。俺がどんな態度しようとも勝手だ。」

 

 「あら。そんな態度じゃ、怖がっちゃうわよ。年下には。」

 

 「チッ。怖がってないだろうが。」

 

 「二宮くんには、わからないじゃない。そんな事。実は、怖がってるかもよ。」

 

 ああ。目の前にイケメンと美女。恐怖なんて、滅相もない。感謝しかない、ヲタク魂。

 

 「あ。別に怖がって、ないです。ダイジョブです。で、お二人は、なんの御用でしょうか?あ。そちらの女性からどうぞ。名前も教えてもらえると光栄です。」

 

 「おい、何故加古からなんだ。」

 「あら。二宮くん。そんな騒がないで。うるさいわ。」

 「あ゛??」

 「あ〜。喧嘩しないでくださいぃ〜!!!

  女性の方からって行ったのは、貴方がしゅう絡みのことだからです。」

 

 怖い・・・!喧嘩しないでぇ〜!!(恐怖が感謝を覆した。)

 

 「ほらもう。二宮くんの早とちりじゃない。

  私は、加古望。よろしくね。私が聞きたかったことは、訓練のネタの答え合わせをしたかっただけよ♪」

 「二宮匡貴だ。聞きたかったのは、お前としゅうさんの関係だ。」

 「ああ。そうだったんですか。とっても語弊をうむ言い方をなさる…。

  しゅうとは、親戚でなんです。そして、ネタのほうは…」

 

 諏訪さんと同じ説明をしました。

 

 「へぇ〜凄いわね!ねえ。一緒にランク戦やりましょう?あら。二宮くんまだ居たの?」

 「居て何が悪い。」

 

 ニッコニコな加古さんと明らかに眉間にシワが寄りまくっている二宮さん。

 気まずい状況では、あるが心を鉄にして、ある疑問を問うた。

 

 「あの〜少し訪ねたいんですが…なんでそんなにしゅうのことを知りたがるんです?」

 「あ゛?」

 「は〜。二宮くん。質問にも怒りで返すの?原始人なの?もう。二宮くんがこんなのだから私が答えてあげるわ。

  二宮くんはね、しゅうさんのファンなの。」

 「?ファン??」

 「あら、六頴館なのに知らないの?しゅうさんってとても人気でファンクラブがあるくらいなのよ?」

 「は?」

 「ふふふ。予想外って顔してるわ。家だと違うのかしら?

  神風しゅう。いつもクールで、何事もサラッとこなす。成績は学年トップに常にいる王者。特に得意科目の化学は、1000年に一人の逸材と言われれほど優秀。本当に非の打ち所がない人だわ。」

 

 あれれ〜??うちにいる時と全然違う…。放任変態主義で、料理は何を作ってもゲテモノしか作らないしゅうお兄ちゃんは???

 

 「で、二宮くん、そんな完璧人間のしゅうさんに困っていたところを助けてもらって、そこから喋るようになって、薫陶を受けちゃったらしいのよね〜」

 「はああ。じゃあ、聞いたのって…」

 「そう。嫉妬よ〜。二宮くんも可愛いとこあるのね〜」

 「チッ」

 「え、じゃあ僕がしゅうのスカウトで入ったって言ったら…あ。やべ。」

 「・・・・・・ブースに入れ。」

 

 ああああああ!!やっぱり!!!

 

 「しゅうさんが見込んだ実力。見せてもらうぞ。」

 「駄目よ。二宮くん。ライくんは私とするから。」

 「は?うるさいぞ。俺が先だ。」

 「先に誘ったのは私よ?」

 

 へっ平行線になってしまった!!!

 

 「じゃあ、三つ巴にすれば良いんじゃないでしょうか???」

 

 「「それだ(ね)。」」




 あれ?なんで、入隊式終わってないんだ???おかしい。何故・・・?
 今作では、しゅう信者二宮さんが爆誕されました!!
 そして…しゅうってホントは、クールキャラなんだよ???ってことを思い出し、表ヅラのしゅうをあんな感じにしました。うん。確実にチートキャラを育成してしまった。なんだよ〜学年主席トップって…たぶん風間さんと毎回競い合ってるんでしょう。
 三つ巴バトル…書けるかなあ?と書いてから思った次第ですが、テスト中にでも考えましょう。待って。明日数学と英語選択だ。無理だ。

 次回 入隊式 肆

 いつまで続くのだろうか???

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