脳依紫那は天才である   作:緑川翼

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実技試験・前

 

「うあっー! ……ウゥー!!」

「1: {\displaystyle {\frac {1+{\sqrt {5}}}{2…」

「の、脳依…。君は彼らに何をやったんだ…?」

「この1週間徐々におかしくなってたけど、まさかこんな事になるなんて…」

 

 変わり果てた上鳴と峰田にクラスメートがドン引きしている。上鳴は放電し過ぎた時と同じアホな骨格のまま焦点の合わない目でうめき、峰田は充血した眼をして震えながらひたすら何かを呟き続けている。

 

 どう見ても、自我の奪われた悲しき被害者である。

 

「上鳴…? あんた意識あんの──」

「うあァ! ウウゥッ!!」

「ヒッ!? ねぇちょっと脳依!! ホントにアンタ何やったの?! 怖いんだけど!!」

 

 軽く声をかけただけで吠えられた耳郎が涙目で紫那に詰め寄った。紫那は偉業を成し遂げたのだと、どや顔で口を開く。

 

「知識の転送(ダウンロード)実験よ。期末テストの範囲内全ての内容を、直接彼らの脳へ転送(ダウンロード)したの。今の彼らなら、全教科満点も夢じゃないわ。それが学生の夢なのでしょう?」

「いやでも…、こいつら、代わりに重大な何かを喪失してない?」

「そうかしら?」

 

 耳郎にそうツッコミをいれられ、紫那は被験者2人の瞳孔をライトで照らしたり脈を測ったりと診察する。

 

「脳の異常活性化による感覚過敏とストレス性高体温症を発症しているけれど…、まァ許容と推測と理解の範囲内ね」

「ええ…」

「結構な量の知識を無理やり脳内に詰め込んだもの。この程度で済んでいるなら、僥倖なものでしょう?」

 

 あっけらかんと言い放った紫那に、そう言えば脳依は友達だがマッドサイエンティストだったなと、耳郎は思い出してため息をつく。

 

「別に何だって良いけどさ…、元に戻せるの? こいつら」

「一種の催眠状態だから、脳に強い衝撃を与えれば戻るはずよ。……理論上は」

「いや理論上って」

「──おはよう」

 

 そう会話している内に、寝袋姿の相澤先生が教室に入ってきた。HRの時間である。相澤先生は様子のおかしい上鳴と峰田に眉をひそめたが、傍にいる紫那の表情を一目見て状況を察したらしい。

 

 

「……演習試験までには戻しておけよ」

「ええ、もちろん」

 

 やはり相澤先生は理解力のある良い教師だ。

 

 

 

 

 ──バチンッと鈍く痛そうな音が、筆記テストが終わり気の緩んだ教室に響いた。

 

  テストが終わったので、被験者2人を元に戻すのだ。テスト中も軽く観察していたが、無言でひたすらペンを動かしていた。高得点は取れているだろう。

 ……ちなみに、紫那が八百万に押し付けた芦戸はテスト終了と同時に八百万に抱き付いていた。解釈には割れる所だ。

 

「イテェ!? えっ、ナニ?!」

「アガガガ…、オイラのデコが…」

「おっ、正気に戻った」

 

 改造された身体能力をフルに発揮した紫那のデコピンは、催眠状態の2人の目を覚まさせるには充分な威力だった。

 

 上鳴のアホになっていた骨格は元の形へ戻り、峰田の目には理性の光が宿った。2人は何が起こったのか把握出来ずに頭の痛みで悶えている。

 

 折角ならもう少し手術後の経過観察を行いたかったが、それをクラスメイトで試すほど紫那はマッドではない。

 

「……あれ!? 今日って筆記テストの実施日じゃん!? いつの間に終わった?!」

「ウゥ…、この1週間の記憶がねぇ…。オイラと脳依の蜜月は?!」

「元から無いわよ、そんな気色と気分と気味の悪い物」

 

 紫那はしばらく観察していたが、2人とも日常の言動に戻っている。多少記憶が混濁している様子だが、別状はないだろう。

 

 状況を飲み込めず混乱する上鳴と一刀両断に吐き捨てられて血涙を流す峰田を見ながら、紫那は鞄から2人にサインさせた契約書を取り出した。そしてそれを破り捨て、指から放出した紫電でバラバラになった紙を跡形もなく焼き尽くしながら、言う。

 

「この紙ッペラに書いた契約通り、私は貴方達が高得点を取れるよう()()()()()()()わ。これに懲りたら、ヒーローになろうって人間が内容も見ずにサインしちゃ駄目よ?」

「う~ぅんと、良く分かんねえんだけど…ありがとうな?」

「オイラの桃源郷は…、理想郷は…!! 全部夢だったってのか…!!」

 

 いまいち紫那の言葉を理解出来ているか微妙な様子の2人だが、紫那に何かされた事は分かったらしい。だが2人は騙した紫那を罵倒する事なく、むしろ教えてくれてありがとうとばかりに感謝の念すら見せている。

 

 やはりヒーローの卵なんだなと感心しながら、紫那は比較的柔らかく笑う。

 

「この前の仕返し代わりに少し痛い目に遭ってもらったけど…、私は貴方達の事も嫌いじゃないわ。これからも仲良くしてくれるかしら?」

「脳依…」

 

 紫那の本心に、上鳴と峰田は目を見開いた。紫那が己の心情を素直に語る事は、滅多にない。

 

「オイラも友達だと思ってるぞーー!!」

「メッチャ仲良いもんな!! そだカラオケ行かねカラオケ!!」

 

 2人は恥ずかしそうにはにかむ紫那に感極まる様子で言葉を返した。紫那が女子でなければ抱きついていただろう。

 

 

 紫那は綺麗に笑って、言う。

 

「私としても、新しい実験動ぶ(モルモッ)…、もとい良いお友達がいると心強いわ」

「……え、今明らかに実験動物って言おうと──…」

「ああ、そろそろHRが始まるわ。そろそろお開きにしないと」

「えっ──…、」

「えええぇぇっ!!?」

 

 教室に上鳴と峰田の叫び声が響く。

 

 話にオチを着けるつもりはなかったが、まぁ女子友達や緑谷達(観察候補)とも違う気安く対応できる友達も良いだろうと、紫那は思う。

 

 2人の絶叫は、教室に入ってきた相澤先生に睨まれるまで続いた。

 

 

 

 

──演習試験当日

 

 

「それじゃあ演習試験を始めていく。この試験でももちろん赤点はある。林間合宿に行きたきゃみっともねぇヘマはするなよ」

 

 ヒーローコスチュームを着たA組の前でそう言ったのは相澤先生である。その周りには、スナイプやパワーローダーなど、何故か他学年の教師でもあるヒーロー達も立っていた。

 

「先生多いな…?」

「5…6…、8人?」

「いや、9人ね。相澤先生の束縛布の中に、誰かいるわ」

 

 耳郎と葉隠の呟きに隣に立つ紫那が返した。

 

 紫那の瞳は熱を感知する。それが無くとも、注意深く観察すれば束縛布が変に膨らみ()()がはみ出ているのが確認できる。

 

「尻尾って…、もしかして…」

 

 束縛布に隠れられるサイズで尻尾を持つ先生は1人しかいない。嫌な予感に、耳郎が頬を引き攣らせる。

 

「諸君なら事前に情報を仕入れて、何をするか薄々分かってるとは思うが…」

「入試みてぇなロボ無双だろ!!」

「花火! カレー! 肝試しーー!!」

「──残念!! 諸事情あって今回から内容を変更しちゃうのさ!」

 

 対人戦を苦手とする上鳴と芦戸が意気揚々とはしゃいでいたが、紫那の予想通り束縛布の中に隠れていた根津校長が不穏な事を言いながら飛び出してきた事で、凍り付いた。

 

 そんな2人に構う事なく、根津校長は詳細を語る。

 

「これからは対人戦闘・活動を見据えた、より実戦に近い教えを重視するのさ! というわけで…、諸君にはこれから二人一組(チームアップ )でここにいる教師1人と戦闘を行ってもらう!」

 

 言葉を引き継いだ相澤先生が、生徒2人と担当する教師の組み合わせは能力や親密度を考慮の上で既に決まっていると説明した。

 

「ます轟と八百万がチームで…、相手は俺だ。そして…」

 

 相澤先生が次々にペアと相手の教師を発表する。やたらと嫌われている爆豪と組まされた挙げ句神聖視すらしているオールマイトと戦わされる緑谷には若干の同情すら紫那は抱いたが、彼ならきっと何とかするだろう。

 

「……なるほど?」

 

 相澤先生の発表を聴いていた紫那は静かに納得する。

 

 発表される組み合わせから考えるに、“個性”の持続時間に難のある切島・砂藤ペアに一方的な束縛が可能なセメントス先生が当てられたり、近距離からの奇襲に弱い()()()()()ペアの対戦相手が神出鬼没の白兵戦を得意とするエクトプラズム先生だったりと、どうやら生徒の弱点や問題点を浮き彫りにするのが目的らしい

 

 

 ならば紫那のタッグと相手は──…

 

「脳依と蛙吹がチーム」

「へぇ、なるほど?」

「ケロ」

「で、相手は──…ブラドキングだ」

「うむッ!!」

 

 強く相槌を打ち前に出てきたのは、明らかに他の教師以上に気合いの入った1年B組の担任、“ブラッドヒーロー”ブラドキングであった。

 

「真っ向勝負だ!! 正々堂々叩き潰してやろう!!」

「……なるほど?」

 

 大きな弱点の無い紫那・蛙吹チームに対して、それを正面から相手取れるブラドキングが相手をする。

 

 どうにも私怨の混じっているように思える気炎を吐くブラドキングと感情を読み取れない表情の蛙吹を見ながら、紫那は何度目かの納得を呟いた。

 

 

 

 

 場所は代わり、広大な雄英高校の敷地内に設けられた人工の森林ゾーン。そこが、紫那と蛙吹の試験会場だった。

 

 

「──行きなさい、ED-Es(エディーズ)!!」

 

 森林ゾーンの面積はかなり広い上に、地面の高低差はそれなりに大きく木々が乱立しているため視界は悪い。

 

 探知系の“個性”ではないブラドキング先生が出口である指定ゲートの前で待ち構えているだろうと考えるのが妥当だが、紫那は蛙吹と相談した上で、時間の浪費を前提にED-Eによる偵察を敢行した。

 

 

 今回の実技試験の勝利条件は『ヴィラン役の教師にハンドカスフを掛ける』か『生徒の片方がステージから脱出する』こと。加えて教師は体重の半分の重量の重りをハンデとして装着している。

 戦闘を視野に入れさせつつ逃走を容易にさせる為の処置だが、紫那の予想が正しければ、ブラドキングとの戦闘を回避してこの試験をクリアするのは難しいだろう。

 

「蛙吹サン貴女…、ブラドキングの“個性”…《操血》がどんな能力なのか知ってる?」

 

 基本的に人は名字で呼ぶ紫那は、蛙吹に「梅雨ちゃんと呼んで」と言われて尚、名字呼びを断固貫いている。

 

 下の名前で呼ぶのが気恥ずかしいとかいう理由では、断じてない。

 

 ちょっと物寂しそうな表情をしながらも、蛙吹は紫那の質問に答える。

 

「その名の通り、自身の血液を操作する“個性”のはずよ。以前見た資料映像だと、血液を剣や鉤爪(かぎつめ)にして戦っていたわ」

「……そうよね。私の知識と相違ないわ」

 

 ──紫那は自分と蛙吹が組まされた理由を、()()()()()()()にあると予想していた。

 

 “蛙っぽいこと”なら何でも出来る蛙吹は長い舌による束縛や高い脚力による蹴りを得意とするがその分パワーは控えめであり、紫那もそのオールマイティさとは裏腹に攻撃力が高いとは言いがたい。

 ≪変異新人類(スーパーミュータント)≫を使用するのであればオールマイト40%分の力を持てるが、まさかヒーローが木々を薙ぎ倒しながらヴィラン退治をする訳にはいかないだろう。

 

 そう考えれば、強靭な体躯から繰り出される強大なパワーと状況や間合いに応じて瞬時に武器種を変更できる応用性の高さを誇るブラドキングは紫那達の相手として適切なのかもしれない。

 

 だがそれでも、戦場として森林ゾーンが選ばれた理由が分からない。紫那による必要以上の破壊を咎めるのが目的としても、雄英にあるゴーストタウンゾーンの方が適しているはずだ。

 

 

 ──まだ何か、紫那の気付いていない意図があるはずだ。

 

 しかしそう警戒しながら2人はゆっくりと草木の間の道を進んでいたが、いまだ異変はない。森林ゾーンが選ばれたのは他グループとの兼ね合いか何かの問題で、紫那の杞憂だったのかもしれない。

 

「25メートル四方にブラドキングの気配はないわ。少しペースを上げましょ──…!!? 伏せて、蛙吹サン!!」

 

 ───グギ、ギャン!!

 

「ほう…。堪えたか」

「──…!? ブラドキング!!」

 

 突如何かを察した紫那が警告した直後、木の上からブラドキングが降ってきた。ブラドキングは落下と共にスピードを利用した踵落としを放ったが、紫那は両腕をクロスし鋼鉄化させる事でその攻撃を耐えた。

 

 初擊に失敗したブラドキングは素早く2人から距離を取り、籠手から武器となる血を放出する。赤く染まり蒸気を巻き起こすその身体からは、隙を見出すことが出来ない。

 

「今ので片方潰すつもりだったんだが、俺に気付いていたな?」

「以前…、似たような攻撃をされた事があるの…。プロヒーローが私の眼(ED-Es)を掻い潜る可能性くらい、考慮しているわ…!!」

 

 思い出すのは雄英高校に入学して最初に行った対人戦闘訓練で、まだ自身の万能性を疑っていなかった紫那が爆豪に奇襲を喰らった時の事。同じ失敗をする紫那ではない。

 

 紫那がブラドキングの気を引いている内にブラドキングの背後に回った蛙吹の攻撃を、紫那が目で制した。何故と訝しむ蛙吹に紫那が攻撃を喰らった両腕を見せれば、蛙水は信じられないと目を大きくした。

 

「──…!! 脳依ちゃん、腕が…!?」

「……ええ、たったの一撃でこうなったわ」

 

 ──紫那の両腕は、鋼鉄化したまま()()()()()

 

 尾白や砂藤を思わせるほどの、巨体だからでは説明のつかない鉄板を破壊する攻撃力。絶対に“個性”が絡んでいる。膠着を続けたまま、紫那はブラドキングを観察する。

 

 

「……なるほど。体内での()()()()()()()を操作する事で、身体能力を上昇させているのね…! なんて繊細な“個性”操作!!」

 

 紫那の瞳は僅か数秒で謎を解いた。《血操》の効果は体内にまで及び、ブラドキングは血液の流れを心臓が破裂しかねないスピードまで上げる事で、身体能力を2倍から3倍まで引き上げているのだ。

 

 血圧を上げている証拠に、ブラドキングの肌は赤く染まり、蒸気を放つほどまで体温が跳ね上がっている。

 

 ──体温の急激な上昇や心拍数の増加は身体に大きく負荷を掛ける。

 

 ならは、この技を使用することによるスタミナの消耗はかなり激しいはずだ。であれば、全力で時間稼ぎに徹すれば蛙水がゴールするだけの時間を稼げる。

 

 そう考える紫那の思考を嘲笑う様に、ニヤニヤと笑うブラドキングが口を開く。

 

「お前らは俺の身体能力の秘密探しに躍起になっている様だが……、もうちっと周囲に目を向けた方が良いんじゃあないか?」

「何を──…、ハッ!!?」

 

 ブラドキングに指摘されて初めて、紫那と蛙吹は2人を囲う周囲の木々に絡まる様に()()()()が通っている事に気が付いた。

 ブラドキングの足を起点にした血液の糸は、細く静かに、しかし念入りに2人の周囲に張り巡らされていた。

 

「これは…、糸じゃあない!! ()()()()()()()()()()()()!!」

「まるで血液で作られた糸ノコね…。この速度の回転じゃ、熱したナイフでバターを切るほど容易く肉体を切り裂くわよ…!!」

「分かったか? この≪血線≫の結界を切り抜けるには、もはや俺を倒す以外の方法がない事に!!」

 

 ブラドキングの言葉は正しく、血線(血液糸ノコ)の張り巡らされた森を負傷なく通り抜けるルートは見つからなかった。

 紫那なら肉体を切断されても再生できるが、これは実技試験だ。負傷前提の作戦が良い方法とは、紫那には思えない 。

 

 

 ここでブラドキングを倒すしか、実技試験を合格する方法は残されてないのだ。

 

「状況は理解できた様だな。ならば戦いの前に俺の“個性(操血)”についてもう少し教えてやる」

 

 余裕の表情でありながら決して2人から視線を離すことなく、ブラドキングは口を開いた。

 

「俺の“個性(操血)”は元来、流血を操る程度の弱個性だった。しかし個性訓練を続けた結果、操作範囲は体内にまで及び、血液を極小の糸に出来るまで操作性は向上した! そして…!!」

 

 ボッと、ブラドキングの籠手から放出されていた血液の、音が変わった。

 

「俺は血液の()()()()()()()()()()()()!! 俺は最大500℃の沸騰血を放出できる!!」

「──…!? 500℃といえば、紙や木が燃える温度よ…!」

「ッ!! しまった!!」

 

 今この森には、ブラドキングの()()()が張り巡らされている。紫那と蛙水は同時に突撃したが、ブラドキングは一歩速かった。

 

 

「遅いわ! ──≪熱血≫!!」

「クッ…!!」

「ケロ…」

 

 瞬く間に沸騰した血液が森中にばら撒かれ、草木が発火した。その中央に立つブラドキングは2人を挑発するように笑う。

 

「さァこの燃え盛る炎の中で、いつまで戦えるか……なァーーッ!?」

 

 煙草の先端の温度は700℃以上あり、それに比べればこの温度ら低いように感じられるが、煙草と≪熱血≫では有している()()がまったく違う。

フライを揚げる油の温度が大体170℃だと言えば、≪熱血≫の恐ろしさが伝わるだろうか。

 

「 これは…、少し不味い状況かもしれないわね…!!」

 

 呼吸をするのも苦しい業火に囲まれながら、紫那は熱さとは別の原因で冷や汗を流した。




技解説
血闘(けっとう)
・血液の流れるスピードを上昇させる事で身体能力を2倍から3倍まで上昇させる。
・体力の消耗が激しく長時間使用する事は出来ない。
血線(けっせん)
・血を細い刃の付いた糸の様な形状で放出し、それを高速回転させる事で切断する。
熱血(ねっけつ)
・血液の温度を500℃まで上昇させる。この状態でも操作は可能。
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