脳依紫那は天才である   作:緑川翼

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職場体験・中

 

「ほらメカニスト、もう限界?」

「うるっ…さいわね! 何ら問題無いわ!!」

「へぇ? ならもう少しスピードを上げても良さそうだ」

「クッ…」

 

 紫那──メカニストとホークスは保須市の上空を飛んでいた。

 

 紫那が自由に空を飛べているのは、自作したサポートアイテムである天才の万能具(シナプス・トーチャラー)の力である。この鋼鉄の翼は以前、USJで死柄木によって《崩壊》されてしまったが、紫那が自分の手で修理していた。機体の半分以上が塵にされてしまった為、修復に時間が掛かり、今回が久々の実用である。

 

 紫那がホークスの元へ職場体験に来て3日目。現在パトロール中。紫那は未だ、ホークスとの速度差を体感していた。

  

「相変わらずッ…速いわね!!」

「いやー、これでも抑えてるんよ? メカニストが着いて来られなかったら困るでしょ?」

「チッ…! もっと速く飛びなさい、ED-Es(エディーズ)!!」

 

 飛びながら放たれた紫那の指令で、八方に散っていた紫那のサポートアイテムである球体型ドローンが加速する。

 

 

 保須市はかなり広い地方都市だ。ホークスと言えども、短時間で全てを見て回る事は出来ない。

 

 無作為に飛んでいる様に見えて、ホークスは人目の無い市街地や死角になっている裏路地など、過去の事例や相棒(サイドキック)の調査からステインの行動パターンを分析し、その上で“ヒーロー殺し”が出現する可能性の高いと予想したポイントを中心に飛んでいる。

 

 それに合わせてヴィラン連合が出没しそうな高所や不審な物音を察知した場所も同時に巡回している為、ホークスの動きは紫那であっても予想し難いのだ。

 

 紫那はED-Esによる情報収集と自身の頭脳をフルに使ってホークスの動きを予想して食らい付いているが、それでも差が付けられている。

 

 

 そしてまた1本、人気の無い路地の見回りを終えた時、不意にホークスの翼が止まった。

 

「んー、これで有力な所はもう見たかな。シーちゃんも想像以上に付いて来れるようになったし、1度休憩と情報の共有に戻ろうか」

「異議も異論も異存も無いわ…。早く糖分を補給したい…」

「ははっ、ばり疲れてんね」

 

 約2時間ほどホークスに付いて飛び回った後では、三日三晩実験し続けても堪えなかった紫那の脳が熱を持ち…、有り体に言って、紫那は疲れ果てていた。

 強がりを口にする気にもなれず、紫那はあからさまにスピードを落としたホークスに追従する。そんな時…

 

 

 ──ボゴォォッ…!!

 

「……ん?」

「今のは…?」

 

 ホークスは《剛翼》の振動感知が、紫那は飛ばしたままにしていたED-Eが、街中で突如起きた爆発音を感知した。

 

 爆発が起こったのは、駅前の大通り。悲鳴と共に火炎が立ち上っているのが見える。何か、事故か事件が起きたらしい。

 

「メカニスト!」

「行くのね!?」

「当然!!」

 

 火事、ガス爆発、もしくは…ヴィランの襲撃。瞬間的に様々な可能性が過るが、2人はヒーローだ。すぐさま現場へと翼を向ける。

 

「“ヒーロー殺し”がこの機に乗じて動く可能性は?!」

「──!! そうかヴィラン連合による陽動作戦…。市中のパトロールはサイドキックに任せる! 俺らは爆発元へ!!」

「了解よ!」

 

 この一週間、ホークスが動き回っていた事で、活動をし難くなったステインが同盟を組んだヴィラン連合を動かした可能性は充分考えられる。

 しかしその場合、ヴィラン連合の妨害行動はそのまま連合へ繋がる“尻尾”となる筈だ。そう考え、2人は現地へ向かう。そして…

 

 

「あれは…脳無!?」

 

 2人が駅前の火災現場にたどり着いた時、縦横無尽に暴れていたのは2体の脳無であった。車を投げ飛ばし、コンクリートの地面を叩き割り、対処を試みた近隣のヒーローを腕を振るっただけで弾き飛ばす。

 

「くっそ、何なんだこいつらは…!! “ザ・フライ”がやられた!! オイとうなってんだ!!」

「好き勝手に暴れやがって…! 何が目的だこの化け物共は!!」

 

 吹き飛ばされたヒーローは死んでいないが、ピクピクと痙攣し動けそうにない。たった2体の化け物に、取り囲む10人以上のヒーローは手も足も出ていなかった。

 

 

「以前雄英に出現したのとはかなり容姿が変わってる。グレードアップしたのか…?」

KL-E-O(クレオ)の手引きね…。見覚えのある手術痕だわ」

 

 2体の脳無はどちらも黒い肌をしており…、脳を防護カラスで包み機械と解け合った身体をしている。そしてその改造は、()()()()()()()()()()()という物だった。

 

 紫那としては、自分の失敗作(KL-E-O)のやらかしには忸怩(じくじ)たる思いがあるが、連合がようやく見せた尻尾だ。後始末の為にも、周囲の被害を食い止める為にも、 2人の行動は素早かった。

 

 地面に叩き付けられそうになるヒーローをホークスの羽根が救い出し、高所からの勢いを乗せた蹴りが脳無をよろめかす。

 

「手早い救出…、流石ねホークス」

「メカニストこそ、そんな強烈な蹴りしていいの? まだ仮免も持ってないのに」

「分かって言っているでしょう? “個性”を用いない私人逮捕は全ての国民に許された権利よ。廃れていてもね」

 

 軽口を叩きながらも、2人の目は脳無から離れていない。紫那が脚から流した電撃によって脳無が数秒強張(こわば)った隙に、ホークスは魚の背びれ状の飾りが付いたヘルメットが特徴的なヒーローを静かに下ろした。

  

「あ、ありが…、ってホークス!?」

「遅れてスイマセン。戦況は?」

「分からない…、俺も遅れてきたから…。天哉(てんや)くん、何でこんな時に限ってどっか行っちゃうんだ…!!」

「天哉…? 貴方は、もしかして飯田クンの職場体験先の…?」

 

 ホークスの横からそう尋ねてきた紫那が同級生である事を察したのであろう青色のコスチュームを着たヒーローは、飯田は脳無が暴れている現場へ駆けつけている最中にいつの間にか居なくなってしまったのだと、自身の失態(監督不行届)を正直に答えた。

 

 

「飯田クンが、失踪した…?」

 

 驚きに目を大きくしながら、紫那はポツリと呟いた。

 

 

 

 

 

 

「へぇ…、悪くないな、ロボブレインってやつ」

「でしょう? えェ、本当にあれは最上の兵器よ。人は剣に勝てず、剣は銃に負け、銃は戦車には敵わず、戦車ではヒーローを倒せず…、ヒーローはロボブレインに勝つことは出来ない。高い戦闘能力、複雑な思考ルーチン、複数の“個性”を兼ね備えたロボブレインの強みは何より…」

 

 何処かの雑居ビルの貯水タンクの上に、死柄木、KL-E-O(クレオ)、黒霧の3人が立ち、ロボブレインが引き起こす騒乱を見物している。

 KL-E-Oの自慢話を聞き流しながら目を凝らしていた死柄木だが、不意に舌打ちして黒霧に手を伸ばした。

 

「黒霧、いつもの双眼鏡よこせ」

「おや? ロボブレインには大通りで暴れさせるから、不要だったのでは?」

「バァカ、あんな砂埃立ってる中を見通せるかよ。さっさとよこせ」

「かしこまり──」

「ああ待って。双眼鏡よりも良い物があるわ」

「アァ?」

 

 黒霧がモヤの中から双眼鏡を取り出すのを止めたのは、KL-E-Oである。割って入られた死柄木が苛立ちながらKL-E-Oを見れば、彼女は口から何かを吐き出そうとしている。

 

 

「まァ見てなさい。

 鉄人777ツ能力(どうぐ)

───≪鋼鉄の凝視虫(メタルフライデー)‥!!」

「──ッ!?」

「ハァ…?」

 

 KL-E-Oの口から飛び出したのは、()()()()だった。50を超える目玉が、1つの玉となってKL-E-Oの口から吐き出された。

 目玉の塊は地に付くのと同時に分離し、まるで昆虫の様な6本の足がそれぞれの目玉から生えて歩き出す。

 

 余りの気持ち悪さにドン引きしている死柄木を無視して、KL-E-Oは脚の生えた目玉を片手に得意げに語り出す。

 

この子たち(メタルフライデー)は隠密行動の為にワタシが作った鋼鉄の昆虫よ。可愛らしい見た目(デザイン)でしょう? 直接戦闘は出来ないけれど、乱闘の覗き見はお手のものよ」

 

 そうKL-E-Oが言うか否や、ある目玉はカサカサと地を這って、ある目玉は昆虫の様な羽根を生やして飛んで行く。50を超える目玉が飛び去っていく光景はかなり不気味だったが、もう既に慣れた死柄木が気にする様子はない。

 

 KL-E-Oの手に唯一残った目玉の黒目がプロジェクターとなり、ピックアップされた映像が空中に映し出された。

 

「ね? こっちの方が見やすいでしょう? えェ、確実に見やすいわ」

「……ふん」

 

 敢えて噛み付く様な事はせず、死柄木は黙って多方面から撮影された映像に目を向けた。

 

 

 

 

 

 

「クッ…。そっち行ったわよ、ホークス!!」

「了…解ッ!!」

 

 天才たる紫那とNo.3ヒーローのホークスが戦線に加わって尚、戦況はヒーローの劣勢だった。

 

 大型の脳無が豪腕を振るえば、それに合わせて翼の生えた脳無が回避したヒーローを狙う。紫那が鋼鉄の翼(シナプス・トーチャラー)で薙ぎ払いを受け止め、ホークスの羽根がヒーローを救い出しつつ脳無に反撃を仕掛ける。

 

 常人離れした膂力(りょりょく)や複数の“個性”を苦とする2人では無いが、前回の時(USJ襲撃時)の脳無とは勝手が違った。

 

「≪テスラ…チッ! ──Mr.Device…≪ジェットパック≫!!」

 

 電撃による攻撃を試みた紫那だったが、直前に脳無が身体をゴム質に変化させて防御したのを見て、距離を取る蹴りへ切り替えた。

 

 闇雲ではなく倒せる相手から狙い、お互いに連携を取るだけの頭脳に加え、この新型の脳無は1度見た攻撃を理解して的確に対応する高度な学習能力を有している。

 それだけでもかなり厄介なのだが、2体の間での情報共有能力も兼ね備えるらしく、片方に試した攻撃がそれ以降は有効打となり得ず、それが戦場を硬直させている。

 

 

 ──Mr.Deviceの強烈な風圧による土煙が晴れた時、微動だにしていない脳無がそこにいた。

 

「──ッ!? コイツ…!」

 

 前回は軽々しく吹き飛ばした紫那の技を、巨体の脳無はクロスした両腕で防御した。そして脳無は反撃だとばかりにゴウッと轟音と共に膝蹴りを放つ。

 紫那は鋼鉄の翼(シナプス・トーチャラー)を展開してそれをガードしたが、耐久性を上げたはずの翼はギシギシと軋み、紫那は耐えきれずに吹き飛ばされた。

 

 中空に弾き飛ばされた紫那を仕留めようと襲い掛かってきた翼付きの脳無を、ホークスの羽根が止めた。

 

 

「業腹で立腹でむかっ腹だわ。あいつら、この戦闘でかなり学んでるわよ」

「だろうね。雨覆(ザコ羽)じゃ足止めにしかならなくなってきたし、ガラス割ろうにも俺じゃパワーが足りん」

 

 事実、最初は地面に縫い付ける事が出来ていたホークスの羽根も、今では数秒で抜け出してしまう。また弱点であろう露出した脳みそは強化ガラスで覆われており、速度と操作性に優れるがパワーの低いホークスの羽根では、ガラスを貫通する事が出来なかった。

 そして有効打を決めれないのは、紫那も同じ。少し切羽詰まった様子で、紫那が呟く。

 

「“江向通り4-2-10の細道”…、緑谷クンから唐突に送られてきたこの住所。彼が無意味に送って来るとは思えないし、経緯は不明だけれど恐らくステインが出没した…!!」

 

 行方不明になった飯田も、兄を害された私怨からステインを探し、()()()()()()()()可能性を考えれば、そこにいるのかもしれない。

 

「ここのヒーロー達にはそっちに行ってもらったけど…、何にせよこっちを先にどうにかしなきゃね…!」

 

 飯田の職場体験先だったノーマルヒーロー“マニュアル”を初めとしたレスキューを得意とするヒーローには脳無による火災の消化に尽力してもらい、他のヒーローには送られてきた住所へと向かってもらっている。

 

 出来れば自身で手助けに行きたいが、ステインは一対多数を苦手とする事は判明している。何人ものヒーローが駆け付けたのなら、緑谷や飯田は助かるかもしれない。だが紫那の懸念はもう1つある。

 

「ここの他にもう1個所、線路沿いの住宅地に脳無の反応があるわ。さっさとこっちは片付けないとッ…!!」

「……いや、そっちは大丈夫だと思う」

「なにを言って…? ──ああなるほど。そう言えば、()()も保須市に来ていると言っていたわね」

 

 紫那が聞き返したのとほぼ同時に、紫那が観測していた脳無の出現地点で巨大な火炎が舞い上がった。あれ程の火力。間違いない、エンデヴァーである。

 

「あの人がいるなら向こうは問題ないでしょ。なら急いでこっちも終わらせなか。合わせてくれる? シーちゃん」

「……いいの? 多分学習されるわよ?」

「手ェ抜いて被害拡大なんてそれこそ許されないでしょ」

 

 紫那とホークス、実のところこの2人は、脳無を倒そうと思えば()()()()()()()()()。しかしこの脳無には、学習能力がある。そして紫那が脳無の製作者(KL-E-O)であれば、その情報はデータベースを通して()()()()()()()()()()

 

 推定ステインへのアシストとして脳無を使ったならば、量産体制は出来ていると仮定した方が無難だろう。

 以降もこの型の脳無が出現する可能性が高い以上、ここで手の内を見せすぎるのは愚策だと2人は判断していたが、時間を掛け過ぎた。故にホークスは多少学習されても手早く始末する方へとチェンジした。

 

 

「了解、貴方に合わせるわ。遅れないでよ!」

「当然!!」

 

 会話は数秒。先に飛び出した紫那が、宙を舞い無差別に暴れている翼の脳無を鋼鉄の翼(シナプス・トーチャラー)で叩き落とし、その隙を狙って殴りかかってきた巨体の脳無の拳を、鋼鉄化させた両腕でガードする。

 

(──2体が射程距離に入った! 今が好機ッ!!)

「喰らいなさい、──≪トータルハック≫!!」

 

 特殊な電波を放出してロボットをハッキングする≪トータルハック≫。この技にはKL-E-Oのプログラムを書き換える程の効力はない。だが、機械を数秒硬直させる程度の力はある。

 

「動きは止めたわ! やりなさいホークス!!」

「サンキューメカニスト!

──音波震度付与…≪風切太刀≫!!」

 

 《剛翼》を刀に変化させ、操作性の高さを最大限に利用して刀を超高速で振動させる事で切断力を上昇させたホークスの必殺技。

 予備動作を必要とする分威力は折り紙つきであり、ホークスの刀は容易く2体の脳無の強化ガラスを突き破り…、頭を切り飛ばした。

 

 

「ふぅ…」

「何とかなったわね…。この死体、解析したいわ。研究所に持って帰っても…」

「──報告にあったヴィランはここか!?」

「ん? ……おやぁ? 脳依じゃあないか。こんな所で奇偶だね」

 

 倒れて完全に動かなくなった事を確認して2人が残心を解いた時、炎を纏ったエンデヴァーとタキシードを連想させるコスチュームの物間が表れた。

 

「物間クン! 貴方そう言えば、エンデヴァーの事務所へ行ってたのね」

「おォっと、()()()()()()()()()。僕は《ファントムシーフ》だ」

幻影怪盗(ファントムシーフ)…? フフ…、貴方らしくて良い名前ね」

「だろう?」

「あースイマセンエンデヴァーさん、一足遅かったスね。こっちはもう済んでます」

「何ッ!?」

 

 ハハッと軽く言いながらも、硬くなっていたホークスの表情が綻んだ事に、紫那は気付いた。

 

「そっちにも脳丸出しのヴィランが出ませんでした?」

「フンッ! 既に現地のご老人ヒーローと協力して拘束を済ませてある。()()()()()なってしまったがな」

「ハハッ、流石!」

 

 軽口の様に言いながらも、ホークスが本気でそう思っている事を、紫那は知っている。公安に保護されていた幼少期にはエンデヴァーの人形を抱いて寝ていた程に、ホークスはエンデヴァーの熱心なファンなのだ。

 

 

「……ご老人ヒーロー?」

「ああ、黄色いコスチュームを着てて…確かグラントリノ、って名乗ってたよ」

「へぇ…?」

 

 グラントリノ…、前に聞いていた、緑谷の職場体験先である。嘘か本当か、オールマイトの師匠らしい。

 ネットで検索しても車種か大昔の映画しか出てこなかったので、かなりマイナーなヒーローなのは確かだ。

 

(──山梨の事務所へ行った筈の緑谷クンがこの街にいたのが不思議だったけれど…、一緒に来ていたのかしら?)

 その疑問はさておいて、紫那と物間は幾つか言葉を交わす。

 

 

「何? 飯田もいなくなったって?」

「ええ。その口ぶりだと轟クンも?」

「そうなんだよ! この街に着いた途端エンデヴァーに2、3言伝えていきなりね。まったく、職場体験で姿を消すなんて…、A組はどんな教育を受けているんだい?!」

 

 ホークスとエンデヴァーがH・N(ヒーローネットワーク)の内容を含めた機密性の高い情報交換を始めた事を察し、学生の2人は会話を聞かないようお互いの情報を共有する。

 

「よし! シーちゃん、()()()()()()の情報が入った。ヴィラン連合の介入があり得るし、俺たちはそっちへ援護に行くよ」

「ステインが…!?」

「ファントムシーフ!! 俺たちは相棒(サイドキック)と合流次第、ここに転がってる死骸を警察に引き渡す! 気を引き締めておけ!」

 

 同盟を組んだと思わしきステインと、KL-E-Oの作品だろう脳無。ヴィラン連合がどちらの奪還に動いたとしても、おかしくはない。

 雑居ビルの屋上など、ここを観測できるポイントをホークスの相棒(サイドキック)が捜索しているが、死柄木達を発見したとの報告は来ていない。

 

 緑谷や飯田の事も気になったが、それは現場に行けば分かる事である。ホークスと紫那は素早く移動を開始した。

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