・原作開始
・イレギュラー
・星風しおりvs暁美ほむら
「……知らない女の匂いがする。先輩、私に何か隠し事をしていませんか?」
いや、開口一番マミさんが恐いんだが? 目のハイライト戻して?
彼女の要望で二人きりの時だけは先輩呼びを許可しているのだが、
知らない女の匂いとは恐らく、ほむほむのことだろう。一回抱きしめたぐらいで、そんなに匂いが残るものだろうか?
取り敢えず身の危険を感じるので、大人しくほむほむの存在を明かします。
同じ魔法少女だし、どうせすぐに会うだろうからね。
「そうですか……。魔法少女の転校生が」
ほむほむの話を聞いて、マミさんも警戒しているようである。
魔法少女の中では比較的温厚なマミさんとはいえ、相手もそうとは限らないからね。魔法少女としてベテランになったからこそ、その辺りは厳しく見ているのでしょう。
そんな風に二人で話しながら街を歩いていると、キュゥべえから念話が飛んできた。
『(助けて! しおり、マミ!)』
お、どうやら始まったみたいですね。
恐らくキュゥべえは今、ほむほむに追われているのでしょう。
そしてそこにまどかとさやかが巻き込まれ、魔法少女の存在を知るという流れのはず。
「ッ! 先輩、聞こえましたか今の? もしかしたら、例の転校してきた魔法少女の仕業かもしれません。急ぎましょう!」
りょーかい。折角だから、ほむほむの相手はマミさんに任せよっかな。
私は後方転生者面でもしておきましょう。
「ちょっと一仕事、片付けちゃっていいかしら」
おー。さすがマミさん。
腕を一振りすると同時に数百にも及ぶマスケット銃を同時展開。その一撃全てが致命傷となりうる攻撃を受け、魔女は恐れをなして逃げていきました。
そして魔女の結界が解けた後も油断せず、マスケット銃を構えほむほむを見定めています。
「どうやら転校してきた魔法少女はあなたのようね。何が目的かは分からないけど、一旦引きなさい」
「私が用があるのは……」
『(飲み込みが悪いのね。今すぐ私に殺されたいのかしら?)』
『(なっ!?)』
おや? 何やらほむほむが突然驚愕した表情を見せましたね。
その後、私を
念話で何か話しでもしたのかな?
「しおりちゃん……」
「しおり……」
まどかとさやかも、いよいよ魔法少女の存在を知るときが来てしまいましたね……。
取り敢えずキュゥべえの治療でもしてあげて、マミさんの家に行きましょうか。
魔法少女になるかどうか、二人の話も聞いておきたいしね。