特殊能力を持った王族がいる世界に大英雄の力を持った転生者が行く!!   作:ふくよかな体型

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お待たせしました。


第1話 櫻田家の朝

「……んっ……ううん、もう朝か……起きよう」

 

 おはようございます。 櫻田家長男の守です。 この世界に無事に転生して早くも17年が経ちます。 これまでに色々な事が起こりましたが、一番驚いたのは葵の双子の兄になったことが一番の驚きです。 起きたことですし身嗜みを整えて母さんの手伝いに行きますか。

 

 高校の制服に着替えて、2階にある自室から出て1階の洗面所で歯磨きと洗顔をして、さっぱりして廊下に出ると妹の葵が制服姿で立っていた。

 

「守兄さん、おはよう」

 

「おはよう葵、母さんは今何してる?」

 

「お母さんは、朝食の準備に入ったところだよ。 私は起きてる人の布団をベランダに干しに行くところよ」

 

「分かった、じゃあ母さんの手伝いをしてくるわ」

 

 俺は廊下を歩いてリビングに入る前に、葵に頼みごとをするために呼び止める。

 

「葵すまないが、まだ寝坊助の2人が起きてないようなんだ。 布団を干してる時、2人が起きる気配がなかったら声をかけてくれるか?」

 

 葵に頼むと、

 

「分かった。 声をかけておくね」

 

 葵が2階に上っていったのを見てからリビングに入ると、母さん・五月さんが、料理の準備に入ってたので、急いでキッチンの中に入り手を洗い、収納棚の中にあるエプロンを着ながら母さんに、今日の朝食の献立を聞く。

 

「母さん、今日の朝食は何?」

 

「今日は野菜オムレツとサラダにロールパンよ、守には家族の分の卵を溶きほぐしと野菜を一口大に切ってね」

 

「了解、じゃ早速やるね」

 

 

 俺は大きなボールと菜箸を用意して冷蔵庫から大量の卵を出して、ボールに割り入れ卵を溶きほぐし始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 おはようございます。 櫻田家長女の葵といいます。

 今私はお母さんに言われて、既に起きている人の部屋から布団を持ち出してベランダに干しています。 隣の部屋には三女・茜と五女・光が寝ています。

 

「ふう、後は守兄さんの布団と……」

 

 私には双子の兄がいて、守と言います。 守兄さんはとても優しくて皆に愛されている人です。    

 ……それにしても隣の部屋から2人の妹が起きないので守兄さんの布団を干して声をかけないと……

 

「もう、いつまで寝てるつもりなの? 茜~、光~」

 

 

 少し大きめな声で言ったらすぐに、

 

『えっ!!! もうこんな時間!!!!』

 

 隣の部屋から驚いた声が聞こえると、少ししてから制服姿の茜が廊下に出てきて、すると

 

『あ──っ、 茜ちゃんずるい!!』

 

 扉の開く音でようやく目覚めたらしい光が文句を言ってましたが、すぐに制服に着替えて廊下に出て、階段を走りながら降りていった。

 

「よし」

 

 私は、2人1階に降りたのを見て部屋から布団を持ち出してベランダに干して、守兄さんとお母さんの手伝いをするために1階にキッチンに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし出来た」

 

 俺は、卵を溶き終わりと一口大に切った野菜を母さんに渡し、オムレツの付け合わせであるタコさんウインナーと

 ミニトマトと茹でたブロッコリーの調理終わった頃に、茜が階段を慌てて降りて洗面所の方に行ったのを見えた。

 

「あんなに慌てて行くんだったらもう少し早く起きれないかなぁ、それに今洗面所はすぐに使えないだろうなぁ」

 

 俺の家は大家族なのでこの時間は、洗面所とトイレは、取り合いだ。 その後、光も慌ただしく降りて来て、少したった後に布団干しを終えた葵が降りて来た。

 

「守兄さん、何か手伝える事ある?」

 

「調理は終わったから、盛り付けと配膳を頼む」

 

 葵と一緒に皿に盛り付けをしているとリビングに置いてある食事をするテーブルに家族が座った。父さん・総一郎は新聞を読んでいる。盛り付けが終わったので、配膳をする。 最後の皿を置いたら母さんに、

 

「「はい、お待たせ」」

 

「ありがとう葵、守」

 

 感謝されたので、俺と葵は笑顔を浮かべて、そのまま自分の席に座った。

 

 

「今日はママと守の特製野菜オムレツでーす。皆残さず食べるように」

 

『頂きまーす』

 

 挨拶をして朝食を食べ始めたのだか、父さんがまだ新聞読んでる。母さんに注意されるよ。

 

「パパ、食事中ですよ」

 

「わっ、分かってます」

 

 ほら注意された。 すると光が不満を言った。

 

「うぇっ、やっぱりグリンピース入ってる」

 

 すると隣の席に座っていた、次女の奏が、

 

「好き嫌いいってると身長延びないわよ」

 

 と光に言った。 向こうの席に座っている五男・輝が、母さんに聞いた。

 

「母上、僕は好き嫌い無いから大きくなれますよね」

 

「ええ、そうね 栞よく噛んでね」

 

「うん」

 

 母さんが輝にそういうと隣に座ってた六女で末っ子の栞に、注意した。

 

 

 

 そうして食事を食べていると、四男・遥が大事な事を思い出して皆に聞く

 

「あっ、そういえばもうトイレットペーパーストックが無いけど」

 

 すると隣にいた四女・岬が聞いた。

 

「今週の買い物当番だれだっけ?」

 

「修ちゃんでしょ」

 

 奏が当番の人の名前を言うと、次男・修が言った。

 

「おおっ、俺か今日帰りにでも買ってくるよ」

 

「修くんお願いね」

 

「親孝行な子達で助かるわぁ」

 

「いえいえ~」

 

 すると葵はくすりと笑った。 という感じで色々大変な事も多いが、10人兄弟仲良く毎日頑張っている。

 

 これだけなら一見、普通な大家族になるのだか我が家にはもっと特別な所がある。 俺と葵は自分の皿を片付けていると母さんが少し怒った様子で父さんに言った。

 

「もう、パパ早くしなさい!」

 

「ああ、おう」

 

 父さんは空返事ばかりで朝食を食べようとしない。 すると母さんが強行手段にでた。

 

「また迎えを待たせちゃうから」

 

 と言って新聞を取り上げると、父さんの頭には何故か王冠があった。 またか…………

 

「何で王冠してるの?」

 

 奏が聞くと

 

「ああ、いや間違って持って帰っちゃったから、せっかくなんで」

 

 すると光が目を輝きながら

 

「パパ、何か王様みたい」キラキラ

 

「あの、一応本物だから」

 

 そう、家の父さんはこの国の国王であり、俺たちは王族なのである。

 

 

 

 

 

 




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