ただ、推しを愛でたいだけ。   作:maybear

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 あー。テステス。あー。

 最近調子が死ぬほど悪いです。ドウシテ?

 お久投稿!!


C級によらないC級のためのエキシビジョンマッチ ①

 あああ。

 あのふざけた通知が来てから早2日。

 

 我が東隊は、大荒れです。

 

 

 「おい。加古。連携はどうした。俺の言うことを何故聞かない。」

 

 「じゃあ、なんで二宮くんの言うことを聞かなくてはいけないのかしら?意味がわからないわ。それに、二宮くんの作戦は、連携ではないから言うとこを聞く必要性が感じないわ〜。」

 

 「・・・その方法の方が手早く片付く。」

 

 「あら?スピード重視?火力だけでブイブイ言わせるのは、不服だし、面白くないわよ。」

 

 「作戦に面白さはいるのか?加古?」

 

 「はあ。二宮くんははっきり言わないとわからないのね。面白くないってのは、工夫を凝らしてないってこと。火力は、大きな力だけどそれだけじゃいつか限界がくるわ。ねえ。三輪くん。」

 

 「はい。俺もそうだと思います。」

 

 「!」

 

 「そうよね〜。そうよね〜。あんな力押しのトリオン持ってる人なら誰でも出来る作戦なんて、嫌よね〜。」

 

 「いや。でも、あれはあれでトリオン兵を撲滅するやり方としては、ざまあみろって感じで、素晴らしいと思います。」

 

 「・・・。」

 

 中学生あるあるな尖りに何も言えない加古さん。

 いや、そうじゃない。と言いたげな顔だった。

 

 秀次くん…お姉さんが助かったのにネイバーぶっ殺すマンに何故なってしまったのか…

 ※主に主犯は、かなたとしゅうです。

 

 「話し合いは終わったか?」

 

 我らが隊長東春秋が秀次くんの作った沈黙を破る。

 いや、東さん。完璧に口論でしたよ。というツッコミは心にしまい、オペレーター用のデスクから出る。

 

 「すいませーん。遅くなりましたー。引き継ぎ終わりましたー。」

 

 

 この男(女)、嘘をついているのである。

 

 

 引き継ぎなんて”二宮が何故連携が出来ない?”っと問いかけた時点で終わっていた。

 それなのに、何食わぬ顔で、今までのことは関与してませんよーという雰囲気を出しているライ。

 面倒な雰囲気を察知して、引き継ぎをなあなあに伸ばしていたのだ。

 そして、この絶妙なタイミング。天然とネイバー殺し以外は、気付いてはいたが黙っていた。

 

 

 大人である。

 

 「おう。おつかれ。それじゃあ、今回の…」

 

 ピコン!

 

 「・・・反省は、後だな。ライ、モニターに映してくれ。多分・・・」

 「あー。はい。東さんの予想通り、エキシビションマッチの詳細ですね〜」

 

 『ボーダーチームランク戦、エキシビションマッチのお知らせ。

 

 

 

      第1試合 東隊 東春秋

              風神ライ

              加古望

              二宮匡貴

              三輪秀次   

 

           VS

  

           神風隊 宇佐美栞

               神風しゅう

               風間蒼也

               諏訪洸太郎

               寺島雷蔵

  

           VS

 

           忍田隊 出水公平

               忍田真史

               太刀川慶

               月見蓮

               沢村響子

 

 

  この試合は、今後のチームランク戦を想定したものとする。

  そして、この試合は、今後のランク戦の順位には全く関係のないものとする。 

 

  〜ルール説明〜

  上に表記された三チームの三つ巴で戦う。

  ランク戦は、ポイント制であり、最終的に獲得ポイントが一番高かったチームが勝利となる。  

  他のチームを一人倒せば1Pt、試合を生き残れば、生き残ったチームに生存点ボーナスとして2Pt、加算される。トリオン漏出で敗れた場合は、最も損傷を与えた隊員のポイントとなる。

  マップは、市街地Aとする。

  制限時間は60分。

 

 

  注意事項

  市街地Aのマップより外へいった場合は、ベイルアウトと同じ扱いとする。

  自発的ベイルアウトは、可能。

  しかし、半径45メートル以内に以内に敵隊員が居る場合は出来ない。

  また、時間切れになって、決着がつかなくなってしまった場合は、そこで試合終了。生存点ボーナスは入らない。

 

  勝利したチームには、今回の試合で個人ポイントの500ポイント贈答がある。

  それに加え、ランク戦でも、個人と同様に個人ポイントの増減がある。

 

 

  訓練生、入隊生へのリクリエーションについて。

  この試合は、リアルタイムでランク戦ブースへの放映を行う。

  そこには、現在B級の隊員やC級の訓練生や今期入隊の入隊生へのランク戦やボーダーの説明も含まれている。

  

 

  以上。』

 

 

 「結構ルールが細かいな。」

 「そうだねぇ。だけど、ここまで決めておかないと、曖昧なところが増えちゃうからね。曖昧すぎると審判が大変なことになるし。」

 「あ〜。そうか。それはそうだな。ライ。」

 「秀次!そ・れ・に!細かいだけじゃなくて、面白いところもあるよ〜リアルタイムでランク戦ブースへの放映を行う。ってとこ。これって、ミスったら公開処刑ってことでしょう?下手なことをしたら、新人に舐められちゃうね〜」 

 「ふ〜ん。面白そうね〜。ねぇ。二宮くん。二宮くんが即落ちたら大笑いしてあげる。」

 「あ゛?そんなことあるわけ無いだろ。」

 「あ。二宮さん、それフラグだ〜。」

 「ははは。そうだな。大恥をかかないように作戦を立てていかないとな。」

 

 「「「「了解。」」」」

 

 「では・・・作戦を考える上で考慮する点は、すり合わせておこう。秀次。ランク戦と個人戦で異なる点は?一つでもいいから挙げてみろ。」

 

 にこにこと優しい笑みで答えを求める東先生。

 いい先生だね!学校の先生もこのくらい物腰柔らかくしてくれる人がいればいいのに…。

 

 「・・・人数の増加による個人の戦力上昇ですか?個人戦は、1VS1が多いのでその人個人を攻略すれば、いいですが、チーム戦法となると個人戦で足りない部分をチームで補って個人の力もアップするのかなと。」

 

 「おお。いいところに目をつけたな。チーム戦は、個人戦とは異なり、戦略がより複雑になることが予想される。しっかり、相手の力量を予想して戦略立てをしていこう。」

 

 にこにこ。

 

 にこにこ。

 

 次を指定せず、ニコニコする東先生。

 あっ?あれ?どうしたんです・・・!!!

 

 

 あ。わっわかってしまった。

 

 

 わかっちゃったあ〜。東先生が秀次に求めるさらなる答え…!!・・・最年少に答えてほしいんですね。僕みたいに初々しさを欠如してしまった生徒ではなく、まだ中学生の初々しさを残した秀次に・・・!仕方ない。

 

 

 ちょいちょい。ちょい。

 

 東先生をちょいちょいと指を指す僕。秀次気付いて!お願いだから!!と心で叫ぶ!

 

 ランク戦と個人戦で大きく変わるのは・・・!

 

 「あっ!狙撃を狙われる可能性が大きく違います!」

 

 勝った!!!

 

 「おう。そうだな。」

 

 にこにこ。

 確実に周りに花が咲いている。

 

 「あ。他にポジションとう言う視点で考えると…ほっ他には、オペレータのサポートですか…?」

 

 「あっ!そうだね!秀次!ありがとう!」

 

 「?

  ああ。」

 

 ふふふ。なんか嬉しいな。秀次にオペレーターとしての存在を認めてもらった気がして。

 

 「うんうん。いい感じで意見が出たな。それでは、次、二宮。」

 

 「はい・・・。」

 

  ・

  ・

  ・

 

 「よし。それでは、二宮、加古、三輪の三人に課題を出そう。今回のチームランク戦エキシビジョンマッチについてだ。」

 

 「あれ僕は?」

 

 「課題・・・それは、三人には、戦術を考えてもらう。」

 

 「あれー?僕無視ですかー???」

 

 「戦術をイチから考えるのは難しい。だから、少し助言をしておこう。

  初めに、戦術とは、作戦または戦闘の直接目標を,最も効果的に獲得することをねらいとして行われる方法的技術。のことを言う。

  そして、戦いとは、なまものだ。一秒一秒で、戦況が変わる。だから、その戦術を成功したからとて勝利するという約束は出来ない。

  それに、完璧な戦術はこの世に存在しない。必ず穴があり、欠点がある。

  だからこそ、臨機応変に考えてくれ。」

 

 「「「はい。」」」

 

 「そして、お待ちかねのライくん。(小声)」

 

 「は〜い。(小声)」

 

 クワッっと目を見開いて東は(アイコンタクトで)言った。

 

 「(フォロー、ヨ・ロ・シ・ク。)」

 

 「(はい・・・・。)」

 

 「それでは、解散。」

 

 ーーーーーーーーーーー

 

 「・・・で、さっきの話だが、加古。」

 

 「あら。なあに?二宮くん。またさっきの話を掘り返すのかしら?そんなことしても平行線よ。」

 

 「それは、お前が・・・」

 

 高校生組がやんややんやし始めたぞ・・・

 

 「ねぇ。秀次、この後どうする?ランク戦にでもいく?」

 

 「ん〜。とりあえず、東さんからの課題に少し取り掛かりたい。戦術をイチから考えるなんて初めてだしな。」

 

 「了解。じゃあ、僕の部屋行く?食堂で考えてて、出水とかに見られたら意味ないし、僕、自分の宿題終わらせたいから。」

 

 「よし。そうしよう。」

 

 「じゃあレッツゴー!」

 

 隊室を出て、誰も居ない穴場の自動販売機の前に二人で移動する。

 

 「ここまで来れば誰も居ないね。」

 

 「ああ。」

 

 ピッ。ピッ。ガチャン。

 ミニ紙パックの明○のフルーツオレを買うと、目の前に半透明なパネルが出てくる。

 

 チュー。

 カタカタ。

 

 ー4353725220ー

 

 

 チュー。

 ぷはっ!はー。

 

 〘■■■■〙

 

 パスワードを発した。

 

 〰パスワード 認証〰

 

 ピシュンッ!!

 

 ある一つの部屋についた。

 

 此処は、ボーダー内にある神風みらい兼風神ライの為にある部屋。

 オープン型の部屋で、キッチンと居間が筒抜けになっており、居間にはどでかいモニターがついている。

 その前には、大きなちゃぶ台と座り心地が良さそうな大きなソファーが置いてある。

 

 ここは、とてもシンプル。

 

 さらさらさら。

 私は、宿題を流れる川のように、淡々と作業のようにこなしている。

 それと対照的なのが秀次くん。

 さっきからうーん。うーん。と唸っている。

 そこに、年相応さが出てかわいいのは、気の所為ではない。

 横顔きれい。かっこいい…。

 推し愛でてる…。

 

 ・・・ゴホン。

 

 ・・・話を戻そう。

 

 まぁ。そりゃあ、そうなるだろう。

 私みたいに前世でこの隊を攻略するならこうじゃないか?いや、この隊と三つ巴になったら…とか考える立派なワ民ではないからな〜。

 

 宿題です。さあ相手チームを殺すor貶める作戦を考えてください。

 なんて言われてサッと作戦が出てくる中学生なんていてたまるか。

 サイコパスすぎる。

 

 でも、原作だったらそうだったのかも。

 あんないいお姉ちゃんがなくなったとしたら悲しくて恨んで憎んでしまう気持ちも分かる。

 三輪秀次のネイバー絶対殺すマンになったのは、そりゃあ、憎しみや悲しみもあっただろう。

 その2つの感情はとっても類似してるから。

 

 でも、一番は焦り。

 

 急に変わってしまった現実への焦りだ。

 焦りからのどうしようもない怒り、憎み、恨み。

 そして、何故憎むのか?

 それは、人為的に姉が亡くなったからであろう。

 もし、自然的…例えば、災害などでなくなった場合は?

 これは、私と僕が好まないIFの話であり、現実には違うかもしれない。

 

 ・・・あー。

 やめやめ。

 やはり、IF話は嫌いだ。

 考えたところでどうもならない。

 客観的にものを見る。という点や様々な可能性を考える。という点ではいいかもしれないが基本後祭り。

 意味ないし、無駄。

 それに・・・本人の前で本人の考察なんて恥ずかしい・・・!

 

 だけど、それでも、考察はやめれないよねー。

 目の前に答えがあると知っていても、そのワクワクやドキドキしてる時間が楽しんだから。

 でも、恥っっっっず!!

 あーはずー。

 

 話がクソほどずれた。

 

 そうそう。戦術!考えるのをフォローしなきゃ!

 

 「どうしたんだ?みらい?顔が赤い気がするが…。」

 

 「!?なっなんでもないよ!!!それより…秀次くんの課題はどう?」

 

 「ん〜。まだあまり進んでいないな。やっぱり…難しい…ム…。」

 

 !!!

 何!!!可愛い!!

 その、ム…。は卑怯では!?

 

 てか、そんなキャラでしたっけ?秀次くん???

 丸くなった・・・?

 やばい。脳内で話が脱線しすぎてる。

 

 時を戻そう!!

 

 「そうだね…。やっぱり、作戦立てるのは難しいよね…。

  なら!この、神風みらいが教えてあげよう!」

 

 「おお!」

 

 「ではでは~みらいちゃんのぉ〜

 

   ぼーだーえきしびじょんまっちのせんじゅつたてこうざ〜

 

  いぇーい。ぱふぱふ〜

 

  では、いくよ〜。

 

  秀次くん!作戦立てに必要な情報は何かね?」

 

 「敵の情報。」

 

 声が低かった。

 目にハイライトがなかった…。

 のほほ〜ん。な雰囲気な私とは大違いだよ…。

 

 でも大丈夫。

 もう慣れてるから。

 

 「そうだね。

  でもね秀次くん。

 

  ちゃんと見て。

  大切なこと見落としてる。

 

  もう一回聞くよ。

  作戦立てに必要な情報は?」

 

 「・・・わかんないな。」

 

 「・・・彼を知り己を知れば百戦殆からず。」

 

 「あ!仲間の情報か・・・!」

 

 「そうそう。

  これが一番大切。

  もー東さんに口酸っぱく言われてるでしょう?

  連携が鍵だだの、大切だだの〜。」

 

 「う・・・。」

 

 んんんんんんんん!!!

 何なんだね君はぁ!!!

 今日は秀次くんの可愛さがバク上がりなんだが!?

 

 「私の一つの助言で気付けたんだから、そんなに落ち込むことないよ。」

 

 も〜なんか、可愛いなあ〜。

 ヨシヨシ。なでなで。

 

 「!」

 

 秀次くんは、びっくりした顔をして下に俯いてしまった。

 あ。ちょっと拗ねたな…。

 顔赤いし、口とんがらかしてるし。

 

 「よーしよーし。

  ほらほら。

  敵の情報は、あつめたんでしょう?

  そしたら、最近のログ見て、味方の情報集めよ〜。

 

  ね?」

 

 「・・・ログを見る。」

 

 「ログ出来て、便利になったよね〜。

  ログがあると技とか練習してる時の様子を客観的に見れるから完成度とスピードが格段に上がる。」

 

 「確か、発案はかなただったか?」

 

 「そうそう。かなたお兄ちゃんのSFと関係があって、そのSFを十分に活用できるよう、かなたお兄ちゃんが開発したんだよ。」

 

そう。”ログ2万回見ました!”のログの誕生秘話は、こうであった。

 

 私が入隊した時、ログ制度はなかった。

 

 いや。正しくは、制作途中というべきだろう。

 それっぽい原型は出来ていた。

 

 しかし、その時は、今と違いボーダー初期。

 第一優先の環境設備を整えるのに大変だったため、ログ機能なんてものには、皆基礎だけ作っておいて後で完成させようと思っていたらしい。

 

 そこに現れたのは、贋作のSF持ちである、我が兄神風かなた。

 ※贋作のSFとは…簡単に言えば、見様見真似がとても上手。

 

 技の向上のため、いつでも皆の戦闘シーンを見れるように、見て自分の手札を増やせるように…など色々かなたお兄ちゃんなりの考えがあり、ログ機能が誕生した。

 

 そのログ機能。

 今となっては、個人ランク戦には欠かせない、相手の情報収集の手段であり、自分のバトルスタイルを客観的に見たりなど…とても重宝されている。

 

 そう思えば、あのシスコン(かなたお兄ちゃん)もすごいのだろう。

 普段は、全く見えないのだが・・・。

 

 IN America

 

 「へくしゅ。ん〜。・・・みらいが僕のことを思ってくれたのかな〜?」

 

 「Kanata, what's wrong?(かなた、どうしたんだい?)」

 

 「Oh. It seems that my dear and cute little sister thought of me.(ああ。愛しの可愛い僕の妹が僕のことを思ってくれたらしいんだ。)」

 

 「Really? That's good.(本当に?それは、良かったね。)」←冗談だと思ってる。

 

 「Yeah. I feel so great. Lauren.(うん。とても素晴らしい気分だよ。ローラン。)」←おや。これは、布教出来るな。と思っている。

 

 ✢戻って日本の三門市

 

 「ブルッ!!なんか悪寒がする…。」

 

 「大丈夫か?みらい?」

 

 「ふぁ〜。眠くなってきたのに変な感じ…。」

 

 「ああ。副作用か…。寝るか?」

 

 「うん。寝る。ふぁ〜秀次くん。背中貸して…。」

 

 「ん。」

 

 「おやすみ〜。」

 

 そこで、私の意識は、温かい夢の中へ・・・。




 めっさ長くなった!あれ?おかしおかし・・・。それに中途半端…。

 そして、謝罪です!気がついたら2ヶ月…!ごめんなさい。
 りあるが試験やら何やらで忙しく…。
 でも、その分今回は、長いのでそれでなんとか・・・!

 次回予告!

 「加古を囮にした。」
 「二宮くんを囮にしたの。」
 「???」

 デュエルスタンバイ!!
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