「すまんな!ライ!」
「ぐえっ!って・・・またこれぇ????」
ーーーーーーーーーーー
「二宮!」
「はい。なんでしょう?って・・・わあああああ!!!!」
ーーーーーーーーーーー
「加古!」
「はい。なにかしら?え?嫌ですけど?え?・・・きゃあああああ!!!」
ーーーーーーーーーーーー
「三輪!」
「はあ。分かりました。良いですよ。場所は何処ですか?え?何泣いてるんですか?」
ーーーーーーーーーーーーー
・・・。・・・。ん!?此処は?
「うおおおおおお!!!!東!!しっかりキャッチしろよ!今二宮生身だからな!落っことしたらやばいぞ!!」
「ええ!?忍田さんんんんんんん!?」
「ほれ!!」
「わあ!!」
「次も来るからな!」
んんんんんん!?なんで、二宮さんが忍田さんに生身でオーバースローで投げ込まれて東さんがキャッチしてんの!?
・・・・・・あ!これ夢か!そうだな!さて、もう一眠り…。
「次来たぞーーーーーー東ーーーーーーー!!」
夢じゃないな。これは。
目の前で、加古さんがサイドスローで投げられている。夢・じ・ゃ・な・い。
「え??これは???どういう状況ですか!?東さん!!」
「なんだ。ライ。忍田本部長から聞いてないのか?」
「秀次!!」
おおおう。なんか、凄いメンツが揃ってしまったぞ。ん?ちょっと待て?このメンツって・・・。
旧東…「俺から説明しよう」
「これから、隊員が増加することを予測して、集団戦法を展開していこうという動きがあってな。忍田さん指名でモデルとなる隊を作るために4人に集まってもらった。」
「へえ。」
「これからは、チームだ。よろしくな。」
ニコッと東さん。うん。優しい雰囲気の人だなあ。
「・・・。集められた理由は分かりました。ですが、なんで加古と一緒なんですか。」
明らかに眉間にシワを寄せ、ムスッとしている。
「あら?二宮くん。忍田本部長からの指名になにか文句でもあるのかしら?」
「はぁ?お前のワガママ言わなければ良い話だろうが?」
「あら?私がワガママ?それは、二宮くんでしょう?」
「あ゛?」
「だって、このモデル部隊に文句をいっているんだもの。私は、言ってないわ。そりゃあ、二宮くんと隊を組むのは嫌よ?でも、わざわざそうしたってことは、何か訳があるんじゃないかしら?」
「「・・・」」
二宮は、論で詰められ何も言えなくなってしまった。
その会話を止めようとした東は、組んだ訳”問題児三人に戦術と連携を教えるため。”という本人に言えないような理由のため黙ってしまった。
「じゃあ、その訳は、隊を組んでわかってくるんですね!」
メシア、ライ。唯一の東のサポート役。気を失って忘れていたが、この隊を作った理由もちょっと前に教えてもらっていた。すかさずのサポートで東を救う。
「ああ。そうだ。チームとして頑張ろうな。」
そこから、チームとしての色々な準備を行った。
まずは、隊結成の書類。そこでもまだ、二宮さんが苦い顔をしていたのは見ないふりをしよう。
そして、僕がオペレーターの欄に名前を書くと、その時ようやく気づかれたようだ。僕が戦闘員として、この隊に居ないことに。
「は?何故、戦闘員ではない?」
「そうよ!ライくん!!何故戦闘員ではないの?」
なんて、小言をもらってしまった。いや〜よう言えば、僕もなんでかしらないや。
面倒なので、誤魔化した。実は、知りませんよ〜なんて言えるはずもないからだ。
その後は、隊服を決めた。そこでもまた、二宮さんと加古さんの揉め事があったのは、目をつぶろう。
隊服は、ジャージをカスタマイズしたもの。なんて、ダサさかったので、チャイナパーカーを僕がデザインした。色は、黒で、袖には、赤のラインを入れ、背中には、中国のかっこいい紋章を適当に。
・・・
・・・
お気づきだろうか?
二宮さんにパーカーを着せているのだ。二宮さんにだぞ!?ほとんど本編でスーツの二宮さんが!誰か描いてぇ〜!!
頑張った!めちゃめちゃ文句を言われてしまったが、それなら、僕に勝ってみろ!!っと模擬戦をした所圧勝!はっ!オタクの創作意欲舐めんなあああ!!!
そして、その次は、隊室の内装デザイン決め。これは、僕は、全く干渉しなかった。
あとから見たが、凝った作りにしなかったようだ。あ。でも、キッチンは、ある。あれ?寒気が…。
とっとにかく、隊として無事東隊が結成された。
ーーーーーーーー
翌日、隊としての初めての防衛任務を行う。
これがまあ、ひどかった。
敵としては、モールモッドが数十体と多くはなかったが…
いつも通りに加古さんと二宮さんの口論が始まる。東さんは、ため息をついていて、説教。そして、ライ(僕)が慰める。
すると、運悪くモールモッドが出現。秀次が我先に駆逐しに行く。しかし、数が多く、苦戦を強いられる。
そのため、ライ(僕)が即座に援護が出来る射手組に依頼。依頼された射手組は、自由気ままに援護。
「「秀次(くん)そっちへ幾つか飛ばしたぞ(わ)。適当に回避しろ(してね)」」
二宮さんが、ハウンドの嵐で敵を殲滅し、加古さんが残りの敵を撃ち漏らさず殲滅するがごとく、ハウンドの追跡機能強めで、放つ。
この作戦事態良いように思えたのだが、援護側の動きでは無かった。
なんと、この援護で、秀次はベイルアウト。
どんな援護が来るかわからなかったので、さばきながらもどんな援護が来ても対処出来るよう、構えてはいた。そのため二宮さんのハウンドの嵐は、少し傷は負ったものの回避に成功。傷を負ったため、立て直してから撃ち漏らしたモールモッドを倒そうとした時、加古さんの追跡機能強めのハウンドと遭遇。秀次は、そのハウンドに気付いたが、二宮さんの嵐で負った傷もあり回避出来ずベイルアウト。
そこで、防衛任務は終了。交代の時間となった。
神の嫌がらせか。交代でも一悶着あったのだ。問題は、その交代相手であった。
その相手…真なるバトルジャンキー馬鹿、太刀川慶。
彼は、来た時はこってり絞られたのかすこしやつれた顔をしていたが、二宮さんと加古さんのなんとも言えない顔で何かを察したのかニヤニヤし始めた。そして、彼は、こう発言した。
「あれ〜?二宮ぁ〜。なんでそんな顔してるんだ〜?あれ???昨日結成した、チームの一人がいないぞぉ〜???もしかしてぇ〜ベイルアウトさせちゃったとかぁ〜???あの自信に溢れた二宮がぁ〜???あっれれえぇ〜???」
そう!彼は、渾身の煽りをしてきたのだ!いつもの恨みと言わんばかりに!!!
流石に二宮さんもブチギレる。
「あ゛?アナボコにしてやろうか???」
何故かいつも自信に溢れている二宮が自信がなさげだと言うことに優劣感があり余裕を醸し出している太刀川さん
VS
最悪な奴に痛いところを突かれていつも通り完璧ではなく、余裕が全くない二宮さん
のフリーラップバトルが起こりそうになったのだ!!これはまあ、完璧に太刀川さんが悪いんですけど。それに、太刀川さんがフリーラップバトルしたら、語彙のなさですぐ負けそうだけど。
いつもなら、こんな均衡に全くならない二人。その二人のドンパチ争いが起こりそうな瞬間・・・
「こらこら。ふたりともやめなさい。」
フェアリー東が止めた。
「二宮。今はこんなことをやっている場合か?よく考えろ。
太刀川。そんなにバトルがしたいなら、課題が終わった状態でブースでやってくれ。」
「・・・」
「はーい。」
二宮さんは、神妙な面持ちで本部へ歩みを進め、
太刀川さんは、チェーっとつまらなさそうな顔をして持ち場へ。
「太刀川随分つまらなさそうな顔をしているな。別に俺は、良いんだぞ?この後、隊のことが終わったら、神風と忍田本部長とお話をしても。」
急に青ざめる太刀川さん。
「まっ真面目にします。」
その太刀川さんの一言で、第一期東隊の初防衛任務が終了した。
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じゅうじゅうじゅう。
「あ。東さんサンチュ食べたいです。」
「おおわかった。飲み物は…。」
「僕は、りんごジュースがいいです。秀次は?」
「僕も同じものを。」
「そうか。ふたりともわかった。二宮と加古は?」
「俺は、ジンジャエールを。」
「私も、りんごジュースで。」
「わかった。すいませーん。」
シーンと重たい空気が流れる。まあ。あの両親が亡くなったときよりかマシだけど。
・・・そりゃあそうだろう。この手のタイプの人間は、失敗なれしてない。なれなくてもいいんだが。でも、失敗から立ち上がるのは案外サクッとする。そういうとこムカつくんだけど…。けど、何しろ今日は、運が悪かった。まさか、僕も初手でこうなるとは思わなかったからな〜。これは、東先生の頑張りどころかな?いや。此処は、フォローするか。最初だし。お尻を叩いてやりますか!
「肉は、最初にセット頼んで、その後は自由でいいか?」
「「「「はい。」」」」
「じゃあ、今日の反省をしていくか。」
「!!!」
「まずは、ん〜。ライから。」
「はーい。せっかくの焼肉が美味しくなくなるのは嫌なので手短に。今回の一番の反省点は、ズバリ、ホウレンソウでしょうね。報告、連絡、相談がきっちり出来てなかったことです。それに、僕のオペレートも不十分だと思いました。もうちょっと具体的に指示するべきだったと思います。や〜今日は様子見だったんですけど、ひどかったですもんね〜。」
「らっライ…。」
「二宮さん、加古さん。
辛気臭い空気は嫌いなんで、いつもの二人に戻ってくださいよ。そんなに重く考えることはないです。だって、今回が初回なんですよ?失敗して当然です。
知ってますか?ある人が言っていたんです。本当の失敗は、そうやってウジウジして、ずっと下を向いていることです。つまりは・・・早く立ち上がってください。ふたりとも。今回はたかが防衛任務です。」
「「・・・」」
「でも、ライ。これが本番だったら・・・」
「秀次〜イフ想像は考えないの!意味ないから!!」
「ふふふ。ありがと。ライくん。あーあー。悩んでたのが馬鹿みたいだわ。」
「え!?加古さんが悩む・・・?」
「あらぁ?ライくん?」
「なっなんでもないです。」
「フンッ。」
「では…次は、二宮。」
「はい。俺の行動は合ってました。」
「あら。二宮くん。生意気ね。」
「加古さん。どーどー。」
「フンッ。でも、俺の反省点は、繋ぐ攻撃をしなかった。放った後どうなるかを考えてなかった点だと思います。」
「そうだな。ソロとチームで大きく変わるところだ。次からは、報連相である、連携を心がけていこう。次加古。」
「そうねぇ。私も二宮くんと同じ様な点かしら。付け加えるとしたら、とても嫌だけれど、二宮くんとも口論してないで連携するべきだったのかしらね。」
「うん。戦闘中に口論するのは、いただけないな。今の結成したて連携は会話が必須だ。少しずつでもやっていくように。次、秀次。」
「はい。俺は、トリオン兵が居たからと言ってすぐに飛び出しすぎました。それこそ、もっとライと相談して、加古さんや東さん、二宮さんと連携するべきでした。」
「いや…」
「秀次。それは、違うんじゃない?」
「・・・。」
「それだと、攻撃手である、秀次の強みが死んじゃうよ?」
「どういうことだ?ライ?」
これは…と東は、思った。ライがこの隊における役割である。この問題児たちをまとめるのは、俺だけでは難しい。だから、第二のまとめ役として、三人からある程度信用されているライが選ばれたのだろう。その証拠にライを先陣に話させることにより、空気が良くなって、よりよい意見が出た。
「まず、攻撃手っていうのは、射程が短い。ということは、ある程度敵に接近しなければ攻撃は、始まらない。だから、まずは、敵に近寄ることが最重要事項だね!」
「うん。」
「だ・か・ら、秀次のトリオン兵が居たからすぐに飛び出していったという行動は、あながち間違いではない。攻撃手としては、最適解であったんだよ。自分の
「・・・。」
「一つヒントを出そうか。これは、皆の共通の課題といえる。まあ。始めっから出来るなんて、よっぽどの信頼がないと無理だけど。」
「・・・。あ。加古さんや二宮さんの弾トリガーの見極め。」
「そうそう!それだよ!!
言葉を変えれば、弾トリガーをどの様に放って援護してくれたか考えて、秀次がそれに合わせた行動をすること!うんうん。えらいえらい〜。」
「\\\」
素直に撫でられ少し照れる三輪。それを微笑ましい顔で見つめる保護者ズ。
「おまたせしましたー。みかどんどん焼肉セット5人前で〜す。」
「ありがとうございます。」
「秀次については、ライにほとんど…いや。全部言われちゃったから、言うことはないな。
肉も来たし、食べるか!」
「「「「ハイっ!!!!」」」」
「わ〜美味しそ!!加古さん!!タン!タン食べたいです!!」
「秀次。これを食うか。それとも、こっちか?」
「あ。えっと…二宮さん…俺は…。」
「ライくん食べ盛りでしょう?沢山食べましょ〜」
焼肉をめっちゃ食べた。
「なんだか、財布が寂しくなった。」
ーーーーーーーーーー
チームにもなれてきた3日後…。
ある、通知が来た。
『ボーダーチームランク戦、エキシビションマッチのお知らせ。
第1試合 東隊VS神風隊VS忍田隊
詳細は、後日連絡。
また、この試合は、新規入隊生、訓練生へのリクリエーションとする。
以上。』
Q.なんで、二宮さんは、問答無用で、連れて行かれたの?
A.迅さんの未来視で、交渉しても駄目だと出ていたから。加古さんは交渉する余地があったらしい。
ようやく、隊を結成いたしました!チートチーム旧東隊!!原作では、最近明らかになりましたが、月見さんがオペをしていたようです。が、今作は、ライくんがいたします!
そして、謝罪。更新が遅くなってしまい、すみません。リアルが…!リアルが…!忙しすぎて…。
ですが、これからも頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!