・浮気チェック
・後方転生者面
・高圧的マミさん
「あなた、一体何をしたの?」
どうも。キュゥべえを助け、まどかとさやかが魔法少女の存在を知った翌日、ほむほむにまたもや屋上に呼び出されました。
何をしたとはどういうことかな? まぁ言いたいことは何となく分かるけど、ほむほむがループしていることを私が予め知っていたらおかしいしね。一度
「どうしたもこうしたもないわ。巴マミがあんな事を言うはずがない。あなたの入れ知恵以外、考えられないわ!」
ん? あんな事?
申し訳ないけどそれに関しては本当に分からないや。
「……まぁ、いいわ。ところであなた、魔法少女についてどこまで知っているのかしら?」
お、結構タブーなところに踏み込んできましたね。
魔女が魔法少女の成れの果てだとか、キュゥべえがクソ野郎だとか。いきなり聞いたら、ソウルジェムが濁りかねないもんね。
まぁ、私は別に魔法少女じゃないんですが。
取り敢えず、全部知っていると答えておきましょう。だから何でも話していいよ~。
「そこまで知っていて、あなたは何で平気でいられるの?」
ん~何で平気でいられるの、か。
もちろん魔法少女じゃないのもあるし、転生者でどこか別の視点で見ているっていうのもあるんだろうけど。
やっぱり一番は、楽しいからじゃない?
「……あなた、狂ってるわね」
あらぬ誤解を受けた気がするが、まぁいいだろう。
「そんな楽しんでいるあなたに特別に教えてあげる。そう遠くない内に、この見滝原市にワルプルギスの夜が来るわ」
ふーん。そうなんだ。
「……随分と他人事ね。知らないのかもしれないけど、ワルプルギスの夜はそこらの魔女とは比べ物にならない力を秘めているわ。あなたの実力は知らないけど、そんなんじゃ――」
うん。話してる途中で申し訳ないけど、結局ほむほむは何が言いたいの?
魔法少女についてだとか、ワルプルギスの夜が来るだとか。それを何で私に伝える必要があったの?
警告? 脅し? それとも時間稼ぎか何か?
言いたいことがあったら、私はハッキリと言ってほしいな。
前にこうして屋上で言ったよね。何かあったら私に相談しなさい。いつでも力になってあげるからって。
そこまで伝えると、ほむほむは何度か言い
「だから……だから星風しおり。私は、あなたに協力してほしい」
そこからはまるで、決壊したダムのようにほむほむの感情は溢れ出した。
世界を何度もループしていること。何度やり直しても上手くいかないこと。誰も理解してくれないこと。苦しかったこと、辛かったこと、悲しかったこと。
私はその全てを肯定してあげる。
だって彼女は、何一つとして嘘を付いていないのだから。
「何であなたは、私を理解してくれるのよ……」
ただ優しく、泣きじゃくる彼女を抱きしめ、頭を撫で続けた。