こねこねした物の色は何色だろうか。
天羽月彦。それが僕の名。
僕の見えている世界は他の人と少し違うようだ。
お母さんに話すとこう言われた。
「月彦。その能力は神様からもらった、月彦だけの
そして、力あるものには、その力を誰かのために使う
をかけて行わなければならない、
それから、
構わず話してはいけません。その力を月彦が知らないうちに悪い方へ使われては絶対にい
けません。
分かりましたか?」
コクコクと、首を動かし、わかったとお母さんに示す。
でも、一回喋ってしまったんだ。ポロッと。
「月彦遊ぼうぜ!」
「いいよ。何して遊ぶ?」
「ええっとね…」
彼とは仲が良かった。僕もだいぶ気を許していたと思うんだ。だから…
「…××くんは、きれいな色してるよね。なんか、黄色とオレンジが混ざったような、元気な色してる。」
「???どういうこと???」
「僕はね。その人のほんしつ?みたいな色が分かるんだ。××くんはきれいな色してる。」
「ふ〜ん。よくわからないけど、嬉しい。ありがとな!」
今なら言えること。幼い頃は皆きれいな色していて、この力についても純粋に受け取ってくれたこと。でも、少し知識が入り、成長すると、”異端”は、嫌い排除しようとすること。
「お前。ほんしつ?みたいな色が分かるらしいな。××から聞いた。」
「うん。そうだけど。何?」
「なら、俺が何色か教えろy「灰色。つまんない色。」」
「!?」
僕は良くも悪くも素直だった。その時の僕からしてみれば、教えてと言ったことを教えただけだし、まさか、つまんないと言う言葉が蛇足なんて、思いもしなかった。
キーンコーンカーンコーン
タイミングよく授業開始チャイムがなった。
その後の空気は悪かった。不自然に皆が距離を開けているのがわかった。その中に、××くんも入っていた。
仕方ないことだと思った。だって、この能力を喋ったのだから。
どうせ、良かった。つまんない色してる奴となんて、居たくない。
それから、僕はよく一人だった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
三年生になった。相変わらず、つまんない色ばっかだった。彼女を見るまでは。
「綺麗…。」
「え?」
初めて見る色。今まで、なんで見逃していたのか不思議なくらいきれいな色だった。
「おーい。おーい。」
なんとも言えない色。虹色?のような…。
「綺麗な色だね」
「おう。不思議ちゃん系なのかな????」
「僕の名前は、天羽月彦。君の名は?」
「わ〜。まさかの不思議ちゃんプラスマイペースときたか。小3で、キャラ濃いね〜。って、え!?天羽月彦!?え?あの???」
彼女は早口で、僕のことを喋っていた。けなしているのか褒めているのかわからない。
「あっ。ごめん。えっとね…私の名前は、神風みらい。よろしくね。月彦くん。」
「よろしく。みらいちゃん。」
「みらいちゃん!?わあああ。ありがとうございます。わ〜やばい。あぁ!私のことは、みらいで、いいよ。」
「わかった。みらい。」
「うん。うん。ありがと。」
キャラが濃いってみらいは言ったけど、みらいも濃いと思う。
「月彦くん。私のこと、綺麗って言ったくれたじゃん。それって、どういう意味?」
「あぁ。僕はね、人の本質的なこと?を色で認識できるんだ。」
そのせいで、皆から距離を置かれてる気がするんだけど…。
「へ〜。凄いね!私綺麗な色なのかふふふ。うれし〜な〜。」
ニヤニヤしてる…。でも、どうせまた…
「ねえ。他の子は?どんな色?あっ。あの子は?あの子、初めて同じクラスになった子でね、初対面の私に、優しくしてくれて、いろんなこと教えてくれたんだ。このクラスで、初めてお友達になった子。」
「ふ〜ん。つまんない色。」
「!」
「まじか!え〜いい子なのに〜?」
「…怒んないの?」
「え?」
「だって、友達をつまんない色だって…。」
「ん〜。つまんない色って、月彦くんの捉え方次第だし、つまんないからって、必ず悪いとは、限らないじゃん?つまらないって、面白くなったり、綺麗になったり…ともかく、まだまだ、伸びしろがあるってことだ!って、私は、
長い沈黙が続く。
「え…?なんか私悪いこ「みらいは面白いね。」」
「そっか…そんな考え方はなかった。つまんないの伸びしろ…。」
「????」
それから、僕の学校生活は、180°変わる。前につまんない色と言ってしまったガキ大将みたいな子にもちゃんとごめんなさいをして…
今日もみらいの隣で、楽しく学校生活を送っている。
天羽月彦のサイドエフェクトについて…彼が特にサイドエフェクトについて嫌気が差している描写がなかった気がするので、親しい人からちゃんとそういう説明があったんじゃないかな?という、推測で書きました。maybearの個人的な見解もありますが、特殊な能力ってそういう為にあるんじゃないかなと思っています。
天羽月彦ルートが追加されました。どうなるのかは、こちらもmaybearには、わかりません。